こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
結婚後にもかかわらず、いつまでも親離れ・子離れできないままだと、配偶者の信頼を失う可能性が・・・。
結婚したら、親子の関係から「卒業した」と意識しましょう!

結婚後に親離れ出来ない妻に四苦八苦した経験を持つ私が解説していきます。
「仲の良い親子はいいことだ」とも見えますが、度が過ぎると夫婦関係崩壊の原因になりかねません。
夫婦の信頼を崩さない為に、親離れ・子離れが大切です。
夫婦は他人!そもそも関係が壊れやすいもの

夫婦は、元々「他人」。
親子のような「切っても切れない関係」とは違い、信頼をうまく築かないと、簡単に関係悪化につながります。
夫婦は他人。
もともと別離をしやすい関係。

私は、夫婦の信頼関係構築には「パートナーへの優先度を高めること」が重要だと思います。
結婚後なのに「実家優先」では、パートナーは自分がおろそかにされているようで、不満を感じるようになります。
悪いムードになる前に、パートナーを最優先に配慮する必要があります。
自立していない親子の例2つ

- 【経験】親離れできない人と結婚すると失敗する!
- 【教訓】やたらと実家に帰る夫や妻には要注意
まずは、良くない例として、私の体験から話しをさせていただきます。
①【経験】親離れできない人と結婚すると失敗する!
私の妻ですが、結婚後であろうが何であろうが、「親離れできない子」でした。
私は妻のことを結婚前は「親思いの優しい人」という印象でみていましたが、徐々に気になる点が目立ってきました。

妻は長年の仕事をあっさり辞め、専業主婦に。
時間の自由を得た妻は、私が仕事に出ている日中、週5日は実家に帰って親と過ごすという、結婚の意味を疑ってしまうような生活を始めたのです。
日中は親と過ごし、私が仕事から戻る夕方になると、親の作ったおかずを持参して帰る。
私からみて、時間の無駄のような生活を6年も続けました。

私が介護士で低賃金なのも悪いのですが、少しでも働けるうちのお金を作ることも大切なのだと思うんですけどね・・・。
妻側の両親にも相談したのですが、返ってきた言葉は「今のままだと私たちは助かるんだけど」。
まさに「この親にしてこの子あり」だと。
思い返してみれば、妻の祖母は「○○ちゃん(妻の名前)を弥津さんに取られる」なんて言い方してたし。
親だけでなく、祖父母をひっくるめて『依存関係』だったのかもしれません。

私としては、私と結婚したのであれば、親優先ではなく、新しい家庭を築くことに集中してほしかった・・・。
ただ、それだけだったのですが。
まぁ、家族全員が仲良しというのは良い事のように思えるのですが。
②【教訓】やたらと実家に帰る夫や妻には要注意

妻と私とでは、「育った環境が違う」のは分かります。
うちは毒親、あちらは過保護親ですから。
彼女の親への強い愛情を否定する気はありませんが、それが『依存』しているかのような感じでは話しは別。

子も親も「大人」になっている事を意識した方がいいと思うのですが・・・。
結婚したあとも、頻繁に親もとに帰ろうとするパートナーには要注意!
新たな生活を築く意識がなく、モトサヤの快適さに浸っている感じがします。

親ばかりに目がいっている結婚相手。
配偶者への思いが薄いのではないかと、不信感につながりそうです。
あくまで他人である配偶者ですから、「一番大切にされている」と思えなければ愛情は薄らいでいくのは当然と言えます。
関連記事『親子で依存し合ってませんか?マザコン・ムスコンを改善する方法』(※別ウィンドウで開きます)
親離れしない子・子離れしない親にならない2つの心得

結婚後に親離れ・子離れができるようになるためには、どんな心得が必要なのでしょうか。
- 「実家から卒業した」と考えよう
- 新しい家族を最優先にする覚悟を持つ
ポイント2点を説明します。
①「実家から卒業した」と考えよう
結婚したら、「新しい家庭を築くことに集中するのが当然」という意識を持つことが重要。

配偶者は、あなたを最優先に扱ってくれると期待しています。
配偶者は、あなたが共に頑張っている姿を思い浮かべて、働く原動力を得ているのです。
結婚後も
- 「親もとに帰りたい」
- 「子供に会いたい」
と思うようであれば、あなたは親離れ・子離れができていないかも。
自分の意識を変える為に、結婚は「実家からの卒業」だと思うようにしましょう。
結婚式は「実家からの卒業式」だと考えるように。
②新しい家族を最優先にする覚悟を持つ
結婚式という「実家からの卒業式」を終えたあと、あなたは何もない未開の地に夫婦二人で立っていると想像しましょう。
その未開の場所に建物を作り、畑を耕し、種を植え育てる・・・そして、子を産み、育む。

これが私の持つ新しい家族を築くというイメージです。
開拓を配偶者に任せて、桃源郷のような実家に戻り、新たに何を作れるというのでしょうか。
「俺ひとり(私ひとり)に、任せて何しているんだ」って思うはず。
結婚したら、何もない場所に新たな「息吹を吹き込む」ことに時間を費やしましょう。
親は、心配しなくとも私たち以上の『大人』。
年老いても生活の術の多くを持っています。
新しい家族を最優先させる覚悟は、親にも必要。
親は子供が結婚したら、いつまでも子を頼りにしない。
やたらと帰省してくる子に対して「新しい家庭を大切にしなさい」と諭すくらいの親であって欲しいものです。
不満は吐き出して前を向こう

不満は自分の中だけでは、解消しずらいもの。
実際に誰かに話して解消、または解決のヒントを得たいですよね。
夫婦の問題は経験者に相談しましょう。
今回の記事で解決出来そうになければ、経験談からヒントを得られるオンラインサービスを利用してはどうでしょうか。
生の意見を聞けると、自分でも上手く出来そうだと勇気が出てきます。
一人でもモヤモヤせずに、行動あるのみです。
【まとめ】

今回は夫婦の信頼を崩す、親離れしない子・子離れしない親にならない心得について説明しました。
最後にまとめるならば
【この記事のまとめ】
結婚は『親から(子から)の卒業』。
結婚は、親子が「自立」するきっかけと言えます。
パートナーに信頼される自分の姿についてみなさんも考えてみて下さい。
かりに、病気など特別な事情があって実家に行く必要があるようなら、説明は忘れずに。
それでは!
以上、弥津でした。
結婚したけれども「親離れできない」、「子離れできない」配偶者親子に悩まされている。
どうしたらいい?