こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
このように、自分は普段通りにしているつもりでも、急に周囲の人たちの態度が冷たくなって戸惑うこと、ありますよね。
周囲の人たちの変化は、自分に何らしかの問題があるという警鐘です。
改善できれば、人としての進化のチャンスを得たとも言えます。
社会福祉士としての経験や職場の人間関係などで、好かれる人・嫌われる人の傾向を考えてきた私が、今回はこの疑問にお答えします。
他者から嫌われていると思うと、心穏やかにはなれませんよね。
それでも、自分の問題点の改善は、他者の信頼を得るには必要不可欠と考えましょう!!
「嫌われている?」と思ったら自分の言動に問題があったと認識しよう
結論!!
他者に嫌われたとしても、改善する姿勢を見せれば、逆に信頼を得るきっかけになる。
今まで仲良しだったと思っていた上司・同僚、友人、恋人・・・急に冷たくなったと気付いた時、結構動揺しますよね。
誰しも一人ぼっちでは、生きていけないですからね。
でも、自分に何の問題があって、他者から嫌われてしまったのか、分からない時がほとんどではないでしょうか。
だから、放置していると、自覚のないまま他者に嫌われる言動を行い続けるリスクが生じますよね。
つまり、周囲の異変を感じたら、まずは『私が何か問題を起こしたのかも』と察知する能力が必要。
たとえ、関係がないとしても、自分を改善しようとする姿勢が、周囲の好感を呼び、信頼につながるのです。
自分の問題点を意識し、改善を試みることに損はないということです。
関連記事『周りの人が気になって仕方ない原因とそれでも前向きに生きられる理由』(※別ウィンドウで開きます)
嫌われている事を表す5つのサイン
では、自分が周囲の人たちから嫌われているサインを紹介していきます。
- 話しかけてくれる頻度が減る
- 会話が長く続かない
- 目をあわせてくれない
- 自分だけ把握していない事柄が増える
- 連絡しても返事が遅い
当てはまる点があれば、自分に何か問題があったのかもしれないと考えるきっかけにしましょう。
以下に順を追ってお話ししていきますね。
①話しかけてくれる頻度が減る
職場や友人など、周囲の人たちから話しかけてもらえる頻度が急に減った場合、あなたに不満を感じて距離をおいている可能性があります。
その逆を考えて見てください。
好きな人であればどんな時であっても、話しかけてこちらに興味を引きたくなりますよね。
仲良しだという確信、安心感があれば、くだらないことでも共有したくなりませんか?
以前に比べて、急に話しかけてくれなくなれば、多少なり嫌悪感を持たれるようになったと判断してもいいでしょう。
②会話が長く続かない
次に、会話のキャッチボールが長く続かない場合も要注意です。
少年・少女当時、仲の良い友人とはいくら話しても話し足りなかったですよね。
大人になって、そこまでではないにしても、親近感を持っている人との会話は、ストレスフリーで自然と長く続けたくなるもの。
そう考えると、会話が長く続かなくなった人とは、何らしかの壁が生じだしたと想像せざるを得ません。
③目をあわせてくれない
人の心は、表情に表れるものです。
とくに、『目』は重要。
昔から「目は口ほどに物を言う」と言われるように、目の動きにはその人の感情が表わされます。
みなさんも、苦手な物には目を背けたくなりますよね。
私の場合、トマトが大嫌いなので、目の前に置かれただけでも気分不良。
見たくもないので、目線をそらしたくなりますから。
目がどこか泳ぎ気味だと感じたら、避けられているサインの可能性ありです。
④自分だけ把握していない事柄が増える
以前、職員全員から嫌われている上司がいましたが、私を含めてみんなその上司には何も相談・報告せずに済ませたいと思っていたものです。
なぜなら、話しかけても受け止めてくれないから。
相談・報告すると、「そんなこと、自分たちでやれば?」と突き返されること頻回。
話しかけること自体が面倒になってきました。
自分だけ把握していない、周囲の人たちだけで物事が進んでいると感じたら、嫌われているかもしれません。
関連記事『人から馬鹿にされて悔しい!馬鹿にされなくなる5つの方法とは』(※別ウィンドウで開きます)
⑤連絡しても返事が遅い
公私において、連絡の早さには敬意の有無が表れます。
たとえば、電話やメール、SNS。以前に比べて、やけに返事が遅くなったと感じたら、敬遠されているサインかもしれません。
みなさんも、連絡もらって嬉しい人には、すぐに返事したくなる一方で、興味のない人の返事は後回しにしたくなりませんか?
