こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
職場で女性を「○○ちゃん」と呼ぶ男性いますよね。
言っている男性本人は、職場の同僚として親近感を持ってそうしているのでしょうが、しかし。
「馴れ合い」は職場における信頼を失います。
呼び方は公モードに徹しましょう。
私の「ちゃん」呼び癖を持った上司を見ての違和感をもとに解説します。
私としては職場では「馴れ合い呼び」は絶対控えた方がいいと考えます。
その理由を詳しくお話しします。
女性を気軽に「○○ちゃん」って呼んでませんか?
男性のみなさん、同僚や後輩の女性職員を「◯◯ちゃん」と呼んでいませんか?
私の場合、人前で女性をちゃん付けで呼ぶのは、こっぱずかしいのでしていません。
昔から、カッコ良くもない私から「〇〇ちゃん」と呼ばれると、女性は「気持ち悪い」と思うのではないかと考えるので・・・。
そのような理由で、社会人になってからは、基本は「○○さん」。
今の時代、私のような汚いおっさんから「〇〇ちゃん」と呼ばれるだけで、女性はセクハラ、キモハラを感じるかも。
男性の「ちゃん付け呼び」に女性は本当に喜んでいるのでしょうか・・・?
愛想笑いを「本当に喜んでいる」と勘違いしている大人にはなりたくないですよね。
女性を「ちゃん」付けで呼ぶ男性の4つの目的
ここからは、私の上司の『若い女性とあらば全員「◯◯ちゃん」で呼ぶ癖』をもとに、「なぜ馴れ合いたくなるのか」を4点の目的に分けて説明します。
- 周囲への仲良しアピール
- 自信満々さを見せたい
- 女性に対しての甘えや好意
- 下心が隠せない
男性の方は、自分に似たような癖がないのかをチェックしてみて下さい。
①周囲への仲良しアピール
公然と女性を「◯◯ちゃん」で呼ぶ男性の目的のひとつは、女性職員と仲良しだと主張すること。
俺は女性職員とも仲良くできるんだぜ。
自分を『うらやましい存在』としてみて欲しいのです。
周囲の嫉妬心をあおり、『仲良しアピール』によって自分の価値を高めようとします。
仲良しアピールについては、関連記事『職場で仲良しアピールする人の心境とその対処法』(※別ウィンドウで開きます)で詳しく説明していますのであわせて参考にして下さい。
私の元上司は、彼が美人だと思う女性職員と仲がいいと見せつけたくて
俺と○○ちゃんはかなり仲がいいから、今から仲良くなろうとしても無駄だから。
俺の方が先に好意持たれているからね。
と、私に言ってくるアホ野郎でした・・・。
女性に「ちゃん付け呼び」出来る自分をみせて、マウントをとろうとしていました。
ちなみに、マウンティングに関しては、関連記事『人はなぜマウンティングをするのか?原因と対処法を考えてみた』で説明していますので、対処策の参考にして下さい。
②自信満々さを見せたい
私の元上司は
気楽そうに仕事をこなしている姿こそ『かっこよさ』。
と、勘違いした考えを持っている人でした。
根拠のない自信が満々、そして、実績をあげられないのに余裕綽々で仕事に向かい、どこか誠実さに欠ける感じ。
実際に・・・
俺ってさぁ、仕事をあんまり真面目にやってもダメだなって思うのよ。
だから、学生当時みたいに男女問わず気楽に接していきたい。
このような考えでした。
良いこと言っているつもりなんだろうけど、どこか子供っぽいなぁ。
学生当時の気楽さを理想とするため、職員の呼び方は大変フランク。
女性を「〇〇ちゃん呼び」するだけではなく、アダ名呼ぶこともしばしば。
自信満々さと余裕綽々さを見せたいがあまり、他者への接し方が学生抜けしていません。
関連記事『一人っ子育ちの人の良い性格・困った性格と接し方のコツ』(※別ウィンドウで開きます)
③女性に対しての甘えや好意
みなさんは全員に「ちゃん付け呼び」しないでしょう。
こちらが心を許していないと、「〇〇ちゃん」とは呼ばないはず。
「〇〇ちゃん呼び」には、ストレートに女性への甘えと好意が表れている時があります。
「ちゃん」付けは、その女性に対して
「○○ちゃん」、俺は君に好意持ってるんだよ〜。
俺と仲良くしてくれよ〜。
という思いが出ています。
④下心が隠せない
前述の通り、好意ある女性にしか「ちゃん付け呼び」はしません。
女性の呼び方には、好意を飛び越して、下心が出てしまう場合があります。
いやらしさが女性に伝わっている可能性があるので、そういった点からも注意が必要。
