こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
「無欲になれば勝利をつかめる」と昔から言いますが、果たしてどうすれば『無欲』になれるのか・・・具体的に知りたいですよね。
無欲になるために、『諦める』ことが重要!
なぜか成功を勝ち取れないとお悩みの方に向けて、相談業務歴10年以上の私がお答えします。
欲は誰もが持っているもの。
行動の原動力になる反面、強すぎると失敗の原因となってしまいます。
無欲になって成功をつかむために必要なものは何かを考えていきましょう。
誰でも、コツが分かれば無欲の勝利をゲットできます。
無欲の勝利を得る時とはどのような状態を言うのか
強く成功を求めず、平常心で取り組むと大きな成果が舞い込んできます。
今回お話しする『無欲の勝利』とは、「無意識になった時に余計な力が抜けた状態で成果を出すこと」を私は指して言います。
『無欲の勝利』とは、「無意識になった時に余計な力が抜けた状態で勝ち得た成功・成果」のこと。
しかし、成果を出したいから一生懸命になればなるほど、うまくいかない・・・そんな事多いですよね?
無欲になりたいと思っても
無欲だ、無欲でやらなきゃ・・・。
ぎゃくに、意識が強まってしまうばかり。
緊張したり、意識過剰で行動が円滑にいかなかったりで、上手くいかないですよね。
無欲になれる方法が分かられば、成果を出しやすい状態を意図的に作れるかも。
貪欲(強欲)だとなぜ失敗するのか
欲が出ると上手くいかない理由は何でしょうか。
それは、貪欲(強欲)によって「あるパターン」に陥るからです。
欲しいもの(成果)を
手に入れたいと強く意識
↓
欲を満たしている自分を
妄想する
↓
成功を勝手に確信して
注意散漫になる
↓
間違いに気づかず突っ走り
失敗する
意識過剰であるがゆえに「私は真剣に取り組んでいる」と錯覚するため、失敗サイクルに入っていることに気付きません。
「一生懸命やっているのに、なぜ上手くいかない!?」と、自分への不満や周りへの責任転嫁で、自らの心を追い込むことになります。
また、問題を見つけても修正する余裕もなし。
ほころびだらけ・・・最終的に失敗へ。
そして、努力を怠るようになり、怠慢な自分が現れます。
怠慢ゆえに「私は頑張っている」という印象だけ残ります。
「貪欲の敗北」というべき結果に突き進むでしょう。
心のモヤモヤ・イライラが改善できるサービスを、こちらの記事で提案しています。
心をすっきりさせたい方は参考にしてみて下さい。
関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)
「諦める心」を身に付ける4つの方法
- 何を諦めるのかを可視化する
- 代替えとなる取り組みを見つける
- 自問自答する
- 自分軸で生きる
能力を身につけるには、この4つの方法が効果的。
①何を諦めるのかを可視化する
貪欲(強欲)で失敗しやすいのであれば、意識的に「無欲」の状態を作るようにすればいい。
無欲を作るには何が必要なのでしょうか?
