動き始めや、座る時に
- 「痛ててて・・・」
- 「痛たた・・・」
と、痛い痛いやたら発するおじさんたち(おじさんは私もそうかもしれませんが・・・)。
こんにちは!!社会福祉士ブロガー&現役中年の弥津(@yazusui)です。
そこで素朴な疑問・・・

どうして年を取るとちょっと動いただけで、「あいたた・・・」とか「いててて・・・」とかいうことが多くなるんだろ?
私も気づいていないだけで、そんな癖があるのかな?
おじさんっぽい癖、治したいですよね!

おじさんっぽい傾向をなくしたい方に向けて、アラフィフが近づいた私が解説していきます。
ウザい中年になってませんか?

年を重ねてくると、独り言が多くなると言ってきませんか?
徐々に気力がなくなり、体を動かすにも「勢い」が必要になってきますよね。
- 「よっこいしょ」
- 「あ~、いたたた」など
動くたびに出てしまう独り言は、『ウザい中年特有の特徴』と見られかねません。
色々と声が出やすくなって、周囲の人たちを不快にさせているかも。
ウザいと思われる前に、どうにか改善したいですよね。
なぜ、おじさんになると声を出す機会が増えてしまうのでしょうか?
それには、心理的な理由があるのです。
おじさんがやたら「痛い」とアピールしてしまうのはなぜか

座る時、立つ時に「いてて・・」と言うおじさんたち(『おじさん』という意味では私も含む)。
でも、大きな声を出すほど痛いわけではないのがほとんど。
私が働いていた職場にいた30代同僚は、立ったり座ったりするたびに「いてて・・・」と声をあげる、奇妙な癖を持っていました。
その姿を目にすると、優しい職員のひとりが

どうしたの?大丈夫?
と構ってくれます。
すると

え?大丈夫ですけど・・・
何か言ってましたか、僕?
私も

腰でも悪いんですか?
と尋ねるのですが

え?
なにか?
またしても不思議そうな顔して、そう答えてきました。

これは、何かが原因で「おじさん化」しているからに違いない。
『癖』には何かしかの心理的要因が大きく関わている可能性がありますよね。
たとえば、「頑張りすぎているので疲れている」ことをアピールして心を癒やしたいとか。

おじさんたちの「いたたた・・・」癖には「なにかと傷つきながら、頑張っている自分を理解して欲しい」という心理が表れているのかもしれない。
そんなことを考えた私です。
やたら「痛い」とアピールしてしまうおじさんの理由5つ

では、さらに、男性が無意識に「痛い」アピールをしてしまう理由を考えていきましょう。
- 運動不足で体が固まりやすい
- 精神的疲労が原因の痛み
- 痛みに弱い性格だから
- 自己顕示欲が強い
- 行動の原動力を得るため
あなたの中にも、同じ傾向はありませんか?
①運動不足で体が固まりやすい
年齢を重ねてくると、徐々に体の柔軟性がなくなってきます。
特に、椅子に長時間座っていたり、逆に立ちっぱなしになったりすると、腰や膝が固まってしまいます。
また、筋肉だけの問題ではなく、中年になると四六時中働いてきた「内臓」にも疲れが出てきます。
内臓の経年疲労によって、体全体の血流が悪くなることで、足腰の慢性的なコリが悪化します。
運動不足や内臓機能の低下といった「老化」が原因で、痛い痛いと言い出す中高年。
本当に体調不良を起こしているサインかもしれないので注意が必要です。
関連記事『お尻と脚が楽!「フィットハニカムジェルクッション」のレビュー』(※別ウィンドウで開きます)
②精神的疲労が原因の痛み

痛みは体ではなく、脳が感じているとも言えます。
例えば、ストレス過剰で足腰の不調を強く意識すると、検査で所見がみられなくても、異常な痛みを感じる時があります。
それを『精神性疼痛(とうつう)』と言います。
急に「いたた・・・」、「いてて・・・」と言う癖が出てきたのであれば、ストレスで痛みに過敏になっている可能性があります。
心の疲れが、「痛い」という言葉に表れています。
③痛みに弱い性格だから
もともと痛みに弱い傾向があると、先に「痛い」といって恐怖を緩和しようとします。
例えば、注射を打つ時。
針を刺す前から「痛い、痛い!」という人がいますよね。
先に「痛い」と口に出すことで、恐怖感や実際の痛みを緩和しようとします。
痛みを感じそうなつらい姿勢になるために、先走って「いたたた・・・」と言うことが癖になっているのです。
④自己顕示欲が強い

