こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
警戒心をコントロールできず、人間関係を築けない方、いるのではないでしょうか?
警戒心が強くなる『心の中にある原因』を見つければ改善できます。

警戒心が強すぎて上手く関係性を築けないと自覚のある方に向けて、私が仕事での経験をもとにお答えします。
この記事では、警戒心を抑えながら、他者との交流が円滑にできる方法が分かります。
人付き合いが上手くいかない方は、ぜひ参考にしてみてください。
警戒心が強いとネガティブになる

警戒心が過剰だと、「他者を悪者にする」傾向が強くなってしまいます。
無用な警戒心を働かせて、「責められるのではないか」と勘違いしてしまうから。
自分が常に被害者かのような思考になります。
また、過去の嫌な経験を引き合いにして、周囲の人たちが自分に攻撃してくるかのように思い込みます。

このようなネガティブな思考になるのは、なぜでしょうか?
まずは、警戒心が強い人が持つ特徴を知って、過剰な警戒心を穏やかにするように心掛けましょう。
警戒心が強い人が持つ特徴3つ

自分の警戒心はどこからやってくるのかを理解しましょう。
- 自分が責められるとすぐ誤解する
- 「世の中みんな悪い人」と思っている
- 自分を大切にしすぎる
警戒心が強い人の心理や特徴を説明します。
①自分が責められるとすぐ誤解する
自己肯定された経験が少ない人は、自分にネガティブなイメージしか持てなくなります。
また、幼少期に親や先生、同級生から叱られたり、バカにされたりした経験が心の傷として残っている人も、自分がダメな人間としか思えなくなります。
過去のトラウマがもとで、自分に少しでも落ち度があると感じると、「絶対責められる!」と身構え過剰防衛してしまいます。
相手がどう思っているかを確認せず、分厚い防御シールドを身にまといます。
また、人によっては責められる前に先制攻撃をしかける人もいます。
②「世の中みんな悪い人」と思っている

「世の中にいい人はいない」と思い、自己防衛網を張っている人は、警戒心が強くなります。
人間関係の嫌な経験を引きずっている可能性があります。
優しくされても
- 「なぜ私にこんなに優しくするの?」
- 「私を騙そうとしているのでは?」
と、疑います。
本心から親切にされても素直に受け取れず、愛想のない反応をしてしまいます。
周囲から見れば、「気難しい人」という評価になるでしょう。
③自分を大切にしすぎる
警戒心が強い人は、自己防衛反応が敏感で『自分を大切にし過ぎる』傾向があります。
自分の殻に閉じこもってしまい、いつまでたっても警戒心の強い人のまま。
心が傷つくことを恐れ、周囲より受けるストレスから身を守ることに終始します。
心を開くことが少なく、人と仲良くなるのが苦手。
信頼できる人が身近にいなかったことが原因です。
親しみ深い人を目指す4つの方法

それでは、過度な警戒心を取り除き、他者から見て「親しみ深い人」になる為には何を心掛ければいいのでしょうか?
- 人への恐怖心を取り除こう
- やたらと自己防衛してしまう自分を自覚しよう
- 常に心を穏やかに保とう
- 自分を軸として生きよう
そのポイント4つを説明していきます。
①人への恐怖心を取り除こう
警戒心が強い人は、多くの情報を知ることを恐れます。

「余計な事まで知りすぎると、自分が傷付いてしまうのではないか」という不安を持っているからです。
それゆえに、日頃からコミュニケーションの機会を避けてしまいます。
コミュニケーションの機会が少なければ、対人関係を円滑にする技も身につきませんよね。
親しみ深い人になるには、コミュニケーションの経験値を上げていくことが必要。
相手の言葉を怖がらず、多くの人と語り合うようにしましょう。
さまざまな人に質問するインタビュワーになったつもりで。

コミュニケーション経験値を上げるために『取材』をしている感覚で、会話の機会を重ねます。
警戒心のもとになっている「人への恐怖心」を、会話への慣れで解消していきましょう。
心のモヤモヤ・イライラが改善できるサービスを、こちらの記事で提案しています。
心をすっきりさせたい方は参考にしてみて下さい。
関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)
②やたらと自己防衛してしまう自分を自覚しよう


「自分は悪くない!相手に問題がある」という責任転嫁思考では、いつまでたっても無駄な自己防衛網は取り除けませんよね。
自分の心の中にあるバリケードを自覚しましょう。
他者とのコミュニケーションが苦手と自覚できている人は、殆どの場合で自分の殻に閉じこもり、その中に入り込まれないようにバリケードを築いています。
そうなると、自分の心に侵入されることを恐れ、常に警戒モードになってしまいます。

自分の心に張っているバリケードを画像としてイメージしてみて下さい。
自分の中に問題があると自覚できれば、自然に改善へと心が向いていきます。
自分の殻から抜け出して、他者の思いに飛び込むように意識しましょう。
壁を打ち破って新しい自分に変わるイメージを作り、自己防衛したくなる心理を解放させましょう。
③常に心を穏やかに保とう
モヤモヤ・イライラした状態では、他者と親しい関係は作れません。
心を常に穏やかに保つように取り組みましょう。
ストレスを溜めやすい方は、参考記事『ストレスフリーになりたい!心の疲れで悩む私が考える有効な対処法』(※別ウィンドウで開きます)を参考にしてみて下さい。
心に余裕を持たせることによって、他者との交流を円滑にしていきましょう。
④自分を軸として生きよう
他者や周囲の環境に影響を受けていては平常心を保つことは難しいでしょう。
警戒心が強くなるのは、他者に対して過剰に反応しているから。

他者や周囲の環境の影響から抜け出す為に、自分を軸とした生き方に転換しましょう。
『自分軸』で生きていければ、人運にも恵まれて親しみ深い人柄に。
自分に集中できるようになることで、心にゆとりを持てるように。
そのためには、自己覚知に有益なツールが必要。
私がオススメする下記ツールを活用すれば、『自分軸』で生活出来るようになります。
これにより、これまであまり意識できていなかった自分の「理想の未来」や「潜在的な欲求」が見えてきます。
ジャマな『他人軸』を排除して他に影響を受けずに自分にまっすぐに生きられるようになりましょう。
新しい自分に生まれ変わりたい方は、是非お試しを。

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【まとめ】

今回は、『警戒心が強い人の特徴を自覚して親しみ深い人を目指す方法』と題して話してきました。
警戒心の強い原因は、自分の中にあります。

警戒心が強くなった原因を他者のせいにしているだけでは、対人関係がいつまでも上手くいきませんよね。
- 親しみ深い人を目指す4つの方法
- ①人への恐怖心を取り除こう
- ②やたらと自己防衛してしまう自分を自覚しよう
- ③常に心を穏やかに保とう
- ④自分を軸として生きよう
私と一緒に意識改革していきましょうね。
それでは!
以上、弥津でした。
警戒心が強すぎて人間関係を上手く作れない。
どうしたらいい?