こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
「行きたくない誘い」を断れずにお困りの方、多いのではないでしょうか?
『自分を隠さず、引っ込み過ぎず』を意識すれば、行きたくない誘いから身を守れるようになります。
嫌な誘いを断りたいけど断り切れない方に向けて、私の公私の経験をもとにお答えします。
それでは、上手に誘いを避ける方法を考えていきましょう。
断る以前に、誘われないようにバリアを張る方法を知ることができます。
なぜ「断るのが苦手」なのか考えてみよう
嫌いな人からの誘いや、参加しても楽しくなさそうな会合への誘い。
ズバリ「行く気はない」と言えればいいのですが、今後の人間関係を考えると、そうは言えませんよね。
誘いを断るのが苦手な人は、断ったあとの罪悪感に苦しむことも。
嫌々参加して心身ともに疲弊する結果に。
断るのが苦手な『自分を分析すること』から始めて、打開策を見つけましょう。
誘いを断るのが苦手な人の特徴4つ
誘いを断れない人は、一般には「いい人」。
それゆえに他者に振り回される傾向も。
誘われることは嬉しいのですが、『利用される』のは避けたいですよね。
しかし、以下4つの傾向があると、誘う相手として利用されてしまうかも。
- 曖昧な返事しかできない
- 動揺が表に出やすい
- プライベートを語りたがらない
- 人から嫌われるのを過度に恐れる
①曖昧な返事しかできない
「誘いを断ったら、相手が悲しむのでは?」と気を使うあまり、行きたくない誘いや、やりたくない仕事に対して拒否の反応ができない人。
このような人は、自分の都合の良し悪しを言えず、曖昧な返事をしてしまうことが多くなります。
曖昧な返事は、相手の都合よく「同意」とみなされてしまう可能性があります。
気を使い過ぎると、相手に飲み込まれてしまいます。
どっちつかずのはっきりしない返事をしないようにしたいところです。
②動揺が表に出やすい
動揺が表に出やすい人は注意しましょう。
相手に動揺を見せてしまうと、猛烈な押しを受けてしまう可能性があります。
動揺している姿をみると、相手は「無理やり勧めれば言う事を聞いてくれそうだ」と思います。
また、動揺によって隠しごとをしていると見破られてしまいます。
都合が悪いと伝えても信用してもらえず、強引に誘われて断りづらくなるでしょう。
③プライベートを語りたがらない
プライベートを謎にし過ぎると、ときに自分の首を絞めることに。
あなたのプライベートタイムがどれくらい多忙なのかを理解させておかないと、「どうせ暇なんだろう」と勘違いされ、誘われやすくしてしまいます。
例えば、「子供と約束があるので」と断っても、日頃から子煩悩イメージがないと何か嘘っぽいですよね。
プライベートを語りたがらない人は、家庭の事情を断る理由にしても信用してもらえなくなるリスクがあります。
また、ランニングなどの「趣味」や「習慣」も恥ずかしがらずに周囲に伝えるといいでしょう。
どのような時間を過ごしているのかが分かると、相手は誘いづらくなるでしょう。
④人から嫌われるのを過度に恐れる
一度相手の誘いを断ったら「これから二度と誘われないのでは・・・」と不安になりますよね。
友人や同僚から嫌われて「ひとりぼっち」になる事への恐怖から、誘いを断れなくなります。
不安な心理は、他者にも見透かされてしまいます。
そのうち、「来ないのならいいよ」とそっけない言葉を意図的に投げかけ、あなたの恐怖心を煽るように。
「嫌な人に関わるくらいなら一人ぼっちの方がマシ」と思えるといいのですが・・・。
行きたくない誘いから身を守る手段4つ
理由が分かっても、気持ちを強く持てないあなたへ。
冷静な態度で断るの意思を示すなんてできない・・・。
それなら、嫌な誘いから身を守ればOK。
以下の4つを実践してみましょう。
- さりげなく「今の思い」を伝える
- プライベートの過ごし方を報告する
- 「嘘も方便」を上手に使う
- 具体性のない代替え案を提示する
①さりげなく「今の思い」を伝える
周囲にさりげなく自分の「今の思い・心境」を伝えるようにしましょう。
- どのような苦労があって心がつらいのか
- 何に悩み、不安なのか
- 目標に対してどう努力しているのか
「頑張っているアピール」だと思われないように、『さりげなく』伝えるのが注意点です。
そうしているうちに
今大変そうだから無理に誘ったら、さらにつらくしてしまいそう。
頑張っているみたいだから、無理させないようにしよう。