「精一杯頑張っていると認めて欲しい!」という自己顕示欲が強い人には、アピール体質があります。
どこかのタイミングで、体を無理して頑張っている自分をアピールしたいと狙っています。
詳しい説明をする時間はないので、「痛い」と言って周囲の気を引こうとします。
周囲に向けてのアピールなので、誰かが心配してくれるまでしつこく「体が痛いアピール」をしてしまうのです。
自己顕示欲の強い人への対処法については、関連記事『自己顕示欲が強い人の特徴的な行動とその3つの対応法』(※別ウィンドウで開きます)でも説明していますので、参考にしてみて下さい。
⑤行動の原動力を得るため
声は自分の行動に勢いをつける為に用いられる時があります。
例えば、スポーツの場面では、陸上競技のハンマー投げで出される大きな声。
または、テニスでもボールを打つ時に大きな声を出す選手がいますよね。
これは『シャウティング効果』と呼ばれています。
シャウト(大声を出す)する事で、アドレナリンが一時的に分泌される効果があります。
「力を出したい!」と思えば、脳がアドレナリンを出す為の司令としてシャウト命令を下す。
そうやって、自分の「行動の原動力」を得ているのです。
私達の独り言も、シャウティング効果と同じ効果があります。
- 「もうひと頑張りしないと!」
- 「キツイけどやらないと!」
と、少し無理をして行動を起こす時にも、アドレナリンが起爆剤に。
「痛い、痛い」も、行動に勢いをつけるシャウトと同じ。
動く前のパワーを授けているのです。
おじさんの「痛い」アピール癖を治す3つの方法

おじさんの「痛い」アピールですが、どうすればなおすことができるのでしょうか?
- おじさん化している自分を認めよう
- 頑張り過ぎない
- 体力をつけて自信を持てるようにする
自分の独り言を自覚することから始め、セルフコントロールできるようにすることが重要です。
①おじさん化している自分を認めよう

何事も『自覚なくして、改善なし』!!
独り言の中にも心理が表れますよね。
無用な「痛い」はアピールとして取られやすく、敬遠されてしまうことを覚えておきましょう。
痛いと言って、周囲の女性が心配してくれるのは若くてピチピチしている時だけ。
おじさんになってからの「痛い」アピールは、『老化』にしかみえません。
周囲が聞いてやる気をそわれるような口癖は、減らすようにしましょう。
②頑張り過ぎない

無理し過ぎている時は、その辛さをみんなに分かって欲しいという心理が強く働きます。
「無理」が、「痛い」癖の原因。

また、職場で「自分が必要とされずに、居場所がなくなるのではないか」という不安を感じていると、何かしらかアピール行動が出てしまうものです。
おじさんの経験は必ず活きるし、若者に頼りになるはず。
自信を持ってOKです。
不安感を取り除けるように、自分のスキルを上げるべく、集中して業務や作業に取り組みましょう。
やたらと、「体が痛い」とか何とか言っていると、落ち着きのないガチャガチャした人という印象にとられてしまいますからね。
体が痛いだの何だの独り言を言わずに、落ち着いた様子で仕事をしている姿を示せるようにしたいものです。
③体力をつけて自信を持てるようにする
そして、心と体の両方をほぐすという意味で、運動は重要。
ウォーキングやジョギング、または辞めてしまっていたスポーツを再開してみる・・・といったように、自分ができる運動を生活の中に取り入れてみましょう。
体力に自信がつけば、脳自体が痛みに強くなりますし、「痛い」アピール癖も消えていきます。
心身ともに自信が持てる自分に変わっていきましょう。
心のモヤモヤ・イライラが改善できるサービスを、こちらの記事で提案しています。
心をすっきりさせたい方は参考にしてみて下さい。
関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)
自己改革したいなら自分軸で生きよう
他者から嫌悪感を持たれる言動は、自分ではなかなか気付かないですよね。
自分が何者なのか、自分が何をしたいのか、目指す自分は何なのかを把握することで、「今の自分の状態」が分かるようになってきます。

自分の心を把握することで、嫌悪感を持たれない自分に生まれまわりましょう。
『自分軸』での生き方に変われば、自らの傾向も変えることが可能です。
自分に集中できるようになることで、心にゆとりを持てるように。
そのためには、自己覚知に有益なツールが必要。
私がオススメする下記ツールを活用すれば、『自分軸』で生活出来るようになります。
これにより、これまであまり意識できていなかった自分の「理想の未来」や「潜在的な欲求」が見えてきます。
ジャマな『他人軸』を排除して他に影響を受けずに自分にまっすぐに生きられるようになりましょう。
新しい自分に生まれ変わりたい方は、是非お試しを。

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【まとめ】

自己改革に取り組む事で、日頃の素行も変わってきますからね。
素敵な中年おじさんになれるように、私も日々意識します。
- おじさんの「痛い」アピール癖を治す3つの方法
- ①おじさん化している自分を認めよう
- ②頑張り過ぎない
- ③体力をつけて自信を持てるようにする
それでは!
以上、弥津でした。