「人の第一印象は見た目が9割」を信用しない私なりの理由

スポンサーリンク

こんにちは、弥津です。

第一印象見た目9割は決まる』と言いますが、実際はどうなのでしょうか?

私は、この理論を信用し過ぎると、その人の本当の良さを探る力が養われないと思うのです。

その理由についてお話します。

第一印象が大きなインパクトを残し、その後に影響することをと『初頭効果』呼びます。

【初頭効果(しょとうこうか)】

初頭効果とは、最初に与えられた情報が後の情報に影響を及ぼす現象を指します。

人や物に対する第一印象が長い間残り続けるのは初頭効果の影響です。 

引用: 知ってると役立つ心理学〜初頭効果と親近効果〜 – DCD Blog

この効果の影響があって、最初に悪い印象だとそれを良い方にシフトすることはなかなか難しいものです。

こういった点から、第一印象の重大さが伝わってきますよね。


しかし、私個人の見解ではありますが、「第一印象」の強いインパクトに影響を受け続ける場合って、お互いの人間経験が十分でないからなように思えます。

多くの出会いや交流を重ねれば、第一印象で人や物事を評価してはいけないことは分かるはず。


悪く捉えていたのは、自分が十分にその人や物事に対して情報収集できていなかったから・・・こんなこともあり得ますよね。


また、情報不足で慌てて判断したことで誤解してしまうこと以外にも、的確な判断を阻害する要因はあります。

次はその阻害要因について見ていきます。

スポンサーリンク

人が無意識に行う「敵か味方かの見極め」

人間の行動を支配するものとして『自己防衛本能』があります。


これは生き続けるには必要なもので、かりに自己防衛本能がないと事故やトラブルにあっという間に遭って、命を落としてしまいます。

たとえば、車を運転すれば人や他の車をよけて走る。そして赤信号では停まる。これは自分が命を落とさないための防衛本能だと考えます。


この自己防衛本能は、人との交流場面でも発動されます。

初対面の人が自分にとって「敵」か、「味方」かの判断です。


その昔、的確に敵味方の判断をしないと、殺されかねない時代がありましたし(今もそうかもしれませんが・・・)。

このように、大昔から人は自分に危害が及ばないように、初めて出会うものに対して警戒するようにできているのです。

それがゆえに、人によっては敵か味方かの判断を早急に行う傾向が強い方がいるのも事実。

自己防衛本能の強い人には、この「敵味方判断が早い」、あるいは「早すぎる」という特徴があると思うのです。


これによって身を守れる機会も多く訪れるでしょうが、その反面、敵対心のない人をも退けてしまうという悪い傾向も出てきます。


では、その際に用いられる、敵味方を早急に見極める為の『第一印象』の判断材料は何なのでしょうか?


その判断をしやすい材料・第一位は、やはり『見た目』ですよね。


なんせ『見た目』は情報を仕入れるのに時間がかかりませんから。

目の前に姿が見えていれば、一瞬で情報が目から脳に入っていきます。


それでも、第一印象の判断材料は、その時々の状況によって違うと思う私。

次に、状況別の「第一印象」の判断材料について考えてみました。

顔を合わせないケースでの「第一印象」の判断について考えた

人の第一印象を判断する場面は、顔を合わせた時に限ったことではありません。


「電話での会話」、「他者から得る評判」などの情報が『初対面』となる場合もありますよね。

ここでは、本人と面談せずに『初対面』となるケースはどうなのかについて考えていきます。

最初の交流が電話の場合

初対面が電話の場合は、視覚で判断できません。

そうなると、『人の第一印象は見た目が9割』の法則が適用できないパターンとなります。


このような場合は、電話先の人の語り口調や、声の大きさ、受け答えの優しさ・親切さなどなど・・・『音として伝わる情報』で判断するしかありません。

そうなると、初対面が電話の場合は『第一印象は見た目が0割』となりますね。


視覚なしの状況でも、『第一印象』の情報としてインプットされることがあるのです。

他者から評判を聞いた場合

では、視覚も聴覚もどちらにおいても、直に得る本人情報がない場合はどうでしょうか。


たとえば、他者からの評判を聞いて初めて存在を知るってパターンもありますよね。


その場合は、本人を実際に見ているわけでもないし、声を聞いたわけでもありません。


そんな状況でも、『第一印象』って出来上がるものだと思いませんか?

