こんにちは、社会福祉士兼業ブロガー・弥津(@yazusui)です。
このように、私もその後ろ向きさに苦しむ一人・・・自信がなくて、どうしていいのか分からなくなりますよね。
でも、大丈夫です!!
この記事で分かること
- 承認欲求は強い方がいいのか。
- 承認欲求は弱い方がいいのか。
- 強いも弱いも一長一短!ハイブリッドを目指そう!

消極的でも前向きに生きていきたい人に向けて、承認欲求のなさを克服しつつある私が解説していきます。

というわけで、今回は『ネガティブ思考に傾きやすい承認欲求のない人の特徴や心理』について説明していきます。
あるすぎでもなさすぎでも良くない、「承認欲求」を適度にコントロールする方法を理解できます!!
まずは、自分を『承認』できるようになって、発想や行動を前向きに変えていきませんか?
その方法ですが、考え方を少し変えるだけなので簡単ですよ。
なぜ自信が持てないのか
承認欲求は人であれば誰しも持っているものですが、その強さには個人差があります。

承認欲求が「強い」と「弱い」とでは、何が違うのでしょうか。
一般的には、承認欲求が強いと自己主張が強く、敬遠されやすい傾向が目立つようです。
また、逆に弱い人の場合は、俗にいう「マイペース」だと言われています。

承認欲求がない人・弱い人の方が、楽な生き方ができて得なように思えるけど・・・。
その結論をお話しする前に、自分の承認欲求レベルはどうなのかを考えるところから始めましょう。
承認欲求とは何か
承認欲求とは何かをここでざっくりとご説明します。
ただ、認めてくれといっても、その向く方向や、欲求の形が違ったりします。
承認欲求は、その欲求が向いている先が自分の場合は、《自己承認》、他者の場合は《他者承認》と呼ばれます。

さらに行動パターンとして細かく分けると、以下の3つに分類できます。
《上位承認》
誰よりも優れている面があると周囲の人に認めさせたいというナルシスト気質。
《対等承認》
自分の頑張りについて、他者に対して人並みの評価を期待する。
《下位承認》
責任から逃げたい、他者に依存したい、誰かに保護されたいといった欲求。
承認欲求が強い人は、上記の特徴のどれかが顕著に現れるようになります。
過度な承認欲求を持っていると、他者に対して一方的に要求する事が多くなり、問題に発展しそうなものばかりですね。
承認欲求のあるなしに関わる「心理」とは
次に、承認欲求によって、他者や自分に対して『要求』したくなるのはなぜかについて考えていきましょう。
人は「今の自分はこれでいいのか」と、無意識に自問自答しています。
その都度、他者や自分に向けて承認欲求を働かせることで、「いいよ、いいよ。あんた今のままでいいよ」というお墨付きが欲しくてたまらないのです。

自分自身や他者からの承認をもらうことで、「今の自分はこれでいいのだ」って言い聞かせながら前に進んでいるのです。
一見、不安感がありそうにない、上位承認の強いナルシストさんだって裏には不安感が隠れています。
本当に自信がある人は、他者からどう見られようが関係なしですよね。
ナルシストさんみたいに、「俺っていいでしょ?最高でしょ?」って感じでアピールする必要もないんです。
自分で「これでいいのだ」と判断できないから、他者にOKサインを求めている。
自分に自信がないから、ナルシストができあがったと言ってもいいでしょう。
また、『俺ってすげえだろアピール』するタイプの承認欲求の強い人は、自分の存在を他者に見せつけ、「俺って、このグループにいてもいいんだよね?・・・この中にいる価値のある人間なんだよね」って確認したりします。
自己主張しないと、グループや仲間から弾かれそうで怖いという心理が深層にあるのです。
根が弱くて不安でたまらないと、どうしても要求やアピールが強くなってしまいます。

承認欲求が強い人は、深層心理には『自分の持っている不安感を解消させたい』という思いがあるんですね。
承認欲求の強い人と弱い人の特徴
承認欲求は見方によっては、他者や自分に対して自分を無理に認めさせようとする「悪い傾向の原因」とも言えます。
ですが、「強い」、「弱い」でそれぞれに良い特徴はあります。
それぞれどのような特徴があるのか見ていきましょう。
承認欲求の強い人の特徴
承認欲求が強い人は、他者への要求が強く、勝手に疲弊してしまう事が難点ですが、悪い面ばかりではありません。
私の経験則ではありますが。

ナルシストさんは他者に自分をアピールしたくてたまりませんから、一人の時はその欲求が満たされずに、不安感が強くなります。
何も気にせずに完全無欠の自己中としてのナルシストさんであるかと思いきや、他者がいないと強気を見せられないんですね。
それに、相手の反応も大いに気になります。
自分のナルシぶりを相手がしっかりと受け止めてくれているのかが気になって、相手の顔色を細かく気にする小心傾向も見られます。
それゆえに、日頃から周囲の人に対しての「関心」がとても強くなります。
このタイプの人は、うまく行けば、相手の気持ちを察知する能力が鍛えられます。
他者の反応を常に注視している分、アンテナをたくさん持っているんですね。
承認欲求の弱い人の特徴
積極性に欠けるので、何事にも無関心と取られかねません。

ただ、承認欲求の強い人に比べれば、グイグイくる感じもないし、温厚で攻撃性もなし。
「他者はもともと私には関心ないだろう」と考えるので、アピール行動もとりません。
その姿をみて、周りの人をイライラさせてしまう時があるでしょう。
「自分を認めてくれなくてもいい」くらいの考えですから、できる自分を「ここで見せつけるぞ!」って勢いがないんです。
争ってまで前に出ることはしないので、「平和で安全な人」・・・でも、頼りがいは少なめって感じです。
このように、どちらにおいてもメリット・デメリットがあることが分かりますね。
承認欲求のない人は得なのか?
ここまで承認欲求の強い、弱い人の特徴を挙げながら、どっちが得なのかを見極めようとしてきました。
本来、承認欲求の強さ、弱さで人の価値は決められないのは分かっていますけどね。

承認欲求の強いも弱いも、その人が自分らしく生きるために身についた『技』の一つかなと思います。
ただし、強すぎても弱すぎても、時に他者や自分を苦しめてしまうことがあります。
何事においても、適度さって大切ですからね。

「じゃあ、その適度さってどのくらい?」という事なんですが、バランスのいいところを見つける方法があります。
長所、短所ともに自分にどんな特徴があるのかを知りさえすれば、今の自分の改善点を見出せます。
そうすることで、今の自分から脱却・・脱皮できる!
自覚できれば、承認欲求に支配されない、新しい自分に変われますね。
承認欲求のあるなしで自分が他者や自分にどんな影響を与えているかを確認しながら、改善するところは早期に対処しましょう。
そうすれば、強めの個性が中和され、均衡が取れるようになります。

自分の否を素直に認められる人は、他者の気持ちにも素直に対応できる。
心の広さは生まれつきではなく、ダメな自分にしっかりと向き合ってきた歴史の深さによって変わってきます。
【まとめ】
【この記事のまとめ】
結論としては、承認欲求がないから得とはいえない。
でも、逆にあるからといっても得でもない。
両方の傾向を併せ持つ「ハイブリッド」を目指していきましょう!
それでは。
以上、弥津でした。