最近元気が出なくて、ため息を何度もついてしまう・・・。
改善する方法はある?
こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
ため息が多いと自覚していても、簡単には止められないですよね。
ため息は、ストレス過剰のサイン!
心のケアを心がければ直ります。
ため息が多い自分に困っている方に向けて、ため息だらけの人生を送る私が調べましたので解説していきます。
ため息が出る理由や気を付けたい病気もあわせて説明します。
誰でも今日から取り組める対処法ばかりなので、ため息少なくするお役にたてるかと思います。
ため息が出る理由は何?
まずは、ため息が出てしまう理由から把握していきましょう。
「ため息」には2つの目的(理由)があると言われています。
「健康維持」と「回復」。
- ため息は「健康維持」の為の呼吸法
- 「回復」させる目的
では、それぞれ具体的に説明します。
①ため息は「健康維持」の為の呼吸法
同じペースで長時間呼吸していると、肺が固くなり、呼吸が苦しくなってきます。
そこで、固くなって働きが落ちている肺を正常に戻す「ストレッチ」が必要になります。
その、肺のストレッチが「ため息」です。
ため息をすることで、肺胞がストレッチされ、それによって呼吸が深くなります。
正常な呼吸状態に戻る効果があると言われています。
さらに、ため息をすれば、血管内の酸素の供給量が増えますからね。
このように、ため息は体の状態を整えるという「健康維持」に必要な行動と言えます。
②「回復」させる目的
もうひとつ、ため息には自律神経のバランスを改善させるという目的。
体の疲れやストレスで「交感神経」が優位になると、緊張状態が長く続き、心身に異常をきたしてしまいます。
そこで、ため息によって「副交感神経」を優位に転換します。
副交感神経を活発に働かせることで、緊張状態が緩和され、リラックスできるようになります。
息を吐き出す行為は、ストレスを吐き出している行為。
適度にため息を出すことで、ストレス過剰で体調を崩すことを予防。
ため息には、心身を回復させる目的があるんですね。
ため息が多い時に気をつけたい病気
あまりに多いため息は「うつ病の初期症状」と言われています。
ため息の頻度が異常に多い時は、うつ病のリスクが高まっていると思いましょう。
ストレスを多く抱えると、脳はそのストレスと戦う為に交感神経を働かせ、「もっと頑張れ」と心身に無理を強要します。
この交感神経の過剰な作用で、自分の意思とは関係なく、「興奮状態」が続くのです。
脳はあまりにも過剰だと判断した際には、ため息を用いて副交感神経を強めてバランスを取ろうとします。
「ストレスと戦うんだ!」という作用と「力を抜け!」という作用の、ふたつの反する働きが混在し、脳自体も半ばパニック状態に。
そのまま放置していると、最終的にはオーバーヒート。
オーバーヒートによって、うつ病を発症してしまう可能性が。
「私はうつ病なんてならない!」と他人事のままでいると、後戻りできない重篤な状態になりかねません。
うつ病も早期診察、早期発見、早期治療が必要です。
過剰なため息の改善法5つ
ため息が過剰になっているのは、心が辛くなっているサイン。
また、ため息連発によって、周囲の人を不快な気分にさせてしまうかも。
ため息は、人前では減らしたいですよね。
そこで!
