こんにちは、社会福祉士兼業ブロガー・弥津(@yazusui)です。
ここ10年程、事業所検診で毎回心電図で指摘される『右前枝ヘミブロック』・・・。
「前枝ブロックって何ですか?」って、検診の時に医師に相談しても「何も異常を感じなければ問題はないです」で終わるばかり・・・異常の自覚がねぇ病気ってのもあるだろ、ブォケェ!!
しかし!!
今回とうとうと事業所検診で

不整脈と頻脈が顕著なので精密検査を受けて下さい。

(ぽっ・・・♡)
は・・・はい、分かりました。
と、優しい女医さんからご指導ご鞭撻を受けました。

でも、いったこともない、知らん循環器科とか行きたくないなぁ・・・・
そこで、不整脈の原因推測と、本来「不整脈って心配なものなのか」について調べてみました。

というわけで、今回は『不整脈』について。
受診しても「服薬治療をするほどの不整脈ではない」と言われた私。
不整脈だけで心臓が止まることはないらしいけど、心配なら必ず検査を!
過度に心配する必要ないけど、検査するのが一番。
正しく理解して、正しく対処しましょう。
【動悸息切れには昔からこれがおなじみ】
不整脈とか徐脈とか何なん?
そもそも心電図で指摘される『右前枝ブロック』って何だよって調べてみたのですが、ネット上には、私のようなアホに分かるように説明が書かれていないんですよね。
と、いうか医師向けのような記事ばかりでド素人の私には把握できんのですよ。
まぁ、ホントに心配されるほどの異常ではないのでしょうか。
そう、解釈しときますよ、なんせ10年も指摘されているのに「とくに問題ない」かのように終わってましたから。
ところで、不整脈とか徐脈とか頻脈とかは以下のような状態をいいます。
不整脈とは、脈がゆっくり打つ、速く打つ、または不規則に打つ状態を指し、脈が1分間に50以下の場合を徐脈、100以上の場合を頻脈といいます。
引用:不整脈といわれたら – 国立循環器病研究センター
心臓といえば、血液を体の隅から隅まで送る大切なポンプ。
そいつが顕著におかしいとなれば、生まれて初めて心臓で不安になってきましたよ。

でも、『不整脈』となると話は違いますわ。
私の場合、不整脈の中でも『頻脈』といわれる「脈が不規則かつ回数が多い」かたち。
心臓止まるんじゃないの??
今までにない不安を感じるのも事実ですし・・・。
不整脈あれこれ
それでは、不整脈になると何が起こるのかを見ていきましょう。
怖くない不整脈とは
まず、不整脈が起こったからといって、即「心臓が悪いから」とは言えないようです。
こちらの引用をご覧ください。
心臓を養っている血管が詰まる病気に心筋梗塞や狭心症がありますが、不整脈は血管が詰まるから起きるのだと勘違いされている方が少なくありません。
引用:循環器病情報サービス
心筋梗塞や狭心症は心臓の血管の病気であり、一方、不整脈は電気系統の“故障”ですから、基本的には別の病気です。
区別するとすれば、心筋梗塞や狭心症のような血管が詰まっておこる心臓病とは、また違うものとのこと。
心臓のポンプ機能にも影響はないといいます。
また、さらに下記引用のように、年齢や体質の変化の影響で不整脈は起こりやすいようです。
不整脈の原因として最も多いのは、年齢に伴うものや、体質的なもの、つまり心臓病には関係しないものです。
引用:循環器病情報サービス
年をとるにつれ、だれでも少しずつ不整脈が増えていきます。
ストレス、睡眠不足、疲労などでも不整脈は起こりやすくなります。
そういう意味では、だれにでも起こりうるものだと言えるでしょう。

そういえば、先日自律神経がおかしいと感じて、心療内科を受診した私。
そのときも、「不整脈がある」と指摘を受けてバセドウ病の検査をしましたっけ。
それだから検診でひっかかったんだな・・・。
そのときは、幸いにもバセドウ病が疑いで終わり、異常なしとのことでした。
いまでも気分不良は続いているので、精神安定薬と睡眠薬で治療中なんですよね。
心療内科に通った際の最初の体験談は以下をご覧ください。

