こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
このように、成功を勝ち得たいと思っても、何を心がければいいよか分からない方、いるのではないでしょうか。
地味で苦しい『基本』習得の繰り返しが出来れば、誰でも成功に近づけます。
社会福祉士業務の中で、成功した方、そうでない方の違いを感じた経験を持つ私が、今回はこの疑問にお答えします。
なぜ成功する人は少なく、上手くいかない人が大多数になるのか。
それは、単純に『地味なことをどれだけ我慢して身につける努力が出来るのか』なのかも。
成功者になる秘訣は「地道な基本の積み重ね」
結論、地味で面白くない基本習得を根気強く出来れば、誰でも成功できます!
成功者に至る為の秘訣について、このような記事をみつけました。
多くのビジネス上の成功者と言われる人を実際に見ていると、確かに「特殊なこと」「奇抜なこと」をしているわけではなく、「普通のこと」をしっかりと着実に、長期にわたってやり遂げた人が多いような気がします。
引用:大人んサー
私もそう思っていましたが、「世にいる成功者は、到底凡人ではできないようなことを、はじめからやってのける才能があるから成功する」と勘違いしがちですよね。
しかし、よく考えてみると、身近にいる『出来る人』は、決して特殊能力を持っている人ではないです。
まさに、『基本の全てを知っている人』。
そう考えると、いかに私たちが基本の取りこぼしをしているのかが、よく分かります。
ようするに、「早く一人前になりたい」、「すぐに誰からも尊敬される人になりたい」と焦ると基本を身につける視点がおろそかになる。
何でも焦ると、身につけるべきものを身につけずに先に進んでしまいますもんね。
と言うことは、成功者になる秘訣は、結局のところ「地道な基本の積み重ね」が出来る人となるわけです。
「基本」とは何か
それでは、『基本』とは何でしょうか?
ググれば、様々な答えが出てきますが、ここでは私なりの『基本』についての考えでご説明します。
誰でも最初は師から教えをもらうと思いますが、その教えを得たやり方を、私は『基本』と考えています。
基本を網羅したら自分なりのやり方を思いつくかと思いますが、それは応用。
その応用は他者に伝授すれば、他者にとっては基本となる。
そうやって進化した基本が伝承されつづけるのではないでしょうか。
基本もバージョンアップされるのです。
だからこそ、基本は反復して無意識に行えるまで続ける必要のある大切なもの。
どんな世界でも、基本知らずに偉そうなことは語れないですよね。
そうなると、師から得た基本とは成功の近道となる方法と言えます。
これは、完璧に自分のものにしないといけませんよね。
基本の積み重ねで成功に近づく6つの理由
では、『基本の積み重ねが成功に必要な5つの理由』を紹介していきます。
- そもそも続けることは難しいから
- 正しい努力を積み重ねられるから
- 目標を持って取り組めるから
- 責任を持つ意識が身につくから
- その都度達成感を得られるから
- ミスが減るから
以下に順を追ってお話ししていきますね。
①そもそも続けることは難しいから
人間は、そもそも飽きやすい生き物。
欲がある分、すぐに結果を求めたり。
結果が出ないと、すぐに諦めますよね。
成功を強く追い求め過ぎると、成果が出るまでの長い道のりを耐えられない。
期待どおりに行かないと、短期間でやめてしまう人、私だけではないのでは?
