スケジュールの空きが怖い!「空白恐怖症」の解消法をお教えします

2018年10月2日

こんにちは。20代は予定がないのに「予定が詰まっている」と嘘をつくのが習慣になっていた弥津です。

予定と言えば、みなさんは『空白恐怖症』という言葉をご存知ですか?

今回は、『空白恐怖症』とはなにか。そして、その解消法について考えていきます。

空白恐怖症とは、2018年になってから登場した「新語(大辞泉が選ぶ新語大賞)」です。

下記のような状態を言います。

【空白恐怖症】

 スケジュール帳に空白が多く、予定が記入されていない状態に不安を感じること。そういう気持ちになることを病気の症状になぞらえた言葉。

引用:コトバンク「空白恐怖症」

このように、空白恐怖症だと、自分に休息を与えられないという、とても深刻な状態に自らを追い込んでしまうのです。


それでは、この状態からどうすれば開放されるのでしょうか?

まずは、私の空額恐怖症体験からお話します。

空白恐怖症に冒されていた私の経験

空白恐怖症は、公私ともに見られる傾向ですが、特に、仕事の場面において症状が出やすいと言われています。

自分の仕事がないときに、あたかも仕事をしているように見せるためにダミーの予定やフェイクの予定を入れるほど、自分の予定が空白な事を恐れる

引用:「空白恐怖症」とは – 予定がないのは怖い!? by マイナビニュース

上記のように、予定がないことに恐怖を感じることから、架空の予定を入れるという傾向があるいのです。


この症状は、特に「営業」の仕事をしている人に多く見られます。

「営業に暇な時間などない」というのが、日本の営業マンを追い詰める『呪縛』です。



この呪縛は私も20代当時、営業の仕事をしていた頃に経験しています。

社長のワンマン経営が顕著な会社に入ってしまった私は、「18時までは帰社するな」、「隙間の時間なんてあるはずがない」という、会社の暗黙のルールに縛られていました。


しかし、新人の私は人脈もできておらず、自然と予定が埋まるはずもありません。

そうなると、社長や上司に叱責されないように、フェイクの予定を手帳に書いたりして、業務をこなした気分になる・・・そして、それを上司に報告という「空想の世界」で生きているかのような日々を送っていました。

