「褒められて伸びるタイプ」と自分で言う人は褒めても大して伸びない理由

こんにちは。幼い時から親から褒めてもらった経験のない弥津(@yazusui)です。

今回は『「私は褒めて伸びるタイプ」と自分で言う人は褒めても大して伸びない理由』について。

「褒められるだけで成長できるものなの?」と疑問にお思いの方に向けて、私の対人経験、仕事経験を思い出しつつ解説していきます。

【みんなと私の疑問と悩み】

  • 自分から「私は褒めて伸びるタイプ」って言うのって何かヘンじゃない?
  • 叱られるの苦手なんだけど、それってそんなにダメなの?

褒められてうれしいのは誰でも同じ!

でも・・・

「褒めて伸びるタイプ」と自分で思い込んでいると成長のきっかけをつかめないままかもしれませんよ。

この記事では

  • 「褒めて伸びる」を自分の逃げ道にしてませんか?
  • ときには厳しい指摘を受け入れないと成長しない!
  • 褒めるかどうかを決めるのは『相手』

このような内容が分かります。

弥津
弥津

「褒めてほしい」とアピールするだけでは『ぬるま湯』につかっているようなもの。

厳しい指摘を受け入れる姿勢を周囲にみせた方が有意義だと思えるようになりますよ。

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「私は褒めて伸びるタイプ」と自分で思ってませんか?

研修会の合間、私の近くに座っていた男性が、一緒に参加している女性にこう話しているのが耳に入ってきました。

「僕は叱られると萎縮しちゃうんですよね。どちらかというと褒められて伸びるタイプというか・・・」

弥津
弥津

「へぇ〜、褒められて伸びるタイプって、自分で言うんだぁ・・・」

って、思わずツッコみたくなりました。

ですが、自分自身で「私は褒められて伸びる」って自分で言う人は本当に伸びるんでしょうか?

弥津
弥津

私個人の見解としては、「私は褒められて伸びるタイプです」なんて公言している大人は『叱られるのが怖いからやめてください』とお願いしていることと同じだと感じるんですよね。

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「褒められて伸びるタイプ」と自分で言う人が伸びない2つの理由

