こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
このように、失敗したことをいつまでも忘れられず、思い切った行動をとれない方、いるのではないでしょうか?
未来の成功・幸せは、過去の失敗を糧にやってきます!
私は子供の時からネガティブ思考に悩まされてきました。
心が前に進まずに苦しんだ経験を持つ私が、この悩みの打開方法をお伝えします。
失敗を無駄だという思考があるから、囚われてしまうのです。
考え方を少し変えれば、新しい自分に変われる可能性あり!
心が行き詰って前に進めない人は、ぜひ参考にしてみてください。
心の行き詰まり原因は「脳のクセ」にあり!
結論、「失敗は成功につながる」と信じるだけで、囚われの心を解き放てます。
過去の失敗に囚われて行き詰まってしまう原因は、『脳に染みついたクセ』にあると考えます。
脳のクセについては次の章でお話しします。
実際に、脳は人の意思とは違う判断をすることが多い。
「私はこうしたい!」という思い通りに、脳が判断・動作を指示するとは限りません。
だからこそ、脳に失敗に囚われるクセがついていれば、いくら前向きに考えようとしても、停滞させられてしまう。
なぜなら、私たちの意識と脳は別に作用することは毎日のようにありますから。
たとえば、充分な準備をして自信満々なはずなのに、その場になると心臓バクバクで緊張が抑えられないということ、ありますよね。
これは私の自信とは別に、脳が過去の失敗に囚われて怖がっているから。
自分の意思通りには、脳は心身に指示を出してくれない・・・。
ようするに、自分の脳のクセを作っている原因を把握しないと、行き詰まった心を打開する方法は見つからないのです。
過去の失敗に囚われて前に進めない5つの原因
では、私が考える『過去の失敗に囚われて前に進めない5つの原因』を紹介していきます。
- 過去の経験で行動を選ぶ本能があるから
- アダルトチルドレンの傾向があるから
- 未来予測能力が備わっていないから
- プライドが高すぎるから
- 解決にこだわる癖があるから
以下に順を追ってお話ししていきますね。
①過去の経験で行動を選ぶ本能があるから
人間は過去の経験の『引き出し』をもとに、正しいと思う言動をその都度判断しています。
過去の失敗経験の印象が強すぎると、脳の潜在意識にきざみこまれ、失敗を恐れるような言動をするように出来ています。
「怖くない、怖くない」と自己暗示をかけているのに身体は震える・・・ということ、ありますよね。
失敗による心の傷は簡単には払拭できないものです。
②アダルトチルドレンの傾向があるから
アダルトチルドレンとは、アルコール依存の親に育てられた子供のことを指して言いますが、最近では親の不適切な育て方で生きづらさを抱えた人全般に当てはめて説明されることがあります。
アダルトチルドレンの傾向があると、自己肯定感が弱く、何をするにしても自信が持てない。
勇気を出して行動しようとしても、心が静止してしまいます。
幼少期などの過去に感じた恐怖やストレスを脳が傷として深く刻み込み、行動を抑制していると考えます。
関連記事『アダルトチルドレンな私の傾向と生きづらさを克服する方法5つ』(※別ウィンドウで開きます)
③未来予測能力が備わっていないから
今の状況が悪くても、未来予測をする習慣のある人は、過去に囚われにくいようです。
たとえば、今は所得が少なくても、この先自分が何に取り組み続ければ所得を上げられるか・・・自分のやるべきことを理解し、実行できると自覚があれば、不安は感じにくい。
その反面、一人で多くの困難を解決した経験のない人は、未来予測をする材料に乏しい。
それゆえに、失敗を引きずり、解決を他者に依存してしまいます。
④プライドが高すぎるから
気が弱い・優し過ぎる人が、失敗に囚われるかというと、そうではありません。
プライドが高く、自分は正しいと思う傾向が強い人は、失敗に対する免疫が弱い。
プライドを傷つけられたと思えば、いつまでも根に持ちます。
失敗を他者のせいにして、ズルズル引きずります。
⑤解決にこだわる癖があるから
完璧主義の人は、ひとつひとつの失敗をパーフェクトに解決しないと、先に進めない傾向があります。
失敗に対しての心の傷は少ないですが、問題があるままでは、あとで火種が大きくならないか不安になるのです。
解決策を施行して解消できるまで、執念強いので過去の失敗に囚われているように見えます。
