親はなぜ自分と他の子供と比べてしまう?その7つの原因と改善法

親はなぜ自分の子供と他の子供を比べてしまうのか

どうしても自分の子供と他の子供とを比べてしまう・・・子供に悪影響だろうし、親としてやめる方法はないの?

こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津@yazusui)です。

弥津
弥津

その気はなくても、ついつい他の子供を引き合いに出してしまうことってありますよね。

自分の子供と他の子供を比べないために何が必要か考えてみましょう。

親の心をコントロールしないことには、子供への圧力は変わらないままということですね。

親はなぜ自分の子供を他の子供と比べてしまうのか

自分の子供を他の子供と比べる言動をしてしまう親の一番の原因は『親本人の中にあるさまざまな欲』だと考えます。

また、その欲が満たされないことへの『不安』、『不満』。

他者がどうあるとか視界に入ってこなければいいのですが、そうはいかないのが世の常。


自分の方が優位だとマウントを取ろうとする親がいたりで、他者から嫌でも影響を受けてしまいます。

自分の子供と他の子供を比べたところで本来、効果は逆に行くばかりでメリットは少ない。


それでも親としては比べてしまうのはなぜなのでしょうか?

自分の子供を他の子供と比べてしまうその原因となる心理7つ

親が自分の子供を他の子供と比べてしまう原因となる心理を私なりに考えてみました。

  1. 家柄の意識が強すぎるから
  2. 出来の悪い子供の親だと恥ずかしいという思いがあるから
  3. 自分の悪い経験に取り憑かれているから
  4. 自分の生まれた意義を子供に見出したいから
  5. なりたかった自分を子供で実現しようと躍起になっているから
  6. 他の子供と比べられながら育ったから
  7. 親が劣等感の塊で誰かにマウントをとりたいと欲しているから

みなさんで思いあたるものはありませんか?

①家柄の意識が強すぎるから

他者を気にする要因に、家柄に過剰な意識を持つことが挙げられます。

たとえば、自分の家系が由緒正しいとして、他の人には負けられないという勝手な対抗心。

また、その逆もありますよね。


裕福な家庭への嫉妬心から親がある特定の家族に対抗心を燃やすことも。

②出来の悪い子供の親だと恥ずかしいという思いがあるから

自分の子供の評価が悪いと親自身も低評価になると思うケースもあるでしょう。

自分の価値を上げるために子供に優秀な成績などの高評価を求めます。

それがゆえに、成績の良い他の子供を上回れとばかりに比較してしまうのです。

③自分の悪い経験に取り憑かれているから

親に勉強やスポーツでの失敗経験があると、同じ失敗をさせたくないあまりに指示・指導的になることがあります。

しかし、親の経験談を話したところで子供はピンとくるものではありません。

そうなると、子供の友達や身近な出来の良い人を例に出して、「あんな人になるべきだ」と比べてしまいます。

大きなパイナップルと小さなパイナップルを比べる

④自分の生まれた意義を子供に見出したいから

親のなかには、歳を重ねて自分の生きている意義を考える人がいます。

実は私がそうです。


自分はいったい何のために生まれて生きているのか。

そう考えてみても、自分の成果に納得いかない場合、たいがいは子供に夢を託しますよね。


子供に自分の満足を求め、「この子を世に送り出すために自分は生きてきたんだ」と思いたいのです。

そのため、他の子供と比べてでも発破をかけて立派な人間になるように要求します。

⑤なりたかった自分を子供で実現しようと躍起になっているから

前述のように、自分がはたせなかった夢の実現を自分の子供に託そうとする親の心理ってありますよね。

たとえば、自分が行きたかった大学に子供には行って欲しい、あるいはスポーツで全国大会、オリンピックに出て欲しいなんて人も。

親は自分の理想通りの実力を持つ他の子供と自分の子供を比べるようになると考えられます。

⑥他の子供と比べられながら育ったから

親の育て方は良くも悪くもその子にも受け継がれます。


優しく育てられれば優しく育てる方法が身につく。

ぎゃくに、暴力的に育てられれば暴力を押さえつける方法を学ぶ。


他者と比べる癖も同じ。

親から比較、非難されて育った人は、無意識に他者を自分の子供を比べるようになってしまいます。

⑦親が劣等感の塊で誰かにマウントをとりたいと欲しているから

親が劣等感の塊で、誰かれ構わずにマウントを取ろうとする癖がある場合、その矛先は子供にも向いてしまいます。

自分にひれ伏すようにと押さえつけるために、優秀な他の子供を引き合いに出すのです。


自分の子供を使ってストレス発散しているだけ。

もっとも悪質なケースです。

天秤にかけられた重い物と軽い物

他の子供と比べてしまう心理の改善法とは

他の子供と比べてしまう心理などの原因が分かったところで、その改善法はどうすればいいのかを考えましょう。

今の自分に自信過剰だったり、劣等感の塊だったりで、親の心のバランスが平衡でないことが問題だと考えられますよね。

親はさまざまな欲や不安で足元がぐらつき、その恐怖やストレスを解消するために子供に刃を向けているのです。

まずは親本人が自分の心の不安定さを意識するようにしましょう。

そして、ときには子供に自分の価値観を押し付けて不安やストレスを解消するために「他の子供」を利用しているのではないかと自らを疑ってみる。

重要なことは、上記の『他の子供と比べてしまう原因となる心理』を頭に入れておくことです。

人を責めてしまうときって、基本的に

親は悪くない!!

子供側に問題があるからだ!!

こんな感じで、自分の問題だと認識しないんですよね。

そこでPOINTはこちらです。

子供側に原因はなし!親の心理に全ての原因があると理解しよう!

自分の子供の能力を信じて、そして成長速度も個人差があると考え、余裕を持って接していきたいですね。

子供に叱咤激励するのは親の仕事なのかもしれませんが、それが他者との差別に結びつくと良くありません。


親としては、他者どうこうではなくて『お前の能力を信じてる』の一言くらいで充分なのかも。

そう考えた私なのでした。


それでは。
以上、弥津でした。