こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
連絡を待てない人への対処って悩みますよね。
この記事で紹介する対処しても治らないようなら、距離を空けるか、付き合いを見直せばOK!

連絡を待てない人からのプレッシャーに苦しんでいる方に向けて、過去に連絡を待てない男だった私(現在は克服)がその対処法をお答えします。
誰でも今日から実践できる4つの対処法です。
返信のプレッシャーで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
連絡を待てない人の不安とは

連絡を待てない人側は以下のような状態になると不安でたまらなくなります。
- 連絡してもすぐに「既読」にならない・・・
- 既読になったのに返事の言葉が遅い・・・
- 連絡をくれると言ったのに、なかなかSNS、メールで反応がない・・・

もしかして・・・無視されてる?

このように、スルーされているかの不安に耐えられず、「連絡が遅い」と責めてくる人がいますよね。
スマホの普及で、特にそのような方が増えているように感じます。
誰でも簡単に連絡を受け取れると時代になったがゆえの『催促』。
苦しい時代になりましたのよね・・・。
なぜ「連絡を待てない人」が増えているのか

- 適度な距離感を保てていた「ポケベル時代」
- 便利さゆえの「待てない症候群」
まずは、私の経験をもとに以前はどうだったのかを振り返りつつ、なぜ「連絡を待てない人」が増えているのかを考えていきます。
①適度な距離感を保てていた「ポケベル時代」
私の学生当時は「ポケベル」が流行っていたんですよ。
平成10年以降に生まれた人はポケベルを知らない人が多いでしょうね。
ポケベルは、「ポケットベル」の略称。
通話やメールはできませんが、ポケベル宛ての電話番号にかけると、折り返し電話を求める音声が鳴ります。
ポケベルで呼び出しを受けた人は、帰社するか、公衆電話で要件を聞くといった仕組み。
後継機は、数字を入力すればカタカナに変換できるようになりました。
当時は「即返事」は求めていませんでした。

相手の連絡を待つ余裕が、当たり前にありましたから。
また、遠距離恋愛の人は、公衆電話で恋人にTELという方も多かったのでは?
お金がかかる分、毎日通話というわけにはいかないので、ほどよい距離感がありました。
不便が当たり前がゆえの『適度な距離』があった時代。
では、スマホが当たり前になった今はどう変わったのでしょうか?
②便利さゆえの「待てない症候群」

モバイル通信料が定額化され、使い放題になった今。
そして、自宅でも料金さえ払えば、誰でも気軽にWi-Fiが設置しやすくなった今。

ネット利用が気軽になった分、SNSやメールを使った連絡が容易になりましたよね。
さらに、「無料通話」が可能になり、気軽に電話が可能に。
そして、LINEなどのSNS利用が当たり前になり、こちら側の意思を簡単に伝えられるようになりました。
その一方で、「いつでもこちらの意思が相手に伝わっているはず」と思いがちに。
スマホを使って、相手の意思を「即受け取り・即返事」が出来るようになったので、スルーに対してのアレルギーが増してきました。
便利になってしまったことで、他者の自由を奪う傾向が強くなっています。

以前のように、「連絡が簡単にとれない」ことで保たれていた適度な距離感が崩れていますね。
気軽で迅速な連絡がとれるようになったことで、早く返事を求める傾向が多く見られるように。
連絡を待てない人の心理と特徴4つ

では、連絡を待てない人にはどんな「心理と特徴」があるのでしょうか?
- 自己愛が強い
- 他人に厳しい性格
- プライベートが充実していない
- 相手の行動が想像できない事からくる不安感
この4つの心理・特徴を詳しく説明していきます。
①自己愛が強い
連絡を待てない人は、自己愛が強い。
関連記事『自己愛が強すぎる人の良い点、問題点と8つの対処法』(※別ウィンドウで開きます)
自分は誰よりも頑張っていて、評価されるべき存在だと思っています。

自分を丁重に扱わない他者の態度には激しい怒りを感じます。
また、自分の思い通りにいかないと、他者の責任にしようとする傾向もあります。
他者が自分の欲しいタイミングで連絡を返してくれないことで、相手のせいで失敗したかのような言い方をします。
自己中心的で、他者が自分の期待に添う行動をとることが当たり前と思っています。
②他人に厳しい性格
「他者に厳しい」性格の人は、連絡を待つことが苦手。
「誰でも相手の事を考えて行動すべき!」という決まりを他者に課し、放置する言動に対して、容赦なくダメ出しをします。
周囲の人全員に、他者に尽くすように求めます。
誰に向けても、連絡をすぐに返す人が「常識人」という価値観を押し付けようとします。
③プライベートが充実していない

プライベートが充実していない人は、他者からの連絡を常に欲してしまいます。
強い孤独を感じているので、他者の連絡で早く癒やして欲しいと求めています。
連絡が待てず、相手に返事を催促するような行動を取りやすくなります。
本人にとっては当たり前にSOSを発しているだけなので、返事をしない相手が悪いという発想に。
④相手の行動が想像できない事からくる不安感
自分の世界しか生きている人は、他者がどんな時間を過ごしているのか分かりません。
連絡が遅いと、「暇なくせに、なぜ私に返事をしない!?」と、自分の感覚で他者が暇だとイメージします。
恋人が相手であれば浮気の想像をしたり、自分の呼びかけが完全放置されているといった悪いことが先に頭に浮かびます。
ネガティブなイメージに支配されるので、相手から充分な説明がないままだと被害妄想のような言動が出てしまうことに。
交友関係が狭く、友人が少ない人は、人の性格の多様性が理解できません。
それゆえに、ひとりぼっちにさせられているという、被害者意識が強くなってしまいます。
連絡を待てない人のへの対処法5選