噂ばなしを聞いただけでも、その人の見た目などの雰囲気を想像することってありますよね。


このように、『見た目』、『音声』、『言語』といった「生の本人情報」がなくても、第一印象が固まってしまう時もあるのです。

「人の第一印象は見た目が9割」でなくない?

以上のように、私たちは『視覚』がなくても強い『第一印象』を得ながら生活していることが分かります。


ここで私が訴えたいのは、上記のようなパターンもあるので『見た目だけで9割も決めてはいけない』ということです。


しかし、そこに『視覚』の情報があると、どうしても「視覚の強烈な情報刺激」に支配されて、見た目を最優先にしてしまうのは否定できないところ。

そうは言っても私だって、毛玉だらけの服を着ている女性より、綺麗な服を着ている女性の方に好感を持ちますし。


それにも原因があります。

『視覚』以外の情報、たとえば『音声』と『言語』の情報って、得るのに時間とタイミングが必要だと思いませんか?


『視覚』は最も手軽に仕入れやすい情報なのです。

その一方で、『音声』、『言語』の情報を得るには、『会話』が必要。


特に、初対面の場合は親しくないので、挨拶程度で終わることもしばしば。

お互い会釈だけで終了ってこともありますよね。

ようするに、『音声』と『言語』は、『視覚』に比べて不利なのです。

私が思うに、ひとつの判断材料として、この三つを同じテーブルで競わせるのは不公平のようにも思える。


『視覚』が絶対王者として君臨し、『音声』と『言語』は虐げられて活躍の場が限定されている感じです。


だからこそ、『視覚』という有利なものへの反骨精神を持っていきたいと思う私。


見た目なのか、会話なのか、どこを重要だとするかは人によって違いますよね。

全員画一的に『人の第一印象は9割が見た目だ』として、見た目を良くすることだ重要だとつなげる考え方は、他者への偏見を助長するのではないかとも考えます。


カチッとした見た目に抵抗ある人がいると同時に、ラフな格好に好印象を持つ人もいる。

なかには、見すぼらしい服装であっても、生活感があっていいという意見もあるでしょう。


このように、「こちら側の見方変われば、評価も変わる」ことを忘れてはならないと思うのです。

第二印象以降を重視する人になろう

ここまで、『人の第一印象は見た目が9割』を信用してはいけないという持論を、ダラダラを繋がりありそうでない感じでお話してきました。


もっとも手っ取り早い視覚という情報で判断することは、着ぐるみの可愛らしさにつられて無防備に近づくことを同じです。

中にどんな人が入っているのか、分かりませんよね。


ぎゃくに、着ぐるみがボロボロで汚い場合、それで「近づくに値しない」と判断してさっさとそっぽ向くのも同様です。

中身を把握してからの判断でいいですよね。


このように、簡単に手に入れられる『視覚』という情報に支配されることは、「中身への興味を持たない」ということです。

また、中身を見極める根気と眼力が身に付かないということ。

『人の第一印象は見た目が9割』は極端過ぎますね。

そんな意見を正統だとすると、その他の要素で判断する力がなくなってしまう。


第一印象は「プロローグ」みたいなもの。

2回目以降に全容が徐々に見えるのです。


または、登山に行って山の3合目までしか行っていないのに、山の全てを知っているかのように語る人と似ています。


少ない情報だけで、相手の全てを知ってるかのような判断する人をあなたは信用できますか?


第二印象以降の印象を重視する人を信用しよう!

そして、私と一緒に『視覚に支配されない、第二印象以降重視人間』を目指しましょう。


それでは。
まとまったか、まとまっていないか分からずにお話を終える弥津でした。