失敗を引きづって前に進めない心を打開する方法5選
それでは、失敗を引きづって前に進めない心を打開する方法について説明します。
以下5つの方法を意識してみてください。
- 過去の経験は人の役立つを考える
- 家族や友人につらさを吐き出す
- 明るい未来計画を記載してみる
- 自分と対話する時間を作る
- カウンセリングを受ける
過去はあなたの過去の記憶に過ぎません。
引用:名言ナビ「出典・ジョセフ・マーフィー(20世紀米国の教育家・牧師、イギリス出身、1898~1981)」
過去の出来事が良いことであれ悪いことであれ、その結果と思われるものは(実際にはその結果ではなく)、あなたの現在の思考が表出したものなのです。
この言葉が示しているように、過去の出来事はただの記憶。
それに囚われてしまっているのは、『今の自分』。
過去の自分がどうこうだと考える前に、「今、自分が何を考えるかによって物事は決まる」と意識した方が良いでしょう。
①過去の経験は人の役立つを考える
過去の失敗を無駄だったと考えるから、先に進めず、行き詰まってしまうのです。
『失敗は成功の種』、『失敗は成功の素』という言葉があるように、失敗は未来の役に立つもの。
とくに、家族や友人、仕事仲間のトラブル解決に役立つことが多い。
失敗を引きずらず、人の役に立つトラブル回避の経験を得たと考えるようにしましょう。
②家族や友人につらさを吐き出す
ひとりで立ち向かおうとしても、心に溜まった過去のストレスを処理できないですよね。
そのような時は、家族や友人、仕事仲間につらい過去の経験談を打ち明けてみましょう。
吐き出すだけで気持ちが軽くなります。
意外に、ただ単に失敗を腹の中に溜めておいたから囚われていたということも。
でも、嫌悪感を持たれないように、しつこく話さないように注意しましょう。
③明るい未来計画を記載してみる
過去の向いている目を、未来に向けるための方法を考える必要があります。
おすすめな方法は、明るい未来計画をノートや手帳に記載してみること。
ネガティヴ要素を排除して、自分の理想とする『未来』を恥ずかしがらずに視覚化しましょう。
それを見るたびに、目線を前に向けられますよ。
④自分と対話する時間を作る
自分の本音は分かっているようで、自覚出来ていないもの。
自分の思いに気付けば、がんじがらめにしている原因が把握できます。
ひとり静かな部屋で、自分に対して自問自答してみましょう。
⑤カウンセリングを受ける
自分との対話で癒やしを得られない場合、プロのカウンセリングで前向き思考にシフトするヒントをもらう方法があります。
失敗に囚われている自分が理解でき、囚われること自体が時間の無駄だと分かるきっかけになるでしょう。
カウンセリングに抵抗がある方は、オンライン面談やメールから始めてみてはどうでしょうか。
また、未来の見通しを知る事で、過去の失敗を捨てたければ、占いは利用価値ありです。
心のモヤモヤ・イライラが改善できるサービスを、こちらの記事で提案しています。
心をすっきりさせたい方は参考にしてみて下さい。
関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)
【まとめ】「今」の自分を見つめる癖を身につけよう!
今回は、『失敗を引きずって前に進めない行き詰まった心を打開する方法5選』を紹介しました。
過去の失敗を引きずり、囚われて続ける人であっても、上記のポイントを意識すれば、過去を捨てる勇気が着くてましょう。
未来は見えずらい反面、過去は重い。
だからこそ、ウエイトが重い方の『過去』に翻弄され、未来を見る力が養われない。
「今」の自分に目を向けて、過去から足取りが進んでいない自分に気付く。
未来を見ろというとイメージがわかないでしょうから、『今』どうあるべきかを考えればOK。
今感じている幸せを、「過去から得たものだ」と想像できていないから、「過去には不幸しかない」と思い込んでしまう。
幸せだって、過去の出来事をきっかけにやってくる。
よく考えてみれば『過去』には、幸せを呼び込む出来事があふれていませんか?
もしかして、それを見逃しているだけかも!?
何かにつけて過去の失敗のせいだとこだわらず、「今の自分がどうなりたいのか」、「何をすれば実現できるのか」を考える癖を身につけることを第一に。
私と一緒に過去を捨てて、前に進める人を目指しましょう!
それでは。
以上、弥津でした。