子供が悪い事をしても謝らない親たち。その理由と対応法を考える

こんにちは。元妻には頑固として謝らなかった弥津です。

そんな私が話題にするのに違和感がある(?)「子供が悪いことをしても謝らない親たち」について、今回は取り上げます。
私の体験談を例に、親たちが謝らない理由と、対応法をご説明します。

子供は物事の善悪区別がつかないものですよね。
そこで重要になってくるのが、子供を支える「親」に善悪の区別を付ける能力があるのかです。

放任主義は、時に子供の能力を大きく伸ばす秘訣になる事があります。
しかし、それは親が必要な時には、「常識」を伝える能力があってこその放任成功だと私は思います。

もしかして、あなたは放任を履き違えた、子供が犯した不祥事に上手く謝れない親になっていませんか?


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子供に謝りに行かせて済ませる親

ここでは、「謝らない親」に出会った私の経験談をお話します。
子供が加入しているスポーツ少年団の大会に父兄付き添いで参加した時のお話。

うちの子供は大会会場に塾の宿題を持参し、空き時間を利用して行う習慣があります。
私はキャンプ用の小さなテーブルと簡易ザブトンを持ち込んで、子供が勉強しやすいようにしていたのですが・・・一部の子供にはその光景が特殊に見えたようで。

「おいおい、あれ見ろよ。こんなところで勉強してるぜ」と、馬鹿にするような態度の子供が現れます。

私は子供の近くで見守っていたのですが、馬鹿にする子供らは私のことを親だと気付いていません。
うちの子供の勉強グッズが気になるようで、馬鹿にした笑いをしながら何らやコソコソと仲間同士で話しをしています。

そして、うちの子供が試合を見に席を外すと・・・・その子供らは、うちの子供のバッグに近寄り、文房具や勉強グッズを物色しだしたではありませんか!!

その姿を目の前にした私は、その子供の腕を掴み、「君、俺の子供の道具に何か用があるのか」と尋ねます。
その子と仲間は、大人から声をかけられると思っていなかったので動揺しまくりで、硬直。

出来事のあと、その子と共に親のもとに行ったのですが、そこで驚くべき親の反応。
茶髪の若いお母さんで、ママさん同士でおしゃべりに一生懸命・・・そして、私の報告を聞くと、子供に向かって「謝りなさい!」と繰り返し叱責。

私に対しては、親としての「すみません」の一言はまったくなし。
子供の不手際で私が迷惑をかけられたと言わんばかりの子供への責任追及ばかり。

最終的には、私がその子供を慰め、二度と人のものに手を出さないようにと助言して事をおさめる始末。
その親の姿をみて、「親」としての責任とは何かを考えさせられる結果となりました。


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なぜ子供が悪い事をしても親が謝れないのか

以上の例のように、子供の犯した悪い行いに対して、どうして親としての謝罪の言葉が出ないのか・・・その心理が気になりました。

親の立場として謝ることができない、その理由について考えます。
自分にその傾向がないかを考えながらご覧ください。

自分が親になっている事に気づいていない

子供が出来ても、自分が「親」になったという感覚が薄い人がいます。
いつまでたっても、「自分の時間は自分に当たり前に与えられるもの」という感覚があり、子供にマイペースを崩されることを嫌います。

子供が不祥事を起こすと、「私の穏やかな時間をどうして邪魔するの?!」という考え方になります。
こういった考え方が消えない人は、自分が親もとで守られている感覚のままなのです。