検診の際にも、服薬治療中と伝えたのですが、医者によっては「不整脈への反応」が違うんですよね〜。
今回は、それも勉強になりましたよ。
ということで、今回の私の不整脈は自律神経失調症が影響している(?)のではないかと、勝手に自己診断した私でした。
不整脈=心臓病と思っているお年寄りが多いですが、そこまで深刻に心臓病と結びつける必要はなさそうです。
「正しく心配する」って大切ですからね。
怖い不整脈とは
それでも、以下の状況が顕著にみられる場合は、注意が必要な不整脈なので受診は必須です。
◎急に意識が無くなる。失神する。
引用:Boston Scientific
◎脈拍数が1分間に40回以下で、体を動かすと息切れやめまいがする。
◎突然動悸が始まる。
また、不整脈で怖いのは『心房細動』という症状です。
ただの不整脈ではなく、心房細動が起きている場合は、以下のような重篤は病気に進行してしまうケースがあるとのこと。
「心房細動」は脈がバラバラに打っています。
引用:Boston Scientific
しかも1分間に150~200回以上のとても速い状態での乱れ打ち状態となっているので、かなり強い動悸が感じられます。
心房細動ですぐ死ぬ事はありませんが、この状態が長く続くと心房に血の塊(=血栓)が出来易くなります。
「心房に血の塊(血栓)」ができるということは、脳や他の器官の血管が詰まって重い病気を引き起こすリスクが高まるということです。
とくに危険なのは、「脳梗塞」。
心房で出来た血栓が脳にとんで、脳梗塞を発症する原因になるのだとか。
脳梗塞って、即死ならまだ幸せは方だと私は思いますよ。
若い時に発症し、心身に重い後遺症が残った際には本人、家族にとって地獄が待っていると言っても過言ではない。
私がケアマネとして関わる方の中にも、40代〜50代で脳梗塞を発症し、その後遺症で介護サービスを利用している方が数人います。
私も他人事じゃないということです。
様子見か受診かの判断の方法
これはあくまで私の個人的意見ですので、なんら責任を負うものではないことをご了承ください。
まず、心臓の検査は大切ですが、神経質になる必要はないかと思います。
気になる方は循環器科でホルター心電図や心臓エコーの検査をしてもらうと安心です。
たいがい不整脈くらいでは服薬治療にはならない。
今回の私の経験では・・・ですね。
今回の私のように自律神経失調症を患っている場合、それがきっかけで不整脈が出ていると推測できるのであれば、まずはその治療を優先してもいいのではないかと考えます。
このへんも結局は自己責任ってことになりますけどね・・・。

私のケース、まだ自律神経失調症の治療は半ばですし、医師からも今の服薬を3ヶ月は最低でも続けた方がいいと指示を受けています。
また、不整脈に関しては心療内科医も見つけてくれていましたし、「ストレスかバセドウかで現れることが多い」とも教えてくれました。
結果、バセドウではなかったので、改善していない交感神経の暴走が一因の可能性がありますし。
今、循環器科に受診して他の薬出されても心療内科との薬の飲み合わせもありますしね。
私は、こういった自己判断で、心療内科受診が終わるまでは不整脈については『様子見』でいきます。
しかし、これはあくまでも私の個人的感想であり、見解ですのであしからず。
私のような思い当たるきっかけがないのに、上記のような危なそうな症状が出ている方は、精密検査は必須でしょうね。
検査をしてとくに大きな病気でなければ、自信になりますし、検査もそんなに大変なものではないと思います。
でも、お医者さん選びは重要。
安易に大きな病院なら安心と思わずに、医院やクリニックに相談するのがいいですよ。
最近はネットで口コミを書き込んでいる方がいるので、下調べも重要。
変な医者に我慢して通って、ぎゃくに不整脈悪化させないように、気に入らん医者ならその場で「チェンジ!!!」と言ってやりましょう(笑)。
それでは!
私と共にストレスためず、健康で!!
以上、弥津でした。
【動悸息切れには昔からこれがおなじみ】