友達に嫌がらせをしたくなる子供の心理を考える

2018年1月31日

こんにちは。もはや、子供の成長以外に生きる楽しみのない弥津です。

以前、うちの子供が塾で仲間からの嫌がらせを受けたことがありました。

今回は友達嫌がらせをする子供の心理」を考えながら、改善には何が必要かを考えます。

うちの子(女の子)が小学三年生の時、塾で毎回「靴を隠される」というイタズラを受けた時期がありました。


いつもひとりだけ塾に遅れてやってくる子がいるのですが、その子がしている「嫌がらせ」行動だとあとで判明しました。


私はうちの子を慰め、塾の先生にも報告しつつ、ふと思ったことが。

「嫌がらせをする子供にケアを施さないと根本的には解決しないのでは?」と。


まずは、嫌がらせをしてしまう子の「声にできない訴え」を理解する事から。
その心理を考えていきたいと思います。

嫌がらせをしてしまう子供の心理

誰だって周囲のみんなと仲良くしたいもの。

それなのに、嫌がらせをしてしまう心理にはいくつかの「苦しみ」が隠されています。


どのような苦しみがあるのか、推測してみたいと思います。

「なりたい自分になれない」苦しみ

人は誰でも「私はこうなりたい」という理想を持っています。


私の場合、小学生の時は「スポーツ万能で格好いい自分になりたい」という憧れがありました。

しかし、当時の私は平均以下の運動能力と、毒親との生活・・・自分の能力を試す機会を得ることができませんでした。


そうなると、運動能力のある同級生や、親の協力を得ることのできる家庭環境に恵まれた子供への「妬み」が出てきます。

まだ幼い心では、「嫌がらせをするとバレるからやめよう」といった判断もできません。

逆に、「才能や家庭環境が恵まれているやつを潰したい」という思いが強くなるばかりです。


うちの子に嫌がらせをしているその子もそんな心境なんでしょうか。


うちの子は目立つほど優秀ではありませんが、嫌がらせをする子から見れば、「恵まれている嫌な奴」なんでしょう。


なりたい自分にとどかなくても、周囲の人が「今の自分でいいんだよ」と心を満たしてくれれば、嫌がらせ行動には至らないはずです。

声にできないHELPサイン

大人はストレスを溜めやすい反面、適度に時間やお金を使い、ストレス発散法を持つことができます。

しかし、子供はどうでしょうか。


お金もないし、一人で何かを始める自由もありませんよね。
学校や家庭、時に塾以外には行く場所がないんです。


子供は学校や家庭で溜まったストレスを吐き出す方法が限られてきます。

だからこそ、目の前にいる妬ましい存在に対しての「嫌がらせ」行動でウサを晴らす方向に向いてしまう
のです。

自分の苦しい心境を親に打ち明けられる関係性があるようなら、子供はストレスを外に向ける前に家庭で処理できます。

家庭がダメな場合、家庭外で自分の苦しさをアピールしたい本能が働くもの。


語彙力がなかったり、勇気がなかったり・・・そして、根本的に適切な行動を選ぶ経験がないことから、子供は「HELPサイン」を上手に出せないのです。


当然、嫌がらせ行為自体、当然良い行動ではありません。
しかし、大半の子供が「本当の悪意」で行っているのではない。


「嫌がらせ」という形でしかHELPサインを表現できない子供の苦しさを、大人が理解してあげる必要があります。

反省への導きと、大人のフォローの必要性

では、「嫌がらせ」を無理せず、改善する方法はないのでしょうか。


改善に向けてのアプローチは、親と子供の双方に向けておこなう必要がありますね。
子供だけを責めるのは絶対ダメです。


よく子供に「相手が悲しい思いをしている事を伝えるべき」という意見を聞きますが、それを言われた子供は果たしてイメージできるでしょうか。

「相手は可哀想・・・でも、私は可哀想じゃないの?」と、自分だけ責められている感覚になるだけです。


自然と反省を促す為に、まずは『子供を責めずに、話を聞く機会を思いっきり増やす事が重要です。

優しく接してあげることを補償してあげてから、徐々に「こうした方がいいよ」という柔らかい指摘・助言に繋げていきましょう。

Photo by Jonas Mohamadi from Pexels

親へのアプローチは子供以上に慎重に行う必要があります。

子供が友達に嫌がらせをしたと聞いた親は、一方的に自分の子供を責める危険性があるからです。


では、嫌がらせを発見した場合に、どのように親に伝えればいいのでしょうか。


ポイントとしては、嫌がらせ行為を具体的に伝える必要はないという事です。

親には「寂しそうにしているので、家庭では優しくしてあげて」と、常に呼びかけ続けましょう。



なかには、親から優しくされた経験がなく、「優しくする方法を知らない」まま親になってしまった人もいます。

「ハグしてあげて」や「良い子良い子してあげて」など、子供にするべき行動例をを助言するといいでしょう。

いかがでしたか?

今回は友達に嫌がらせをしたくなる子供の心理を推測し、その改善法も考えてみました。


「うちの子に限って友達に嫌がらせなんて」

その油断が、親として自分が充分なのか、そうでないのかを意識することを阻害します。


親として、自分が子供に悪影響を与えている点はないのかを常に気にしていきましょう。

自分で分からない場合は、職場や友人に自分の子育て論を話し、助言をもらうといいでしょう。


それでは。
以上、弥津でした。

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