こんにちは。社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
自分は悪気がないのに、なぜか会話中、「それ、嫌味?」などと、指摘されてしまう。
なぜか周りの人から「嫌味な人だ」と思われてしまう方に解説させていただきます。
人から好かれる話し方が出来るようになりましょう!
私もまだまだ未熟・・・共に嫌われ要素を取り除きましょう。
自分では分からない「嫌味」
本当は良い人のはずなのに、ときおり普段の態度の中に「この人、嫌味な人だな」と思わせてしまうマイナス言動があります。
余計な傾向・癖があると、せっかくの良い人が台無し。
余計な一言を言う人の対処法については、関連記事『余計な一言を言う人の心理は何?言われた時の対処法を考える』(※別ウィンドウで開きます)をチェックして下さい。
そうはいっても、普段通りに話しているつもりなのに、なぜか話していてイヤそうな表情をされる。
でも、明確な理由が自分では分からない。
みんな、僕のどんな言動が気に入らないというのか・・・。
分からん!
分からないのであれば、「嫌味な人だ」と思われる原因となる悪い癖を確認してみましょう。
悪気のないのに嫌味な人だと思われるのはなぜか
人柄は良好なはずなのに、なぜか敬遠されてしまうタイプの人は、日頃の言動に「嫌味がある」可能性が。
その原因は、『他者への攻撃と思われるような言動の癖』があるから。
悪気はなくても、自己満足の為に自分のアピールをしてしまったり、他者より自分の方が優勢だと主張してしまうのです。
例えば、自分が仕事で成功をおさめた時に「うまく行ったから私は満足!」と無意識アピールしてしまって、他者に嫌悪感を持たれるケースです。
悪気はないのでしょうが、他者からみれば「私たちへの嫌味でも言っているの?」と誤解されてしまいます。
では、具体的にどのような言動が「嫌味を言っていると誤解される態度」なのか。
嫌味な人の特徴4つ
自己中心的な面が目立つと「嫌味な人」になってしまいます。
- 成果を報告する癖がある
- 他者の苦労話に共感しない
- 今の自分に満足し過ぎている
- 他者の出来事に関心があり過ぎる
このような傾向が自分にある場合、注意が必要です。
①成果を報告する癖がある
小さなことでも周りの人に「成果を報告する癖」がある人は気をつけましょう。
例えば
- 「私は昨日、○○に行ってきて楽しかった」
- 「欲しかった△△をようやく購入できた」
などプライベートな事、あるいは仕事での「褒められエピソード」です。
何気ない「成果報告」は、武勇伝を他者に見せつけていると誤解される言動なので注意。
②他者の苦労話に共感しない
他者から好感を持たれる人の特徴として、「他者の感情に共感できる」という点が挙げられます。
嫌味を言っていると誤解される人は、「共感」が態度に出にくい傾向があります。
特に、他者の苦労話に共感する姿勢が薄い人は気をつけましょう。
他者が苦しんでいる時に、他人事のような態度をされると「私にはそんな苦労はないから」と突っぱねられたと感じるものです。
人は自分が苦しい時は、共感してくれる人を探したくなります。
そんな時だからこそ、共感のある・なしに敏感であることを分かっておきたいですね。
③今の自分に満足し過ぎている
みなさんは、他者に親近感が湧くポイントは何ですか?
私の場合、「同じ悩みを持っている」です。
そうなると、逆に悩みの無い人には親近感はあまりないわけです。
今の自分に満足している人は「高飛車=頭から抑えようとするで威圧的な様子」であるようにも思えます。
「私は何も不満はないから」という態度は、他者の嫉妬心をあおってしまいます。
④他者の出来事に関心があり過ぎる
自己中心な傾向以外にも、他者に嫌味な態度を思われる点があります。
他者に関心を持ちすぎて、いちいち指摘する傾向は「嫌味だ」ととられてしまいます。
恥ずかしいので、できればスルーしてほしいって事、みなさんもありますよね。
仮に、「失敗なんて気にしない。頑張ろう」と励ましたつもりでも、それに触れてほしくないと思っている人が相手だと、「今のは嫌味ですか?」となってしまいます。
また
- 「〇〇さんはこの前、旅行に行った」
- 「新しく△△を買った」など
他者の出来事に過剰な関心を示す傾向もよくありません。
他者の幸福を妬んで嫌味を言っていると勘違いされます。
好かれる人になる為に必要な4つのポイント
それでは、嫌味を言っていると誤解されない為に、どのような事を心掛けていけばいいのかを考えましょう。
- 人の成功を喜べる
- 他者と同じ悩みを語れる
- 目立ちたい欲求を抑えられる
- 人の話をよく記憶している
前述の「良くない傾向」を参考に4点に分けて説明します。
①人の成功を喜べる
他者の出来事に何でも反応すればいいというわけではありません。
嫌味を言われていると誤解されない為には、相手が喜んでいる時に素直な反応をみせられるかが重要です。
