褒めると叱る、最も効果のある順番とバランスはこれだ

2018年10月1日

こんにちは。褒めることを知らないうちの親に恨みの念が強い弥津です。

褒めると言えば、みなさんは相手に言い聞かせる時、最初に「褒める」から入りますか?
それとも「叱る」から入りますか?

今回は、言い聞かせる時、「褒める」が先なのか、「叱る」が先なのかについて考えてみたいと思います。最も効果のある順番バランスをご説明します。

子供に「してはいけない」ことを伝えようとすると、どうしても先に叱ってしまいますよね。
叱ったあとにフォローのように褒めたりして・・・。

でも、人の印象は「最初で決まる」と言います。
「子供はまだ小さいから大人とは違う」なんて事はありませんよね。

最初にどんな言われ方をするかで、あとから出てくる言葉の印象も変わってきます。
まずは、なぜ最初に叱りたくなるのかについて考察してみます。

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なぜ先に叱りたくなるのか

なぜ親は子供に対して先に叱りたくなるのでしょうか。
その理由は、「強い感情の方が先に出てしまう」からです。

褒める感情は「穏やか」。
その反面、叱る感情は「激しい」です。

穏やかな方より、激しい方が表に出やすいものです。
その為、「叱る」方を先にしてしまうがちなのです。

また、最も伝えたいことを先に言いたいという心理もあります。
親が子供に最も分かって欲しいところは、「良くない事をしたという事実」です。

先に褒め言葉を入れてからあとで叱るのでは、親としては叱りたい部分が充分に伝わらないのではと不安になります。

以上のようなことから、どうしても「叱る」が「褒める」より先になってしまう人が多いんですね。

それでは次に、「最初の印象が重要」という点について見ていきましょう。

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第一印象で全てが決まる法則

人間関係を円滑に築くには、『第一印象』を良くする事がとても重要です。
一番最初の印象が強く心に焼き付くという心理原則があります。

心理学ではこれを『初頭効果』と言います。

【初頭効果】
物事は最初の印象が強く心に焼きつく効果のことです。一説によると、出会ってからの6秒間の印象が、その後の印象に大きく影響を与えるとも言われています。

引用:初頭効果や親近効果とは?使い方は?どっちが大事? by BRAVE ANSWER

人は自分の身を守る為に、瞬間的に「この人は敵か、味方か」を判断する本能があります。
一番最初の印象を、自分の行動の判断材料としてインプットします。

初頭効果でも分かるように、先に叱られるとそのショックな印象に支配されてしまいます。
「叱られた!」という恐怖に支配されたままだと、あとで褒められても素直に聞けないのです。

親には「先に褒める」勇気が必要となりますね。

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先に褒めて、後で叱るがベスト

親としても「相手からどういう言い方をされると、素直に話を聞くことができるだろうか」を考える必要がありますね。

「先に叱る方」と「先に褒める方」とではどう違うのかを比べてみましょう。

例えば、子供が危険な行動をとったとします。

① 「◯◯は危ないから絶対したらダメだからね! その後すぐ謝ったのはエライけど」
② 「すぐに謝ったのはエライけどさ。 ◯◯は危ないから絶対したらダメだからね!」

①②ではどっちが印象がいいでしょう。

①のように、あとで補足的に褒めるのは、その「褒めが言い訳に聞こえる」んですよね。
帳尻合わせをしているようにも感じますね。

あとで褒めても「時すでに遅し」なのです。
先に叱られると、後から出てくる言葉の全てが素直に受け取れなくなります。

Photo by Artem Bali from Pexels

忠告を受ける時は、心を開いていないと肝心な点が伝わらないものです。
心の扉が閉じたままでは、どんなに言葉を投げかけても扉に跳ね返されます。

最初に心を扉の鍵を緩めさせ、開かせた上で伝えたい大切な事を投げかけるのがポイントです。

そういう意味でも、結論としては順番は『先に褒める』のがベスト。
「褒める」ことに上手になることで、あなたの指摘の効果が高まります。


いかがでしたか?
今回は「褒めるが先」か、「叱るが先」か、その順番とタイミングについて考えてみました。

今まで私ができていなかった事なので、今日からしっかりと実践していきたいと思います。
以上、弥津でした。

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