基本を身につける段階で成果を期待するからこそ、挫折してしまいます。
基本習得の段階で、いきなりプロになることはないですからね。
それゆえに、成果を急がずに基本を根気強く習得することが大切なのです。
②正しい努力を積み重ねられるから
成功できない人の特徴として、自分勝手に間違った努力をしてしまうことがあげられます。
ようするに、基本を知らないまま独自の考えて鍛錬を続けるということ。
私は高校当時、部活に指導者がいなかった為、独自の考えて練習していました。
とにかく、休んではいけない。
毎日走れば速くなると思い込み、朝夕夜と練習していました。
結果は体を酷使しすぎで故障。高校3年はろくな成績が出ずに終わりました。
ようは、練習の基本的な考え方、やり方をまったく理解していなかったせい。
正しい努力の仕方が分からなかったのです。
基本を身につける姿勢があれば、このような間違った努力で自分をダメにすることもない。
徹底した基本の習得があってこその応用。
基本を知れば、暴走して自分自身を崩すこともなくなります。
③目標を持って取り組めるから
基本を積み上げる努力が出来るという事は、目標が明確になっている事と同じ。
目標がたっているからこそ、単純で面白くない基本を反復して取り組めるのです。
挫折してしまう人は、目標があやふやで強い信念を持っていません。
そのため、基本をおろそかにし、華々しい成果を早期に求める傾向があります。
基本をコツコツと積み重ねられる人は、目標がはっきりとしており、ブレにくい。
ブレないからこそ、成功までまっすぐに進む才能があると言えます。
④責任を持つ意識が身につくから
基本について指導を得て、それを地道に取り組むことで、責任を取る意識が身につきます。
なぜなら、指導を受けたからには会得する義務があると意識するようになるからです。
我流なら中途挫折しても誰に対しても責任を取る必要はありませんよね。
ただ、基本を伝授されたとなれば、教えてもらった相手への敬意を示す意味でも、自分のものにする責任を感じませんか?
その責任感が、成功者となる人に大切な要素。
努力することを自分の責任として取り組む習慣がつけば、諦めずまっすぐに進むことが自然と出来るのではないでしょうか。
⑤その都度達成感を得られるから
基本習得の積み重ねを行うたびに、達成感がありますよね。
達成感を数多く体験すれば、徐々に基本への取り組みが楽しみとなります。
スキルを獲得する喜びと、成長の実感で、地道な鍛錬への抵抗が薄らいできます。
練習を重ねて出来るようになったら嬉しくて、他にも色々なことに挑戦したくなりますよね。
まずは簡単な基本を獲得する喜びを経験。
その積み重ねで自信をつけていく。
その自信が成功まで突き進む原動力となります。
⑥ミスが減るから
基本の積み重ねの最も大きな効果は、ミスが減ること。
一流の域に到達した人たちは、単純なミスで信頼を失うことはほとんどないですよね。
それは、基本を意識せずとも実行できるに至っているから。
どんな仕事でも、尊敬できる実力を発揮できる人は、基本的な知識やスキルを忘れず、即座に活用する引き出し能力に優れています。
成功者と言われる人たちは、ミスを最小限に出来る。
基本がなければ、初歩的なミスを繰り返し、停滞したまま。
その一方で、基本が身についているからこそ、前進できると言えますね。
偉人の言葉から分かる
このようなことから、基本を大切にすることが、自分の目指す成功の域に近づく秘訣だと分ってきましたね。
かの有名なイチローさんは以下のような言葉で、基本の大切さを話されています。
【イチロー】
引用:TABI LABO
「いま、小さなことを多く積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道なんだなというふうに感じています」
例えば、野球で言えばキャッチボールが完璧に出来るようになるため、投げる基本動作、取る基本動作をひとつひとつ地道に習得していくということでしょうか。
スポーツだけでなく、仕事、対人関係など、どんな分野でも基本は存在しますよね。
そういえば、私が介護士当時に研修で出会ったスーパーケアワーカーがいましたが、彼は「そんなに難しいことをしている意識はない」と言ってましたっけ。
ようするに、出来ないのは基本が身に付いていないから。
出来ない、先に進めないとイライラしたら、自分には基本がないと考えれば、突破のヒントを得られるかもしれませんね。
【まとめ】
今回は、『成功者になる秘訣!基本の積み重ねで成功に近づく6つの理由』を紹介しました。
成果の出せる成功者になるのは、基本を完全にマスターする必要あり。
自分が行き詰まったと感じたら、基本の何かが足りないのではと考え、振り返ってみる。
成功の近道は、基本をひとつひとつマスターすること。
私も仕事やブログで行き詰まった感があるのは、基本で欠けている部分があるからかも。
どんな基本が欠けているのか、考えてみたいと思います。
以上。
弥津でした。