人の気持ちが分かる人と分からない人の差は何かを考えてみた結果

2019年10月15日

こんにちは。人の気持ちを理解する、ケアマネジャーという仕事に疲れてきた弥津です。

今回は、人の気持ち分かる人分からない人の差について考えていきます。
人の気持ちが分かる人になれるように、その「」を理解していきましょう。

話していて「よく私の気持ちが分かってくれる人だな」と感じる人と、自分中心で人の気持ちが分からないと感じる人がいますよね。


「性格」、「個性」と言ってしまえば、それまでかもしれませんが、生まれつきどうしようもない特性だとは私は思いません。


人の気持ちの分かる、分からないは、『無意識の中にある意識』の有る無しで決まるのです。


その『無意識の中にある意識』とは何か?

そのことについて、次の章でお話します。

人の気持ちが分かる人の中にある無意識の「意識」とは

今までの自分の人生を振り返ってみましょう。


母親から生まれてだった当時のあなたは、泣くだけしかできない赤ん坊でしたよね。

親などの大人がいなければ、命を落としていたでしょう。


赤ん坊を育てるのは、親の義務・・・そうは言っても、日本でも育児放棄の深刻な問題が取り上げられる現在。

また、世界をみると紛争や貧困で、健康なまま大人になれない子供が多くいるのも事実。


大人になるには、多くのハードルを越えていかなければなりません。

そのハードルを自分で越えられるようになるまで、何年かかりますか?大学を卒業するまで?・・・もしかしたら、一生親のすねをかじって生活するって人になるかも。

このように、無事に育っていく環境を創りだすのは、幼いあなたの力では困難な話。

住みやすい環境や手厚い生活上のサポートがあってこその成長と言えますね。


要するに、大人になってどんなに偉そうな事を言っても、あなたは今まで「一人では生きてこられなかった」のです。


もっと大きく視野を広げれば、人は永遠に一人では生きていけないとも言えます。


例えば、食べ物ですが、あなた一人で自給自足してますか?

スーパーに並んでいる食材は、いったい誰が用意してくれているものでしょうか。


お金を出すだけで、食べ物が手に入る・・・これは、紛れもなく生産者がいるから。

生産者の存在がなければ、あなたは食べていけないかもしれない。


ここでも、あなたは人の力を借りて生きていると言えますね。

また、病気や虫歯になったら、あなた一人で治すことができるでしょうか?

治す知識と技術を持った医師に託しますよね。


いっけん自分一人の力で生きていると錯覚しがちな私達・・・。

ですが、このように、大人になった今でも多くの人の存在に救われて生きていることが分かります。


赤ん坊から大人になった今においても、「一人で生きてこれた時期」なんて一度もないんですよね。


人の気持ちの分かる人は、無意識ですが、以上のような『人の存在に救われている』という意識が備わっています。


人に対して共存の意識があるからこそ、人の気持ちに自然と寄り添えるのです。


「支えてもらわないと生きていけない」という真理を理解しているからこそ、他者の感情に敏感という見方もできますね。

人の気持ちが分かる人にある特徴について

それでは次に、人の気持ちが分かる人にある特徴を見ていきましょう。

ここでは、私がそうだと感じる4点についてご説明します。

数多くの苦境を一人で克服した経験がある

人の気持ちが分かる人は、前述のように多くの人に支えられて成長したという無意識の意識があります。

しかし、それは決して『他者への依存』という形では現れず、逆に、支えてもらった人達への感謝の意味を含めて『自分の力で苦境を克服するぞ』というパワーに溢れてきます。


その苦境の克服経験は、確実に自信へと繋がります。

それと同時に、他者への有り難みが一層強まるのです。

私の場合、毒親から離れたくて他県での一人暮らしを始めたはいいが、光熱費や食費、家賃・・・様々な生活上のやりくりのキツさと、お金を稼ぐということの大変さに息が止まりそうでした。


