こんにちは、社会福祉士兼業ブロガー・弥津(@yazusui)です。
このように、連絡を待てない人への対処って悩みますよね。
でも、大丈夫です!!
この記事で分かること
- 連絡を待てない人がどうして「待てない」のか。
- 連絡を待てない人は口で言っても治りません!一時的に距離をおくか、交友関係を断つかを検討しましょう!

連絡を待てない人からのプレッシャーに苦しんでいる方に向けて、過去に連絡を待てない男だった私(現在は克服)がその対処法をお答えします。

というわけで、今回は『連絡を待てない人の心理と特徴を理解しながら、その対処法を知る!!』について説明していきます。
対処しても治らないようなら、距離を空けるか、付き合いを見直せ!!
誰でも今日から実践できる4つの対処法です。
返信のプレッシャーで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

連絡を待てない人に上手に接する術を身につけられますよ。
連絡を待てない人の不安とは
連絡を待てない人側は以下のような状態になると不安でたまらなくなります。
- 連絡してもすぐに「既読」にならない・・・
- 既読になったのに返事の言葉が遅い・・・
- 連絡をくれると言ったのに、なかなかSNS、メールで反応がない・・・
「もしかして、私・・・無視されてる?」
このような不安に耐えられず、相手に時間の猶予を与えずに「連絡が遅い」と責めてくる人がいますよね。
スマホの普及で、特にそのような方が増えているように感じます。
誰でも簡単に連絡を受け取れると時代だと分かっているがゆえの『催促』。
今の便利さの良し悪しを知る意味でも、以前はどうだったのか振り返ってみましょう。
なぜ「連絡を待てない人」が増えているのか
まずは、私の経験をもとに以前はどうだったのかを振り返ってみます。
適度な距離感を保っていた「スマホ以前」
私のようなアラフォー世代の学生当時は「ポケベル」が流行っていたんですよ。
平成10年以降に生まれた人はポケベルって知らないかもしれませんね。
ポケベル宛ての電話番号にかけると、「ピピピ…」って感じで音が鳴ります。
受信した相手は指定した電話番号に公衆電話などで折り返しTELして、連絡内容を確認するといったものです。
ポケベル自体に会話機能はありません。
当時は気軽くやりとりできない分、相手に対して「即返事」は求めていませんでした。

電話代を支払ってまで折り返しTELしてくれる相手への申し訳なさで・・・このように、呼び掛ける側、受ける側に適度な距離感があったんですよね。
余程急な連絡がない限りは呼び掛けられなかったので。
遠距離恋愛の人は、公衆電話で恋人にTELという方も多かったのでは
お金がかかる分、毎日ってわけにはいかないので、恋人同士にもよい距離感がありました。
では、今はどう変わったのでしょうか。
便利さゆえの「待てない症候群」
モバイル通信料が手の届きやすい価格になり、自宅ではWi-Fiが設置しやすくなった現在。
それに伴って、SNSツールも進化してきました。
今では電話もネット経由で「無料通話」が可能になり、メールも会話形式でやり取りが簡単かつ迅速に行えるようになりました。

自分がスマホを使って「即受け取り・即返事」が出来ているので、相手も同じくできるはずだという固定観念ができてしまいます。
便利になってしまったことで、他者の自由を奪う傾向が強くなっています。
以前のように、「連絡が簡単にとれない」ことで保たれていた適度な距離感が崩れています。
連絡を待てない人の心理と特徴4つ
では、連絡を待てない人にはどんな「原因」があるのでしょうか。
その原因となる4つの心理や性格的特徴を見ていきましょう。
自己愛が強い
自分は誰よりも頑張っていて、評価されるべき存在だと思っています。
そんな自分を大切に思っているからこそ、自分を丁重に扱わない態度には激しい怒りを感じます。

