親が子供に優しく接する為に必要な「放任」の仕方5選

座って青空を見つめる子供
教養を身につけたい

子供に優しく接してあげたいのに、なぜかきつく当たってしまう。

どうしたら、改善できる?

こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津@yazusui)です。

子供への期待が強すぎて、つい熱くなってしまう親御さんは多いのではないでしょうか。

子供に対して強い言動を起こしてしまう理由は、過剰な期待をしているからかも。

適度に放任する方法が分かれば、お互いが心穏やかになれます。

弥津
弥津

子供さんへの適度な接し方を知りたい方に向けて、私が我が子に実践して上手くいった経験をもとにお答えします。

親の期待の押し付けは、子供の成長を阻害します。

適度な放任のポイントを掴みましょう。

なぜ親は子供にきつく接してしまう?

立ちふさがる怒った女性

「いつも子供には優しくしてあげたい」と思っていても、つい感情的になる時、ありますよね。

「なぜ親は子供にきつく接してしまうのか」、その答えは『親の一方的な期待の押し付け』。

弥津
弥津

親は子供に期待するがあまり多くの指示・指導をしたくなるんですよね。

子供の自主性を奪わないように、過剰な関わりを控えるようにしたいところ。

「適度な放任」を心がけることが重要。

親が持つ子供への期待感を緩和しなければ、親子にとって良い事なしなのです。

子供へのつらい言動を抑える3つの考え方

私は出来る!と書かれたイラスト

それでは、親がどう思考を変えれば子供へのつらい言動を抑えられるのでしょうか?

  1. 子供は親とは違う「個人」だと考えよう
  2. 親の「不正解」を認めよう
  3. 自分の今までの感情を振り返ってみよう

子供への過剰な期待を和らげる3つの考え方を説明します。

①子供は親とは違う「個人」だと考えよう

親として、自らの遺伝子が入っている我が子に期待するのは当然かもしれません。

しかし、そもそもは目の前にいる我が子は親とは違う「個人」。

子供を、親とは違う個別の存在だと考えるようにしましょう。

自分が他者に反発しながら成長したように、子供も一個人として周りに反発するのも当然です。

②親の「不正解」を認めよう

親が子供につらく接してしまう理由は、ほとんどの場合で親の一方的な感情の問題。

子供に優しく接してあげたいけどどうしていいか分からない時は、自分のNG言動を止めればいいだけです。

適切な子育てのアプローチは多種多様ですが、一方でこれはやってはいけないといういくつかの不正解はあるのです。

ではその不正解とは何か?それは、「今やっている方法」です。

引用:東洋経済ONLINE  反抗期の子に悩む親が知らない「最後の手段」

ようするに、あなたが持つ今現在の子育て論を放棄すること。

今の接し方・考え方が不正解だと認めましょう。

不正解だと認められれば、自然に心が「改善」に向いていきます。

③自分の今までの感情を振り返ってみよう

子供に過度な期待を寄せて追い込んだり、ついついカッとなったりすることを、子供さんのせいにしていませんか?

今、直面している問題というのは、お子さんの問題ではなく、親の問題なのです。

親が自分の感情をコントロールできないために発生している問題なのです。

引用:東洋経済ONLINE  反抗期の子に悩む親が知らない「最後の手段」

親が感情をコントロールできないと、子供も感情も整えられません。

子供は、親の感情に翻弄されてしまいます。

  • 親が怒っていれば、萎縮した気分になる。
  • 親が嬉しそうなら、一緒に嬉しい気分になる。
  • 親が泣いていれば、不安な気分になる。

子供へのつらい言動を抑える為に、親の感情コントロールに問題がなかったか振り返ってみましょう。

優しく接する為に必要な適度な放任の仕方5選

子供を抱きしめるお母さん

ここからは、適度な「放任」の仕方について解説します。

  1. 過度な期待をせずに「諦めろ」
  2. 自分で考えさせた方が伸びる事を知ろう
  3. 子供は押さずに「引いて」様子をみよう
  4. 子供の愛には「自由」でお返ししよう
  5. 親のメンタルを穏やかにしよう

