不定愁訴の原因は何か?症状改善のポイントとは

2018年3月30日

こんにちは。運動不足で心も体もバランスを崩しやすい弥津です。

今回は、自律神経の不調で「不定愁訴(ふていしゅうそ)」に悩む方に。不定愁訴の原因と、症状改善ポイントをお伝えします。

春は暖かくなって、心も体もウキウキする季節。
でも、年を重ねてくると厳しい冬から暖かい季節へのシフト調整が上手くいかず、気分不良を起こしやすい時期でもあります。

さらに、花粉症に悩まされている方は、気分不良が悪化しやすい。
私は春先、「何だか頭が重くて、寝ても寝ても疲れがとれない」といった状態になることがあります。

このように、「何となく気分が悪い」状態のことを、『不定愁訴(ふていしゅうそ)』と呼びます。

私と共に、不定愁訴について学んでいきましょう。


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不定愁訴とは何か

気分や体調が確実に悪いのに、内科検査を行っても何の異常もない・・・。

このような状態が、『不定愁訴(ふていしゅうそ)』です。

不定愁訴(ふていしゅうそ)とは、「頭が重い」、「イライラする」、「疲労感が取れない」、「よく眠れない」などの、何となく体調が悪いという自覚症状を訴えるが、検査をしても原因となる病気が見つからない状態を指す。患者からの訴え(主訴)は強いが主観的で多岐にわたり、客観的所見に乏しいのが特徴。

引用:不定愁訴(wikipedia)

不定愁訴は、私のように「頭が重い」、「疲労感が取れない」、「よく眠れない」などの何となくといった感じの体調の悪さを感じます。

さらには、検査をしても原因と思われる病気が見つからないのです。

上記の wikipedia にも書かれていますが、主観的な訴えになるのでなかなか周辺の人に理解されないといった哀しい一面があります。

みなさまの症状改善の為、次に私の経験談と自律神経とは何かについて見ていきましょう。

自律神経失調症になった私

不定愁訴なんて「気合が足りない!」という意見も聞こえてきそうですが・・・私も症状を感じるまでは、気合が全てだと勘違いしていました。

不定愁訴になってみないと、訴える方の気持ちが理解できないものですね。

私の場合、原因不明の吐き気症状が顕著だったので、胃カメラ検査を受けました。

しかし、結果は「ピロリ菌もいない、美しい胃ですね」。
とりあえず、胃がんでなくてよかった・・・とホッと胸をなでおろした感じ。

その後もエコー検査、無呼吸症候群の検査、脳外科でのCT検査・・・全て異常なし!

脳外科の医師からも「綺麗な脳ですね」なんて褒められました。

しかし、納得いかず・・・最後にすがる気持ちで受診した、心療内科でついに「不定愁訴」という言葉を教えてもらいました。

そして、受けた病名が『自律神経失調症』。 

自律神経失調症は分かったんですが・・・「自律神経」って何でしょう?

自律神経とは、心臓を動かしたり汗をかいたり、自分ではコントロールできない自動的に働く神経のこと。

自律神経は活動する神経といわれる『交感神経』と、休む神経といわれる『副交感神経』の二つに分類され、必要に応じて自動的に切りかわって働くようになっています

引用:自律神経失調症って何? 知っておこう! 自律神経失調症

「自律」って言うくらいですから、自分で意識してコントロールできない神経。

意思とは関係なく自動で切り替わるもんですから、一旦不具合を起こすと治すのはなかなか難しい。

その働きがおかしくなってくると、精神、神経、内分泌、免疫に悪影響が出てきます。

当時の私は、新しい職場、職種でストレスを溜め込み、自律神経をおかしくしてしまってたんですね。

その後、心療内科で生まれて初めて睡眠導入剤と安定剤をもらい、一週間ぐっすり眠ったおかげで何とか軽快しました。

では、次に「自律神経」についてもう少し詳しく見ていきます。


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2つの自律神経とその整え方について

「自律神経」は前述の引用にあるように、「交感神経」と「副交感神経」の2つに分かれます。

それぞれの働きと、バランスが崩れた際の整え方を理解しましょう。

交感神経と副交感神経の役割

下のイラストで分かるように交感神経は『動』、副交感神経は『静』といったイメージです。

ピーンと糸が張っている時が交感神経が優位。
糸が緩んで休憩している時が副交感神経が優位。

これをその時々で自動的に切り替えて、バランスをとっているのです。

画像出典:health.suntory.co.jp

二つの自律神経が適度に左右に振り子のように向きが切り替わり、「活動(交感神経)」と「休息(副交感神経)」を上手く調整しています。

しかし、現代人はストレス社会の中にいることもあって、交感神経の方が強くなりがちと言われています。

常にエンジン全開みたいなものですから、そのうちオーバーヒートを起こしてしまいます。

冒頭の話のように、「緊張の季節」である冬が終わり、春のポカポカ陽気になってくると「緊張と弛緩」の切り替えが上手くいかない為に、不定愁訴が起こりやすくなるのですね。

