親子関係の悪化原因は親にあり!崩れた関係を修復・改善する方法

親子関係の悪化原因は親にあり!修復・改善の方法
問題を解決したい

親子関係が悪化している・・・どうすれば親子の崩れた関係を修復・改善できる?

こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津@yazusui)です。

親子関係の悪化にお悩みの方、多いのではないでしょうか?

「親からアプローチ」によって、誰でも親子関係の修復・改善は出来る!

弥津
弥津

親子関係の悪化に困惑する親御さんに向けて、解決経験のある私が改善法を説明します。

関係修復のコツを理解・実践して、本来の親子仲を取り戻しましょう。

親子関係の悪化原因は「親」にあり!

親子喧嘩をする母と息子
弥津
弥津

結論、親子の関係悪化の原因は『親』!

改善・修復する責任も『親』にあります。

親は自分の経験から

親の言っている事の方が正論だ!


そう勘違いしてしまいます。


しかし、親の正論は「たかが一人の経験から作られたもの」にすぎません。

万人に通用する理屈ではなく、ときに子供の自由を奪う悪しきものなのです。

日常的に行われる親の持論押し付けが、親子関係悪化の原因。

弥津
弥津

ですから、親子不仲のきっかけや責任は『親にある』ケースがほとんどだと私は考えました。

実際に私の場合も、失敗を許さない私の厳しさが子供との距離を空け、長期間お互いに口を利かない事態を作ったと思います。

親が自責を認めれば子供は素直に許してくれることも分かりましたし、自分の問題点や改善法を知る機会にもなりました。

親子関係修復・改善は『親が自分の責任だと認める』ことからスタートなのです。

親子関係が悪化する5つの原因

親の監視過剰で仲の悪い親子

では、親の問題点を自覚するため、親子関係が悪化する原因をさらに考えていきましょう。

  1. 親の心が成長していないから
  2. 親の理想を押し付けてきたから
  3. 子を褒める機会が少なかったから
  4. だらしない親に子の不満がたまっているから
  5. 共依存の関係に陥っているから

以下5つの原因について、具体的にお話ししていきます。

①親の心が成長していないから

親は、無意識に「子供は未熟だ」という目で見がち。

しかし、親の持つ知識や価値観は、「今」に合っていない可能性が。


ようするに、親と言えども「心」が成長しきれていないかもしれないのです。

親の「心」が成長していなければ、親は子供から追い越されているかもしれません。

成熟した心を持つ子供であれば、親の時代遅れな考え方は尊敬できないでしょう。

それなのに、力で抑えつけるように持論を展開すれば、子供は親から遠ざかるようになります。

②親の理想を押し付けてきたから

  • 「こうした方が成功する」
  • 「失敗を許すと成長しない」

こういった親の一方的な価値観は、子供に無理やり押し付けがちなもの。

親が理想を押し付ければ、子供は萎縮。

そのうち、自由を与えない親を敵だとみなして反抗してくるようになります。

親子関係が悪化する原因で、一番多いのは自由を奪う「親の価値観の押し付け」。

子供は小さな頃から「自分自身」を持って、日々成長しようとしている事を念頭におきたいところです。

③子を褒める機会が少なかったから

困った表情のお母さん

「厳しさこそ、成長の糧だ」と勘違いしている親になっていませんか?

厳しさばかりで褒める機会が少ないと、子供は親が自分を肯定してくれていないと思います。

「人は褒めると調子の乗って失敗する」という考え方は私にもありますが、子供の時は調子の乗って失敗する経験も重要。

子との関係が悪化したら、褒める機会が少なかったのではないかと振り返りたいものです。


褒めると叱ることのバランスについては、関連記事褒めると叱る、最も効果のある順番とバランスを解説します』(※別ウィンドウで開きます)で詳しく説明していますので、参考にしてみて下さい。

④だらしない親に子の不満がたまっているから

子供は、親の姿を常に観察し、評価しています。

子が親の助言や指導を反抗する場合、親のだらしなさに不満がたまっている可能性があります。

実際に私も、酒浸りの親の指示・指導には全面的に反抗していましたから。

親は自分の日頃の様子が尊敬されるに値するかを、振り返る必要があります。

⑤共依存の関係に陥っているから

親子がそれぞれを非難する理由は、互いが依存関係だからかもしれません。

親子で依存関係に陥ると、親は子を、子は親を自分の思い通りに行動させようとします。

そして、思うようにしてくれないと激しい叱責をくわえます。

私も社会福祉士として、多くの共依存関係の親子の相談対応してきました。

どれも、簡単には解決しません・・・「行き着くところまで行く」しかないのです。


共依存については、関連記事親が子供を突き放せない事から生じる「共依存」の悲惨さ』(※別ウィンドウで開きます)で説明しています。

心のモヤモヤ・イライラが改善できるサービスを、こちらの記事で提案しています。

心をすっきりさせたい方は参考にしてみて下さい。

関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)

崩れた親子関係を改善する方法8選

抱きしめあう母と息子

ここからは「どうすれば、親子関係を修復・改善出来るのか」についてお話ししていきます。

以下の7点がポイントです。

  1. 親が自分の間違いを認める
  2. 他の家族に子への熱い愛情を語る
  3. 困っている時はさりげなくフォローする
  4. プレゼントを渡す
  5. 子供への依存心を取り払う
  6. カウンセリングで自分を見つめ直す
  7. 日頃のイライラを除去する
  8. 自分軸で生きてみる

①親が自分の間違いを認める

まずは、親が自分の『間違い』を認めることから!