下心を上手く隠せていると思っていても、他者からみれば丸見えってこと、結構ありますよね。
馴れ合いの中に、いやらしさと不誠実さが表れるものです。
「ちゃん」付けで呼ぶ男性は仕事が出来ない理由3つ
以上のような心理が見える「職場で女性をちゃん付けする男性」。
不誠実さが見えてくると思いますが、実際に仕事になぜ影響が出てくるのか。
- アピールだけで仕事が終わるから
- 自己陶酔していて成長しないから
- 「甘え」は依存心の表れだから
仕事が出来ないワケを説明していきます。
①アピールだけで仕事が終わるから
自己顕示欲が強くてアピールしたくてたまらない人は、日常生活どのような状況においてもアピールするタイミングを見図っています。
関連記事『自己顕示欲が強い人の特徴的な行動とその3つの対応法』(※別ウィンドウで開きます)
自己アピールするために職場に来ているようなものなので、仕事は「ついで」。
業務は片手間で、自己アピールしたくてソワソワしています。
常に好意ある女性に目が行っているので、自分のするべきことに集中していません。
②自己陶酔していて成長しないから
自信満々、そして余裕綽々がカッコいいと思い込んでいるので、そんな自分に自己陶酔していると言えます。
自らの「今」に不満はないので、自己研鑽を志しません。
うちの元上司もそうでしたが、学ぶ意識がまったくなく、職場経験年数だけでマウントを取ろうとします。
運良く気楽ながらも就業年数を重ねられたので、大人らしい振る舞いの重要性が分からないまま。
自分を変える機会を得られなかったので、女性職員へのデレデレも変えられません。
自己陶酔して締まらない性格の男性は、信頼を得られないでしょう。
③「甘え」は依存心の表れだから
他者への「甘えた態度」は、依存心の表れ。
とくに、男性の「甘えた本性」というのは異性への態度に出てくるものです。
公の場で女性に甘えた姿を見せる男性は、日頃から「何に対しても甘えている」ことが丸出し。
人への依存心は、仕事においても影響します。
自分が苦手な業務は他者になすりつけたり、解決してもらおうとしたりします。
重要な場面において役に立たない人は、他者依存性の高いタイプの人です。
自分軸にシフトして成長しよう
職場の態度や言動で嫌悪感を持たれることを防ぐにはどうすればいいのでしょうか。
前述の通り、他者への意識が強すぎるあまりに自分を見失っているとも言えますよね。
ようするに、他人の軸の中で過ごしているのです。
人として成長するには、自分軸で生きるように変える必要があります。
自分の軸を作ってブレなければ、やる気がみなぎり、職場で尊敬される存在になれるでしょう。
自分に集中できるようになることで、心にゆとりを持てるように。
そのためには、自己覚知に有益なツールが必要。
私がオススメする下記ツールを活用すれば、『自分軸』で生活出来るようになります。
これにより、これまであまり意識できていなかった自分の「理想の未来」や「潜在的な欲求」が見えてきます。
ジャマな『他人軸』を排除して他に影響を受けずに自分にまっすぐに生きられるようになりましょう。
新しい自分に生まれ変わりたい方は、是非お試しを。
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【まとめ】
今回は『職場で女性を「ちゃん」付けで呼ぶ男性は仕事が出来ない理由』について解説しました。
職場で周囲や特定の女性に対して自己顕示や甘えを出してしまう人は、働く上での心構えなどの「基礎がない」と言えます。
そして、働く心構えの基礎の無さは、「人に対する緩さ」に表われます。
仕事の場ではしっかりと心を締めて、プライベートでは心を解放すればいいのです。
こういった公私を分けるメリハリを、できる大人は持っていると感じる私。
公私を分ける大切さについては、関連記事『公の場では下の名前で呼ぶのは控えよう!公私を分ける大切さとは』(※別ウィンドウで開きます)を参照して下さい。
- 「ちゃん」付けで呼ぶ男性は仕事が出来ない理由3つ
- ①アピールだけで仕事が終わるから
- ②自己陶酔していて成長しないから
- ③「甘え」は依存心の表れだから
公の場では自己主張なしに、自分の仕事に真摯に向き合う姿に徹するように。
私も「他人のふり見て我がふり直す」ができるように、自分の言動に目を向けてみたいと思いました。
それでは。
以上、弥津でした。
職場で女性を「○○ちゃん」と呼んでいる。
やめた方がいい?