危ない!自転車乗ってイヤホン、スマホの使用がダメな理由

2019年4月20日

こんにちは。イヤホンを長くつけることが苦手な弥津です。

イヤホンと言えば、最近自転車の運転をしながら両耳にイヤホン、またはスマホって人、多く目にしませんか?
今回は、自転車乗りながらのイヤホン、スマホの使用は運転者の過失になるのでダメという話題です。

私が以前から気になっている、両耳にイヤホンつけて自転車を走らせている、またはスマホ操作しながら前を一切見ずに自転車をこぎ続ける姿。


事故するのが本人だけなら自業自得ですが、殆どの場合、関係ない人を巻き込むような事故の原因をなってしまいます。


「イヤホン自転車」、「スマホ自転車」は自分の事しか考えていないマナー違反行為である事と同時に、『過失行為』である事を理解しましょう。


まずは、イヤホン自転車にぶつけられそうになった私の経験をお話します。

イヤホン自転車と事故しかけた私の経験

朝、夕方の通勤、通学時間はイヤホン自転車とスマホ自転車のメッカですね。

まったく車の存在に気付いていないと思われる動きをするイヤホン自転車が多い!


下り坂をノンブレーキで、イヤホンしながら直滑降・・・中にはスマホ見ながら下り坂を走る不届き者も!


私も2018年の夏頃ですが、イヤホン自転車の若者からぶつけられそうになった経験があるんです。


イヤホンの音楽で注意力がなくなっていると思われる若者は後ろを見ることもなく、そのまま反対方向の路肩に横スライド・・・。


そして、私の車の目の前に!!!


急ブレーキ&とっさのクラクション。

まさに間一髪・・・自転車との距離、約1メートルほどで停まりました。

クラクション音でようやく何事かに気付いた、イヤホン自転車の若者。

後ろを振り向いて、私の車が目の前にいるので非常に驚いた顔していたのを今でも覚えています。


若者はその場から逃げ去る様子もなかったので、車を降りて本当にぶつかっていないか、怪我はないかの確認をしました。


そして、その彼にイヤホンで音楽を聞きながらの自転車走行で注意力はどうだったのかを尋ねると「周りの音が聞こえなくて、車が来ているという意識がなかったです。

「すみませんでした」と、自分の不注意を認めてくれました。


外に出ている時は、徒歩だろうが、自転車だろうが「周囲の音」はとても重要な情報です。


視覚がしっかりしていれば判断できる誤解している人が多いでしょうが、「耳の情報」を失った時の判断力の欠如はかなりのものです。

ながら運転が危険なのは基本中の基本ですね。

イヤホン・スマホ自転車と道交法

そもそもイヤホンやスマホをしながら自転車を運転することは「違反」なのでしょうか。

道路交通法(道交法)ではどうなっているのかを見ていきましょう。

自転車運転者に求められる「危険行為」とは

2015年に道路交通法が改正され、自転車運転への取り締まりが強化されています。
これ、知らない人多いでしょうね。

以下の記事をご覧ください。

危険な自転車運転を取り締まるため、2015年6月1日に道路交通法が改正されました。新しいルールでは、14歳以上の運転者が、『14種類の危険行為』について、3年間のうちに2回摘発されると、3時間の講習を受けなければいけないことになっています。

引用:自転車でイヤホン走行は法律違反?知っておきたい自転車のルール

このように、3年のうちに2回「摘発」されると講習となります。

これに従わなかった場合は5万円の罰金!!


では、自転車の運転者に求められる『14種類の危険行為って何でしょう。
その14類型は以下の通りです。

【自転車の危険行為14類型】

①信号無視
②通行禁止違反
③歩行者用道路における車両の義務違反(徐行違反)
④通行区分違反
⑤路側帯通行時の歩行者の通行妨害
⑥遮断踏切立ち入り
⑦交差点安全進行義務違反等
⑧交差点優先者妨害等
⑨環状交差点安全進行義務違反等
⑩指定場所一時不停止等
⑪歩道通行時の通行方法違反
⑫制動装置(ブレーキ)不良自転車運転
⑬酒酔い運転
安全運転義務違反

引用:自転車ルールのサイト 危険行為【14類型】

「信号無視」や「通行禁止違反」、「一時停止違反」、「酒酔い運転」など自家用車やバイクと同じ、当たり前の交通ルールが適用されます。


でも、「あれ?イヤホン、スマホの使用しての運転って項目ないじゃないか?」って思いますよね。


しかし!!
ここで肝心なのが最後の⑭にある「安全運転義務違反」という項目です。


次に、イヤホン自転車、スマホ自転車と安全運転義務違反との関係についてご説明します。

イヤホン、スマホ自転車は「安全運転義務違反」

実のところ・・・以下の引用にあるように、道路交通法には明確にイヤホンの使用を禁止する文言はないのです。

改正道路交通法ではイヤホンの使用を明確に禁止しているわけではありません。そのため、イヤホンを使用すること自体が法律違反となるわけではありません。

引用:自転車でイヤホン走行は法律違反?知っておきたい自転車のルール

ですが、「それなら、これからもイヤホンつけて自転車乗ってもいいんだな」なんて事にはならないので注意!

