ゲットした物を早く自分の懐に入れないと人の物になる理由

こんにちは。常に損して生きている感覚の弥津です。

欲しい物が横取りされた!」という時、たいがいは奪った人のせいにしますよね。

でも、私は、欲しい物を自分の物にできないのは、他者の問題ではなく、こちら側に理由があるのではないかと思うのです。

まれに貰い物をすると、そんな時に限って人から奪われてしまう経験の多い私です。

みなさんは、「これ、欲しい!!」と思った物を遠慮なく懐に入れられますか?

私は、子供の時からそんな状況になると、どうしてもグズグズしてしまうのです。


遠慮かというとそうでもなくて、優柔不断かというと、それも何か違うんですよね。

そこで考えてみたのですが、どうもこのグズグズには、私のどうでもいい『見栄』が関係していることが分かったのです。


また、その見栄によって、もらった人への感謝の気持ちが欠けているように誤解されかねないことにも気付きました。


それでは、どうでもいいついでに、『もらったサツマイモ』に関する私の経験談をお聞きください。

本当は欲しかったサツマイモの話

いつものように、何も変わらず仕事をこなす私。

そんな時、思いもよらぬ贈り物が届きました。


うちの大ボスである理事長が、軽トラックの荷台に山積みとなったサツマイモを持参して登場したのでした。

トータル300キロはゆうに超えているであろう、サツマイモたち。


「みんなで掘ったけど、食べきれないから持ってきたんよ。好きなだけ持って帰りよ。そうじゃないと捨てるしかないし」


これだけの大量の芋を掘る「みんな」って誰だ・・・なんてことはどうでもいい!

恐ろしい数のサツマイモに抑揚しつつ、喜んでいただくことに。


でも・・・待てよ。

あまりガツガツもらうと、品がないか・・・。


そんな理事長へのどうでもいい、好印象作りの思考に支配された私は、大きめのサツマイモを5本ほどもらって終了。


「これくらいで充分です!あとはみなさんに!!」

なんて、おっさんのくせに好青年ぶった、見せかけの思いやりで「いいやつアピール」。

「どうせ、パサパサでまずいだろ・・・」なんて、頑張って掘られてきたサツマイモに対して馬鹿にした思考もあったりで。

それに、うちの子供もサツマイモ持って帰ったからといって、興奮するわけでもあるまいし。


しかし!!
その夜、予想は覆された!!

私が持ち帰ったサツマイモに子供はなぜか興奮!!

「おぉ!!すぐ焼いて食べよう!!残ったやつは全部大学芋にして!!」


その想定外のサツマイモへの熱狂に、私もテンションMAX。

セカセカと芋を焼き、そして、大量の大学芋をこしらえる・・・。


何だ!!!
この甘みは?!!

馬鹿にしててスマン・・・あんたたち、旨いわ。


私も夢中になって、芋を食べる・・・結果、子供と私とで、2日持たず。

チッ・・・もっともらえばよかった。

芋への後悔の念に落胆しつつ、月曜日を迎え、出勤。

すると、私にビッグチャンスが!!


「ここにある残りのサツマイモ、僕いらないんで誰かもらってください」

同僚A君が、彼の為に取り置きされた30キロの米袋に入れられたサツマイモをオール拒否!!


これはもらうしかない!!!


「いらないんだったら、もったいないから俺が持って帰るよ。子供も意外と好きみたいだし」

なんて、さりげなく、そして仕方なくって面持ちで、サツマイモを我が物にする私。


これで、また旨い芋が食えるぞ!!

そう安心して、芋の入った袋を職場の隅に移動させるが・・・「でも、これだけ多いと家での置き場に困るな」・・・それなら、「しばらく職場に置いておくか」


私は、もう自分の物になったと思い込み、しばらく職場に放置することにしたのです。

でも、私の見込みは甘々でした・・・芋を狙っていたのは、他にもいたのです。


翌日の昼休憩時間。

職場のキッチンにあるトースターでサツマイモを焼く、同僚のオバさまの姿が。


「ん?!その芋はどこから?!」


そう思った私の胸騒ぎは的中!

私が総取りした芋だと知らずに、勝手に焼いて食おうとしているではないか!!


さらに、このオバさま。

「まだ、サツマイモ余ってるみたいだから、みんなで食べないと腐っちゃうよ。遠慮せんで食べようよ」


待て!!
それは違う!!
それは、俺の芋だ!!


でも、言えない!!!
すべて俺の芋だなんて言えない!!!


結局は、くれたA君も、「弥津さん、流石に大量だから持って帰れなかったんですね」なんて言って、「全部、弥津さんのですよ」と告げてくれず。


私は苦笑いしつつ、「もったいないから、みんなで分けて持って帰りましょうか」と強がる。


こうして、私の30キロの芋総取りの陰謀は砕け散ったのでした。


同僚のオバさまの勝手さにイライラしながらも、結局はモタモタしてて持って帰らなかった私が一番悪いのではないかと自暴自棄に陥ったのでした。


しかし、芋でこれだけざわつくんだから、俺も平和だわ・・・。

放置している物は所有者なしと同じだ!

では、私は好意でもらった物を、なぜ自分の物にできなかったのでしょうか?


奪いとった人が悪いのか・・・いや、結果的に横取りのようになっただけで、その事実は奪った本人にはまったく自覚がないパターンが多いのではないでしょうか。

「奪われた」とか「横取りされた」のが事実だとしているのは、要するに『私だけ』なのです。


私が完全なる所有者だと思っているだけで、そこには何の証拠もない。

そして、登記もされていない芋は、誰の所有物でもないのです。


私のテリトリーに入れていない物は、私の物ではない。

公の場に放置しているものは、個人的な口約束だけでは『所有者なし』のままなのです。


失う危機に直面しても、「これは全部オレの物だ!!」なんて欲深いことを人の前で言えるはずもない。

それならは、もらった物は早急に、自分の懐に入れておくべきなのです。

大切に懐に入れるという感謝の仕方

好意を受けたら、それが倫理違反や犯罪にならないものであれば、ありがたくいただく方がいいと私は思います。

相手は自分の好意を断られると、自分自身を拒否されたと同様のショックを受けます。


遠慮はときに、人間関係を悪化されることにもあります。


なので、基本的には『好意』に遠慮は必要なし!

理事長が持参した大量のサツマイモは、「捨てないといけないから困っている」というのであれば、大量に貰い受けるべきだったのです。


それが相手への『感謝』の証。


そして、快く私に30キロの芋を譲ってくれたA君の好意を受けたのであれば、放置せずにすぐに持ち帰るべきだった。

そのまま放置することは、私は「もらったけど、そこまでの熱意はない」という意思を示していることと変わりないのです。


がっつく姿を見せるのは格好悪いという、どうでもいい『見栄』から欲しい物を見事に失った私も経験でした。


欲しい物をゲットできたのであれば、くれた人への感謝の意味でも速やかに懐にしまう。

どうしても恥ずかしいなら、相手への感謝の言葉を言いながら仕舞うといいでしょう。


ゲットしたら素直にいただくといっても、ジャイアンのように、「お前の物は俺の物、俺の物は俺の物」にならないようにご注意を。


それでは。
以上、弥津でした。

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