こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
職場に不満を持っても働き続ける方がいいのか、それともすぐに見切りをつける方がいいのか、悩むところですよね。
即辞める前に、次のステップを踏み出す準備をしよう。
職場に不満があって辞めるか続けるか悩んでいる方に向けて、過去に転職を二度経験している私がお答えします。
ダメな職場だと思っても、自分の成長にいかせる要素をみつけてみましょう。
スキルアップしてから転職を実行しても遅くはありません。
同じ基準で評価出来ないうちの職場
私が働く、低賃金で有名な高齢者介護業界。
だからこそ、給与アップ幅の大小は死活問題。
通所サービス、訪問サービスなど部署によっては、利用者増による収益アップで、職員のボーナス割増なんてお喜びがあった聞きます。
しかし一方で、私たちケアマネ分野は利用者増には限界があり、収益も頭打ちになりやすい。
収益だけで評価するのって不公平じゃねーか!
ボォケェェ!!
仕事内容が違えば、収益の伸び幅も違う福祉業界・・・他部署と同じ天秤にかけられて、職員昇給に差が出るには不公平なわけです。
そんなに色々文句いうなら辞めちまえ、アホ!
どうせこう言われておしまいなんだろな。
チクショーめ。
どこの会社にもあるのかもしれませんが、数字だけでしか評価出来ない私の職場。
このまま働き続けていいものかと悩みだした昨今の私です。
慌てて退職する事にメリットはあるのか
給与が少しでも充実しているところで働きたいというのが本音の私。
だったら、さっさと仕事やめちゃえば?
うっとうしいわぁ。
そんなこと言われても、いまさらこの年で転職したら、さらに給料落ちるだけだろ!
チクショー!
高齢者福祉の世界は給料安いですが、価値観が高まりますし、親に介護が必要になった際の準備にも役立ちますし、悪いことばかりではない。
しかし、「やりがい」だけでは食っていけない!
このように、金銭面で辛い状況の介護業界ですから、不公平・不満を感じるようになると踏みとどまる要素に薄い。
これが高齢者福祉業界の離職者が多い理由かと。
それなら、仕事を辞めてしまえと思いますよね。
でも、即退職は自分の利益になるのでしょうか?
何事にも「慌てず冷静に」。
不公平な職場だと感じても留まるメリットがあるのではないでしょうか?
メリット十分に活かして転職すれば、ステップアップ出来ると思うのです。
嫌な職場に居続ける事をプラスに転換する方法5つ
自分の理想通りに事を進めたいのであれば社長になるしかないと言った、知人がいました。
「文句言うなら社長になれ」というのは、ある意味で確信ついてますね。
しかし、社長さんになるにしても、基礎となる経験・スキル取得は必要。
ようするに、何事も下積みがいるという事。
ダメな職場に勤務する事は、将来のスキルアップにプラスに転換できます。
不公平な職場でも自分のプラスになる点5つを説明します。
- 上司とのコミュニケーションを積極的にとる勇気を持てる
- 雑用を仕事の糧に出来る
- 完璧主義から解放される
- 自分が友好的な空気で他者に接しているのか見直せる
- スキルアップの時間を得られる
ダメ職場の勤務経験を有効に活かす視点を持ちましょう。
①上司とのコミュニケーションを積極的にとる勇気を持てる
自らの存在をアピールする能力は、出世する為に必要なスキルと言えます。
気に入らない職場であるなら、上司へのアピールを訓練する場に変えてみましょう。
上司とコミュニケーションをとる勇気を身に付けるトレーニングの機会を得たと考えよう。
上手くいかなくても「どうせ辞めるかもしれないダメ職場」だと割り切り、上司へのアピール練習を積極的に行うように。
職場でのし上がるコツと勇気を養う格好のチャンスです。
関連記事『上司の指示には従う必要があるのかについての考察』(※別ウィンドウで開きます)
②雑用を仕事の糧に出来る
男女で仕事内容に不公平がある職場、今でも多いのではないでしょうか。
そんな職場は即辞めてしまいたいかと思いますが、次のステップにする為の勉強とすれば無意味ではありません。
仮に、雑用ばかりさせられても仕事の糧に出来ます。
下積みを経験する若手や女性の気持ちをインプット出来れば有意義です。
雑用をこなす職員の重要性が理解出来ます。
苦労なく上役に上がった人には分からない、最も大切な初心を身につけられます。
③完璧主義から解放される
不公平感に悩む人は、完璧主義者とも言えます。
