糖尿病の原因と進行で引き起こされる怖い症状について

2019年5月5日

こんにちは。中性脂肪の値がなかなか下がってくれない弥津です。

今回は、糖尿病原因進行によって引き起こされる怖い症状について調べてみました。

糖尿病という病名は若い人でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

食生活の欧米化などの要因で、糖尿病が増え、「国民病」とまで言われるようになりました。

2012年の国民健康・栄養調査では、国内の糖尿病患者数は約950万人、糖尿病予備軍を合わせると2050万人と発表されました。今や40代以上の6人に1人は糖尿病であり、まさに糖尿病は国民病とも言えます。

引用:全日本民医連

ここまで増えている糖尿病ですが、実際に何が原因で、どんな症状が出るのか詳しく説明できる人は、私を含めて少ないかもしれませんね。

まずは、糖尿病とは何かについて見ていきましょう。

糖尿病と遺伝について

身内に糖尿病患者がいる私。

「糖尿病は遺伝するので気をつけろ」と若い当時から言われてきました。


では、実際のところ、糖尿病と遺伝の関係性はどうなのでしょうか。

親や祖父母など親族に糖尿病の人がいると、そうでない人に比べて糖尿病になりやすいということは、厚生労働省の「健康日本21(糖尿病)」などの研究報告によりすでに明らかになっています。しかし、遺伝するのは「糖尿病」そのものではなく、「糖尿病になりやすい体質」であるということも知っておくべき大切な事実です。

引用:糖尿病の治療と予防ナビ.com 

病気そのものが遺伝するのではなく、「なりやすい体質」が遺伝するとのことです。

親戚に糖尿病の方がいると、ただそれだけで糖尿病の発症が約束されているわけではありません。


しかし、糖尿病に無縁の家系の人よりは、発症しやすいことに変わりはありません。


なりやすい体質が遺伝するのであれば、それはそれで十分危険ですね。

糖尿病発症のリスクが高いという意識を持たないといけません。

糖尿病を発症する原因

では、糖尿病とはどんな状態を指していうのでしょうか。

また、症状を発症する原因は何でしょうか。 

糖尿病とは、インスリン(=血糖値を下げるホルモン)の作用が十分でないためブドウ糖が有効に使われずに、血糖値が高くなっている状態のことです。放置すると全身にさまざまな影響が出てきます。

引用:糖尿病サポートネット

炭水化物はブドウ糖に分解され、血液から細胞の栄養素として取り込まれます。

その時、栄養素の取り込み作業を助けるのが「インスリン」です。

インスリンの働きが低下することで、ブドウ糖が分解されずに血液中に残ります(高血糖)。

この高血糖の状態を「糖尿病」と呼びます。


それに、糖尿病には「1型糖尿病」と「2型糖尿病」があります。

1型糖尿病についての説明は以下をご覧ください。

【1型糖尿病】

主に自己免疫によっておこる病気です。 自分の体のリンパ球があやまって内乱を起こし、自分自身のインスリン工場、膵臓にある膵島β細胞、の大部分を破壊してしまうことで発病します。

生活習慣病でも、先天性の病気でもありませんし、遺伝して同じ家系の中で何人も発病することもまれです。

引用:日本IDDMネットワーク

1型糖尿病は小さな子供から若い世代に多く見られます。

生涯にわたって、インスリンを自己注射や医療機器による注入で補充する以外に治療法がないという、大変つらい状態で生活することになります。


一方、2型糖尿病は以下の説明をご覧ください。

【2型糖尿病】


インスリンの分泌が少なくなったり、働きが悪くなるために起こります。おもに中高年以降にみられますが、若年者の発症も増加しています。日本の糖尿病患者さんの約90%が2型糖尿病とされています。


日本人は遺伝的にインスリン分泌が弱い人が多いといわれています。遺伝的な体質に過食(特に高脂肪食)、運動不足、肥満、ストレスなどの生活習慣や加齢といった要因が加わり、発症するとされています。このため、2型糖尿病は「生活習慣病」ともいわれるのです。

