モバイルバッテリーから発火の危険性!リチウムイオン電池の注意点

2019年1月8日

こんにちは。スマホ用にモバイルバッテリーを買いましたが、子供から携帯ゲーム機の充電用として奪われてしまった弥津です。

今回は「モバイルバッテリーも取り扱いに気をつけないと、発火する危険性がある!」という話題です。 バッテリー事故を防止する為の注意点もお伝えします。

2019年1月7日に福岡県で女子高校生の使用していたモバイルバッテリーから出火。

負傷した人がいなかったというのは幸いでした。

7日午後2時20分ごろ、福岡県粕屋町酒殿の大型商業施設内で、県内の女子高校生(18)のカバン内に入っていたバッテリーから出火した。粕屋署によると、同4時半現在、消火済みで負傷者もいないという。(2019/1/7)

引用:カバン内のバッテリーから出火 けが人なし 福岡県粕屋町の大型商業施設

女子高生が普通にカバンに入れていただけで発火したのかというと、違うようです。

他の記事やニュース動画では、『カバンを落とした際に』と説明されています。


要するに、モバイルバッテリーに衝撃が加わった際に出火したとのこと。


ここからは、モバイルバッテリーから出火した原因などについてお話していきます。

安価になったモバイルバッテリー

モバイルバッテリーも安価なものも多く出回るようになり、誰にでも手の届く商品になりましたね。


私も1500円相当のモバイルバッテリーを500円というたたき売り時に購入。しかも、2本。

子供の携帯ゲームの屋外での充電に役立っていますが、使用している一人としてこういった事故は他人事ではありません。


特にうちは子供が使用しているので、私も注意して見ておかないと・・・と、怖い気分に。

では、どうしてモバイルバッテリーが出火したのか。

原因を知ることで対処法を身につけていきましょう。

なぜリチウムイオン電池は発火しやすいのか

モバイルバッテリーに使用されている電池は『リチウムイオン電池』といいます。


『充電』といえば、ほとんどこれが使われていますよね。

例えば、スマホだけではなく、デジタルカメラも。範囲を広げて考えれば、電動工具や補聴器だって最近は充電式が当たり前になってきています。


『充電式』であれば、リチウムイオン電池が入っていると思っていいです。


しかし、今回に限らず、以前からリチウムイオン電池って発火しやすい事で有名。

そうなりやすいのは、その仕組みに理由があります。

画像出典:日立化成株式会社「リチウムイオン電池の原理・特徴

リチウムイオン電池はその文字通り、プラス極とマイナス極ふたつの間を「イオン」が移動することで、電流が生まれる仕組みです。


しかし、ここで問題なのが、そのイオンの電解質として「可燃性の有機溶媒」が使用されている点。


充電し過ぎたり、ショートしたりすると、その可燃性のある電解質が気化してしまう。

その気化した電解質が原因で熱をもったり、状況によっては火花に引火して発火に至るのです。

動画出典:nite official

しかし、それに対しての対策も施されています。

それなのに、皮肉なことにそれが衝撃に弱いという難点を作り出しているのです。


気化したものが内部に溜まって爆発しないように、ガス抜き弁があるんですが・・・実は、それが耐久性を落とす原因なのです。


それにより、落下させるなどして強い衝撃を加えると、電池容器が破損し、内部から可燃性のある電解質(有機溶媒)が流れ出しやすくなる。

それにより、発火の危険性が高まるというわけです。


さらに、最近では音楽プレーヤーなどの携帯型の製品が多く普及し、それによってリチウムイオン電池の生産も増えています。

価格を低く抑えることや、生産性を優先するあまりに電池の質が悪いものも出回るようになっています。


安い製品に使用されているリチウムイオン電池の質も低い可能性があります。

安いのには訳があるという事ですね。

電池の発火を防ぐにはどうすればいいのか

リチウムイオン電池のトラブルを予防するために何をすればいいのか。

対策を一言で言えば、『正しく使用する』という事です。


では、具体的に何に気をつければいいのか。

高温になる場所での充電はしない

特に夏は注意が必要ですね。

暑い自動車の中でモバイルバッテリーに繋いだままスマホを放置なんていうのはとても危険。


それに、冬もストーブの近くや、こたつの中に入ってしまったまま充電なんていうのも液漏れなど発火の原因となってしまいます。

強い衝撃を与えない

今回取り上げたニュースの出火原因が、衝撃によるものだったことから考えると、モバイルバッテリーを使用する上で常日頃から気をつけないといけない、最も重要なことでしょう。

先程もお話したように、電池が破損したり、変形することで発熱、発火の恐れが出てきます。


そうかといって、クッション材やタオルにぐるぐる巻きにすればいいかと言えば、それも熱がこもって危険。

カバンを落とした際に床やコンクリートに直接ぶつからないように、カバン上部に入れておくなどの配慮が必要でしょう。

電池を濡らさない

これは昔から機械を使用する上での基本ですよね。

リチウムイオン電池の入っているモバイルバッテリーなどの製品を水につけてはいけません。


私は以前、胸ポケットに入れていたガラケーがスルリと飛び出て、水の溜まった洗面台にダイブしたことがあります。


あのときは、みるみるうちにガラケーのお腹が膨らみ、熱を持っていたのを覚えています。

怖くなったので、庭にしばらくおいて様子をみたくらいです。今思い返せば、発火手前だったのかもしれません。


急激な発火が起こる可能性もあるので、燃えやすいもののそばから離して様子をみることも必要ですね。

手に長く持っていると、やけどするかもしれませんし。

安価な粗悪品、リコール製品は使用しない

以前からトラブルになっている製品は、安価な粗悪品も多いようです。


できるだけ、そういった「安かろう悪かろう」な製品には手を付けないという自衛も必要でしょう。


それに、リコール情報にも注意をはらう方がいいでしょう。

自分の持っている製品が欠陥品と知らずに使用し続け、発火したなんて事もありえます。

基本的に「自分の身は自分で守る」ですよね。


安い場合は特に疑うべきだと思います。

それに自分の買った製品が仮に有名メーカーであっても、使用の仕方を間違えるとどんな優秀な製品であろうがトラブルが起こります。


説明書に書かれている禁止行為をしっかりと把握し、それに従うことも大切ですね。

私も説明書は熟読しない傾向があります。


トラブル回避の重要な情報を見逃していると思われます。

「次は自分に・・・」と慎重になっているくらいがちょうどいいのかもしれませんね。


みなさんも身近にあるモバイルバッテリーなどのリチウムイオン電池の状態にはご注意を!


それでは!
以上、弥津でした。

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