陸上選手が脚を故障した時にするべき、おすすめトレーニング

2019年9月4日

こんにちは。足腰に怪我を負っていても相談相手が誰もいない、悲しき高校スポーツライフだった弥津です。

今回は、脚の故障に悩む、陸上競技選手たちにお送りする話題。
陸上選手が怪我した時にすべき、おすすめトレーニングをご紹介します。

私も種目こそ違えど、走りまくったがゆえに足腰に故障を抱えまくった高校時代を送りました。

しかし、指導者や家族との距離が遠かった私は、一人で耐えながらトレーニングをこなす日々。


最終的には、重い疲労骨折を負い、心身ともに競技者として再起不能となってしまいました。

私の場合は、心の方が疲れてしまったというのが一番大きかったのですが・・・。


それはさておき、走るといえば「陸上競技」ですね。
どんな一流選手でも、一度は故障を経験するものです。


私のように故障した時に、どうしたらいいのか分からずに終わってはいけません。

今のうちから、故障とどう向き合うべきなのか理解しておくと違いますよ。


故障をプラスに転換するトレーニング法や考え方を学びましょう。

故障中にするべき、おすすめトレーニング

ここからは、故障中にできるトレーニング法などについてご説明します。


故障を「レベルダウン」と捉えないように。

重点的な強化が行えるチャンスと考えて、様々なトレーニングに取り組んでみましょう。

正しいフォームを身につける

まずは、走る基本に目を向けてみましょう。


フォームをあまり深く考えずに来た人は、正しいフォームを学び、身に付ける良い機会です。

自分の走り方の問題点に気付きましょう。


そうかといって、細かな修正点をあれこれと頭に入れて体に覚えさせるのは無理があります。

そこで、おすすめなのが「腕振り」と「脚の運び」の二点を重点的に正しく修正することです。


『高岡尚司のゼロベースランニング』は、「効率の良い走り方」についての知識を分かりやすく説明してくれています。

以下の動画の説明は、短距離、長距離問わずに参考になりますよ。

自宅内でもできる動きなので、毎日反復して体に染み込ませましょう。


そうしているうちにフォーム改造がいつのまにか行われ、復帰時に効率のいい走りができるようになるでしょう。

水泳(水中歩行)