特に、他者が成功をおさめた時に、自分の事のように喜ぶようにしましょう。
他者の成功は、人によっては嫉妬の対象。
その他者の成功を素直に喜ぶ姿には「芯から感じる人柄の良さ」が出ています。
喜ぶべき時に喜ぶ習慣を身につければ、人の失敗に触れてしまうような悪い傾向もなくなってくるでしょう。
②他者と同じ悩みを語れる
自分が人に対して上から目線だと思われないように、他者と同じ悩みを語れる事も大切。
多くの人は、武勇伝のような話を聞かされるよりは、苦労話の方に共感を持ちやすい傾向があります。
悩みを抱えて乗り切ろうと努力している姿には「尊敬」を感じます。
目線が他者と同じである事を示す為にも、悩み事には「真剣」になりましょう。
悩みに打ち勝とうと取り組む事で、他者の悩みにも親身になれます。
③目立ちたい欲求を抑えられる
自分が目立ちたいと思う人は、言動のひとつひとつがアピールとなり、嫌味しかなくなってしまいます。
前述の嫌味な人と誤解される言動「成果を報告したがる」はまさに、アピールそのもの。
誰であっても、自分の頑張りを周囲に示したい・・・。
しかし、自己アピールは自分を大きく見せ、他者の上に立とうとする姿に見えてしまいます。
言動の多くに嫌味を感じさせないように、「目立ちたい」という欲求は意識的に抑えるようにしましょう。
④人の話をよく記憶している
自分の話をよく覚えてくれている人には、嬉しくて好感を持ちますよね。
そのような人からは、多少厳しい指摘を受けても許せるものです。
人の話をしっかりと記憶できる、非自己中心な性格だとを分かってもらいましょう。
相手は自分を理解してくれているあなたに心を開いてくれます。
いつしか「心許す仲であるからこそ」として、厳しい助言を欲してくるようにもなります。
人の言葉は適当に聞かず、そして自分の事ばかり話さず。
他者への「適度な関心」が、あなたの態度から嫌味を取り除いてくれるでしょう。
日頃の言動から嫌味を抜くコツ
ここからは、日頃の言動から嫌味を抜くコツを紹介します。
- イライラを解消しよう
- 自分を軸として生きていこう
①イライラを解消しよう
日頃からモヤモヤ・イライラを溜め込んだまま生活していると、他者に厳しい態度になってしまいます。
ストレスはしっかりと解消し、嫌味な言動を起こさないようにしましょう。
一人の時間を適宜作り、心をリフレッシュさせるように。
リフレッシュ法に悩んでいる人は
心のモヤモヤ・イライラが改善できるサービスを、こちらの記事で提案しています。
心をすっきりさせたい方は参考にしてみて下さい。
関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)
どのようにして心を整えればいいのか分からない方は参考にしてみて下さい。
②自分を軸として生きていこう
人はどうして嫌味な言葉を発してしまうのでしょうか。
前述の通り、「他者に対して過剰に意識しすぎているから」と言えます。
他者に対して劣等感を持っていたり、対抗心を持ちすぎたりしていると、無意識に嫌味な言葉として出てしまいます。
ようするに、自分に目を向けられていないから、他者に妬みのような心境が出てしまうのです。
嫌味を消す為に、自分を軸とした生き方をするようにしましょう。
自分に集中できるようになることで、心にゆとりを持てるように。
そのためには、自己覚知に有益なツールが必要。
私がオススメする下記ツールを活用すれば、『自分軸』で生活出来るようになります。
これにより、これまであまり意識できていなかった自分の「理想の未来」や「潜在的な欲求」が見えてきます。
ジャマな『他人軸』を排除して他に影響を受けずに自分にまっすぐに生きられるようになりましょう。
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まとめ
今回は『嫌味な人の特徴と好かれる人になる為に必要な4つのポイント』と題してお話しさせていただきました。
嫌味を感じる態度に共通している点は「自己満足を満たそうとしている態度」と言えます。
自分に満足していて他者に無関心だったり、「自分の話したい!」、「指摘したい!」という欲求を抑えられなかったりで、自分の満足感を追い求める傾向が強くみられます。
問題点を解消するには、「デリカシー」という言葉を意識することが重要。
思った事をそのまま口に出すようでは、デリカシーが欠けてしまいます。
- 好かれる人になる為に必要な4つのポイント
- ①人の成功を喜べる
- ②他者と同じ悩みを語れる
- ③目立ちたい欲求を抑えられる
- ④人の話をよく記憶している
他者の満足を満たすことを意識して、自分の言動から嫌味を抜いていきましょうね。
それでは!
以上、弥津でした。
普通に話しているだけなのに、なぜか「それ、嫌味?」と言われてしまう・・・。
どうすれば、好かれる話し方ができる人になれる?