「守られている側」から「守る側」に変わっていることに気付いていません。
そういった意味では、子供のまま親になってしまった人と言えます。

子供を「他人」として認識している

親の中には、子供を自分と一心同体と考えきれない人がいます。
子供であっても、自分とは関係のない「他人」として扱う時があるのです。

本来、人は自分を守るように出来ています。
しかし、それと同時に、自分の身を呈して子供を守るという本能も備えているものです。

その本能が働かないというのは、「自分」以外の存在を認めていないことが考えられます。
要するに、自分至上主義なのです。

子供は「他人」ではなく、自分そのものとして扱う必要があります。
親になったその時から、保護責任を負うことを忘れてはいけませんね。


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謝ることで人前で恥をかくことを避けたい

自己擁護の意識が強い人は、相手が自分の子供であっても、責任転嫁を容赦しません。
それは、自分がパーフェクトでありたいという強い欲求があるからです。

昔から自分の否を認めなくてもやってこれた、あるいは甘えても許してもらえたといった、「反省経験」の少ない人が陥りやすい傾向です。

このような人は、親になっても「自分が一番正しい」という思考に変わりはありません。

自分が他者にひれ伏して、謝罪するなんてことはありえないのです。
いつでも自分はパーフェクト、完全無欠なのですから。

特に、他者の目の前で謝罪するなんて死んでもしたくない、恥ずべき行為なのです。

無感情でその場をしのぐ癖がある

面倒なことに丁寧に対応する経験のない人は、困難な状況になった際に「知らんふり」などの無感情を貫いてその場をしのぐ癖があります。

子供が不祥事を起こしても、「へぇ〜」といった反応で他人事のような顔をします。

要するに、「現実逃避」。
無感情になることで、精神を他の場所にワープさせている感じです。

別の場所で起こった関係のないことかのような反応で、徹底的に他者に責任を取らせようとするのです。

自分を能力の高い人間だと勘違いしている

子供の言動に責任と感じない親のもうひとつの傾向として、「自分は誰よりも高い位置にいる存在だと勘違いしている」という点が挙げられます。

子供やその他周りにいる人達の言動が、「外界の人達の戯言」なのです。
子供が他人に迷惑をかけても、「外界の人同士で起こしたトラブルは君たちで解決しろ」が基本思考です。

こういった親は、自分の子供であっても常に見下しています。
そうなると、当然トラブルを起こした自分の子供に対して、責任を負う意識はありません。

それと同時に、他者に対して謝るなんて気持ちも出てきません。
他人のトラブルは他人で処理させて終わりなのです。


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親としての責任が薄い親への対応法

このような、ある意味「特殊」な思考の親に出会った時、どのような対応法が正しいのか考えていきましょう。

まず、親への指摘はしつこくない程度に行うようにしましょう。
親によっては、自分のプライドが過度に傷つけられたとして、その原因を作った自分の子供に理不尽な叱責を加えます。

子供は「宝」。
ダメな親は教育しても無駄なケースが多いことを考えると、ここは子供に危害が及ばないように配慮する必要があります。

多少なり、「あなたは親でしょ?」という意識を与える程度で留めた方が無難です。
仮に、親の反応が不十分であっても、「親を教育する」ような言動を浴びせることで、その子供を危険に晒して逆効果となってしまうのです。

ここは、のびしろのない親よりは、子供ののびしろに期待する方が得策です。
子供には、しっかりと「悪い行動は、誰かが必ず見ている」という意識を植え付けてあげましょう。

子供はこの経験を刻むことで、親より先に「大人」な感覚を身につけるでしょう。
そちらの方が効果的です。

それでも、「親が責任を取らないというのは納得いかない!」という意見もあるでしょう。
しかし、そのような場合でも、こちら側の思考を変えるしかありません。

その場にいるのは「親」ではなく、「兄弟」や「姉妹」だと考えるようにしましょう。
精神年齢が低い親は、兄、姉程度。

こちら側もそのように解釈して、大人理論で無駄な説教にならないように。
とにかく、子供に無慈悲な叱責が及ばないようにその場をおさめましょう。


いかがでしたか?
今回は「子供が悪い事をしても謝らない親たち。その理由と対応法を考える」と題してお話させていただきました。

親の矯正を考える前に、子供に正しい知識を植え付けるきっかけ作りを優先に考えようということですね。

それでは。
以上、弥津でした。

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