そんなフェイク癖がつくと、プライベートまでもが「空白恐怖症」になってしまうもの。


当時の職場に、自分の予定が埋まっていることをアピールする同僚がいたことも影響しています。

彼は、フットサルの練習や試合、飲み会、彼女とのデートの予定など・・・自分の今後のスケジュールを、私達他者に自慢気に聞かせる癖のあるやつでした。


そうなると、私はいつしか彼に抵抗心を覚えるようになりました。

新人当時の少ない給料を投げ売って、友人を片っ端から誘っては毎週末、飲み会や遊びの予定を入れる。


しかし、元々社交的でない私は、友人の数が限られている・・・どんなに頑張っても、空白になる週末ができてしまうのです。

そこで、いつしか私は、プライベートまでも嘘の予定を作り、職場の同僚に公表するという、醜い意地を張るようになってしまいました。


以上のような私の経験からして、空白恐怖症の原因は、自分の中にはないと思います。


仕事に関しては、社長や上司などの目上の存在からの圧力。

そして、プライベートに関しては、自分を大きく見せる為の意地の張り合い。


このふたつに共通していることは、『他者の圧力によって、自分を見失っている』ということです。


言い換えれば、「マイペース」を乱されていると言えます。

このように、自分のペースで過ごせないことで、精神的に疲弊してしまうのが『空白恐怖症』の問題点なのです。

空白恐怖症は「うつ病予備軍」

人間は本来、無理をしすぎる前に休息をとるように、脳から司令が出るように出来ています。


「これ以上は無理だ!!もう休もう」と、脳がサインを送り、眠気が出たり、活気を落としたりします。

「嫌だ、したくない」という、強い拒否的な言動や退避行動が出るのも、全て「自分の身を守る」為の反応と言えます。


心身が崩れない為には、何にも考えず、ダラダラと時間を過ごす・・・そんな『リカバリータイム』が必要です。


仕事でもプライベートでも、リカバリータイムと言える『空白の時間(一息つける時間)』がなければなりません。

上司や友人がそれを与えてくれない場合でも、本来は上手に自分で『空白』を作るべきなのです。

空白恐怖症に陥っている人は、他者の影響を強く受けて、自分を常に「オン」にする事を強要してしまいます。

これでは、心も体も持たず、オーバーヒートしてしまいます。


この、オーバーヒートこそが、『うつ病』の原因。


空白恐怖症は、ただの流行り物の現代人の傾向ではありません。

誰しも発症のリスクのある、うつ病のきっかけとなる深刻な状態なのです。

空白恐怖症の解消法

そのような危険な空白恐怖症を解消する方法を考えていきましょう。


自分の『空白』に恐怖心を感じる心理は、どこから来るのでしょうか?


前述のように、上司の圧力による恐怖心や、自分を小さく見られたくないという他者への対抗心が一因となってしまいます。


または、「バイタリティー溢れる自分でいたい」という理想の自分を追い求めるあまりに、自分自身を追い込んでいる・・・自分への無理過ぎる叱咤激励が原因となるケースもあるでしょう。


このような空白恐怖症に発展する原因を意識し、以下のような点を心がけることで改善を試みましょう。

他者に影響を受け過ぎている自分を見直す

空白恐怖症を防ぐためには、自分一人になれる時間作りが重要です。

職場やプライベートで、他者の影響を受けてしまうのは、「自らその場に身を置いている」ことが原因と言えます。


特に職場では、常に拘束されて自分の時間なんて作れないように思えますよね。

しかし、そう思っているのは自分だけ。


冷静に考えてみれば、息抜きの時間がまったく作れないわけではないのです。

まずは、他者の言動が気になって仕方ない自分が、苦しい状況を作っている原因であることを理解しましょう。

空白は「インプットの時間」と考えよう

『インプット(入力)』、『アウトプット(出力)』という言葉を聞いた事がありますか?


『入力(インプット)』は、何らしかの情報を脳に取り入れる事です。

一方、『出力(アウトプット)』は、蓄えている知識などを取り出し、活用することを言います。


空白恐怖症に陥ると、スケジュールぎっしりの「アウトプットの毎日」になってしまいます。

しかし、出力ばかりでは、頭の情報も精神もいつか枯渇してしまいますよね。


そこで、気分転換としてインプットの時間を持つ必要があります。

『空白』を無意味な時間として捉えるのではなく、インプットが行える貴重な時間と考えましょう。


例えば、仕事の合間を見つけて、書籍を開いて新たな知識を吸収する。

プライベートで他者が気になって仕方ない時は、特に「自己啓発本」がオススメ。


自分に集中できる上に、新たな発見ができるので、とても爽快な気分になれます。


また、自宅でぼーっと、過ごすのも「インプットの準備を整える作業」と言えるので有意義です。

たとえ丸一日、何も考えずに過ごしたとしても、次の仕事や娯楽に向けての「メモリー回復作業が完了」したと思えばいいです。


以上のような点を意識しても、それでもスケジュール帳の空白が嫌なら『完全休暇』とか『リフレッシュ日』、『リラックス日』といった、項目を新たに手帳に書いてみればいいと思います。

または自分の本当にやりたい事、出来る事をみつける為に図書館や書店にいく『取材日』なんて書いておくものかっこいいですよね。


あなたを磨き、時にリフレッシュするおひとり様タイムも立派なスケジュールですよ。


いかがでしたか?

今回はスケジュールの空きが怖い!「空白恐怖症」の解消法についてお話してきました。


「これが私のペースだ!」って胸張って行動できる境地に至れるようになりましょう。

他者や自分の理想に影響受けまくっている今の方が、カッコ悪くないですか?


「空白は自分磨きの時間」と考えましょう。


それでは!
以上、弥津でした。

 

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