こんにちは、社会福祉士兼業ブロガー・弥津(@yazusui)です。
仕事中に女性(人によっては男性にも)を「○○ちゃん」って呼ぶ人いますよね。
それについて周りがどう感じているのか、あるいは呼ばれた人がどんな印象を持っているのか・・・考えたことがありますか?
この記事で分かること
- 人を「ちゃん」付けで呼ぶ人の心理とは?
- 人の呼び方には自己顕示欲と他者への甘えが表れている!仕事に集中できていないのでは?

ついつい職場の女性を「○○ちゃん」と呼んでしまう方、または呼ばれる側の方に向けて。
「ちゃん」呼び癖を持った上司をみて、私が感じた思いをもとに解説します。

というわけで、今回は『仕事が出来ない男性は職場で女性を「ちゃん」づけで呼びたがる』という特徴について。
適切な呼び方を心がけるだけでも仕事への取り組み姿勢が変わってきます!
それでは、職場では「ちゃん」付けで呼ばない方がいい理由を考えていきましょう。
簡単なポイントなので、今日から意識できますよ。
女性を気軽に「○○ちゃん」って呼んでませんか?
男性のみなさん、同僚や後輩の女性職員を「◯◯ちゃん」と呼んでいませんか?
私の場合、職場においては女性全員、基本的に「◯◯さん」で呼ぶようにしています。
同級生や幼なじみ、知人の女性も同様です。
「◯◯ちゃん」という呼び方は親戚の一部に対してくらい。

「ちゃん」付け呼びって、される女性からすれば『猛接近されている』印象なんじゃないかなって想像しちゃうんですよね。
私のようなキモイおっさんから、「○○ちゃん」なんて呼ばれるのはそれこそ『セクハラ』にあたるのではという恐怖心を持っている私です。

かっこいい男性からだとウレシイかも~

What’s!?(ナニ!?)
そんな私の話はさておき、世の中には何歳になっても職場で女性を「◯◯ちゃん」で呼ぶ男性っていますよね。
私としては若かろうが、年取っていようが公の場で女性を気軽く「ちゃん」付けで呼ぶ姿に違和感が・・・。
私の元上司がこの「ちゃん」呼び野郎だったんですよね。
しかし、分かりやすい傾向があって『20代そこそこの若い女性』、『美人・かわいい女性』に限って「ちゃん」付け呼びだったのです。
女性を「ちゃん」付けで呼ぶ人の心理4つ
この元上司の性格や駄々もれの心理を振り返り、どうして公の場で女性を「◯◯ちゃん」で呼んでしまうのかについて、考えられる理由を4点ほど挙げてみました。
周囲への仲良しアピール
自分は女性職員とも仲良しだと主張することで自己満足にひたりたいのではないでしょうか。

俺は女性の職員とも仲良くできるんだぜ!!
こういったアピールを周囲に見せつけることで、自分を『うらやましい存在』としてみて欲しいのでしょう。
周囲の嫉妬心をあおり、『仲良しアピール』によって自分の価値を高める目的があるのです。
『仲良しアピール』については以下の記事で説明していますのであわせてどうぞ。
こういったアピールは、他者の反応どうこうは関係なかったりします。
見せつけてしまえればOKだったりします。
元上司は職場で一番を争う?ような美人職員と自分がどれだけ仲良しかを私に主張して

俺と○○ちゃんはかなり仲がいいから手を出しても無駄だから。
俺の方が先に好意持たれているから。
と言ってくるアホ野郎でしたから。
「俺(私)の方がお前より『上』なんだからな」とマウンティングしようとする癖もありました。
今考えれば、結構幼稚ですけどね・・・。
『マウンティング』に関してはこちらの記事で説明していますのでどうぞ。
自分の「余裕」を見せたい
私の元上司には

堅苦しくせずに、気楽そうに仕事をこなしている姿こそ『かっこよさ』だぜ!
と勘違いしているケースがみられます。
人の呼び方においても砕けた言い方をすることで「余裕がある=優秀」と思っているのです。
実際に

俺ってさぁ、仕事をあんまり真面目にやりすぎてもね、職場の空気悪くなって良くないと思うタイプなんよ。
余裕がある方が『できる人』って感じしない?
だから堅苦しい接し方も苦手なんだよね。
このような話をしていました。
まぁ、そう言いながら「○○ちゃん」と呼ぶのはお気に入りの限られた女性だけなんですけどね。

