長く続く腰痛の原因はストレス?身体表現性障害を知ろう

2019年4月14日

こんにちは。何もしていなくても突発的な腰痛に襲われる弥津です。

今回は、長く続く腰痛原因ストレスの観点から見ていき、その解消法を考えます。

突然ですが、みなさんは「身体表現性障害」という言葉をご存知でしょうか。

私は今回、この記事を書くにあたって調べているうちに初めて知った言葉です。


腰痛と言えば、「腰への負担のかけ過ぎ」が原因と断定しがちですが、体の痛みには「ストレス」が関係している事が結構多いのです。


ストレス過剰になると、そこにないはずの痛みを感じだしたり。
また、ストレスが原因で自律神経が不調をきたし、血行不良を起こすことで腰痛を感じだしたり。


まずは、腰痛とストレスの関係について見ていきましょう。

その腰痛の原因はストレスによる「脳のトラブル」?

ケアマネジャーをしていると腰痛を訴える高齢者と多く関わります。

中には整形外科で精密検査を行っても、痛みの原因が特定できない方もいます。


色んな整形外科に受診しては検査。
でも、結果は同じ。 


「腰痛=腰の異常」かというとそうではない場合もあります。


その答えを教えてくれたのが、精神科のお医者さん。
ある講演会で「精神性疼痛(せいしんせいとうつう)」について話していました。


よくよく考えてみると、痛みを痛みとして感じる場所って腰ではないんですよね。

実は、「脳」です。


脳が「痛い!」と感じさせることで、その部分にズキズキやジンジンといった痛みを感じるのです。

体の痛みは「脳の痛み」と言えますね。

実際に、脳が障害されている認知症の方には、転倒で複雑骨折していても痛みを感じずに歩行し続ける人がいます。

脳が機能障害を起こすことで、「痛みをコントロールする機能が低下する」のです。


痛みを感じさせなくていいところで痛みを感じさせて、痛みを感じさせないといけないところで痛みを感じない・・・こんなやっかいな状態になってしまうのです。


とにかく難しい痛みの原因の特定。

以下の記事にあるように、脳のトラブルなのか、ストレス性なのか・・・「本人にも医師にも分からない」というのが事実のようです。

やっかいなのは、痛みの原因がヘルニアなどの器質的な障害なのか、脳のメカニズムのトラブルなのか、ストレスが体に表れたものなのか、本人にも医師にも分からないということ。

引用:日刊ゲンダイヘルスケア 原因の多くは心理的ストレス…腰痛は“気”で治す病だった

しかし、検査を行っても痛みの原因が特定できない時は、多くの場合がストレスなどの精神的なものが原因での痛みでは?と、疑ってみたいですね。


それほど、ストレスはあらゆる病気の原因になりうるからです。


過度の不安やストレスから、脳の痛みを感じるセンサーが不具合を起こしてしまっている可能性を考えてみましょう。

腰痛と身体表現性障害

ストレスなど心の不調が原因で、体の痛みとして出る状態。

こういう状態の事を『身体表現性障害』といいます。

診察や検査をしても十分に説明できない身体の症状が慢性的に続く病気のことを総称して「身体表現性障害」という。このうち、痛みが主である症状を「持続性身体表現性疼痛障害(疼痛性障害:とうつうせいしょうがい)」と呼ぶ。

引用:ウォッチ メンタルストレスが原因!?検査しても「異常なし」の身体の痛みとは

腰痛で何もしたくないという人でも、楽しいと思える活動をしている最中は嘘のように痛みを感じない時があります。

心と痛みは密接に関係しているんですね。


私のようなケアマネジャーは体を張るような場面はありません。

腰に大きな負担をかけるような仕事でないのに、慢性的な腰痛持ちの場合『持続性身体表現性疼痛障害』である可能性が高いようです。

運動やストレッチ、腰部の温活などで対処しても、簡単には治りにくい厄介な状態です。


先程お話した、脳が痛みのコントロール障害を起こしている状態が「身体表現性疼痛障害」です。

これが原因であれば、どんなに整形外科に通ってリハビリを受けたとしても緩和は難しいでしょう。


痛みを感じている箇所に炎症や変形がないのであれば、シップや痛み止めは効きません。


痛みを感じている原因が何なのかに着目して対処する必要があります。

では、身体表現性疼痛を改善するにはどうすればいいのでしょうか。

腰痛を改善する効果的な方法

腰痛がつらいと、休日は何もせずに横になってばかり・・・。

そういう方が多いでしょう。


でも、本格的に身体表現性疼痛を治したいのであれば、意識すべき点があります。


まずは、「適度な運動」です。

過酷な運動をしてはいけません。運動の習慣のない人は歩くことからでOKです。


散歩やウォーキングという形にこだわらなくても、街中を徒歩で散策したりするのいいでしょう。

適度な運動により、脳がリフレッシュされます。

不調をきたしている脳は正常に近づき、腰部も筋肉がほぐれて血行がよくなる。腰痛の軽減が期待されます。


また、ストレスや不安感が原因で起こっている身体表現性障害ですから、「メンタルケア」も大切です。


自分が何にストレスを感じているのか、原因を分析しましょう。
それは仕事なのか、家族なのか、恋愛なのか、将来への不安なのか・・・。


押さえつけられた感情を少しでも開放させてあげられるように、質のよい休息(熟睡する、リラックスする習慣を作る)をとれるように心がけましょう。

でも、どうしても自分のストレスの原因が自分でも分からないという人。

ここは、「心療内科に受診する」のもひとつの方法です。


心療内科と聞くと精神科を同じイメージを抱く人がいるでしょうが、最近は心の疲れを感じた人が気軽に受診できる場所として定着してきています。


私自身も過去に、自律神経失調症になり、心療内科を受診した経験者です。

初めが勇気が必要でしたが、診察を受けて話を聞いてもらうことで自分自身の内面で何が行っているのか自覚できました。


とにかく、リラックスできるようにと安定剤と睡眠導入剤を処方してもらいました。

その後、緩やかに改善していきましたから、受診してよかったと思っています。


いかがでしたか?

今回は「長く続く腰痛の原因はストレス?身体表現性障害を知ろう」についてお話させていただきました。


身体表現性障害を改善する為には、「適度な運動」と「心の開放」ですね。
みなさんも日頃の心身のケアを忘れずに。


それでは!
以上、弥津でした。

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