- 深呼吸をする
- 有酸素運動の習慣
- 「非日常」な時間を作る
- 自分の悩みを分析し、解消する
- 医療機関に相談する
過剰に出るため息を改善する方法を説明します。
①深呼吸をする
ため息が出る前に、自ら意識してストレスを吐き出す行動を取りましょう。
有効な方法は「深呼吸」。
深呼吸の吐き出す方をゆっくりと時間をかけて行うようにすれば、副交感神経に作用します。
ため息と深呼吸は、得られる効果が似ているようです。
それなら、自分がため息をする前に深呼吸をしてあげましょう。
リラックスした状態で深呼吸を繰り返し行うことで、反射的にため息が出る癖を抑えられます。
関連記事『緊張し過ぎて疲れる方へ!私が実践する緊張しない方法8選』(※別ウィンドウで開きます)
②有酸素運動の習慣
ため息が出ないように、「有酸素運動」に取り組み、酸素をたくさん取り込む習慣をつけることも効果的。
運動によってストレスが溜まるようでは意味がありませんので、運動終了後に気持ちよさが残るくらいの軽い負荷に留めましょう。
有酸素運動とは、ウォーキングやジョギング、エアロビクス、サイクリング、水泳など、長時間継続して行う運動を指します。
引用:有酸素運動とは | 健康長寿ネット
運動内容は、私としては「ウォーキング」が手軽だし、オススメ。
有酸素運動で、『たっぷりと呼吸する』習慣を。
有酸素運動を習慣化することで、「呼吸苦」を感じにくくなる体質になっていきます。
それにより、無意識に起こるため息癖が、徐々に治まってくるでしょう。
一人で運動といっても続かないとお思いの方は、オンラインフィットネスを利用すると解決します。
続くか心配な方は、無料トライアルと低価格なサービスから始めるといいでしょう。
③「非日常」な時間を作る
「同じ生活パターンの繰り返し」は、ストレスを溜めてしまう危険な因子のひとつ。
ときには、今までの生活パターンを忘れられるような「非日常」の過ごし方してみましょう。
例えば
- 温泉に出かける
- 少し豪華な料理を食べに行く
- スポーツ観戦をしてみる
- 習い事を始める など
ときには、『非日常的な刺激』でストレス解消を。
家庭や仕事という「日常」から離れる時間を作ることで、ため息の原因となるストレスの除去を図りましょう。
④自分の悩みを分析し、解消する
ため息の原因となっている「自分の悩み」に目を向けることも大切。
自分が何に悩み、ストレスを感じているのかを自己分析し、解消しましょう。
自分軸で生きる方法を身に付ければ、自信がついてため息をつく必要がなくなるでしょう。
自分に集中できるようになることで、心にゆとりを持てるように。
そのためには、自己覚知に有益なツールが必要。
私がオススメする下記ツールを活用すれば、『自分軸』で生活出来るようになります。
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心のモヤモヤを解消する方法については、別記事で紹介していますので是非。
心のモヤモヤ・イライラが改善できるサービスを、こちらの記事で提案しています。
心をすっきりさせたい方は参考にしてみて下さい。
関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)
⑤医療機関に相談する
自分の力ではなかなか改善できない場合は、「心療内科」に相談にいくのもひとつの方法です。
ため息が多くなっている原因を、専門家である医師が一緒に探ってくれるでしょう。
色々と取り組んだけど、上手くいかない場合はお医者さんに相談。
睡眠障害が一因の場合は、質の良い睡眠がとれるように処方箋を出してくれます。
また、今まで意識していなかった点に、本当の原因があると気付かされるかもしれません。
心療内科は精神科とは違いますから、心の疲れを感じたら気軽に相談できる場です。
私の心療内科体験記はこちら。
関連記事『心と体の不調が治らないので心療内科に行ってみた①【受診編】』(※別ウィンドウで開きます)
関連記事『心と体の不調が治らないので心療内科に行ってみた②【治療編】』(※別ウィンドウで開きます)
【まとめ】
今回は「ため息癖は危険?ため息が多い理由と改善方法」についてお話ししました。
ため息には、「健康維持」や「回復」のような良い目的があることが分かりましたね。
しかし!
- 過剰なため息の改善法5つ
- ①深呼吸をする
- ②有酸素運動の習慣
- ③「非日常」な時間を作る
- ④自分の悩みを分析し、解消する
- ⑤医療機関に相談する
自分の異変サインには、自らで気づけるようにしたいですね。
それでは!
以上、弥津でした。