と、配慮してくれる人が増えるでしょう。
心情を知ってもらうだけで、周囲があなたに配慮の心を持つようになります。
②プライベートの過ごし方を報告する
自分のプライベートの過ごし方を周囲に理解してもらうことも、行きたくない誘いを断ることに効果的です。
例えば
- ジム通いが趣味で、平日は仕事終わりにジムワークをしているとか
- 子供が寝る前に必ず本を読むと約束しているので早く帰宅ないといけないとか
自分のプライベートにおける習慣・ルーティンなどを周囲の人に伝えると、相手はあなたの生活をイメージしやすくなります。
誘いを断られても
そういえば、家で忙しくしてそうだったもんな。
と納得してくれます。
③「嘘も方便」を上手に使う
「嘘も方便」を自分に認めると、気分がだいぶ楽になりますよ。
ちなみに「嘘も方便」の意味は
【嘘も方便】(うそもほうべん)
「目的を達成するための使う便宜的な手段」をあらわし、あくまでも相手の利益になることを前提に、やんわりと嘘を肯定している表現。
「嘘も方便」の意味とは?語源と対義語や正しい使い方を解説 | TRANS.Biz
嘘をつくなら「相手の利益になる嘘」でなければなりません。
自分の利益のみで、相手を苦しめるような嘘はNG。
せっかく誘っていただいたのですが、その分のお金はご家族への豪華な夕食代にあててはどうでしょうか?
ご家族に愛されてるし、いつも早く帰って来て欲しいと思われているはずですよ。
たまにはそれもいいな。
今晩はやめておくか。
このように、言われて相手がいい気分になる「利益になる言葉」で誘いをかわしましょう。
④具体性のない代替え案を提示する
誘いに乗れなくて残念だという心情を強く伝えることも、断る時に大切。
でも
- 「行きたかった」
- 「うらやましい」
- 「次回があれば是非」
おおげざに残念がると、「次は誘いに乗る意思があるんだな」と勘違いされてしまいます。
そこで重要な事が「具体性のない代替え案の提示」。
たとえば
- 「今回断ったので、代わりに仕事で埋め合わせます」
- 「そのうち、次なにをするか一緒に考えましょう」
アバウトな感じで、誘いをのらりくらりと対処しましょう。
自分軸で生きて他者への恐怖感から解放されよう
- 自信がなくて周りの目が気になる
- 人間関係のストレスや孤独感が強い
- 嫌なことばかりで人を避けたくなる
このような人間関係において悩みを抱えている方は、他者に対して過剰に気を使い、自らの本音を言えず苦しい状況が続いてしまいます。
相手に嫌われるのではないかと思いだすと、他者に対して恐怖感すら持つでしょう。
他者に影響を受け過ぎて、自分を見失っている可能性があります。
他者の影響を最小限に抑えて自分らしくなる為に『自分軸』で生きる方法を身につけましょう。
自分に集中できるようになることで、心にゆとりを持てるように。
そのためには、自己覚知に有益なツールが必要。
私がオススメする下記ツールを活用すれば、『自分軸』で生活出来るようになります。
これにより、これまであまり意識できていなかった自分の「理想の未来」や「潜在的な欲求」が見えてきます。
ジャマな『他人軸』を排除して他に影響を受けずに自分にまっすぐに生きられるようになりましょう。
新しい自分に生まれ変わりたい方は、是非お試しを。
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まとめ
以上のように、行きたくない誘いから身を守るには様々な方法があります。
最後にまとめを。
行きたくない誘いから身を守る為に心得ておきたいこと。
それは「引っ込み思案は狙われる」ということです。
自分に自信をつける事も大切。
自己主張があまりにも苦手だと、断る理由に信憑性を与えることが難しくなります。
『自分を隠さず、引っ込み過ぎず』を心掛けていきましょう。
関連記事『対人関係のイライラで病む私が考える心の不調改善に役立つ方法』(※別ウィンドウで開きます)
多少は自分を表に出すくらいが、行きたくない誘いを断りやすい環境作りに役立ちます。
- 行きたくない誘いから身を守る手段4つ
- ①さりげなく「今の思い」を伝える
- ②プライベートの過ごし方を報告する
- ③「嘘も方便」を上手に使う
- ④具体性のない代替え案を提示する
仕事も家庭も趣味も真剣、そんな姿が嫌な誘いのバリア役を果たしてくれます。
それでは!
以上、弥津でした。
都合が悪いのに誘いを断れない・・・どうしたら、行きたくない誘いから身を守れる?