仕事が完璧な職員にだけ報酬が与えられるという価値観を持ちがちに。
しかし、仕事の多忙さ・困難さは、その部署にいる当事者にしか分からないもの。
ダメ職場にいることで、完璧主義から解放されるチャンスだと考えましょう。
完璧主義は成功の秘訣のように思えますが、実際は自分・他者に無用な厳しさを与える良くない傾向。
ダメ職場に居続けることで、無駄な完璧主義から逃れられる習慣が身につくと思いましょう。
④自分が友好的な空気で他者に接しているのか見直せる
不公平かつ不真面目で嫌な職場だからこそ、働く上で必要な社交性が求められます。
周りの人たちの態度を反面教師にし、自分が友好的な空気で他者に接しているのかを見直せます。
職場に不満を持っている段階で、あなたの態度はきつくなっているかも。
レベルの高い職場には、人間力の高い人が多いと思います。
自らの人間力を向上させるために、嫌な職場にいるうちに自己改革を意識しましょう。
⑤スキルアップの時間を得られる
嫌な職場であってもスキルアップには役立ちます。
職場に期待していないのであれば、失敗を恐れずにしたい仕事に挑戦してみてはどうでしょうか。
または、仕事が終わったら、新しい資格取得の勉強に取り組んでみるとか。
職場にのめり込んでいない分、失敗を恐れずに挑戦できるし、新規資格取得に取り組む余裕も出来上がります。
緩い職場であれば、残業せずに次のステップを踏むためのスキル取得に当てましょう。
関連記事『尊敬されるリーダーシップを身につける為に必要なポイント6選』(※別ウィンドウで開きます)
嫌な職場を辞めるか続けるかの私なりの持論
嫌な職場だと感じた段階で、7割方はあなたと職場の関係性は終わっています。
職場を踏み台にして、ステップアップを図ればOK。
即転職して、素晴らしい環境の職場に行けたとしても、あなたが当分の間はギャップに苦しむでしょう。
それなら、今の職場で価値観や技術を十分に取得してから、飛び出せばいい。
ようするに、感情的になってすぐに辞めるのは避けた方が無難。
もう一度言いますが、不満のある職場は上手く利用して羽ばたく準備にあてましょう。
結論としては、辞める前提での「マイスキルの向上に取り組もう」ということ。
自らが成長し、次のステップに勧めると考えれば、嫌な職場にいることの苦痛感が和らぎます。
その他転職に関することは、関連記事『こんな同僚が多い職場はさっさと辞めろ!と私が思う3つのポイント』(※別ウィンドウで開きます)で説明していますので参考にしてみて下さい。
さらに、具体的な退職方法を知りたい方は、関連記事『簡単に仕事を辞められる退職ガーディアンの特徴まとめ』(※別ウィンドウで開きます)をお読み下さい。
心をプラス思考に変える方法
他者主体や周りの環境に大きく影響を受けて生活していると、どうして職場が悪く見えがちです。
他人を軸とした生活から、自分を軸とした生活に変更すれば、職場に対して余裕が出てくるでしょう。
他人から影響を受けてしまう『他人軸』ではなく、『自分軸』で生きてみる方法を身につけて自らを変えてみてはどうでしょうか。
自分を軸とした生き方に変えて職場に対して余裕を持てるようになりましょう。
自分に集中できるようになることで、心にゆとりを持てるように。
そのためには、自己覚知に有益なツールが必要。
私がオススメする下記ツールを活用すれば、『自分軸』で生活出来るようになります。
これにより、これまであまり意識できていなかった自分の「理想の未来」や「潜在的な欲求」が見えてきます。
ジャマな『他人軸』を排除して他に影響を受けずに自分にまっすぐに生きられるようになりましょう。
新しい自分に生まれ変わりたい方は、是非お試しを。
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まとめ
今回は『嫌な職場に居続ける事をプラスに転換する方法5つ』について説明しました。
【この記事のまとめ】
- 嫌な職場に居続ける事をプラスに転換する方法5つ
- ①上司とのコミュニケーションを積極的にとる勇気を持てる
- ②雑用を仕事の糧に出来る
- ③完璧主義から解放される
- ④自分が友好的な空気で他者に接しているのか見直せる
- ⑤スキルアップの時間を得られる
嫌な職場でスキル取得を心がけ、よいタイミングで思いっきり踏み台にして羽ばたきましょう。
それでは!
以上、弥津でした。
職場に嫌気がさしたので退職したい。
我慢して働き続けるべきなのか、それとも即辞めるべきなのかを知りたい。