褒めると叱る、最も効果のある順番とバランスを解説します

宙に浮かぶハートと割れたハート
教養を身につけたい

子供を褒めてばかりでも良くないだろうし、そうかといって叱ってばかりは絶対ダメだし・・・それならどうしたらいい?

こんにちは、褒めてくれなかった親への恨みが強い、社会福祉士ブロガー・弥津@yazusui)です。

子供を褒めるが先か叱るが先か・・・悩むとこですよね。

順番は『先に褒める』のがベスト!!

その理由は?

弥津
弥津

子供のしつけや教育にお困りの親御さんに向けて、お答えします。

どちらの方が子供に良い効果があるのか考えていきましょう。

子供に正しいこと、間違っていることを教える時、つい感情的になってしまうのを防げます。

人の印象は「最初」で決まる

1と書かれたカード

子供に正しいことを伝えようとすると、どうしても先に叱ってしまいますよね。

そして、叱ったあとにフォローとして褒めることが多いかと。

しかし、一般的には人の印象は「最初で決まる」と言われています。

子供であっても、叱られた時の「つらい感情」はしっかりと記憶できます。

弥津
弥津

最初にどんな言われ方をするかで、あとから出てくる言葉の印象も変わってきます。

関連記事親が子供に優しく接する為に必要な「放任」の仕方5選」(※別ウィンドウで開きます)でも説明しています。

なぜ人は先に叱りたくなるのか

鬼のお面をつけて激しく叱る人

なぜ、親は子供に対して「先に叱りたくなる」のでしょうか?

弥津
弥津

その理由は、「強い感情の方が先に出てしまう」という、人としての特徴が関係しています。

人の感情は、穏やかな方より、激しい方がウエイトが重く、どちらかを天秤にかけると「激しい感情」の方が先に吐き出されやすい

その為、感情の強い「叱る」方を先にしてしまいがちになってしまいます。

弥津
弥津

ストレスは、すぐに吐き出したくてたまりませんから。

先に褒め言葉を入れてからあとで叱るのでは、親としては「叱りたい部分が充分に伝わらないのでは?」と不安になります。

以上のようなことから、どうしても「叱る」が「褒める」より先になってしまう人が多いんですね。

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心をすっきりさせたい方は参考にしてみて下さい。

関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)

「褒める」と「叱る」最も効果のある順番とバランス

仲良く手を繋いで歩く親子

それでは次に、「「褒める」と「叱る」最も効果のある順番とバランス」について見ていきましょう。

  1. 第一印象で全てが決まりやすい法則
  2. 先に褒めて、後で叱るがベスト

①第一印象で全てが決まりやすい法則

人間関係を円滑に築くには、『第一印象』を良くする事がとても重要です。

弥津
弥津

最初の印象が強く心に焼き付くという心理原則があるのをご存知でしょうか?

心理学では、これを『初頭効果』と言います。

【初頭効果】

物事は最初の印象が強く心に焼きつく効果のことです。

一説によると、出会ってからの6秒間の印象が、その後の印象に大きく影響を与えるとも言われています。

引用:初頭効果や親近効果とは?使い方は?どっちが大事? by BRAVE ANSWER

人は自分の身を守る為に、瞬間的に「この人は敵か、味方か」を判断する本能があります。

最初の印象を、自分の行動の判断材料としてインプット。


先に叱られると、子供はそのショックな印象に頭の中が支配されてしまいます。

「叱られた!」という恐怖に支配されたままだと、あとで褒められても印象が残りません。

親には、叱りたい感情を抑えて、先に褒める心構えが必要となりますね。

②先に褒めて、後で叱るがベスト

疑問に思って考える両親と子供

「先に叱る方」と「先に褒める方」とではどう違うのかを比べてみましょう。


例えば、子供が危険な行動をとったとします。

以下の2つの言い方では、どちらが良い印象を持つでしょうか?

  • ①「◯◯は危ないから絶対したらダメだからね。その後すぐ謝ったのはエライけど」
  • ②「すぐに謝ったのはエライけどさ。◯◯は危ないから絶対したらダメだからね」

①のように、あとで褒めるのは、『おまけ』に聞こえませんか?

何か無理やり帳尻合わせをしているようにも思えますね。


一方、②の方が、あとのお叱りを素直に聞ける感じがしませんか?

このように、あとで褒めても「時すでに遅し」。

先に叱られると、後から出てくる言葉が素直に受け取れなるというデメリットが出てきます。

このように、先に心を開かせないと肝心な点が伝わらないもの。

そう考えると、『褒めるが先』の方が良いのでは?

「褒める」ことに上手になることで、あなたの指摘の効果が高まるのです。

子供に関心を持つ頃の大切さを解説した、関連記事子供への関心の薄い親が子供に与える影響と親が心得るべきポイント」(※別ウィンドウで開きます)もご覧ください。

自分を知ることで自己コントロールが出来るようになろう

叱ると褒めるのコツが分かっても、メンタルが不安定では「叱る」がメインになってしまいます。

それを防ぐためには、自分を知ることが大変重要になってきます。

弥津
弥津

人は無意識に他者の影響を受けています。

他人の目を気にして子供を叱ったり、無理を押し付けたり・・。

正しい接し方が出来るように『自分軸』になれるように修正を試みましょう。

自分に集中できるようになることで、心にゆとりを持てるように。

そのためには、自己覚知に有益なツールが必要。

私がオススメする下記ツールを活用すれば、『自分軸』で生活出来るようになります。

これにより、これまであまり意識できていなかった自分の「理想の未来」や「潜在的な欲求」が見えてきます。

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【まとめ】

子供の頭を撫でる

今回は「褒めるが先」か、「叱るが先」か、その順番とタイミングについて考えてみました。

【この記事のまとめ】

最初に心の扉を緩めさせ、開かせた上で伝えたい大切な事を投げかけるのがポイント。

結論としては、順番は『先に褒める』のがベストと言えます。

今まで私ができていなかった事なので、今日からしっかりと実践していきたいと思います。

それでは!
以上、弥津でした。

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