それは、自分の心を「諦める」にシフトすることです。
例えば、「私は昇進できるかも」を勝手に期待したとします。
けれども、欲深いと失敗すると自分に念じて、無欲にシフトしたいと考えたなら、「まだ私にはその実力はない(今回は昇進を諦める)」と書くのです。
目に見える形にすることで、自分勝手に興奮している「私」を鎮められる。
そして、根拠のない「約束された成功」に惑わされることもありません。
また、昇進に相応しい人材になるために、努力の意識も身に付くでしょう。
「何を諦める」のかをノートや手帳に書き出してみましょう。
②代替えとなる取り組みを見つける
しかし、ただ「諦める」と書き出しただけでは、まだ不十分という方もいるでしょう。
諦めた事柄の代替えとなる、新たな取り組みを作るようにしましょう。
たとえば、「私には昇進の実力がない」と記述して可視化した後、今の仕事から違うものに目を向けてみるようにするといいです。
例えば、本業に影響のない「副業」に取り組んでみるとか。
私の場合は、ブログで色々な疑問について調べ、考えることで多少なり知識の蓄えが増えた気がします。
その知識の蓄えは、本業にも生かせていると感じます。
別の取り組みによって自分が進化している、そんな適度な満足感が得られますし。
満足感があることで、本業における「妙な欲」が薄くなるといった感じ。
本業で勘違いした言動を犯すことがなく、今まで通りに平常心で業務に取り組めるようになります。
自分を磨ける取り組みを見つけることも「無心状態」を作るには重要なのです。
③自問自答する
それでも、自信過剰な自分が抜けない場合。
自問自答する習慣をつけることで、失敗を未然に防ぐことが可能になります。
- 「お前はどうして、そんなに昇進したいのか」
- 「だって、給料増えるし、部下に威張れるじゃん」
- 「本当に給料増えるって誰が言った?それに、威張った態度は部下ができても嫌われるぞ」
「欲に支配された自分(話し手)」と「冷静な自分(聞き手)」というキャラを生み出し、一人芝居の要領で問答を繰り返します。
そして、「冷静な自分(聞き手)」が説得できた形で終わるように心がけましょう。
この作業をすることで、欲に支配された自分が劣勢で終わる習慣が身に付く。
欲そのものを抑える効果が期待できます。
④自分軸で生きる
自らの自信を適度にコントロールしたくても、他者からの指摘だけでは上手く改善できませんよね。
自覚を持つ機会を作ることは大切ですが、他者からの指摘では反発を生むだけ。
周りに対して期待したり、自分に幸運が舞い込むと過剰に思い込んだりするのは、自分を見失っているとも言えます。
ようするに、他者や周囲にばかり目をやって、自分を軸に生きて行けていないということ。
無欲になる為には、自分を知って自分自身を軸として生きていく必要があります。
『他人軸』から『自分軸』で生きていく術を身につけましょう。
自分に集中できるようになることで、心にゆとりを持てるように。
そのためには、自己覚知に有益なツールが必要。
私がオススメする下記ツールを活用すれば、『自分軸』で生活出来るようになります。
これにより、これまであまり意識できていなかった自分の「理想の未来」や「潜在的な欲求」が見えてきます。
ジャマな『他人軸』を排除して他に影響を受けずに自分にまっすぐに生きられるようになりましょう。
新しい自分に生まれ変わりたい方は、是非お試しを。
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まとめ
以上のような点に気をつけることで、「適度な諦め」がマスターできたとして、それでなぜ成功に近づくのかをまとめとしてお話します。
失敗の元凶は、「自分に都合の良い錯覚」。
「欲」は文字通り、「欲しい」こと。
お金が欲しい、物が欲しい、愛情が欲しい、成果が欲しい・・・などなど。
人は一度欲しいと思うと、それをいとも簡単にゲットした自分を想像します。
そして、その妄想に浸ってしまう。
根拠なく成功を期待し、いち早く妄想の世界で「成功の快楽」を得ているだけ。
それは「錯覚」以外の何物でもありません。
諦めることで現実逃避を防ぎ、「今、自分が何をしないといけないのか」を考えられるようになります。
「諦める」とは、根本的には「欲しいものをゲットできるという期待」を諦めること。
そして、妄想から目を覚ませることです。
また、他者や周りの環境に期待する『他人軸』ではなく、『自分を軸として生きる』ことも意識していきましょう。
この仕組みを理解しているだけで、心のコントロールが可能になります。
みなさんも私と共に、欲から開放された自分にシフトできる能力を身につけられるように心がけましょう。
関連記事『失敗を引きずって前に進めない行き詰まった心を打開する方法5選』(※別ウィンドウで開きます)
それでは!
以上、弥津でした。
肝心なところで余計な事を考えて失敗してしまう。
どうすれば無欲になれる?