こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
コミュニケーション上手になるコツ、知りたいですよね。
「コピー能力」を身に付ければ、信頼関係構築に役立つコミュニケーションが出来るようになります。
他者と信頼関係を築くのが苦手な方に向けて、仕事でコミュニケーション術を学んできた私が解説します。
簡単なポイントを意識するだけなので、誰でもコミュニケーション上手になれます。
他者から信頼される話し方が身に付きます。
信頼関係構築には何が必要?
他者から信頼してもらえない人には理由があります。
理由を自覚しておかないと、どんなに格好つけても、信頼にはつながりませんよね。
他者との信頼関係を構築するには、「相手を安心させる意識」が重要。
そして、自分の接し方の問題点に目を向け、改善を試みましょう。
次の章では、コミュニケーションが上手になる為に、どのような心構えが大切なのかをお話しします。
コミュニケーション上手になる為には
出会ってそれほど時間がたたずに信頼関係が構築できる人には、ごく自然に他者への「敬意」を表せるという特徴があります。
相手の能力や経験を素晴らしいと感じて、それを褒め称える姿勢。
相手への敬意というのは、「自分が目線を下げること」。
私よりあなたの方がスゴイじゃないですか!
いえいえ〜。
それほどでも〜、アハハハ。
社交辞令でもいいので、人を立ててくれる懐の深さを感じられれば、こちらとしては感謝の気持ちが芽生えますよね。
しかし・・・
- 「私は謙虚にしている」
- 「私はしっかりと説明している」
- 「私は相手の目線に合わせている」などなど・・・
『私は』が先に出てしまう癖がある人は、他者への「上から目線」が透けて見えます。
コミュニケーションが上手になろうと思うのであれば、他者の要求を全面的に受け入れる意識を持ちましょう。
また、『相手への興味を持つ(好奇心)』も重要。
「聞き上手」に徹することが出来る人であれば、無理せずともすでに多くの人と友好的な関係を築けるでしょう。
コミュニケーション上手になる為のコツ3選
それでは、さらに『信頼関係の構築力のある人』が持つ特徴を掘り下げていきましょう。
以下のような要素が自分にあるのかチェックを。
- 場の空気が読めるようになる
- 相手の感情をコピーできるようになる
- 的確に助言できるようになる
コツを確認しながら『信頼のおける人』に進化していきましょうね。
①場の空気が読めるようになる
信頼される大人になるために必要な要素として、「空気が読む能力」が挙げられます。
これは周囲や相手に対して合わせる事ができる能力のこと。
もし、その場や相手の空気と違うことを言ったり、態度をとったりすると軽蔑されてかねません。
軽蔑された段階で、円滑なコミュニケーションは終わってしまいます。
でも、空気を読むとか難しい!!
面倒だわ!もう諦めた!!
気にしないのが一番!
このように、空気を読むのは難しいと思う方、多いかもしれません。
しかし、難しく考える必要はなし。
コツは、相手が「喜・怒・哀・楽」の4分類、どの感情なのかをその場で決めること。
その4つの中から判断して、真似すればOK。
空気の読み方については、関連記事『真面目な話題の時にふざける癖のある人の心理と4つの対応策』(※別ウィンドウで開きます)でも説明していますので、参考にしてください。
喜んでいる、怒っている、哀しんでいる、楽しんでいる・・・4つにだけ絞って判断すると考えれば難しくないですよね。
日頃から、会話の中で「今、喜怒哀楽どの空気かな」と分類する習慣をつければ、空気の判断力が身につきます。
「喜怒哀楽以外の感情はない!」と、多少極端に考えていいです。
『周りの感情に共感すること』は、心の繋がりを作る上で重要なコツと言えます。
他者から「この人は他者の気持ちが分かる人だ」と信頼されるようになるでしょう。
②相手の感情をコピーできるようになる
『心の寄り添い』を意識するのであれば、場の空気を読む方法と同様に、「相手の気持ちに合わせ続けること」が大切です。
相手の喜怒哀楽が分かったら、その感情をコピーするようにしましょう。
他者はあなたが自分と同じ感情になってくることで、「この人は私と同じ心を持っている」と感じ、親近感を抱いてくれます。
その親近感は、「信頼」に繋がる重要な要素のひとつ。
相手の気持ちを読み、その感情に同感できることを表現できれば、信頼関係が自然に構築されていくでしょう。
「この人に相談すれば、私と同じ気持ちになってくれる」と思い、相談してくる回数が増えてきます。
そして、徐々に自分の本音を話してくれるようになるでしょう。
このように、信頼関係の構築力のある人は、この相手の感情のコピー能力がある人と言えます。
③的確に助言できるようになる
こちら側は精一杯相談に対して向き合っているつもりでも、相手は「それでは不十分」と感じている時があります。
「励まし」や「楽観」の言動が強いと、心がないと思われる危険があります。
困っている相手が欲しいのは「具体的な見通し・指針」。
相談を受けたら、つい言ってしまう励ましの言葉として「頑張れ」があります。
この頑張れですが、そもそも相手は頑張って行き詰まったから相談しているわけで、それに重ねて「もっとやれ」では、中身のある返答とはとれないのです。
具体的な打開策が示されない励ましの言葉は、「その場を早く話を終わらせたい」という本音が見え、コミュニケーションの障害になりかねません。
励まされるだけでは、次回も相談したいとは思いませんよね。
「励ましより、相手の話しを黙って聞く」。
そして、充分に聞いた言葉の中から『一点に絞って助言』をする。
- 「気にするな」
- 「なるようになるさ(どうにかなる)」
- 「忘れてしまえば」など
具体的な解決策提示のない「楽観的な言葉」は避けましょう。
気にしないことができないから相談しているのであり、どうにもならないから悩んでいるのです。
これも突き放しているだけで、相手に失望を与える言動です。
自分軸の生き方で他者との友好な関係作りを
自分を無くしたり、仕事に生きがいを持てない、何をしても楽しくないといった状態では、友好な人間関係を築くのは難しいですよね。
信頼関係を構築するには、自らの生き方を活気あるものにする必要があります。
そのために、他人に影響を受けにくい自分軸での生き方を身につけましょう。
自分に集中できるようになることで、心にゆとりを持てるように。
そのためには、自己覚知に有益なツールが必要。
私がオススメする下記ツールを活用すれば、『自分軸』で生活出来るようになります。
これにより、これまであまり意識できていなかった自分の「理想の未来」や「潜在的な欲求」が見えてきます。
ジャマな『他人軸』を排除して他に影響を受けずに自分にまっすぐに生きられるようになりましょう。
新しい自分に生まれ変わりたい方は、是非お試しを。
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【まとめ】
今回は「コミュニケーション上手になるには?信頼関係を築くのに役立つコツ」と題して説明してきました。
コミュニケーション上手になる基本は、『相手の感情を真似ること』です。
【この記事の一言まとめ】
いっけん信頼関係を構築しそうな『励まし』、『楽観』の声掛けは、他者への寄り添いに欠けるので控える。
場や相手の感情に合わせることに徹しましょう。
私と一緒に意識していきましょう。
それでは!
以上、弥津でした。
コミュニケーションに自信がなくて、上手く信頼関係を築けない。
どうしたら、コミュニケーション上手になれる?