人はなぜマウンティングをするのか。 原因と対処法を考えてみた

2018年6月30日

こんにちは。「不幸」から常にマウントポジションをとられている感覚の弥津です。

今回は、マウンティングしてくる人の心理的原因対処法を考えていきます。

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マウンティング(英: mounting)は、「自分の方が相手より優位に立っていることを示そうとする行為」のことであり、とりわけ、対人関係の中で自分の優位を示そうとして何かにつけて自慢したり相手をけなしたりするような振る舞いのことです。

引用: 実用日本語表現辞典「マウンティング」

マウンティングは、本来は動物にみられる自らの優位性を示す行動です。


動物の場合、相手の後ろから乗っかって抑え込むかのような姿勢をとります。

生殖行動という意味合いだけでなく、強さなどを誇示する為に行う『優位行動』なのです。


人間界における『マウンティング』も、目的は他者に優位性を誇示することですから、行動の本質は動物に似ています。


先日、私は別の記事で『仲良しアピール』についてお話しましたが、これも一種のマウンティングです。

以下の記事もあわせてお読み下さい。

では、なぜ人はマウンティングをしてしまうのでしょうか。

人がおかしてしまうマウンティングの原因は、『自己肯定』が関係しています。


自分を肯定して欲しくて、あるいは自分自分で肯定したくて、自分のポジションが他者より上にあると見せ付けないと不安でたまらないんですよね。


「私はあなたより上なんだ!!」と主張することで、自分自身に「私の価値は低くない・・自信を持っていいんだぞ」と言い聞かせているとも言えるのです。

人はなぜマウンティングをしてしまうのか

ここからは、人がマウンティングをしてしまう理由や原因を、具体的にを考えていきます。


考え方によっては、マウンティング(ランク付け)は人間が動物である以上、本能として行う「自然な行動」とも言えます。


では、そのランク付けは何の為に行うのでしょうか。

それは、『自分の身の安全を守る為』なのです。

人は常日頃から、相手が自分より上なのか下なのかを見極め、それによって相手が自分にとって危険なのか安全なのか、そして付き合って損なのか得なのかを判断しながら生活しています。


それは、自分が危険な状態に陥らないように・・・また、その根底には「命を失わないように」という防衛本能があるのです。


マウンティングは周囲に「私の方が立場が上なんだから、大人しくしておいてね」と先手を打って、他者の脅威から身を守ろうとしている行動と言えます。


他者に活躍されると自分の居場所がなくなる。

他者の言動で自分が傷つきたくない。


そのような恐怖心があって、他者の動きを抑制させる目的で行うのです。

承認欲求とマウンティングの関係

人間には『承認欲求』というものがあります。


承認欲求とは「他者から認められたい」という強い思いのことです。

承認欲求については、以下の記事をご覧ください。

自分が「他者に充分に認められていないのでは?」という不安感が強いと、自分のランクを必死に上位置こうとします。

自分を上位に置いた勝手なランク付けを行い、それを他者に誇示しようと(見せつけようと)します。


先程の章でお話したように、周りに「私は君らより上位に君臨する人間なんだぜ」とアピールし、意識付けを行うことで、逆らわないよう持って行こうとしているのです。


自分が他者より優位な人間だと、周囲に知らせたらミッションコンプリート・・・任務遂行完了です。

自分自身に安心感と優越感というプレゼントが贈られます。


要するに、『マウンティング』とは自己満足。


しかし、あまりに自信がない人だと、せっかく周囲から評価される仕事をしているのに、その不安感に負けて、無用なマウンティングをしてしまうケースがあります。


皆が認めるグループの中心になっているのに、不必要なマウンティングをしてしまい、逆に評価を落としてしまう、もったいない人もいます。

「すごい!アナタがいてくれて助かる!」とか「いつもありがとう!」のように、労いの言葉が投げかけられないと、承認欲求が低いに人の場合はマウンティングを起こしてしまうリスクが高まります。

自信が薄そうな人に対しては、周囲の人達も配慮が必要です。


マウンティングさせたくなければ、十分に認めてあげる、そして、褒めてみるというのも、マウンティング対策として良いでしょう。


また、マウンティングには「見下されたくない!!」という、強いプライドが原因となって現れるケースもあります。


このようなケースでも、自分の頑張りを周囲から認められない哀しい背景があるので、日頃から労をねぎらってあげることでマウンティング予防に繋がるでしょう。

マウンティングする人への対処法

「自分が孤独な状況になっていないか、自分が見下されていないか」

以上のように、不安感の中で人は無意識、あるいは意識的にマウンティングを行ってしまうことはイメージできましたね。


学歴や収入に関することから、「2時間しか寝てない」というような不健康アピール、異性関係のアピールなどなど・・・とにかく、自分の能力の高さを示すアピールの数々。


そして、組織やグループの中で大きな存在感のある人などとの仲良しアピールで、自分をでっかく見せたい欲求。

それを見た相手は、ときには「自分への攻撃」と受け止めることもあるでしょう。


マウンティングは何も得るものはない。

逆に、失うものの方が大きいということに気付かないといけませんね。


しかし、先程お話したように、マウンティングをされる側も、マウンティングの裏には「認めてもらいたい」という気持ちが隠されていることを理解する必要があります。


マウンティングをするから悪い人と決めつけずに、自分たちが疎外感を味合わせていないか、頑張りを認めていないような態度をとっていないかなど、自分たちにも何か要因があるのではないかと考えてみましょう。

そうはいっても、どうしようもないくらい酷い、極度の自己中心的なマウンティングにはどう対処すればいいのでしょうか。


もうそうなったら、「興味がない」といった態度でひたすら受け流すしかありません。

心の中で「この人、今マウンティング中だな」とつぶやき、その人の言動を冷静に受け止める事も重要。


仮にマウンティングしてくる相手が上司であれば、その無視の加減も難しいでしょうが、相手が調子にのらないように「すごいですね〜」といった褒め言葉を抑揚つけずに淡々を繰り返すのもひとつの技です。

そうすれば、こちら側の疲れを最小限に抑えられますし。


それに、少し上級テクニックとしては、そのマウンティング会話の内容にちなんだ「その話で思い出したんですが〜」とか言って、違う話題でそらすといった事も有効です。


マウンティングはする側も、楽しそうに見えて結構疲れるはずですからね。

だって、自分を無理に大きくみせようと必死ですし。

他者との優劣をいつも意識しながら生活することは、無駄パワーを使うことです。


また、自分がマウンティングの罪をおかしたくない場合は、先程からお話しているマウンティングをなぜ人がしてしまうのかについての理由を理解しましょう。

まずは、『自覚』するところから始めましょう。


そこには自分の自信のなさ(自己肯定感の低さ)が影響し、時に他者への妬み、承認欲求が原因となっていることも覚えておいて下さい。


このような特徴がわかっていれば、自分がするマウンティングも防げますし、他者から受けるマウンティングにも適切に対処できます。


まずは、自分が何気にマウンティングをしていないかを、今日から確認してみましょうね。


それでは!
以上、弥津でした。

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