こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
このように、自信が持てないままだと、意欲が出てきませんよね。
「承認欲求」を満たせば、今の自分から抜け出せます。

消極的でも前向きに生きていきたい人に向けて解説していきます。
まずは、自分を『承認』できるようになって、発想や行動を前向きに変えていきませんか?
その方法ですが、考え方を少し変えるだけなので簡単ですよ。
承認欲求が弱い方が得?

- 「自分の頑張りを評価して欲しい」
- 「みんなと平等に見て欲しい」
- 「SNSでもっと『いいね』がもらいたい」
と他者に自分を認めて欲しいと求めることを、『承認欲求』と言います。
承認欲求は人であれば誰しも持っているものですが、その強さには個人差あり。

承認欲求が「強い」と「弱い」とでは、何が違うのでしょうか?
一般的には
- 承認欲求が強い人は、自己主張が強く、敬遠されやすい傾向。
- 承認欲求が弱い人は、「マイペース」。

それなら、承認欲求が弱い人の方が、楽な生き方ができて得なように思えるけど・・・。
実際はどうなのでしょうか?
自分の承認欲求レベルはどうなのかを考えるところから始めましょう。
承認欲求の種類

具体的に「承認欲求とは何か」を説明します。
承認欲求とは、「私の存在や価値を認めてくれ」という思い・欲のこと。
承認欲求は
- 欲求が向いている先が自分の場合は、《自己承認》
- 他者の場合は《他者承認》
に分けられます。
さらに行動パターンで細かく分けると、以下の3つに分類できます。
- 《上位承認》誰よりも優れている面があると周囲の人に認めさせたいというナルシスト気質
- 《対等承認》自分の頑張りについて、他者に対して人並みの評価を期待する
- 《下位承認》責任から逃げたい、他者に依存したい、誰かに保護されたいといった欲求
承認欲求が強い人は、上記の特徴のどれかが顕著に現れるようになります。

過度な承認欲求を持っていると、他者に対して一方的に要求する事が多くなそうですね。
他者に要求したくなるのはなぜか

次に、承認欲求によって、『他者や自分に対して、様々な要求したくなるのはなぜか』について考えていきましょう。
承認欲求と関係性の深い心理は『不安感』。
人は「今の自分はこれでいいのか?」と、無意識に自問自答しています。
そして、他者から「今のあなたでいいよ」というお墨付きがもらいたくてたまらない・・・。

他者からの承認をもらいながら、「これでいいのだ!」と言い聞かせて前に進んでいるのです。
一見、不安感がありそうにない、上位承認の強いナルシストさんだって裏には不安感が隠れているもの。
判断・行動の原動力が欲しいから、承認欲求が強くなるとも言えます。
それに、「自己主張しないとグループ内で孤独になってしまう」という心理が強いと、要求・アピールをしてしまいます。

承認欲求が強い人は、深層心理には『自分の持っている不安感を解消させたい』という思いがあるんですね。
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心をすっきりさせたい方は参考にしてみて下さい。
関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)
承認欲求の強い人と弱い人の特徴

承認欲求は見方によっては、他者や自分に対して自分を無理に認めさせようとする「悪い傾向の原因」とも言えます。
ですが、「強い」、「弱い」それぞれに良い特徴はあります。
どのような特徴があるのか見ていきましょう。
承認欲求の強い人の特徴
承認欲求が強い人は
- 他者への要求が強い
- 勝手に疲弊してしまう
これらが難点ですが、悪い面ばかりではありません。
あくまで私の経験則ではありますが
承認欲求の強い人は、他者の気持ちを敏感に察知できます。
スルーされるのを恐れる為、周りが「自分に興味を持ってくれているか」とアンテナを張っているのです。
承認欲求が強い人は、相手に承認を求める気持ちも強いので、周囲の反応に注視できます。
承認欲求の弱い人の特徴
一方、承認欲求の弱い方は
- 他者に関心を持てない傾向
- 積極性に欠ける
- 無関心と取られてしまう
ただ、温厚で攻撃性はなし。
「(他者は)もともと私には関心ないだろう」と考えるので、アピール行動もとりません。
「危害を与えない人」なので、他者と有効な関係を築きやすい特徴があります。
しかし、優柔不断な面もあります。
ときには、優柔不断さから、周りの人をイライラさせてしまう時があるでしょう。
争ってまで前に出ることはないので、「平和で安全な人」です。
承認欲求の弱い性格を変える方法

ここまで承認欲求の強い人・弱い人の特徴を挙げてきました。
それでは、どうすれば承認欲求の弱さを改善できるのでしょうか。
①自己診断を習慣にする

承認欲求の強いも弱いも、その人が自分らしく生きるために身についた『術(すべ)』なのかなと思います。
何事においても、適度さは大切。
しかし、適度さはどれくらいなのかの判断に迷うところですが
- 自分の承認欲求が強いのか、弱いのかを判断する
- 承認欲求の強い・弱いによって『ダメな自分が表に出ている点』を挙げていく
この2つを実践すれば、自己理解が深まって承認欲求が適度になっていくでしょう。
長所、短所ともに自分にどんな特徴があるのかを知りさえすれば、今の自分の改善点を見出せます。
一歩先に自分に進む為には、『ダメな自分の傾向を認めること』が重要です。

自分の否を素直に認められる人は、他者の気持ちにも素直に対応できます。
心の広さは、ダメな自分にしっかりと向き合い、克服すれば得られます。
また、おすすめ「【ドクター・ポジティブイ】」のようなサプリで栄養補給を合わせて行うと効果があります。
自分の心がけだけでは難しい人は試してみてください。
②自分軸をみつける

それに自分を改善ようと思えば、自分軸を知る事も大切です。
自分のやりたいことや自分軸の正しい見つけ方がわかれば、もう他人に振り回されることがなくなるでしょう。
自分がすべきことを自分で決断できるようになれると、承認欲求の弱さが改善するはずです。
そのためには、以下のツールが有効です。
是非自分を見つめ直して、新たな自分に生まれ変わってみましょう。

【まとめ】

今回は「承認欲求が弱い人は得なのか?特徴や心理が分かれば誰でも変われる」と題して説明しました。
私なりの結論としては
【この記事のまとめ】
承認欲求を適度にして、強い人・弱い人の良い傾向両方を併せ持つ「ハイブリッド」を目指していきましょう。
承認欲求をコントロールするには、自分の問題点を素直に知ることから。
そして、その後自分の強みを認めましょう。

まずは、自分で自分の良い点・問題点を『承認』していきましょう。
それでは。
以上、弥津でした。
自分のことをダメな人間だと思う。
どうしても自信が持てないけど、どうすればいい?