こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
部下に尊敬されるリーダーになるために何が必要か知りたいですよね。
部下のスキルアップを第一に行動すれば、リーダーシップを身につけられます。

介護士時代にリーダー経験のある私が、リーダーシップについて説明します。
会社から評価されて昇進しても、部下を引っ張る秘訣は簡単には身につきませんね。
ただ、ポイントさえ分かれば、誰でも尊敬されるリーダーシップを理解できます。
リーダーシップの基本とは

「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」
引用:山本五十六の名言
「話し合い 耳を傾け 承認し 任せてやらねば 人は育たず」
「やっている 姿を感謝で 見守って 信頼せねば 人は実らず」
山本五十六の言葉とされるこの名言は、時代は変われどリーダーシップの基本と言えるでしょう。
率先して動き、実際に行っているところを見せるのがリーダー。
行動で示して、その後に口で聞かせる。
まずは、『自らの行動で手本を示す』。
部下は、上司の下積み時代の姿を知らないことがほとんど。
口が先に出ると、部下は「大した経験がないくせに」と非難がちになります。
そういった傾向から、部下に実力をみせることは重要なのです。
尊敬されるリーダーシップを身につけるポイント6選

ここからは早速、尊敬されるリーダーシップを身につけるポイントを説明します。
- 新人当時の自分を忘れない
- 聞き上手になる
- 他者に関心を持つ
- 他者の失敗に寛容になる
- チームの未来像をイメージする
- 役割を的確に分担する
この6点を意識するだけで、リーダーシップスキルを身につけられます。
①新人当時の自分を忘れない
信頼されるリーダーになるには、部下の気持ちを理解することは必須。
特に、初心を忘れないことは重要です。
新人当時の自分を忘れないようにしましょう。
右も左も分からなかった当時の自分を思い起こしながら、指導・指示をしていきましょう。
新人当時の失敗談を例に説明すれば、それだけで部下は親近感を持ってくれます。
関連記事『仕事に慣れてきた時に陥る自信過剰な「勘違い期」を乗り切るには』(※別ウィンドウで開きます)
②聞き上手になる

人によっては『リーダー』というと、「黙って俺の背中についてこい」がベストだと思う方がいるでしょう。
しかし、そんな時代は終了。
背中を見ろ派ではジコチュー上司になってしまいます。
そこで
聞き上手になりましょう。
自分の目線に降りて来てくれる上司は、いそうでいない。
多くの上司が前述の「初心」を失うからです。
そこで、しっかりと部下の意見を聞くか聞かないかで、部下目線で尊敬できるリーダーかどうかの評価が決まると覚えておきましょう。
関連記事『信頼関係構築には何が必要?コミュニケーション上手のコツ3選』(※別ウィンドウで開きます)
③他者に関心を持つ
リーダーになると、自分の役割を果たせているのかが気になりがちに。
部下への配慮が欠けてしまう方がいます。
自分のことは置いておいて、他者がうまくいってるかに目を向けられるようになりましょう。
自分の成果を重点に考えているようなリーダーでは、信頼を得られません。
部下の仕事ぶりに目を凝らし、前向きな助言を与えられるようになりましょう。
そして、ダメ出しは控えるように。
④他者の失敗に寛容になる
失敗は成長の種。
しかし、それは周りの反応によって変わります。
たとえば、失敗を責めるリーダーの下では、部下はのびのびと挑戦できなくなります。
一方で、失敗に寛容な上司のもとであれば、部下は怖がらずにチャレンジを重ね、スキルアップ速度が上がります。
部下をのびのびと成長させられるように、失敗には寛容になりましょう。
「己に厳しく他人に寛容」なのが、リーダーとしてはベスト対応です。
⑤チームの未来像をイメージする

経験の少ない部下はガムシャラに頑張ることは出来ても、将来をイメージしての取り組みは難しい。
そのうち「私は何の為に働いているんだ」と迷い、意欲を失うでしょう。
そこでリーダーは、部下が目標を失わないように
チームの成長目標を明確に示せるようになりましょう。
リーダーは自分の夢を語りがちですが、そうではなく、語るのであればチーム全体の未来像を伝えるようにしましょう。
⑥役割を的確に分担する
リーダーは率先して行動して結果を出すべきだという人がいるでしょう。
しかし、協調性がない行動は『ワンマン』だとされ、資質を問われかねません。
ワンマンとはこちらの意味です。
【ワンマン】
自分の思うとおりにふるまう人。独裁者。
引用:Oxford Languages
そこで大切なのは、『チーム全員で平等に戦う姿勢』。
自分一人が功労者として評価を受けたいという欲は消し去りましょう。
チームとして評価を上げるには
役割を的確に分担する能力をつけましょう。
部下それぞれがチームの役に立ったと実感できるように、適材適所の配置が出来るように。
そのためには、部下の長所を把握しておく必要があります。
尊敬されるリーダーには、部下の良い点を伸ばす『配置能力』があるのです。
【まとめ】

今回は『尊敬されるリーダーシップを身につける為に必要なポイント6選』と題して説明しました。
「リーダーシップ」は誰もが聞いたことのある言葉でしょうが、そのあり方にはそれぞれの考え方があるはず。
熱血漢であれば良いわけでもなし、クールであれば良いわけでもなし。
- 尊敬されるリーダーシップを身につけるポイント6選
- ①新人当時の自分を忘れない
- ②聞き上手になる
- ③他者に関心を持つ
- ④他者の失敗に寛容になる
- ⑤チームの未来像をイメージする
- ⑥役割を的確に分担する
結局は、リーダーが目立たないことが一番の尊敬ポイントなのかと思います。
リーダーは先頭を突っ走るイメージがあるでしょうが、それではヒンシュクを買う可能性が。
そして、結論としては山本五十六の名言を実践すれば全てOK!
- やってみせる
- 言って聞かせてる
- させてみてる
- ほめてやる
- 話し合う
- 耳を傾け承認
- 任せてあげる
- (部下の頑張る)姿に感謝
- 見守って信頼する
この順番を意識すれば、尊敬されるリーダーには誰にでもなれます!
是非、私と一緒に実践していきましょう。
それでは。
以上、弥津でした
尊敬されるリーダーシップを身につけたい。
何が必要?