出典:糖尿病サポートネット

2型糖尿病は過食、運動不足、肥満、ストレスや加齢が要因となって発症します。


俗に「贅沢病」なんて呼ぶ人もありますが、贅沢な食生活をしていなくてもストレスや加齢といった避けることが難しい要因も含まれています。 

1型糖尿病は、生活習慣や遺伝等に関係なく発症する、自分の力ではどうにもできない難しい病気です。

しかし、2型糖尿病は注意すれば、予防は可能。


2型糖尿病を発症するリスクは、日本人であれば誰でもあると思わないといけませんね。

特に、食生活が変わり、過剰にカロリーを摂取しがちになっている昨今はそうです。


しかし、がんと違い、その怖さがよく理解されていない糖尿病。

発症によって、どんな恐ろしい事態が待ち受けているのかを見ていきましょう。

糖尿病の怖い症状について

まず、糖尿病は一度発症すると、「非常に難治性の高い病気」である事を理解しなければなりません。

2型糖尿病であっても、完治はそう簡単なことではないのです。 

治療によって血糖値がほぼ正常にまで改善しても、糖尿病そのものが治るというわけではありません。治療を中止すると、ふたたび血糖値は高くなってしまいます。

引用:糖尿病サポートネット

また、2型糖尿病の場合、自覚症状がないまま進行することがあります。

重篤な状態になって初めて糖尿病だと分かることも多いのです。


そして、深刻なのが「合併症」です。

糖尿病により、数多くの病気を発症する可能性が高まります。

糖尿病の合併症

上のイラストは糖尿病の主な合併症を表しています。

このイラストでも分かりますが、「糖尿病」の怖いのは「糖尿病」だけでは終わらないという点です。


その合併症の中で数の多い『糖尿病三大合併症』は以下の通り。

【糖尿病三大合併症】
◎糖尿病網膜症→視力が低下。失明することも。
◎糖尿病性腎症→腎不全を引き起こして透析治療が必要に。
◎糖尿病神経障害→脚の感覚が麻痺して壊疽(えそ=組織が死ぬ)する。

三大合併症を見ても、死に直結しそうにないから大丈夫と思ってませんか?


糖尿病になると、生死にかかわる重篤な病気を起こす人も多いのです。

それは「脳卒中」、「心筋梗塞」です。


脳卒中、心筋梗塞共に「死」に直結する病です。

もし一命を取り留めたとしても、重い後遺症に悩まされながら生活することもあります。


また、三大合併症の中にある糖尿病神経障害を起こすと、脚が壊疽(えそ)します。

壊疽の進行を止めることが容易ではなく、最終的には「切断」しないといけないこともあるのです。

糖尿病を予防する方法

糖尿病の自覚症状は、排尿が多くなる、喉が渇く、体重が減る、疲れやすくなるの4つが主なものです。

この症状を感じるようになると、すでに糖尿病を発症している可能性があります。


その糖尿病を発症させない為には、「生活習慣を整える」ことが重要です。
食の乱れや運動不足、過労、睡眠不足が発症リスクとなります。


主な糖尿病の予防策は以下の4つです。

【糖尿病の予防策】
◎適度な運動
◎ストレスを溜めない
◎睡眠をしっかりと取る
◎暴飲暴食はしない

ちなみに、「糖尿病予防に効く食品」というのはありません。
とにかく、まずはカロリーの摂り過ぎはやめる。


そして、有酸素運動、ストレス発散、睡眠時間の確保で糖尿病が発症しないように取り組みましょう。


また、最近では特定保健用食品の指定を受けた血糖値の上昇を穏やかにする製品や、医薬品も登場しています。

上記4つの予防策と合わせてみてもいいでしょう。

いかがでしたか?

今回は糖尿病の原因と進行で引き起こされる怖い症状についてお話させていただきました。


国民病とはいえ、重篤な状態を想像しにくい糖尿病。
なってからでは、すでに遅い予防策。


いつまでも今のままの自分で生活するために、早めに取り組みたいですね。


それでは!
以上、弥津でした。

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