交感神経が優位だと血管が収縮し、心拍数や血圧が上がります。

これにより、元気が出る一方でイライラが続き、血流が悪くなりやすく、それによって免疫力も低下します。

このように、交感神経が上がりっぱなしでは、内臓や心、体ともに疲弊してしまうのです。

この状態が続くと、心疾患などの重篤な病気が発症する事も考えられます。

また、逆に副交感神経が強すぎると、過剰な休息状態が続き、うつ病に移行する危険性が出てきます。

何事もバランスが重要という事が分かりますね。

それでは、次は乱れた自律神経の整え方についてです。

乱れた自律神経の整え方

乱れてしまった自律神経のバランスを手動で改善するには、『心身に優しい生活をする』ことが基本です。

交感神経に傾きすぎている状態を修正する為に、ストレッチとウォーキングを行いましょう。

適度な運動を行う事で快感ホルモンと言われるドーパミンが分泌され、疲れやストレスが解消されます。

また、忙しい方でもできる深呼吸も有効です。

深く吸って、ゆっくりゆっくりと長く長く息を吐きましょう。

疲れるとため息が出ますが、これは「深呼吸したい!」という脳のサインであり、リラックスの為の行動なんです。

ため息吐く前に、目を閉じてゆっくりと深呼吸する習慣を作ってみましょうね。

あとは、できるだけ早寝早起き

それが難しければ、睡眠の質を上げるために、眠る前のリラックスルーティンを作りましょう。

睡眠直前に、ぬるめのお風呂にゆっくりと入る。
そして、心が落ち着く音楽を聞きながら眠気を待つ、またはアロマもいいでしょう。

さらに、思いっきり笑う事でドーパミンが分泌され、心身が安定します。
お笑い動画でもみて、気持よく笑い、心をスッキリさせる方法もGOODですね。

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ホルモンバランスを整えるポイント

自律神経が乱れると、ホルモンバランスも崩れてしまいます。

女性ホルモン、男性ホルモンのバランスが崩れる事も、不定愁訴が起こる原因となります。

女性は女性ホルモン、男性は男性ホルモンを分泌促進させる、あるいは補うことで不定愁訴改善が期待できます。

女性ホルモンとバランス調整法

女性ホルモンと言われている「エストロゲン」と「プロゲステロン」。

エストロゲンは『妊娠ができるようにするホルモン』、プロゲステロンは『妊娠の準備をするホルモン』です。

また、丸みのある体にしたり、脂肪をつきやすくする、骨密度を保つといった効果もあります。

加齢、ストレスなどでこのホルモンの分泌がおかしくなると、月経不順や無月経、あるいは月経時の激しい痛みやイライラ、憂うつ感・・・そして、「不定愁訴」に襲われます

ホルモンバランス調整法には以下のものがあります。

早寝早起き、充分な睡眠。

趣味の時間や友人との交流、一人でゆっくりと過ごすなどのリラックスタイム。

そして、食事も重要。
大豆に多く含まれているイソフラボンは、体内でエストロゲンと同じ働きをする事で知られています。

イソフラボンの一日摂取量の目安は『一日平均で75㎎』。
これは豆腐半丁と納豆1パックで摂れる量です。

ですが、「早くは治したい!」といって、イソフラボンサプリなどで手っ取り早く大量摂取!!なんて事を続けてはいけません。
短期間に過剰摂取すると、子宮内膜増殖症になる可能性があります。

できるだけサプリメントなどではなく、イソフラボンを含んだ食べ物で補うようにしましょう。

毎日、他の栄養素も含めてバランス良く摂取することが望ましいです。

男性ホルモンとバランス調整法

男性ホルモンと呼ばれる物質は「テストステロン」と言います。

テストステロンは、男性特有の筋肉質で太い体格・体質を作ります。
体毛が生えやすくなったりするのもこれのせいです。

また、男性ホルモンが減少することでも、不定愁訴に至りやすくなります。

ホルモンバランス改善には、ここでも「体を適度に動かし、しっかりと心身を休める」を上手に行いながら、栄養にも気を配る事が重要です。

それに、テストテロン生成を助ける栄養素があります。
それは『亜鉛』です。

亜鉛を多く含む食品は、牡蠣や魚介類、海藻類、ナッツ類、レバーなど。

亜鉛はもともと体内で吸収されにくい栄養素なので、効率よく吸収させる為にビタミンCを一緒に摂ることがポイントです。

私の症状改善への取り組み

私は元々がストレスを溜めやすい上に、発散が下手。
運動自体は好きなのですが、有酸素運動が苦手で逃げてばかりでした。

子どもがスポーツ少年団に入ったことをきっかけに、一緒にジョギングに出かけるようにしています。

そして、亜鉛サプリを疲れを感じた時に補充。

あと、睡眠の質が悪いのが私のもうひとつの難点です。

寝る前に軽く瞑想的な感じで、息を大きく吸ってゆっくりと吐き出す。それを数分するだけでも、寝入りが違います。

いかがでしたか?
今回は「不定愁訴の原因は何か?症状改善のポイントとは」と題してお話してきました。

「私はまだ20代だから」
そんなことを思っているあなた。結構年齢は関係ないようですよ。

不定愁訴は若い人でもなります。
放置しておくと、うつ病などの大変な病気に移行する可能性もあります。

しっかりと予防を心掛けていきましょうね。
以上、弥津でした。

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