こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
今回は、ミドル世代以後に親から自立する方法について。
今からでも、自立に向けての「変化」を生活に与えれば大丈夫です!

社会福祉士として、親子依存問題の解決経験のある私が、今回はこの疑問にお答えします。
方法が示されないと、どう対応していいものか分からないですよね。
誰でも対処できるので、ぜひ参考にしてみてください。
「このままではヤバい」と思えばいつからでも自立できる


結論、中年になったからといって諦めない!
自立はいつでも可能!
人は年を重ねれば重ねるほど、習慣から抜け出しにくくなります。
両親に頼って長年生活してきた人が依存心から抜け出せなくなるのは、私が社会福祉士の仕事を通して多く見てきました。
私の親子共依存についての対応経験は、関連記事『親が子供を突き放せない事から生じる「共依存」の悲惨さ』(※別ウィンドウで開きます)にまとめています。
子供が親への依存心から抜け出そうと思わなければ、自立は困難。

「自立しなければヤバい」と本気で思うところからスタート。
そして実際に 、自立に向けた行動を起こすこと。
親への依存から脱却するために、自立するぞという意気込みと実際の行動を子供が起こす必要があります。
長い依存を自らの力で解き放とうとすることは、かなりのパワーを使うかと思います。
しかし、自立するのに他者の力を借りるようでは、依存状態から一生抜け出せないと私は考えます。
自立する意欲が出てこない3つの理由

では、『どうして子供は親に依存しやすいのか』について理解を深めていきます。
自分が親依存の沼から抜け出すには、自分の中にある「理由」を知る必要があります。
赤ちゃん当時からの本能があるから
もともと、赤ちゃんの頃から親に依存するところからスタートしている人生。
親に依存することは命を守る行動とも言えます。
しかし、反抗期を経て自然と自立に向かっていくのですが、それでも「親頼りの本能」は鳴りを潜めるだけで消えません。

なんせ、自分の命を守るための本能ですからね。
本来持っている生きるための本能を引きづって、いつまでも親への依存を続けてしまう。
一人で生きる方法と自信を身につける機会に恵まれなかったことが一因です。
親は一番身近な金づるだから
親子の共依存に陥るケースで、ほとんどの場合はお金が絡んでいます。
子供の厳しい経済状況が要因になることが目立ちます。

お金に困ったら誰に頼りますか?
まずは親に相談するという方が多いのではないでしょうか。
お金で人に頼れると分かると、人間の弱さが出るもの。
親だと訴えられることもないので、安心してお金を頼り続けられますし。
しかも、親がお金をくれないとなると、自分の不遇さを親のせいにし、正当化しようもする人も。
親は一番身近にいる「金づる」。
不況の影響で金銭的につらくなった子供さんが親を頼り、そのまま自立できなくなるパターンの相談は、ここ数年で増えてきています。
親の将来不安に付き合ってしまうから
生活不安に陥るのは子供だけではありません。
年老いた親もまた生活不安に苦しんでいます。
少ない年金、介護サービス・医療の重い費用負担などの問題で、年老いた親も自分達だけでは不安だと感じています。
そうなると頼るのは子供。

自分たちの安心のために子供を近くに置いておこうとする親が出てきます。
ただではしてくれないとなると、お金を与えることで繋がりを作ろうとする人も。
結果として、親子の依存を生み、中年世代の自立を阻害する要因になってしまうケースが見受けられます。
中年独身が自立する為の準備6選

ここからは、中年になってから自立するにはどうアクションを起こせばいいのかについて考えてみます。
以下に紹介する6つを意識・実行してみましょう。
- 仕事は絶対辞めないようにしよう
- 世帯は別にしよう
- パートナーを見つけよう
- カウンセリングで自分を見つめ直そう
- 占いで明るい未来を提示してもらおう
- 外出系の趣味を作ろう
自立不能にならない為に必要な心得・訓練だと思い、出来るところから取り組みましょう。
①仕事は絶対辞めないようにしよう
一つ目は、仕事を絶対辞めないこと。
パートでもいいので、仕事に出かける習慣はなくさないように。
親のお金に頼った生活を1か月でも作ると、仕事に行く気持ちがなくなってしまいます。

前述のように、一度お金で人に依存してしまうと、自分の力でお金をコツコツ作ることが出来なくなります。
仕事はお金を作り出す上で、絶対必要なもの。
自分の力でお金を作り出す意欲は、自立には必要不可欠。
独身のまま親と同居することになったとしても、働きに出る習慣はなくさないようにしましょう。
②世帯は別にしよう