職場の女性たちを「○○ちゃん」と呼ぶことで仕事に対しての『余裕』をアピールでき、自分の存在感を示そうとしているのでしょうか。
ようするに、周りに「俺は肩の力を抜いても仕事がこなせるほど能力が高い」と見せたいんでしょうね。

その女性に対しての甘えや好意
上記の2つは、職場の全員に向けてのアピール・主張ですが
「ちゃん」付けする女性そのものに甘えや好意が表れているパターンもあります。
「ちゃん」付けは、その女性に対して

「○○ちゃん」、俺ら仲良しだろ~?
俺を意識してくれよ~
という思いが出ていると思います。
あくまで私の想像なのですが、その女性に対して『エア抱擁』でもしているんじゃないかと・・・。
先程も話しましたが、元上司はお気に入り女性には「◯◯ちゃん」で呼び、嫌い・興味のない女性には「◯◯さん」、あるいは裏では呼び捨てで呼ぶという分かりやすい人でしたから。
周囲は「差別されている」と気付きますので、甘えクセや好意丸出しには注意すべきでしょうね。
下心が隠せない
男性によっては甘え・好意の表現を通り越して、「下心」が丸見えな人もいます。
「あなたとなら火遊びOK」というイヤらしい思いが露呈している場合があります。
「ちゃん」付けで呼ばれるだけでなく、プライベートがどう過ごしているのかなど仕事と関係のない話を聞いてくる男性には注意が必要。
「ちゃん」付けで呼ばれる女性は、こういった下心があるのではないかと警戒した方がいいでしょう。

しょせん、男なんて下心だらけ・・・。

アンタがそうなだけじゃね?
職場で「ちゃん」付けで呼ぶ男性は仕事が出来ない理由3つ
以上のような心理があると思われる「職場で女性をちゃん付けする男性」。
では、なぜ私が『仕事ができない』と考えるのかについてご説明を。
アピールだけで仕事が終わるから
自己顕示欲が強くてアピールしたくてたまらない人は、日常生活どのような状況においてもアピールするタイミングを見図っています。
そのため、仕事にも集中していません。
言い方を変えれば
業務は片手間で、自己アピールする目的で職場に来ているのです。
だからこそ、仕事そっちのけで自己主張をぶっこんできたり、その場とは関係のない武勇伝を聞かせたりするのです。
そんな人は仕事ができないどころか、していないんじゃないかと疑いたくなりますよね。
自己陶酔していて成長しないから
自分の能力を高く見せようとする人は、『自分の能力に酔っている』とも言えます。
だからこそ、かっこいい自分に気付いてほしいと思っています。
女性に対して「ちゃん」付けすることは、基本的に相手を対等、あるいは下に見ていると考えられます。
自分の能力が高いと勘違いしている人は、それ以上自分の能力を上げようとはしません。
成長がないからいつまでたっても仕事が上達しない。
それゆえに、「仕事ができない」と言えるのです。
「甘え」は依存心の表れだから
他者への「甘えた態度」は、依存心の表れ。
とくに、男性の本性というのは異性の態度に出てくるものです。
日頃は同性に硬派な事言っても女性を目の前にしてデレデレする男性は、そのデレデレしている姿が本性です。
仕事で女性に甘えた姿を見せる男性は、日頃から何に対しても甘えているというのが本性。
ようするに、都合のいいように『他者に依存する』傾向を持っているのです。
このような依存心は仕事においても出てきます。
自分が苦手な業務は他者になすりつけたり、解決してもらおうとしたりします。
仕事で重要な場面において役に立たない人はこういったタイプの人です。
【まとめ】できる大人は他者の呼び方もスマート
職場で周囲や特定の女性に対して自己顕示や甘えを出してしまう人は、働く上での心構えなどの『基礎がない』と言えます。
そして、その基礎の無さは日頃の『ゆるさ』に表われます。
その『ゆるさ』が一番出てくるのが、人との接し方。
仕事の場ではしっかりと心を締めて、プライベートでは解放。
こういった公私を分けるメリハリを『できる大人』は持っていると感じる私。
公私を分ける大切さについては以下の記事をご参照くださいませ。
【この記事のまとめ】
公の場での心のゆるさは、異性への呼び方に表れる!
自分の心を引き締めるためにも「ちゃん」付け呼びには注意を!
公の場では自己主張なしに、自分の仕事に真摯に向き合う姿に徹するように。
私も「他人のふり見て我がふり直す」ができるように、自分の言動に目を向けてみたいと思いました。
それでは。
以上、弥津でした。