法律改正で自転車の規制が強化!取り締まりで罰則も

2018年3月14日

こんにちは。電動アシスト自転車のフワッとした急加速が苦手な弥津です。

自転車と言えば、道路交通法が2015年(平成27年)に改正され、自転車に関する規制強化。そして、取り締まりを受けると罰則を受けることになりました。

今回は、自転車を乗る人は理解しておきたい、自転車に関する規制と罰則についてご説明します。

2015年、道路交通法が改正され、自転車も明確に『車両』としてのルールが出来ています。

自転車は今まで歩行者と同じように歩道を走行した歴史が長いので、ピンと来ない人が多いでしょう。

まだまだ、バイクやスクーターと同じように車道の路肩を走ることに抵抗がありますよね。

ママチャリのような心もとない乗り物が、普通乗用車やトラックがビュンビュン飛ばす車道を走行するのは、自転車の立場からすれば「危険」ですよね。

だからこそ、自分の身を守る為にも自転車ルールは把握しないといけません。
どのようなルールになったのか確認していきましょう。

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自転車もバイクや自動車と同じ「車両」である事

自転車をバイクや自動車のように「車の一種」として捉えていない方が、今でも多いでしょう。

特に、子供や高齢者はこういったルールの変化を知る機会が少なく、改正された内容を把握しづらいと言えます。

私も自転車は「車両」と意識出来だしたものの、道によってはどこを走行すればいいのか迷う事もしばしば。

Photo by Brodie Vissers from Burst

では、その「自転車のルール」なんですが、いつから見直しが始まったのでしょうかについて見ていきましょう。

【「みんなにやさしい自転車環境‐安全で快適な自転車利用環境の創出に向けた提言‐」(平成24年4月)】

自転車は『車両』であり、車道を通行することが大原則である」ということを基本的な考え方とし、道路管理者や都道府県警察が自転車ネットワーク計画の作成やその整備、通行ルールの徹底等を進めるためのガイドラインを早急に作成することを提言。

【「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」(平成24年11月)】

各地域において、道路管理者や都道府県警察が自転車ネットワーク計画の作成やその整備、通行ルールの徹底等を進められるよう、国土交通省道路局と警察庁交通局が、国土交通省国土技術政策総合研究所の調査・研究の成果等も踏まえ、ガイドラインとしてとりまとめ共同で策定。

引用:東京国道事務所HP
Photo by Matthew Henry from Burst

まずは、2012年(平成24年)に上記のガイドラインによって「自転車は歩行者と同じやないで。バイクや自動車と同じ『車両』やで」という原則が示されました。

そして、これを経て、2015年(平成27年)に「道路交通法」が改正されます。

この改正では、「自転車に関するルールと罰則」が明示されています。

罰則は以下の通り。

自転車による歩道走行違反3年以内に2回取り締まりを受けると『自転車運転者講習』の受講命令を受けます。その命令に従わずに受講しないと5万円以下の罰金の対象になります。

この改正の要因は、近年のロードバイクの普及などで、自転車による歩行者の追突事故は多くなっている事です。

実際に、歩行者と自転車の追突で死亡事故に発展したケースがみられたからです。

また、自転車を運転しながらスマホを操作する人をよく見かけますよね。

これは、スマホを見ながらバイクを運転している事と何ら変わらないんですよね。
ながら自転車走行は、とても危険なのでやめましょうね。

自転車も「車両」なのですから、人や物にぶつかれば、「交通事故(人身事故)」
自転車事故で多額の賠償・・なんて話も現実にあります。

「自転車専用通行帯」を走行しよう

法律改正によって、自転車と歩行者の分離目的で『自転車専用通行帯』の整備が全国的に行われています。

この自転車専用通行帯(自転車レーン)ですが、道路標識等で『普通自転車が通行しなければならない車両通行帯を指定したもの』です。

自転車専用通行帯がある道路においては、原則、自転車はここを通行しなければなりません。

みなさんの街にも「自転車レーン」のある道路、増えてませんか?

まだ多少抵抗がある人がいるでしょうが、このレーンが設置されている場所では、自転車に乗ったらここを通行しないと・・・もしかしたら、取り締まり対象になるかも。

自転車レーンは飾りではないということで、みなさんも気をつけておきましょうね。

自転車通行帯のない場所ではどうすればいいのか

そうはいっても、自転車通行帯の整備はまだまだこれから。
それがない場所ではどうすればいいのでしょうか。

みなさんはこんな標識を見たことがありますよね。

下のような「歩行者と自転車の両方が載っている道路標識」がある歩道では、今まで通り、自転車も走行OK。

「自転車及び歩行者専用」の道路標識

でも、自転車OKとはいっても、大原則として「歩行者優先」に変わりはありませんよ。
通行を許可されているからといって、自転車をぶっ飛ばしていいわけではありません。

また、「歩行者どけどけ」的に、ベルをチリンチリンならしながら走る不届き者は当然NG、罰してもらいたいくらいです。

「自転車は車両なのでバイクと同じく車道左隅を走る」が基本という意識を身につけましょうね。


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歩道を走って大丈夫なケースも理解しておこう

先程から自転車は「基本的に道路」と言ってきていますが、慣れない車道を走行することは結構怖い・・・特に、路肩がほとんどない道路とか。

決して、どこでもここでも自転車は道路を走りなさいと言っているわけではありません。

ここでは、自転車の車道通行の適用除外ケースがあることをご説明します。

普通自動車や大型トラックなど交通量が多く、自転車が車道を走行することが危険な場合。

危険回避の為に歩道を走行することが許されています。

それなら、安心・・・。

でも、先程もお話したように、歩道を通る時は歩行者優先ですので「徐行」しましょう。

自転車の「徐行」とは、歩いている人と同じくらいの速度のことです。

それに、年齢などで除外要件もあります。

『(自転車の)運転者が13歳未満、70歳以上の高齢者か、身体が不自由な場合』も歩道の走行が認められています。

確かに、小学生に車道を走らせるなんてどうかしてますもんね。
これもほっとしました。

また、最近よくみかける「子供席のついた自転車」について。

これは子供を乗せていても、運転者が大人なので、基本は歩道走行なのだとか。

でも、小さな子供の命がかかっていますから、自転車レーンなき車道に出るのは危険ですよね。
危険回避の意味でも無理せずに、歩道を徐行して走行しましょうね。

いかがでしたか?
今回は「法律改正で自転車の規制が強化!取り締まりで罰則も」と題してご説明させていただきました。

最後にまとめてみましょう。

【自転車のルール】
走行場所の基本は車道。自転車レーンがある場所ではそこを必ず通行。

しかし、①②の場合は例外で歩道走行可(ただし、徐行) 
①13歳以下の子供、70歳以上の高齢者、身体が不自由な方
②交通量が多く、車道を通ると危険な場合

これからは、自転車に乗っても、バイクや自動車と同様に「罰則」が適用される時代。

歩行者にぶつかってでは遅いので、もう一度自転車の運転が正しくできているか見直してみましょう。

自転車走行で悩むような場所では、自転車を降りて押しながら、しばらく歩道を歩くようにしましょうね。

以上、弥津でした。

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