高齢者の足の爪切りは何科にいけばいいの?

2018年2月1日

こんにちは。手の爪が小っちゃくてカッコ悪いケアマネ・弥津です。

今回は繊細な高齢者の足の爪切りについて。

繊細な高齢者の足の爪・・・「いったいどこの誰に切ってもらったらいいのでしょうか?」というお話です。

先日、私がケアマネジメントを担当している、高齢者の方からこんな相談を受けました。


その方は家族が近隣におらず、通っているデイサービスにも「爪切りは危険なので対応できない」と答えられたとか。


私はとっさに主治医に頼むといいのではと助言しました。

するとさらに、「内科でも大丈夫なんでしょうか」・・・ん? たしか内科でもしてくれるよな??。


「それなら、皮膚科なら間違いないです!! だって、爪はもともと皮膚ですからね」と、答える私・・・これ、何とか納得してくれました。


しかし・・・本当に皮膚科にわざわざ行く必要があるのか。

心配になりました。
では、果たして、足の爪切りって、どこの誰に頼むのが一番いいのでしょうか。

私の爪処置の経験

本来は、巻爪や爪の病気など「爪」に関しては皮膚科が専門になります。
先程お話したように、爪は「皮膚」なんです。


ここで、私の爪に関する思い出話を。

私は20代当時に足の親指の爪が化膿して、爪を半分切除した経験があります。


私の田舎では皮膚科は少なかったので、早く治して欲しいとばかりに近隣の病院に受診。


私の場合は、その時に当直だった外科の医師が対応してくれました。
そして、手際よく麻酔の後に化膿部分を切除してくれたのです。

翌日まで親指には包帯ぐるぐるで処置部をみれなかったのですが、ガーゼ交換の際に、自分の親指の変わり果てた姿に驚きました。


私の足の親指の爪・・・左半分が剥ぎ取られて、ない!(笑)。
半分、肉むき出し!!


そんでまた、肉に張り付いているガーゼを剥ぐ時の激痛!!
今でも、思い出すと指がうずきます。


そんな私の過去の経験から考えても・・・皮膚科だけでなくて外科でも問題なさそうですね。


でも、外科の場合、腫瘍のような重い症状の方が主にかかりますからね。
爪切りだけに、大病院の外科に行くのは控えた方が良いでしょう。


そう考えれば、爪切り目的で受診するなら、やっぱり「皮膚科」の方が快く対応してくれるでしょうね。

看護師がいればデイサービスでもOK

爪切りを厳格に「医療行為」として考えれば、医師や看護師であれば、誰が行っても問題ありません。


ですから、看護師のいるデイサービスやデイケアでは、本来足の爪切りをしてもらってもノー問題なのです。


今回の私の相談者の場合は、デイサービスでは足の爪切りは断られたと言うことですから、当日に看護師がいなかった可能性があります。

しかし、爪切りは介護士は禁止されている行為なのか?


元老健介護士の私は、「普通の足の爪であれば問題ない」といわれて、入所者の手足の爪切りをしていましたし。
もしかして・・・あれ、ダメだったのかな?

それに関しては、以下の引用をご覧ください。

「専門的な処置が必要な足の爪」でなければ、看護でなくても大丈夫という、こんな通知が以前に出ていたようです。

 【介護士の爪切りが認められる条件】

爪そのものに異常がなく、爪の周囲の皮膚にも化膿や炎症がなく、かつ、糖尿病等の疾患に伴う専門的な管理が必要でない場合に、その爪を爪切りで切ること及び爪ヤスリでやすりがけすること。」

引用:厚生労働省医政局局長通知

よかった、よかった・・・。


しかし、過去には「爪切りは医師や看護師以外は行ってはいけない」という時期があったのは確かです。

最近は、少し柔軟になったようですね。

ですから、特に変形などがない「普通の足の爪」であれば、医療関係者じゃなくても切ってOKということです。

無理に皮膚科に行かなくても、かかりつけ医で大丈夫

普通の爪であれば、誰でもOKという事は分かりました。

しかし、糖尿病や白癬などで変形した足の爪は、「専門的処理が必要な爪」にあたるので、医療機関に任せるべきでしょう。


でも、「今まで皮膚科に行ったことがないのに、足の爪切りだけの為に、言ったこともない皮膚科に受診しないといけないの?」と思われる方もいるでしょうね。

それについては、行ったこともない皮膚科にわざわざ初診で足の爪切り依頼・・・なんてことしなくても大丈夫です。


専門的な足の爪切り処置は、内科であっても、神経内科、脳外科、整形外科などなど・・・であっても、基本的に今までかかっている「かかりつけ医療機関」であれば、問題なしです。


では、耳鼻科、眼科、歯科でもいいのか?・・・耳鼻科はギリギリセーフでしてくれそうですが、さすがに眼科、歯科はそれだけの目的でいくのは無理でしょうね(笑)。

やはり顔関係が主なお医者さんは、爪切りしてと言っても、「危ないからできない」という返事が帰ってくるかもしれないですね。

結論としては、「足の爪切りに困ったら、「かかりつけ医療機関」の医師や看護師に切ってもらいましょう」ということです。


また、今回は高齢者の話でしたが、幼児に関しては一層手足の爪切りには慎重になりましょうね。

幼児の爪は細くて柔らかい皮膚との境目がわかりづらい。
親が無理をして切ると大変危険です。


幼い子供さんの場合は、絶対親が爪切りをせずに「小児科」にいって、切ってもらいましょうね。


いかがでしたか?

今回は高齢者の爪切りについてお話させていただきました。


高齢者になると、主治医がいないという方が少なくなります。

でも、極まれに超健康のまま来ている、あるいは医者嫌い、病気に頓着がないといった理由がかかりつけ医を持っていない方もいます。


そんな方には今の状態を検査してもらう目的、あるいは爪切りだけの目的でもいいので近隣の医院、クリニックに受診してください。

今は必要なくても、必ず年を重ねると病気に悩まされる時がやってきますからね。


その時に備えて、まだ自分で受診できるうちに主治医を作っておくことをオススメします。


それでは!!
以上、弥津でした。

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