こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
「アンチ思考」が強くて、様々な関係性を深めることが苦手な方、いるのではないでしょうか?
褒め言葉を意識的に発し、自らの思考を改善しましょう。
安易にアンチ認定をして避けるままでは、孤独が強まるだけ。
他者を褒める事に慣れさえすれば、人や物事の好き嫌いは軽減してきますよ。
自ら孤独を招いていませんか?
自分の嫌いな人や物事に出会うと、「アンチ認定だ」とばかりに避けていませんか?
たしかに、人には何でも『好き嫌い』があるもの。
でも、あまりにアンチを作り過ぎると、自ら孤独を招いてしまうことに。
誰も仲良くしてくれないから、私はいつも孤独・・・。
孤独を感じている人のなかには、一人ぼっちの原因は「他者が仲良くしてくれないから」と思っている人がいるでしょう。
しかし、自分が人を嫌い、避けていることが原因ではないかと思う私。
私自身、他者をやたらと疑い、毛嫌いする傾向がありました。
そして、いつも勝手に「孤独だ」と苦しんでいた経験者です。
孤独を招いているのは、自らのアンチ思考なのかも。
関連記事『褒められて伸びるタイプと自分で言う人は褒めても伸びない理由』(※別ウィンドウで開きます)
人や物事の好き嫌いが多くなる理由
では、人や物事の好き嫌いが多くなる理由について考えてみましょう。
以下の二点が理由としてあると思います。
- 過剰な防衛反応
- 自らの持つ攻撃欲求
詳しく説明していきます。
過剰な防衛反応
自信がないと、危機に対して防衛反応を起こしやすくなります。
信頼できない人と思えば、敵だと認識し、避けてしまいます。
すべては自分が傷つかないため。
好きだと思って、その後裏切られるのが怖いのです。
幼い時から今まで、人に対して良い経験をしていない人は、何事においても警戒心が強く、防衛反応を発動しやすくなります。
関連記事『警戒心が強い人の特徴を自覚して親しみ深い人を目指す方法』(※別ウィンドウで開きます)
好きだと思って裏切られるくらいなら、いっそのこと嫌っておいた方が気分が楽だ。
嫌うという選択肢を選ぶことでリスクからは逃れられるかもしれませんが、それが習慣となり、アンチを連発するように。
自己防衛ばかりになって、他者に歩み寄る意識を失ってしまう、私の例です。
過剰な防衛反応は、好き嫌いを増やす理由のひとつ。
自らの持つ攻撃欲求
人には「自分を大きく見せたい」という欲求があるものです。
ようするに、マウントをとって自分の優位性を示したい欲求。
関連記事『人はなぜマウンティングをするのか?原因と対処法を考えてみた』(※別ウィンドウで開きます)
マウントをとる行為には、他者を押さえつける攻撃性が伴います。
誰にでも、自分を大きく見せるために、他者に対して攻撃性を出してしまう傾向があると思います。
たとえば、ネットでしばしば話題となる『炎上』。
非難されている人がいると、事情をよく知らない人まで参加して次々と非難が重なってやってくること、ありますよね。
これは、攻撃している側が強く感じるため、非難サイドに参加していれば優越感・安心感に浸れるから。
アンチを主張する行為には、どこかカッコ良ささえもありますよね。
堂々とアンチを主張している自分に自己陶酔してしまう傾向も、好き嫌いを増やす理由。
自己満足目的のアンチ認定をしていませんか?
人や物事の好き嫌いを増やす理由の共通する点は、『自己満足』。
自分のプライドを守るために、他者にマウンティングしたり、攻撃的になったりして満足感に浸るのです。
他者を不快にさせる自己中心的な態度は、他者からの評価を落とし、一人、また一人とあなたのもとを去っていくでしょう。
自己満足なアンチ認定は、他者が去っていく要因になります。
人間は、自分に好意を持ってくれる人に心を開くものですよね。
安易に毛嫌いする人には、信頼を感じないので近づくもの怖くなります。
自己満足目的の言動は、孤独を作るので控えるようにしましょう。
人や物事の好き嫌いを減らす方法3選
ここからは、人や物事の好き嫌いを減らす方法について説明します。
- 他者の方が優れていると認める
- 自らの心のケアに取り組む
- 口癖にする誉め言葉を作る
ちょっとした心がけだけで、大きく変わりますので、参考にしてみてください。
①他者の方が優れていると認める
まずは、自らの他者への『見る目』を変える必要があります。
他者を避ける人は、自分を守る・自己満足に浸る以前に、見下している場合があります。
完璧でも何でもない自分に、他者を見下す権利はない。
世界記録保持者だろうが、ノーベル賞受賞者だろうが、全知全能ではありません。
専門分野に長けてはいるが、それ以外のことは知らないことだらけ。
ある意味、それが当然と言えます。
それなのに、そもそも他者を見下すことが出来るのかと自分に問うてみましょう。
大人より優れた能力を発揮する子供はざらにいますから。
見た目や偏見で評価すると、痛い思いをすること、ありますよね。
好き嫌いを減らすには、他者の方が優れていると認める気持ちが重要。
関連記事『過去の栄光に囚われると嫌われる理由と今の自分に目を向ける方法』(※別ウィンドウで開きます)
②自らの心のケアに取り組む
周りを避けたり、高圧的になったりする理由は、心が疲れているからかもしれません。
自らの心のケアに取り組みましょう。
心がどのような状態かは、自分の力では気づきにくいものです。
疲れている自覚はなくても、精神的に限界がきている可能性も。
他者に友好的になれない人は、これを機会に自らの心のケアを始めてみましょう。
メンタルケアに役立つ過去記事がありますので、よければ参考にしてみてください。
心のモヤモヤ・イライラが改善できるサービスを、こちらの記事で提案しています。
心をすっきりさせたい方は参考にしてみて下さい。
関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)
③口癖にする誉め言葉を作る
自分自身に「他者への友好意識」を植え付けるため、暗示となる言葉を癖にしてみてはどうでしょうか?
たとえば
- すごいね
- やるね
- いいね
という、相手を褒める言葉を口癖にする。
他者と会話する時に、これらの肯定的な言葉を繰り返し発すると、自分の脳に意識付けが行われます。
自分が他者を肯定することが癖となり、じきに好き嫌いを言わなくなるでしょう。
普段から自分自身に「人を肯定する」ことを教唆するのです。
口癖にする誉め言葉を作りましょう。
まとめ
今回は「人や物事の好き嫌いを減らす方法」について説明しました。
アンチ思考の強い人には、アンチ思考の強い仲間が集まります。
悪い思考を持っていると、自然に悪い仲間とつるんでしまうことに。
注意したいですね。
- 人や物事の好き嫌いを減らす方法3選
- ①他者の方が優れていると認める
- ②自らの心のケアに取り組む
- ③口癖にする誉め言葉を作る
他者を認め、そして自分の意識を改革しましょう。
今日から取り組める方法ばかりなので、みなさんも私と共に気を付けていきましょうね。
それでは。
以上、弥津でした。
人や物事の「好き嫌い」が多くて、いつも孤独。
どうすれば改善できる?