「褒められて伸びるタイプ」と自ら話す人が伸びない理由について考えます。

私としては以下の2点があると思います。

間違った道を歩んでも修正することができないから

自ら「私は褒められて伸びる人です」と公言するのには、その人なりの「目的」があります。

それは、「『叱られる』ことのないように事前に防衛線を張る」ことです。

先程お話したように、「私の心が傷つくのが怖いので、私の喜ぶことだけ言って下さいね」って、事前にお願いしているに他ならないと思います。


だれだって、叱られるのは好きじゃないですよね。

「お叱りありがたくいただきます」なんて表向き言っている人でも、頑張っている自分を「全肯定」して欲しいと心の底では思っているものです。


だからといって、「正解」ばかりに目を向けて、「不正解」を棚上げすると成長できませんよね。

不正解や失敗にこそ「進化のヒント」があるのです。

自分の欠点や改善点を見つめ、それを克服した先に『成長』があります。

Photo by Matthew Henry from Burst

「悪いところ指摘されると嫌なので、うまく行ったところだけで見てて下さい」では、できないところはできないままでしょう。


成長は「他者からの教育的指導を受けたこと」がきっかけになることの方が多いと思います。

ときに、目上の人から指摘やお叱りを受けたりする事で、「一歩先に進んだ自分に変わらねば!」という自覚が芽生えるものです。

正しい方向を教えてもらうためには、今歩いている道が間違っていると教えてもらう必要がありますよね。

間違っている道を歩いて他者の迷惑をかけていたとしても、「それでいいんだよ。君はいつも正しい」なんて褒められ続けると間違いをおかしつづける大人になってしまいます。


そこが『私を褒めてください』とアピールする人の大きな問題点なのです。

人は必ず間違った言動をしてしまうもの。

正しい方角を示してもらい、進路を修正しながら経験を積み、成長していくのです。

しかし、人の「ストレス耐性」には個人差があります。


指摘する側はその点には注意が必要ですね。


お叱りを受け続けても大丈夫な人がいれば、少しでも叱られると崩れてしまう人もいますから。

本当に褒められて伸びるのは「自分に厳しい人」だから

テニスで日本人初の四代大会優勝を成し遂げた、大坂なおみ選手。

当時、彼女の元コーチである、サーシャ・バイン氏の「前向きな励まし」が注目を集めていました。


元々、ネガティブ思考になりやすく、自滅傾向のあった大坂選手。

その彼女を、まさに「褒めて伸ばした」のが当時のコーチ・サーシャ氏だと言われています。


でも、誰でもサーシャ氏のように褒めてもらえれば、本当の実力が出せるようになるのかというと・・・それは少し違います。


大坂選手が褒めて伸びたのにはある理由があるからです。

それは、大坂選手が大変と自分に厳しい「完璧主義者」いう一面の持ち主だから。

自分に厳しい人は、常に今の自分に満足していません。

自分自身に「もっとできるだろ!」、「なぜ出来ない!」といったように、自分に向けて「WHY」を投げかけています。


しかし、それによって自分で自分を追い詰めてしまうこともあります。

そのまま自分を追い詰め続けるだけでは、「自己否定」の連続で最後には自滅してしまうでしょう。

完璧を求めるがあまりに「自己否定」を繰り返す心理を開放するには、「自己肯定」に導いてあげることが有効なのです。

「自分を叱る」を続けている人には「他者から褒めてもらう」という行動によって、「自己否定」の呪縛から解き放つことができます。

一方、自分に甘く「褒めて」と周囲におねだりする人は、「今の自分のままでいたい」という守りの姿勢が強く、進化のきっかけを掴めません。

そういった理由で、自ら「褒められたら伸びる」と言う人は、褒めても伸びないのです。

自分で「褒めてほしい」と言わずにどう『自己改革』していけばいいのか

他者から褒められると、何に取り組んでいても楽しくなりますよね。


でも、大人になると徐々に「褒められる」方が、指導を受けて覚えるより「楽」だと分かってきます。

そして、自分を守る為に他者に対して「褒めてくれ」という、やましい感情が出てきます。


向上心がある人は、失敗も恐れませんし、その失敗によって叱られることにも勇気を持っています。

その反面、褒められて伸びると自負している人は、自分の問題点に気付くことが恐れ、「私は完璧」という思考で落ち着いてしまいます。

それはまるで、整地された平坦な道を走っているランナーのようなもの。

走るのは快適かもしれないが、脚力を鍛えるのには限界がありますし、走りのスキルも身に付きにくい。


逆に、アフリカ人ランナーのように、日頃からデコボコ道を走っている人は脚力も鍛えられるし、起伏への対応スキルも身に付きます。


それと同じで、心身ともに打ちのめされることを恐れてしまうと、挑戦する機会から自ら逃げることになって、実力もつかないままです。

ときには、過酷な状況に挑戦するくらいの意識が重要です。

いかがでしたか?

今回は「褒められて伸びるタイプ」と自分で言う人は褒めても大して伸びない理由について考えてきました。

【この記事の一言まとめ】

「褒めるかどうかを決めるのは、あなたじゃない!相手なんだ」という事。

それを「褒めてくれれば伸びますよ」と自分で言ってしまうことで「軟弱者」と評価されてしまうので注意が必要ですよ。


褒めて欲しいのはみんな同じ。

でも、お褒めの言葉は催促するものではありませんから。


せっかく頑張っているあなたの印象を悪くさせてしまうので、「私は褒められて伸びるタイプ」という自己評価は口に出さずに心に秘めておきましょうね。


それでは!
以上、弥津でした。

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