私が故障した時に、やたらと行っていたのが「水泳」です。

市民温水プールに学校帰りによく通っていたものです。


この水泳ですが、陸上競技にも効果があります。

クロールや平泳ぎなどを行うことで、肩甲骨が柔らかくなり、腕振りに効果があります。


また、泳ぐととても疲れますよね。

故障中でも、スタミナ強化に役立ちます。

さらに、水泳には心と体の「疲労抜き」という意味合いもあります。

水にたたずむと心が落ち着きますよね。故障によって、絶望している心を癒やす効果があるのでおすすめです。


泳ぎに自信がある人は、遠泳に挑戦してみましょう。

逆に、泳ぎが苦手な人は、プールを歩くだけでも十分です。30分ほどゆっくりと、水の抵抗を感じながら歩きましょう。


前向きに歩くだけでなく、後ろ向きや横向き、歩幅を広げたり、縮めたりして、変化を与えながらトレーニングに繋げてみましょう。

エアロバイク

脚の故障中は、持久力の低下を予防することが難しいですよね。


落としたくない持久力キープに役立つのが「エアロバイク」です。

このエアロバイクですが、体幹の強化にもなる優れたトレーニング。


激しく漕ぐと脚の故障が悪化しかねませんので、落ち着いてペダルを回すのがポイントです。

持久力を向上させる訓練として理解しましょう。


例えば、「5分漕いで、3分休む」といったインターバル形式で3〜5セット行うと良いでしょう。

体幹チューブトレーニング

最近になって、多くのスポーツで取り入れられるようになった「体幹トレーニング」


スポーツ少年団に入っているうちの子供も、自宅で体幹トレーニングに取り組んでいます。

うちが活用しているのは、『長友佑都×体幹チューブトレーニング』です。


2種類の強度のチューブが付属されており、買ったその日から実践できます。

黄色い方のチューブは固めなので大人用、青い方のチューブは優し目なので子供でも大丈夫です。

体幹トレーニングの目的は、インナーマッスルを鍛えること。

インナーマッスルが強化されれば、体幹の基礎部分がしっかりとする為、競技パフォーマンスが向上します。


例えば、短距離の神・ウサイン・ボルト選手は、短距離選手としては異例の身長の高さ(身長196センチ)です。


本来、このような大きな体を持つ短距離選手は、体を使いこなせず、タイムが伸び悩むことが多い。

しかし、彼があれだけの神のような走りができたのは、体幹トレーニングを重視していたからと言われています。


「自分の体を使いこなす」という意味では、体幹トレーニングが重要だということが分かりますね。

腹筋ローラー

インナーマッスルを鍛えて体幹を強化するという点では、「腹筋ローラー」も日課にしましょう。

腹筋が強くなると、体のブレが少なくなります。

体のブレが少なくなることで、フォームが安定し、ストライドが伸びる。


そして、腕振りが疲れにくいなどの効果が期待できます。


目安としては、10回を1セット。

最初は、1セットで様子を見ながら、セット数は徐々に増やしていきましょう。結構、筋肉痛になりますよ。


以下にある動画で、腹筋ローラーのやり方のポイントが分かりやすく説明されています。

プッシュアップ(腕立て伏せ)

自宅で出来る、腕振りの強化に役立つトレーニングといえば、「プッシュアップ(腕立て伏せ)」です。


プッシュアップを行うことで、腕振りが力強くなり、疲れにくくなります。


短距離では素早く回数を少なく、長距離ではゆっくりと回数を多く。

10~20回を1セットとして、正確に行える範囲内で取り組むようにしましょう。

「プッシュアップバー」を使うと、手首の負担が軽減され、トレーニング効率も上がります。


100円均一でもプッシュアップバーは売られていますが、残念ながら軽量すぎる上に滑り止めがついていません。

プッシュアップを安全に行いたいのであれば、道具選びは大切です。


この点については、以下の動画で説明されていますので、正しいやり方と合わせてご覧ください。

このように、滑りやすい床面でプッシュアップバーを使用すると、グラついて手首を痛める危険性があるんですね。


できれば、重みがあったり、滑り止め処理がされているプッシュアップバーを使用するようにしましょう。

カーフレイズ(踵上げ)

走力強化には、ハムストリングの強化が欠かせないと言われています。

自宅で手軽にできるハムストリングトレーニングが、「カーフレイズ(踵上げ)」です。


カーフレイズの効果は、走っても足腰が疲れにくくなる(足の気だるさを感じなくなる)、ジャンプ力が向上する、体幹が強くなるといったところです。


ゆっくりと正確に、20回を1セットとして、徐々にセット数を増やしていきましょう。


実施にあたってのポイントは以下の動画を参考にされて下さい。

レッグカール

カーフレイズと同様に、ハムストリングスを強化する効果があるのが、「レッグカール」です。


ハムストリングが強くなることで、足の接地時に体を前へ送り込む「推進力」を生み出すことができます。


しかし、膝を何度も曲げるので、やりすぎには注意が必要。

膝を痛めて、更に故障箇所を増やす結果にならないようにしましょう。

上の動画のように、チューブを使用すると効果が上がります。

回数の目安は、左右10~20回・2~3セットです。

ランジウォーク

前に前に進む「ランジウォーク」は、陸上の動きと非常に酷似したトレーニングです。


私は高校時代によく「ジャンプランジ」ってやつを自宅の庭でしていました。
懐かしい!!


それはいいとして、ランジウォークは 下肢筋力が強化されると同時に、股関節の可動域を広げることが期待できます。

こちらも、分かりやすい説明動画がありますので、ご参考にされて下さい。


走力を上げるためには、股関節を広げる動きは重要。

ランジウォークで、股関節とふくらはぎの柔軟化を図りましょう。


でも、脚を故障しているのですから、激しく足を打ち付けるようにするのはNGですよ。

痛みを感じるようなら、無理せずトレーニングをやめましょう。

故障は走りの改革に繋がるチャンス

いかがでしたか?

今回は、「陸上選手が脚を怪我した時にするべき、おすすめトレーニング」と題してお話させていただきました。


上記のトレーニングで痛みを感じるようなら、中止しましょうね。

負担のない内容のものを選んで行うようにお願いします。


冒頭でも触れたように、故障をネガティブに捉えないようにしましょう。


普段の練習の中では、時間をかけて意識することができなかった点に目を向けるチャンスです。

疎かにしていたフォームの意識や、足りなかった部分的な筋力強化に取り組む、絶好の機会だと考えましょう。


ピンチをチャンスに変える意識を持ちましょうね。


それでは!!
以上、弥津でした。

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