親子関係悪化の原因は『親』。

子は自分らしく成長しようとしているだけです。


心の整理に多少時間がかかってもいいので

やっぱり、俺(私)が悪かったな・・・。

と、親が自分の否を素直に受け止めるように。

子供に謝罪を任せるのではなく、全面的に親が間違っていたと認めましょう。

②他の家族に子への熱い愛情を語る

自分の心が整理できたら、子への愛情を家族に語るのも有効的。


関係悪化した子供に直接、熱く語る人が多いでしょうが、お互いに熱が冷めていないうちは子は素直に聞いてくれません。

それに、親も熱くなりすぎて、結局は持論のおしつけ・言い訳のオンパレードに。

ワンクッションおいた相手に、思いを伝えて様子をみましょう。

配偶者や同居の両親などに謝罪の気持ちや子への愛情を伝え、様子をみるように。

第三者に思いを代弁してもらうことで、お互いの気持ちが穏やかになり、思いを直接語り合える機会を作れるようになるでしょう。

③困っている時はさりげなくフォローする

息子に話しかけるママ

親子関係が悪くなっても、無視はNG。

「子供をわざと困らせて、親の有り難みを分からせてやる」・・・と思う親御さんがいるかもしれませんが、逆効果。


関係が悪化しても、子供はどこかで親に期待しています。

親は子の興味・活動には常に目を凝らし、困っていそうな時はさりげなくフォローをしましょう。

私の場合、陸上競技をしている我が子の状況は妻に聞き取り、新しい道具が必要そうな時はさりげなく援助していました。

子供は、その時のさりげない援助にはありがたさを感じていたとのことでした。

④プレゼントを渡す

プレゼントを渡すと言っても、物を渡して機嫌を取るという意味ではありません。

子が努力で成果を上げたタイミングで、祝いの品をそっと手渡すということです。

子供は親が自分の努力をしっかりと見てくれて、そして評価してくれたと感じます。

関係性が悪い中でも、親の愛情を伝えられます。

私は、我が子が部活で好成績を出した際に、ささやかなプレゼントを手渡ししました。

疎遠になっていた心が、近づくきっかけになりました。

⑤子供への依存心を取り払う

ガッツポーズするママ

親は無意識に我が子に強い期待を寄せ、依存してしまうリスクをもっています。

親の子への依存は、子供の自立を阻害して「親に依存する子」を作ります。

親は我が子の夢を実現させるため、裏方になることに集中しましょう。

ときには、親は自分の趣味に興じるなどして、子離れする時間が必要です。

⑥カウンセリングで自分を見つめ直す

自分の心をコントロール出来ないと、子供への過剰な助言・指示をヒステリックにしてしまいます。

親は自らの心のメンテナンスを。

相談相手がいない時は、カウンセリング利用が有効。

自らの傾向や改善点を理解でき、我が子への適切な接し方を知る機会となるでしょう。

カウンセリングというと、敷居が高く感じますが、最近はオンラインでも可能です。

愚痴を聞いてもらうだけでも、自分探しになりますので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

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⑦日頃のイライラを除去する

子供に反抗されてしまう原因は、親の日頃のイライラが原因な時があります。

私も、常に不機嫌な母親に愛情を感じませんでしたから。

親は子供の為に、イライラを家庭に持ち込まないように配慮しましょう。

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関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)

⑧自分軸で生きてみる

「自分に自信がない」、「嫌われたくないという思いが強い」、「周りに合わせなきゃいけない環境にいたことがある」、「自分の中に判断基準を持っていない」等を主体に生きていると、子供に対しても理不尽かつ押し付けのような言動が多くなってしまいます。

これは、他者に影響を受けながら『他人軸』で生きているからです。

弥津
弥津

他人軸から『自分軸』で生きるようにすれば、親子関係が改善する可能性大です。

だって、親子関係悪化の原因は親にあるのですから。

自分に集中できるようになることで、心にゆとりを持てるように。

そのためには、自己覚知に有益なツールが必要。

私がオススメする下記ツールを活用すれば、『自分軸』で生活出来るようになります。

これにより、これまであまり意識できていなかった自分の「理想の未来」や「潜在的な欲求」が見えてきます。

ジャマな『他人軸』を排除して他に影響を受けずに自分にまっすぐに生きられるようになりましょう。

新しい自分に生まれ変わりたい方は、是非お試しを。

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【まとめ】親が自分の責任だと認めないと始まらない!

親子4人で仲良く喜ぶ

今回は、『親子関係の悪化原因は親にあり!崩れた関係を修復・改善する方法』を紹介しました。

記事の要約
  • 崩れた親子関係を改善する方法8選
    • ①親が自分の間違いを認める
    • ②他の家族に子への熱い愛情を語る
    • ③困っている時はさりげなくフォローする
    • ④プレゼントを渡す
    • ⑤子供への依存心を取り払う
    • ⑥カウンセリングで自分を見つめ直す
    • ⑦日頃のイライラを除去する
    • ⑧自分軸で生きてみる

親子の関係性の悪さは、「自分の問題だ」と親が自覚できれば、案外簡単に解決します。

長期化する原因は、子どもではなく、親側にある「勘違い」なのです。


親子は長い人生の中で、一度や二度は衝突するもの。

そこを克服した時に、強固な関係性が出来ると前向きに考えましょう。

親子関係の改善は、互いを知る良いきっかけ。

まさに、雨振って地固まる!

親子の不仲でお困りの方は、ぜひ上記のポイントを実践してみてください。

それでは。
以上、弥津でした。

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