自立に本気と取り組みたいなら、世帯は別にしましょう。
親が近くにいる状態だと、依存し合う関係になりかねません。
光熱費の節約だからといって、中年になっても親子で同居していると、結局は親にお金で依存していることと変わりありません。

「私は自立したんだ」と自らに意識を植え付けるためには、住居・経済面で親から離れることは重要です。
生活上重要な判断を親に任せるようでは精神的にも自立しづらいですよね。
自分のことは自分一人で決めるという環境を作ることは、自立するために必要な「訓練」と言えます。

私は一人暮らしをした経験をきっかけに、「親なしでも一人で生きていける!」と自信が持てるようになりましたから。
③パートナーを見つけよう
独身ならパートナーを見つけることも自立するきっかけとなるので、前向きに考えてみましょう。
パートナーを見つければ経済的・精神的に親から卒業するきっかけとなります。
しかし、親と同居してくれるパートナーを探すのはNG。

新しい世帯を作るつもりでお相手を探しましょう。
パートナーに親依存だと思われるのはかっこ悪いですよね。
交際相手ができることで親に向いていた意識が解放されるでしょう。
お相手を見つけるのが大変なら紹介サービスを利用するのも手段です。
④カウンセリングで自分を見つめ直そう

自分を見つめ直したい方は、カウンセリングを利用してみてください。

カウンセラーに自立したいが上手くできない今の自分の状況を伝え、心を解放するためのヒントを得ましょう。
自分の心を客観的に知れば、自立する勇気を持てるようになります。
カウンセリングはオンラインで気軽に受けられるようになりました。
まずは、どのようなものなのかを体験する意味で、利用してみてはいかがでしょうか。
⑤占いで明るい未来を提示してもらおう
それでも、将来が不安で踏み出せない方。
占いで明るい未来を提示してもらってはどうでしょうか?

先の見通しが立たず精神不安に陥っていた私は、勇気を出して占いを受けました。
私の占い体験は、関連記事『イロハパパの占い鑑定レビューと占い師を選ぶポイント10選』(※別ウィンドウで開きます)で説明していますので、ご覧ください。
幸運に至るためにどのような思考・報道の習慣が必要かを学び、胸のつっかえが取れた感覚がしました。
しかも、大器晩成型でこれから年齢を重ねる度に運気が上昇していくと教えてもらい、自信も得られました。
直接面談形式が苦手ならオンラインや電話占いの利用がおすすめです。
⑥外出系の趣味を作ろう
それでも打開が難しいようなら、時間をかけて気持ちを「外」に向ける慣れをつけるところから。

外出系の趣味を作るといいでしょう。
中年独身で自立不可能になってしまう方は、多くのケースで引きこもり状態に陥っています。
家の中に引きこもって親としか会わないような状況では、自立は難しくなります。
屋外系の趣味を持って、家から出る習慣をつけることからスタートすればOK。
たとえば
- ソロキャンプ
- 釣り
- 自転車やバイクでツーリング
- 一眼レフカメラで撮影
- 旅行
- カフェ巡り
- ランチ
- 習い事
- スポーツジムなど
アウトドアに出るものであれば、何でも大丈夫。
アウトドアの趣味を持てば、交友関係が広がり、家族から自立する心の基礎が出来上がるでしょう。
関連記事『私が疲れやすい理由は何?40代に必要な食材・栄養を調べてみた』(※別ウィンドウで開きます)
【まとめ】

今回は、『中年独身に自立する意欲が出てこない理由と自立する為の準備6選』を紹介しました。
- ①仕事は絶対辞めないようにしよう
- ②世帯は別にしよう
- ③パートナーを見つけよう
- ④カウンセリングで自分を見つめ直そう
- ⑤占いで明るい未来を提示してもらおう
- ⑥外出系の趣味を作ろう
自立すると言うとかなり大変な話のように聞こえますが、多くは「どうしたらいいのか分からずズルズル」というパターンです。
要するに、その方法さえわかれば誰でも打開可能なのです。
今回紹介したポイントを意識して、自分に合うやり方にアレンジすれば、自立は中年独身であっても大丈夫かと思います。
早速、ポイントを意識して生活してみましょう。
依存は楽なようで苦しみが伴います。
自立した生活の方が自由で楽しい。
変化を恐れずに挑戦を。
それでは。
以上、弥津でした。
中年になってから親もとを離れて自立するには、どうすればいい?