しかし、毒親に根をあげるわけにもいかず、ギリギリの中で生活していくというある種の「ワザ」を身につけました。

その経験は、今でも倹約が苦痛にならないという形で生かさせています。


また、それに合わせて、毒親の大人としての大きさに尊敬したのも覚えています。


このような経験があるから、私も人の気持ちがよく分かる人だと言うわけではありませんが、少なくても『人の苦労』に対しては共感できる引き出しができたと感じます。


苦しい状況を克服したからこそ得られる経験談を元に、他者の気持ちを推測する能力が養われるのだと思われます。

自分が傷つく事を恐れない

自分の優位性を保とうとしたり、心が傷つくことを過度に恐れる『防衛本能』が強い人は、人の気持ちを理解する前に、自分の気持ちが満たされることを優先してしまいます。


このことから、人の気持ちなんで後回し。

自分の心が折れたりしないように、自分の気持ちを何よりも大切にする傾向があります。

人の気持ちや本音を知ってしまうことで、自分の知りたくない真実が分かって傷つくことが怖い。

また、分かることで自分に面倒が振りかかることも怖いのです。「知らぬが仏」のままでいたいという心理が見えます。



逆に、人の気持ちが分かる人は、強いストレス耐性を持っています。


他者の本音を聞いても、それに答えたり、対処する経験やボキャブラリーを持ち合わせている自覚があるのです。

それがゆえに、人の気持ちや本音が分かっても激しい衝撃までは受けません。


また、心の切り替え(修復)も早く、あとに引きづらずに前向き。

以上のような強みを持っているので、自分が傷つくことを恐れない傾向があります。

メモリー機能が充実している

人の気持ちが分かる人は、過去の記憶を保存する『メモリー機能』が充実しています。


過去の人間関係における成功や失敗体験、他者との関わりで自分自身が傷ついた過去や人を傷つかせてしまった過去・・・。

そのような出来事の数々と、自分の事として捉え、記憶する能力が長けているのです。


逆に、人の気持ちが分からない人は、今に至るまでほとんどにおいて「全て人のせい」で生きてきた可能性があります。


「自分には関係ない!全て人のせい」で終わらせれば、その経験を記憶する必要はありませんよね。

人間も自分には無関係な出来事は、メモリーから消し去るように出来ています。


過去の経験の引き出しが少ないからこそ、人の気持ちを推測する材料がない。

これが、人の気持ちが分からない人の原因と言えます。


他者の心が分かるということは、他者の悩みに対して、自分の記憶の中から似た経験を探す能力があるかないかにかかっているのです。

共感される喜びを知っている

人の気持ちが分かる人は、他者が共感してくれることの喜びを知っている人です。

自分の喜怒哀楽を理解してくれる人に誰しも親近感を持つものです。

しかし、その有り難さや喜びを感じず、殿様気取りの人は「共感されて当たり前」という思考になります。

そうなると、共感の仕方すら分からない人になってしまいます。


「共感されて嬉しかったから、他の人にもしてあげよう」

人の気持ちが分かる人は、この『共感のお裾分け精神』が自然に身についているのです。


そして、共感するには相手の心を深く理解する必要がありますよね。

だから、相手の話をよく聞き、自分の過去の経験から気持ちを推測してくれるのです。


基本のスタンスとして、どのような意見であろうが否定的な程度で臨まない。

全てを肯定で受け止め、そして共感する準備ができているからこそ、「良き理解者」となるのです。

人の気持ちが分かる人になるには?

人の気持ちが分かる人になるには、どのようになればいいでしょうか?


前の章でお話した特徴を備えるのには、かなりの時間を要することが分かります。

その領域に至る前に、挫折するパターンになり兼ねませんね。


まず、一番最初に意識しないといけない点は、『人の気持ちが分かる人の中にある無意識の「意識」とは』でお話した、『自分は一人では生きていけない』という真理・事実です。


他者の存在を感じる意識が重要です。


人の気持ちが分からない人は、さも自分一人の力で何でもやってきたかのような態度に終始する傾向があります。

その為、常に他者に対して批判的で横柄です。

他者の有り難みが分からないうちは、会話でも何でも「自分の存在が第一」となってしまいます。


家庭でも仕事でも、一人では成り立ちませんよね。

例えば、仕事であれば、個人経営であっても取引相手や顧客がいないとお金は生み出されません。


一旦、自分から目線を離し、他者がいるから自分が成り立っていると感じる点を列挙してみましょう。

手帳やノートに、他者から恩恵を受けたことを書き出すのもいいでしょう。



自分中心から他者中心に視点を変えられるように、『生かしてもらえている』ありがたさを感じるように心がけましょうね。


それでは!
以上、弥津でした。

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