次に、連絡を待てない人への対処法を考えていきましょう。
- 仕事の内容を具体的に伝える
- プライベートタイムの過ごし方を伝える
- SNSが嫌いだと説明する
- 「価値観の押しつけは許せない」とはっきり言う
- 心に疲れを溜め込まない
先ほど説明した心理や特徴をふまえて考えると対処法が見えてきます。
①仕事の内容を具体的に伝える
相手に自分がどんな仕事で、どのような業務内容をしているのか伝えるようにしましょう。
できれば、具体的な業務の内容も伝えると、連絡催促が落ち着く可能性が高まります。
例えば、事務職でも上司が近くにいるので、業務中にスマホは一切触れないとか。
営業職であれば、1時間単位で訪問先のスケジュールが組まれるので、合間の数分しか返事ができないとか。
仕事中の具体的な動きを、面倒がらずに伝えておくことで、相手も連絡できない理由を分かってくれます。
②プライベートタイムの過ごし方を伝える
恋人や友人には、日頃どうプライベートを過ごしているかも伝えておきましょう。
自分の趣味や好きな時間の過ごし方など、仕事と同様に具体的に話しておくと、連絡がなくても安心してくれます。
例えば
- 映画が大好きで毎日映画を観ている
- 本を読んでいる時間が好き
- 毎晩トレーニングに励んでいる
- 家族との時間を楽しんでいる
家でどのような時間を過ごしているのかイメージ出来れば、誤解されることが少なくなります。
相手に自分の時間に集中している時は、連絡に気付かない時もあるとしっかりと伝えておくといいでしょう。
③SNSが嫌いだと説明する

連絡が遅くなる人は、元々SNS自体に嫌悪感を抱いている人がいます。
元々、SNS=出合い系というイメージを持っている人も。
SNSにハマることで、自分が出合い系に染まっているような感覚を持つ人の場合、恋人や友人との連絡手段であってもSNS利用に積極的になれない人もいるのです。
自分はSNS嫌いだと、はっきりと説明しましょう。
SNSに対する過去のトラウマなど、説得力あるエピソードがあれば、恥ずかしがらずに伝えましょう。
④「価値観の押しつけは許せない」とはっきり言う
色々と自分のことを説明して、それでも連絡を待てない人には、ズバリ「あなたの価値観を押し付けないで」と言ってやりましょう。
一生懸命自分のやるべき仕事を行い、そして自分一人の至福の時間を過ごす。
これを認めてくれない人は、恋人や友人として長続きしません。
そもそも、あなたは相手の都合のいいように動けるロボットではありませんよね。
自分の事を信用してくれない上に、「私が安心できるようにすぐに連絡を返せ!」と言う人は、価値観を押し付けていると言われても言い返せません。
自分に何もヤマシイところがないのであれば、時に率直な感情で返すのもありです。
⑤心に疲れを溜め込まない
連絡が待てない自分中心な人に真っ向からぶつかり続けると、先に疲弊するのはこちらの方。
余裕を持って対処できるように
心の疲れを溜めないようにしましょう。
心が疲労していると、対処する気力が出ないもの。
ストレス解消法を見つけて、習慣にしましょう。
心のモヤモヤ・イライラが改善できるサービスを、こちらの記事で提案しています。
心をすっきりさせたい方は参考にしてみて下さい。
関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)
他人に影響を受けず自分軸で生活出来るようになろう
他者の影響を受けながら、他人を軸とした生活を続けているのでは心身ともに疲弊してしまいます。
連絡を待てない人に精神的に追い詰められるのも、他人を軸とした生活を強いられているからです。

他人軸の生き方から自分軸の生活に変えることで、ストレスから解放されるでしょう。
自分に自信をつけて、生活や仕事に活力を与えましょう。
自分に集中できるようになることで、心にゆとりを持てるように。
そのためには、自己覚知に有益なツールが必要。
私がオススメする下記ツールを活用すれば、『自分軸』で生活出来るようになります。
これにより、これまであまり意識できていなかった自分の「理想の未来」や「潜在的な欲求」が見えてきます。
ジャマな『他人軸』を排除して他に影響を受けずに自分にまっすぐに生きられるようになりましょう。
新しい自分に生まれ変わりたい方は、是非お試しを。

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【まとめ】

今回は「連絡を待てない人の心理と特徴を理解して対処法を身につけよう」と題してお話ししてきました。
相手の事を疎かにしているわけでないのに、「連絡が遅い」と責められるとどうしていいか分からなくなります。
- 連絡を待てない人のへの対処法5選
- ①仕事の内容を具体的に伝える
- ②プライベートタイムの過ごし方を伝える
- ③SNSが嫌いだと説明する
- ④「価値観の押しつけは許せない」とはっきり言う
- ⑤心に疲れを溜め込まない
連絡を待てない人は、ジコチュー。
対処しても治らないようなら、距離を空けるか、お付き合いを見直しましょう。
あなた自身が崩れてしまわないように、対処策を実行しながら『防御』していきましょう。
相手に改善がみられない時は縁を切るくらいの気持ちで。
それでは!
以上、弥津でした。
スマホの普及で連絡が取りやすくなった一方で・・・連絡を待てない人が多いと思いませんか?
連絡を待てない人には、どう対処したらいい?