親が変われば子供も変わります。

親の視点を変えて、子供の成長を促しましょう。

①過度な期待をせずに「諦めろ」

もともと人は、生まれながらにして自立する意思を備えています。

しかし、親が過剰に関わり、自立を阻害すると依存や反発を生むことに。

感情の問題というのは、そう簡単に解決できません。

ではどうすればいいでしょうか。

それが「諦める」なのです。

一切、子どもに「こうなってもらいたい」という期待を捨てましょう。

「期待」と「絶望」はセットでやってくるのです。

引用:東洋経済ONLINE  反抗期の子に悩む親が知らない「最後の手段」

「子供のため」だと言いながら子供にあれこれ指示・指導をするのは、結局のところは親の自己満足のため。


子供への圧力を軽減するには、いっそのこと諦めるのが一番早い話。

親が「諦める」を意識できるようになれば、子供は水を得た魚のように実力を発揮します。

子供に過度な期待をせずに、諦めましょう。

②自分で考えさせた方が伸びる事を知ろう

幼い頃から親の指示・指導を受け続けた子供は、自分で考える力が養われません。

他者の敷いたレール通りに走る事しか知らなくなり、大人になっても「指示待ち人間」に。


将来、親子の「共依存」関係になる可能性が出てきます。

共依存に関しては、関連記事親が子供を突き放せない事から生じる「共依存」の悲惨さ(※新しいタブで開きます)』で説明していますのでご覧ください。

放任して自分で考えさせる習慣をつけた方が、責任感のある人間になれる。

親は無用な指示・指導をせず、子供自身で判断・行動させた方が得るものは多く、大きく伸びると知っておきましょう(危険な事、他者に危害を与える事はしっかりと注意をしましょう)。

③子供は押さずに「引いて」様子をみよう

アメリカンフットボール選手同士の衝突

親が圧力をかけ続ければ、子供は押し返し続けます。

押し付けると反発するし、引くと寄ってくる。

人間関係も物理学の力学の法則と同じようなことが起こります。

引用:東洋経済ONLINE  反抗期の子に悩む親が知らない「最後の手段」

子供の成長を切に願う親であれば、「圧力(プレッシャー)はかけない」と心がける事が大切。

たとえば

  • 「勉強しろ」を言わない
  • 「子供から話し出すまで待つ」を心がける

などを念頭において接するだけで、子供の自主性が育ちます。

徐々に親が子を見守れるようになり、反抗期のトラブルを回避できるでしょう。

関連記事小中学生期における中間反抗期の特徴と対処の仕方5つ』(※別ウィンドウで開きます)

④子供の愛には「自由」でお返ししよう

生まれながらに親が嫌いな子供(赤ちゃん)はいません。

徐々に子供が親を嫌ってくるのは、親が余計な事をしたからです。


無条件に愛してくれる我が子に、親としてお返しを。

愛情のお返しとして、子供に自由を与えてあげましょう。

我が子に対して「こんな親なのに好きでいてくれてありがとう」と思うといいです。

プレゼントとして「親の圧力から解放される権利」を渡すつもりで接しましょう。

⑤親のメンタルを穏やかにしよう

親がストレスを溜め込んでいては、接し方のポイントを押さえても感情は抑えられない。

親はストレス解消を上手に行い、子供と心穏やかに接することが出来るようにしましょう。

子供の為、メンタルケアを習慣に。

心のモヤモヤ・イライラが改善できるサービスを、こちらの記事で提案しています。

心をすっきりさせたい方は参考にしてみて下さい。

関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)

自分軸で生きて心を穏やかに

親のメンタルが平穏をキープ出来ないのは、さまざまなストレスが関連しています。

ようするに、他者中心で生きるしかなく、自分を軸として生きて行けていないから。

『自分軸』で生きることで心を穏やかにしていきましょう。

弥津
弥津

自分を知ることで精神的に穏やかになれます。

自分を見失うと何も分からなくなりますからね。

自分に集中できるようになることで、心にゆとりを持てるように。

そのためには、自己覚知に有益なツールが必要。

私がオススメする下記ツールを活用すれば、『自分軸』で生活出来るようになります。

これにより、これまであまり意識できていなかった自分の「理想の未来」や「潜在的な欲求」が見えてきます。

ジャマな『他人軸』を排除して他に影響を受けずに自分にまっすぐに生きられるようになりましょう。

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弥津
弥津

自らを省みて詳しく自覚する事で精神安定を図りましょう。

【まとめ】

公園を歩く母親と娘

今回は『親が子供に優しく接する為に必要な「放任」の仕方5選』と題して説明しました。

教育は必要ですが、過度な期待による親の価値観押し付けは避けないといけませんね。

  • 優しく接する為に必要な適度な放任の仕方5選
    • ①過度な期待をせずに「諦めろ」
    • ②自分で考えさせた方が伸びる事を知ろう
    • ③子供は押さずに「引いて」様子をみよう
    • ④子供の愛には「自由」でお返ししよう
    • ⑤親のメンタルを穏やかにしよう

みなさんも私と一緒に「適度な放任」を心掛けていきましょう!

今日からでも実践してみて下さいね。


それでは。
以上、弥津でした。

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