また、自分の思い通りにいかないと、他者の責任にしようとする傾向もあります。
他者が自分の欲しいタイミングで連絡を返してくれないことで、不利益があったと訴えたり。
自己中心的で、他者が自分の期待に添う行動をとることが当たり前と思っています。
他人に厳しい性格
「人は常に相手の事を考えて行動すべき!」という厳しい心得を相手に課し、それをクリアしない人には容赦なくダメ出しをします。
他者に厳しいので、基本的に相手の「マイペース」を許しません。
自分勝手に無視するような行動はせずに、自分を含めた他者に尽くすように求めます。
連絡はすぐに返す人が「常識人」という価値観を押し付けようとします。
プライベートが充実していない
自分が呼びかけて、すぐに返事がないと、強い孤独感に襲われます。

強い孤独を感じると、早くその苦しみから開放されたくなります。
そうなると、連絡が待てず、相手に返事を催促するような行動をとってしまいます。
本人にとってはSOSを発しているだけなので、罪悪感はなく、逆に連絡をくれない相手が悪いという考え方です。
相手の行動が想像できない事からくる不安感
恋人が相手であれば浮気の想像をしたり、自分の呼びかけが完全放置されているといった悪いことが先に頭に浮かびます。
ネガティブなイメージに支配されるので、相手から充分な説明がないままだと被害妄想のような言動が出てしまいます。
交友関係が狭く、友人が少ない人は、人の性格の多様性が理解できません。
それがゆえに、自分の悪いイメージを正しいと判断し、相手に当てはめてしまうのです。
連絡を待てない人のへの対処法4選
次に、連絡を待てない人への対処法を考えていきましょう。
先ほど説明した心理や特徴をふまえて考えると対処法が見えてきます。
仕事の内容を具体的に伝える

例えば、事務職でも上司が近くにいるので、業務中にスマホは一切触れないとか。
営業職であれば、1時間単位で訪問先のスケジュールが組まれるので、合間の数分しか返事ができないとか。
仕事中の具体的な動きを、面倒がらずに伝えておくことで、相手も連絡できない理由を分かってくれます。
プライベートタイムの過ごし方を伝える
自分の趣味や好きな時間の過ごし方など、仕事と同様に具体的に話しておくと、連絡がなくても安心してくれます。
例えば、映画が大好きで毎日のようにレンタルした映画を観ているとか、本を黙って読んでいる時間が好きだとか。
家でどのような時間を過ごしているのか分かれば、誤解することも少なくなります。
相手に自分の時間に集中している時は、連絡に気付かない時もあるとしっかりと伝えておくといいでしょう。
SNSが嫌いだと説明する
連絡が遅くなる人は、元々SNS自体に嫌悪感を抱いている人がいます。
元々、SNS=出合い系というイメージを持っている人もいます。
SNSにハマることで、自分が出合い系に染まっているような感覚を持つ人の場合、恋人や友人との連絡手段であってもSNS利用に積極的になれない人もいるのです。

SNSに対する過去のトラウマなど、説得力あるエピソードがあれば、恥ずかしがらずに伝えましょう。
「価値観の押しつけは許せない」とはっきり言う
一生懸命自分のやるべき仕事を行い、そして自分一人の至福の時間を過ごす。
これを認めてくれない人は、恋人や友人として長続きしません。
そもそも、あなたは相手の都合のいいように動けるロボットではありませんよね。
自分の事を信用してくれない上に、「私が安心できるようにすぐに連絡を返せ!」と言う人は、価値観を押し付けていると言われても言い返せません。
自分に何もヤマシイところがないのであれば、時に率直な感情で返すのもありです。
【まとめ】
いかがでしたか?
今回は「連絡を待てない人の心理と特徴を理解して対処法を身につけよう」と題してお話ししてきました。
相手の事を疎かにしているわけでないのに、「連絡が遅い」と責められるとどうしていいか分からなくなりますよね。
【この記事の一言まとめ】
連絡を待てない人は『相手のせいにする傾向が強い人』!!
対処しても治らないようなら、距離を空けるか、お付き合いを見直しましょう。
あなた自身が崩れてしまわないように、対処策を実行しながら『防御』していきましょう。
相手に改善がみられない時は縁を切るくらいの気持ちで。
それでは!
以上、弥津でした。