私の場合、苦手な人からもらった連絡は、返事に躊躇する傾向が。「もともとケータイをあまり見ないので」と言い訳したくなりますが、好きな人からの連絡は絶対的には逃したくないですからね。
それゆえ、相手への好意の度合いは、連絡の早さに比例してくると思う私です。
関連記事『尊敬されるリーダーシップを身につける為に必要なポイント6選』(※別ウィンドウで開きます)
周囲との関係を修復する4ステップ
では、どうすれば敬遠された状況から、周囲との関係を修復できるのか。以下の4ステップを意識すれば、信頼関係が回復できます。
- 自分の心を穏やかにする
- 素直に相談してみる
- 自分の問題点を可視化する
- 他者を意識し過ぎないように心がける
1つづつ、ポイントを解説していきますね。
①自分の心を穏やかにする
まずは、自分の心を穏やかにすることから。
自分の否を認めることは、かなり心を消耗しますよね。
だからこそ、自分の問題を受け入れる心の準備が必要となります。
そうしないと、他者のせいにする思考がおさまらず、自分の否を認められないからです。
嫌われているかもと気づいたら、すぐに行動せずに数日間、自分は間違っていた前提で反省する時間を持ちましょう。
最初はつい周りのせいにしたくなるでしょうが、徐々に「もしかして自分にも悪い点があったかも」と冷静になれる時がくるかと思います。
その時が次のステップに進むタイミング。
それまでは、次のステップには進めません。
自分の心は自分で整理出来ないようでは、他者の意見は素直に聞けないでしょうから。
心のモヤモヤ・イライラが改善できるサービスを、こちらの記事で提案しています。
心をすっきりさせたい方は参考にしてみて下さい。
関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)
②素直に相談してみる
自分の否を認める心の準備が出来たら、相談できる人を見つけ、何が原因で周囲から避けられているのかのヒントをもらいましょう。
尋ね方に困るかもしれませんが、素直に「自分に悪い点があれば直したい」と伝えればOK。
はじめから「直したい」と言えば、相談を受けた側は「それならば、本当の事話しても大丈夫だろう」と思ってくれます。
改善する姿勢のある人には見込みを感じますが、その気の無さそうな人であれば、真実を伝えること自体危険だと思うでしょうから。
素直に自分の否を認めて直す姿勢を見せてから、周囲の本音を聞き出すようにしましょう。
③自分の問題点を可視化する
周囲の人たちは本音を話してくれないパターンがあるかと思いますが、それでも周りの空気が違うと感じたのであれは、自分を変えるきっかけにした方が無難です。
自分の問題点の指摘を受ければ、その内容を忘れないように可視化しましょう。
聞き取れなかった場合は、自分で短所をあげて見ましょう。
そして、忘れないよう手帳やノート、メモに残します。
スマホの壁紙に掲載してみるのもいいと思います。
目に入りやすく、繰り返し確認できるように工夫し、無理なく意識付けしましょう。
④他者を意識し過ぎないように心がける
自分の否を認めて改善したところを周囲にアピールしたくなるかもしれませんが、反省の念が足りないと解釈されかねないので控えるようにしましょう。
あくまで自分の問題を自分で解決すると考え、他者を意識し過ぎないよう心がけましょう。
迷惑をかけていたと分かると、周りに気遣ってしまいますよね。
そこは自然に振る舞うように。
わざとらしいと思われると逆効果。
指摘されたところは繰り返さないことに集中するようにしましょう。
【まとめ】
今回は、『嫌われている事を表すサインと周囲との関係を修復する4ステップ』を紹介しました。
たった4ステップを意識・実践すればいいだけなので、誰でも今日から取り組めるかと思います。
周囲の空気が冷たくなって気になったなら、自分を変えるチャンスだと捉えてみましょう。
自分の問題点を知ることは、恐怖感があるかと思います。
しかし、それを改善すれば、他者に大きな信頼を得るきっかけになります。
嫌われる前に、自分の問題に目を向ける姿勢はもっておく方がいいでしょうね。
私と共に意識していきましょう!
それでは。
以上、弥津でした。