こんにちは、心の知覚過敏な社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
職場の上司や同僚の『独り言が多い』傾向、何かと気になりますよね。
独り言の原因が分かれば対処法も分かります!
他者の独り言にストレスを感じている方に向けて、同じ悩みを持つ私が解説していきます。
誰でも簡単実践できる方法なので、他者の独り言に悩む方はぜひ参考にしてみてください。
独り言の目的は何か
独り言が出てしまう原因は、『ストレス』が関係していると言われています。
独り言の目的は
- ストレス発散
- 頭の中の整理作業
ストレスを溜めやすい人、頭の整理を頻繁に必要とする人は、独り言が過剰になりやすいようです。
でも、そうかと言って
集中して作業したい周りの人からすれば、迷惑だという側面が・・・。
「独り言を止めて欲しい」と指摘しても、自覚できていない本人からすれば、戸惑うところでしょう。
独り言を無理に止めさせようとしても、人間関係に影響するのも怖いですし。
対処法を考える前に、独り言が出てしまう理由をもうちょっと細かく分析する必要がありそうです。
独り言が出てしまう心理と理由4つ
独り言には、大きく分けて
- 『自分に向けての独り言』
- 『他者に向けての独り言』
の2種類があります。
それをふまえて、独り言が出てしまう心理と理由を考えていきましょう。
- 自分への言い聞かせ・忠告
- アピールすることで不安を緩和
- 理解してくれる仲間がいるのか確認している
- 独り言でしかストレス発散できない
①自分への言い聞かせ・忠告
私の場合、独り言は「自分に向けて話しかける」というパターンが多いと自覚しています。
心配した時や後悔の念がおさまらない時に
- 「間違えないようにしないと」
- 「絶対忘れないようにしないと」
などとブツブツ。
行った失敗を再度繰り返さないように、自分に向けて言い聞かせ・忠告をするための独り言です。
自信が持てない人に、多い傾向。
不安を解消するために、独り言を発してしまうのでしょう。
②アピールすることで不安を緩和
人によっては「他者へのアピール欲求」が独り言という形で出てしまう場合があります。
人は「自分を認めて欲しい」という承認欲求を持っています。
承認欲求については、関連記事「承認欲求のない人は得なのか?特徴や心理が分かれば誰でも変われる」で説明しています。
「自分の頑張りを認めて欲しい」と思い出すと
- 「今日は忙しくて大変だ」
- 「今日は分刻みだな」
- 「する時間がない」
などと自分の忙しさアピールに聞こえる独り言が出てしまいます。
自分の存在を認めて欲しくて、周りの人の意識を引こうとしてしまう。
「グループに認められていないのではないか」と不安があるからこそ、他者の目を自分に向ける為のアピールに走るのです。
③ 理解してくれる仲間がいるのか確認している
自分のこれからする行動が正しいかを仲間に確認したくて、独り言が多くなる人がいます。
たとえば
- 「これで良かったっけ?」
- 「○○すれば大丈夫だったよね」
- 「この書類で間違いないよね」
などといった独り言をいい、周囲の反応をみます。
「どうかしたの?」って声をかけてもらって、悩み・不安を解決するきっかけを作っているのです。
プライドが強い人は自ら教えを乞うことができないので、独り言で何気に助けを求める傾向があります。
④独り言でしかストレス発散できない
ストレス発散が頻繁な人は、独り言も多くなる傾向があります。
ストレスを溜めるタンク容量が少ないので、こまめに独り言でストレス処理作業を行います。
人の脳は、コンピュータに似ています。
人にもメモリー容量があります。
それと同じで、ストレスを溜める容量にも個人差あり。
ストレス耐性が弱いと、蓄積したストレスを吐き出す回数が頻繁に。
独り言によってストレスを吐き出し、メンタルを維持しています。
心のモヤモヤ・イライラが改善できるサービスを、こちらの記事で提案しています。
心をすっきりさせたい方は参考にしてみて下さい。
関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)
独り言の多い人を黙らせる4つの方法
ここからは、独り言を言う人の対処法について説明します。
- 独り言におおげさに反応する
- 病気や障害が原因ではないかを冷静に判断する
- 笑いを交えてさりげなく癖がある事を伝える
- 指摘 & 心配をバランスよく行う
