仕事中に落ち着きのない人についての考え方と対処法

2018年4月19日

こんにちは。毎日将来への不安で心に落ち着きのない弥津です。

落ち着きと言えば、職場に集中力が続かない職員がいると、こちら側も仕事に集中できませんよね。
今回は、仕事中落ち着きがない人についての考え方対処法についてお話します。

先日、友人と夕食を摂りながら「仕事中のある癖」についての話題になりました。

彼の職場には、頻繁に「はぁ〜〜っ」「ふぅ〜〜っ」と深い溜息、「はぁ〜ん」「うぅ〜ん」といった唸り声を連発。飲み物を飲んだ時に大きく口を開けて「あぁ〜〜〜っ」て・・・3分も黙ってられない癖の強い先輩がいるとか。

さらには、書類をバタンバタン落とすように置く、デスクの引き出しの開閉のたびに大きな音をたてる。

とにかく、落ち着きがなくて、友人も仕事に集中できない様子・・・。

果たして、落ち着きのない人とどう向き合ったらいいのか。
まずは、その方の落ち着きのなさの原因を考察していきましょう。

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落ち着きがない原因は何か

落ち着きのない人をただ批難しても解決にはなりません。
その原因はどこにあるのか推測、分析することで解決の道筋が見えてくると思います。

それでは、あなたがじっとしていられない時って、どんな時ですか?

私が思いつく例を、以下にいくつか挙げてみました。

【じっとしていられない理由】

・居心地の悪い場所にいる時
・嫌いな人と一緒にいる時
・したくない事をさせられている時
・場の空気が重くて息苦しい時
・ひどく疲れている時

結論としては、「かなりストレスが溜まっている時にじっとしてられない」と言えますね。

している事、いる場所、相手をしている人・・・それぞれが自分にとって快適ではなく、過度のストレスを感じている時にソワソワとなってしまいます。

すると、自分の限界を超えそうな時に、そのストレスを発散する「反応」が起こります。

それが、落ち着きのない行動の数々として現れるのではないでしょうか。

みなさんも仕事量が多すぎたり、嫌な上司・同僚がそばにいるというだけで集中力切れますよね。
あれは、ある意味、脳があえて集中を切らしていると言えます。

脳はストレス過剰で潰れる危険性を予測すると、取り組んでいることを一旦止めさせようとします。

同じ姿勢、同じ作業を続けると「飽き」が必ずきますよね。

その「飽き」も心身のバランスが崩れないように、リミッターを発動している証拠。

オーバーヒートしないように、気分転換させる方向に向かせようとしているんです。

体を動かす、声を出す、息を吐き出す・・・全て脳から「気分転換」司令が出ているせいとも言えます。
本人の能力以上の仕事や課題を課せられているのが原因と思われます。

頑張り過ぎているせいだとしたら、ねぎらいの言葉をかけたり、話を聞いてあげる事で落ち着きのなさが軽くなる可能性がありますね。


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アピール行動とADHD (注意欠陥/多動性障害) について

何か大きな声をあげたり、音をたてたりという行動は、『自分の存在を周りに植え付けたい』と無意識の欲求の表れである場合があります。

「私は大変なのよ。みんなそれに気づいて」といったアピールが入っているのでしょう。

つらそうな姿を見せる事でみんながどれくらい自分に目を向けてくれるのかを確認したいという潜在意識が根底にあります。


Photo by Marten Newhall on Unsplash

このようなアピールしたい心理と、もうひとつ考慮してあげたい傾向があります。

それは、人によってはADHD (注意欠陥/多動性障害) に悩んでいる人がいるという点です。
ADHDの傾向は以下の通りです。

【大人のADHD(注意欠陥/多動性障害) の症状例】

貧乏ゆすりなど、目的のない動き

(そわそわと)落ち着かない感じ

・ 思ったことをすぐに口にしてしまう

・ 衝動買いをしてしまう

・ 仕事などでケアレスミスをする

・ 忘れ物、なくし物が多い

・ 時間管理が苦手

・ 仕事や作業を順序だてて行うことが苦手

引用: 大人のためのADHD

無意識に行われている行動である事から、激しく責め立てるような指摘の仕方は良くありませんね。

「大丈夫?落ち着かないみたいだけど、無理してるんじゃない?」のような寄り添いを感じる言い方で接してみましょう。

配慮しつつ、相手に自分の行動の気付きを促す、さりげない対応がいいでしょう。

ストレス発散に必要な「ため息」

「ストレス発散にはカラオケ」という方も多いでしょうね。
声を出すということは、溜まったストレスを吐き出す事に役立ちます。

仕事中にやたらと唸り声を出したり、音をたてたり、飲み物を飲んだ後に大きく「あ〜〜っ」なんて言うのも、溜まったストレスを捨てる作業なんですね。

音や声を出す人は、自分自身が壊れる前にこまめにストレスを吐き出している人と言えます。

それと、ストレス発散の方法のひとつに「ため息」があります。
「ため息をすると幸せが逃げる」なんて昔から言いますが、ため息は溜まったストレスを吐き出すという効果があるのです。

仕事などで頭に情報が蓄積されてパンク寸前になってくると、人の脳は酸欠に近くになります。
脳は欠乏しかけている酸素を取り込む為に、大きなため息をさせるという行動司令を出します。

ため息は吐き出すところだけ目立ちますが、実際はその前に大きく息を吸っています。
ため息も酸素を取り込む為の行動の一つというわけです。

それと、ため息にはもうひとつ大切な効果があります。

それは、「自律神経の調整」

仕事をしていると『動』の神経・交感神経が働きっぱなしになり、交感神経が優位になります。
そのままにしていると、交感神経と副交感神経の天秤のバランスが崩れますね。

『動』の神経・交感神経が、常に「ON」の状態になると、最終的にオーバーヒートしてしまい、気分不良などの心身への悪影響が出ます。

そこで、『静』の神経・副交感神経を強く働かせる為に「ため息」をするのです。

脳は酸素調整と同時に、自律神経のバランスを正常にする目的でため息を行わせているんですね。


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落ち着きのない人への対処法

このように、仕事中に無意識に行っている落ち着きのない行動にも「理由」があることが分かりました。

落ち着きのない人にも色々な事情があっての事だと分かれば、あなたも少しは心の余裕が出てきませんか?

人の行動一つ一つには必ず原因や意味がありますし、当人も癖を止められない深い事情が隠されていたりします。

事情を知らずに、一方的に責められないケースもありますもんね。注意しましょう。

落ち着きのない人が目の前にいたら、まずは相手の頑張り過ぎを心配する声掛けから入ってみましょう。

それによって、相手の心は開放され、多少ショックな指摘でも受け入れることができるはずです。

優しい言葉には優しい言葉が帰ってくる・・・そう信じて、まずはこちらから先に気使いの声をかけてみる。

心の雪解けができた段階で、どんな落ち着きのない傾向があったのかを伝えてみるといいでしょう。

きっと、相手は「え? そんな事してました?」って驚くでしょうけど。
でも、優しさがゆえの指摘と伝われば、「治さないといけない」といった前向きな思考になってくれます。

みなさんも、「指摘する前には気配りの言葉から」を実践してみて下さいね。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
以上、弥津でした。

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