友達に嫌がらせをしたくなる子供の心理と対処方法

両目を覆う女の子

友達に嫌がらせをする子供にどう対処したらいいのか分からない・・・。

こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津@yazusui)です。

このように、子供同士の嫌がらせにどう対処すればいいのかお困りの方がいるのではないでしょうか?

嫌がらせをしてしまう子供にも温かい目を向けて接すれば、必ず改善します!

弥津
弥津

どう対処したらいいのか分からず困惑している親御さん向けに、我が子が受けた嫌がらせ体験をもとに解説していきます。

この記事では、嫌がらせをしてしまう子供への寄り添い方のポイントが理解できますよ。

嫌がらせをする子供には「理由」がある

実は・・・以前、うちの子供も塾でお友達からの嫌がらせを受けたことがありました。

うちの子(女の子)が小学三年生の時、塾で毎回「靴を隠される」というイタズラを受けた時期がありました。

いつもひとりだけ塾に遅れてやってくる子がいるのですが、その子がしている「嫌がらせ」行動だとあとで判明しました。

私はうちの子を慰め、塾の先生にも報告しつつ、ふと思ったことが・・・。

弥津
弥津

嫌がらせをする子供の『心のケア』を施さないと根本的には解決しないのでは?

友達に嫌がらせをしたくなる子供の心理

親から愛されていない子供

誰だって周囲の人と仲良くしたいもの。

嫌がらせをしてしまう心理には、以下にある「苦しみ」が隠されています。

  1. 「なりたい自分になれない」苦しみ
  2. 声にできないHELPサイン

では、具体的にみていきましょう。

①「なりたい自分になれない」苦しみ

人は誰でも「私はこうなりたい」という理想を持っています。

私の場合、小学生の時は「スポーツ万能で格好いい自分になりたい」という憧れがありました。

しかし、当時の私は平均以下の運動能力と、毒親との生活・・・自分の能力を試す機会を得ることができませんでした。

運動能力のある同級生や、親の協力を得ることのできる家庭環境に恵まれた子供への「妬み」が出てきた私。

まだ幼い心では、「嫌がらせをするとバレるからやめよう」といった判断もできません。

逆に、「才能や家庭環境が恵まれているやつを潰したい」という思いが強くなるばかり・・・。

弥津
弥津

うちの子に嫌がらせをしている子も、そんな心境なんでしょうか?

うちの子は目立つほど優秀ではありませんが、嫌がらせをする子から見れば、「恵まれている嫌な奴」なんでしょうね・・・それに全然そんな裕福でもないのに。

なりたい自分にとどかなくても、周囲の人が「今の自分でいいんだよ」と心を満たしてくれれば、嫌がらせ行動には至らないはずです。

②声にできないHELPサイン

大人はストレスをためやすい反面、適度に時間やお金を使い、ストレス発散法を持つことができます。


しかし、子供は違いますよね。

学校や家庭、時に塾以外には行く場所がないんです。

子供は学校や家庭でたまったストレスを吐き出す方法が限られてきます。

だからこそ、目の前にいる妬ましい存在に対しての「嫌がらせ」行動でウサを晴らす方向に向いてしまいやすい。

家庭に子供の悩みを吸収する機能がない場合、家庭外で自分の苦しさをアピールしたい本能が働くもの。

適切な行動を選ぶ経験がないことから、子供は「HELPサイン」を上手に出せないのです。

大半の子供が「本当の悪意」で行っているのではない。

「嫌がらせ」という形でしかHELPサインを表現できない子供の苦しさを、大人が理解してあげる必要があります。

友達に嫌がらせをしたくなる子供のへの対処方法2つ

黒板に書かれたHelp me

では、「嫌がらせ」を無理せず、改善する方法はないのでしょうか。

  1. 子供を責めずに、話を聞く機会を増やそう
  2. 「ハグ」や「良い子良い子」で心をケアしよう

改善に向けてのアプローチは、親と子供の双方に向けておこなう必要がありますね。

子供だけを責めるのは絶対NG。

①子供を責めずに、話を聞く機会を増やそう

子供に責任追及したところで、「相手は可哀想?・・・でも、私は可哀想じゃないの?」と、自分だけ辛い思いをしている感覚になるだけでしょう。

自然と反省を促す為に、まずは『子供を責めずに、話を聞く機会を思いっきり増やす』事が重要。

優しく接してあげることを補償してあげてから、徐々に「こうした方がいいよ」という柔らかい指摘・助言に繋げていきましょう。

また、親へのアプローチは子供以上に慎重に行う必要があります。

子供が友達に嫌がらせをしたと聞いた親は、一方的に自分の子供を責める危険性がありますから。

②「ハグ」や「良い子良い子」で心をケアしよう

では、嫌がらせを発見した場合に、その子の親にどう伝えればいいのでしょうか。

あなたの子供が嫌がらせ行為をしたと、親に具体的に伝える必要はない。

親には「寂しそうにしているので、家庭では優しくしてあげて」と、常に呼びかけ続ければOK。

なかには、親から優しくされた経験がなく、「優しくする方法を知らない」まま親になってしまった人もいますから。

嫌がらせをする我が子に困っている親には「ハグしてあげて」や「良い子良い子してあげて」と、子供にすべき行動例を助言するといいでしょう。

弥津
弥津

もし、それを伝えられないなら、塾や遊んでいる場であなたがその子に優しくしてあげることから始めましょう!

自分の子供を守りたいがあまりに叱りつけたくなりますが、それをしてしまうとさらにエスカレートする可能性が。

仲良くなれれば、楽しく遊んでくれたその子にあなたが「いつもありがとう」とハグや良い子良い子してあげてもいいでしょう。


子供とのスキンシップについては『子供と手を繋ごう!繋ぐ習慣で得られる効果とは(※新しいタブで開きます)』でも説明していますので、ご覧ください。

【まとめ】優しさに飢えている子供には優しさで癒やそう!

静かな森でヘッドホンで音楽を聞く少年

今回は友達に嫌がらせをしたくなる子供の心理を推測し、その改善法も考えてみました。

【この記事のまとめ】

嫌がらせをする子供とその親を責めることから入っては逆効果。

嫌がらせをする子供のSOSを理解し、あなたが優しい大人として接してあげれば徐々に嫌がらせが減るでしょう。

それに、自分の子供が他者に嫌がらせをしていないかにも注意しましょうね。


「うちの子に限って友達に嫌がらせなんて・・・」

その油断が、親として自分が充分なのか、そうでないのかを意識することを阻害します。

親として、自分が子供に悪影響を与えている点はないのかを常に気にしていきましょう。

自分で分からない場合は、職場や友人に自分の子育て論を話し、助言をもらうといいでしょう。


それでは。
以上、弥津でした。