これらを意識して接すれば、独り言が多い人を黙らせる事ができるでしょう。
①独り言におおげさに反応する
独り言を当の本人にブーメランとして返してみましょう。
独り言が始まったら、その言葉におおげさに返事してみるといいです。
独り言をいっている本人は、その独り言に気付いていない事が多い。
それを、大げさにリピートしてみましょう。
すると
独り言にいちいち反応されると・・・恥ずかしいな。
俺、そんな独り言いってたんだ。
自覚が持てると、独り言がおさまってきます。
自分の独り言癖に気づいていないタイプには有効な方法です。
②病気や障害が原因ではないかを冷静に判断する
それでも独り言がおさまらない人には、病気や障害がもとにあるのではないかと考える必要があります。
独り言の多い疾病として、「統合失調症」や「うつ病」があります。
これらの病気などに悩んでいる方は、普段は落ち着いており、周囲は気づかないことが多いです。
病気や障害が原因にないか慎重に見極め、グループ全体で理解する必要があります。
③笑いを交えてさりげなく癖がある事を伝える
独り言が多い人に自覚を促す際、叱責するような言い方にならないよう注意しましょう。
独り言を笑いに転換して指摘するといいでしょう。
日頃から笑い合える友好的な関係性を築いておかないといけません。
信頼してくれる相手からのジョークであれば、一緒に笑いながら自分の癖を意識するきっかけにしてくれます。
④指摘 & 心配をバランスよく行う
独り言に根気強く対処してみたが、上手くいかないという場合。
最終的には、そのまま指摘するという手段で。
ですが、指摘する際に気をつけるべきポイントがあります。
『指摘』と『心配』をバランス良く。
『指摘』が3なら、『心配』は7の割合の言い方を心がけましょう。
たとえば
- 「最近、独り言多いけど、何かあったの?」
- 「独り言で◯◯って言ってるみたいだけど、辛いなら何か相談に乗ろうか?」
といった感じで、独り言を言っているという『指摘と心配』を組み合わせるのです。
「アナタの事が心配で、指摘させてもらってます」という姿勢で伝えてみましょう。
これだと、ズバッと指摘されても相手は悪い意味では捉えづらいのでお試しを。
こちらがストレスを溜めないようにするには
独り言をやめさせようと過敏になりすぎると、こちらのメンタルが疲弊してしまいます。
そのために、自分にもストレスを溜めない「防御策」を持つようにしましょう。
①自分の世界に浸る時間を作ろう
独り言から解放されたあと、心のリフレッシュをするようにしましょう。
- 趣味に没頭する
- ペットとたわむれる
- 映画をみまくる
- 運動をする
- 瞑想をする
など、自分の世界に入り込む時間を作ればイライラは解消されるでしょう。
また、それでも難しい場合はサプリメントの活用が有効です。
また、おすすめ【ドクター・ポジティブイ】のようなメンタルサプリを試すのもおすすめ。
ストレスを溜めやすい人は、関連記事「ストレスフリーになりたい!心の疲れで悩む私が考える有効な対処法」も参考にしてください。
②自己コントロールが出来るようになろう
それに、セルフコントロールも重要です。
自分に集中できるようになることで、心にゆとりを持てるように。
そのためには、自己覚知に有益なツールが必要。
私がオススメする下記ツールを活用すれば、『自分軸』で生活出来るようになります。
これにより、これまであまり意識できていなかった自分の「理想の未来」や「潜在的な欲求」が見えてきます。
ジャマな『他人軸』を排除して他に影響を受けずに自分にまっすぐに生きられるようになりましょう。
新しい自分に生まれ変わりたい方は、是非お試しを。
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自分を知れば、自分をコントロールできるようになります。
他者に影響を受けやすく、ストレスを溜めやすい方は是非。
【まとめ】
今回は『独り言が多い人をどうすれば黙らせる事ができるかを真剣に考えてみた』と題して説明してきました。
- 独り言の多い人を黙らせる4つの方法
- ①独り言におおげさに反応する
- ②病気や障害が原因ではないかを冷静に判断する
- ③笑いを交えてさりげなく癖がある事を伝える
- ④指摘 & 心配をバランスよく行う
以上、私なりの独り言対策でした。
みなさんも、自分に独り言癖がないかを注意しながら、各々の対処法を考えてみて下さい。
それでは。
以上、弥津でした。
独り言がうるさい職員がいてイライラする!
どうしたら黙らせられる?