このような解釈もあるからです。

危険行為の中には、「イヤホンの使用」を具体的に禁止した表記はありませんが、「イヤホンで大音量の音楽を聞いていたことが原因で、車に気づかず接触事故が起きた」という場合は「安全運転義務違反」とみなされる可能性があるので注意が必要です。

引用:自転車でイヤホン走行は法律違反?知っておきたい自転車のルール

イヤホンの音楽が原因で、周囲の状況が分からずに事故を起こせば、安全運転義務違反が適用され、自転車側の『過失』となる可能性が大いにあるのです。


道交法に明確な禁止項目がなくても、広い意味でみれば「違反行為」と言えますね。

条例で禁止している都道府県がある

国が定めた法律になければ、問題なしかと言えば違うというお話をもうひとつ。

国の法律とは別に、都道府県が定める法規『条例』の存在をご存知でしょうか?

この「条例」は国の法律と共に、従わなければならないルールです。

これに条例違反を犯すと、逮捕される事もあるので軽視してはいけません。


条例で、明確にイヤホン自転車を禁止している都道府県があります。

国の法律「道交法」では明記がなくても、条例で禁止されている場合もあるので、違反を犯すと検挙対象となるので注意しましょう。

東京都道路交通規則では、イヤホンを使用して安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転してはならないと定めています。これは自動車やバイクだけでなく、自転車も同じです。

引用:無接触でも「ひき逃げ」で書類送検 「イヤホン自転車」事故の引き金に

ここでは、東京都の例を出していますが、他の都道府県にも条例でイヤホン自転車を禁止しているところがありますので、みなさんのお住まいの県はどうなのかを調べてみましょう。

イヤホン・スマホ自転車の重大事故

イヤホン、スマホのながら運転の危険性と、実際の事故事例を見ていきましょう。


決して他人事ではありません。
自分の事として、しっかりと「事実」を受け止めるべきです。


イヤホンで音楽、そしてスマホ操作しながらの自転車運転で、重大な事故に至ってしまったケースが後を絶ちません。

ここでは、ニュースで大きく取り上げられた事例をふたつご紹介します。

2017年12月7日午後3時、神奈川県川崎市のショッピングモールで死亡事故が発生した。商店街を歩いていた女性(享年77)に、1台の電動自転車が衝突した。運転していたのは、20才の女子大生。彼女は左手にスマホ、右手に飲み物、左耳にイヤホンをした状態で運転。衝突するまで気づかなかったという。

引用:livedoor NEWS 「ながらスマホ」の女子大生が起こした事故で女性死亡 遺族の怒り

両手、両耳が塞がれ、安全な運転ができない状態で電動自転車に乗っていた女子高生が起こした大事故です。


また、こちらは被害者に直接衝突していないが、その後の事故の原因を作ったとして過失を問われたケースもあります。

事故にあった女性の救護を行わなった事の責任が、自転車運転をしていた人に問われています。

東京都大田区で通勤中、イヤホンをしたまま自転車に乗り、交差点で女性が一時意識不明になる事故を引き起こしたなどとして、警視庁蒲田署は2018年11月27日、重過失致傷容疑などで、同区の医師の男(30)を書類送検した。同署によると、「女性がけがをしたことに気づかなかった」と容疑を否認している。

引用:産経新聞 「イヤホンしたまま自転車走行 重体事故引き起こし逃走した医師を書類送検 警視庁」「被害者」が出てしまうことを肝に銘じておかなければなりません。引用:産経新聞 「イヤホンしたまま自転車走行 重体事故引き起こし逃走した医師を書類送検 警視庁」

このように、実際にイヤホンやスマホのながら自転車によって、重大な過失を犯してしまった事例があることを理解しましょう。


イヤホンしてて、あなたが問題なければそれでいいのではありません。
気付かなかったで済まされるわけでもない。


イヤホン自転車によって、「被害者」が出てしまうことを肝に銘じておかなければなりません。

>>> 自転車 イヤホン 片手スマホ 信号無視 小回り右折【自転車ドラレコ映像】

自転車で過ちを犯さない心得

最後に、自転車事故を防ぐ為に必要な心得をお話します。

基本は「自転車を歩行者と同じと思わない」、そして「スマホなどの依存から脱する」です。

自転車もバイクと同じ「車両」

自転車は歩道の走行が一部許可されているからといって「歩行者と同じ」と思ってはいけません。

自転車はバイクや自家用車と同様に「車両」という扱いです。

あなたが自転車に乗って、イヤホンで音楽を聞きながら、あるいはスマホで片手を塞いでいる状態は「バイクの運転をしながら」と変わりありません。


バイクのながら運転は、危険運転だとイメージできますよね。


自転車も人に衝突すれば、死亡させてしまう可能性のある「車両」だという意識は、絶対的に持っていないといけません。

「スマホ依存」になっている事を自覚する

あなたはどうして他者を危険にさらしてまでも、イヤホンで音楽を聞きながら自転車を運転しなければならないのでしょうか?

または、自転車に乗りながらスマホを見ないといけない理由は何でしょうか?


ながら運転を行うことで、あなたの自転車は「殺人兵器」となってしまいます。

ながら運転をしている人は、毎日「兵器」となって街に出ている事と同じだと、私は思います。


当然、ながら運転はバイク、自家用車でも厳禁です。
大音響で音楽を鳴らしながら走行する車も同罪だと思います。


運転をしている時は「プライベートタイム」と誤解してはいけません。

運転は緊張感を持って行うべき、「公の行為」なのです。



スマホなどのモバイル製品への依存から脱却を!!
運転している時くらいスマホから離れましょう!!


それでは!!
以上、弥津でした。

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