こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
苦手な事から逃げたいのは誰でも同じ。
でも、いつもそうでは信頼を得られませんよね。
小さな成功体験の積み重ねれば、逃げ癖は克服できます。
自分の逃げ癖をどうにかしたい方に向けて説明します。
今日から意識できる簡単なポイントなので、是非参考にしてみてください。
日頃からイヤな事から逃げてませんか?
『逃げ癖』とは
これは苦手な仕事だから、誰かしてくれるまで気がついていないふりをしよう・・・知らん顔、知らん顔。
といった状態。
- 自分が苦手な仕事は、無関心や聞いていないフリを貫いて他の人が行うように仕向ける。
- 挨拶や会話が苦手で、知人を街で見かけても気が付かれないように避けて通る。
- 幹事のような責任ある役割は面倒なので理由を作って断る。
このような『逃げ癖』は、他者から見れば「ズルい癖」。
あの人、面倒だと思ったらすぐ逃げるから嫌いだな・・・。
周りの人たちから、このような目で見られているかもしれません。
そういう私も、自分に自信が持てないせいか、責任ある仕事や友人からの面倒そうな誘いをシラーっと避ける傾向がありました。
逃げ癖の原因は、私の場合で考えると
成功体験の少ないがゆえの『自信のなさ』。
過去の成功体験が少ないと、上手くいくイメージが持てず、避けてしまいたくなります。
成功体験を増やすことが、逃げ癖の克服法だと思う私です。
仕事やプライベートで逃げ癖が出る6つの原因
ここからは、逃げ癖がついてしまう原因を考えてみましょう。
- 自分をダメ人間だと思っているから
- 人が苦手
- ストレスに弱い体質
- スルーすることで逃げられた経験をしてしまったから
- 自己愛が強すぎる
- 責任ある仕事をした経験がない
自分の性格・特徴を知ることで、どこを改善すればいいのかが、理解できるようになります。
①自分をダメ人間だと思っているから
自分はダメな人間だと思っている人は、逃げ癖がつきやすくなります。
自分を失敗ばかりの人間だと思っているので、失敗を避けるために無理そうなことから逃げ出してしまいます。
逃げてばかりになるので、自分にダメの烙印を押した状態から脱却できません。
失敗を避けるためという大義名分のもと、困難な状況に立ち向かうことをしなくなります。
②人が苦手
家族から大切にされなかったり、友人関係で上手くいかなかったりすると、人間不信になってしまいます。
人間不信になると、人自体を避けたくなるもの。
とくに、大勢の人の中ではストレスが溜まります。
人への印象の悪さが原因で、『人』から逃げる癖が出来上がってしまいます。
関連記事『アダルトチルドレンな私の傾向と生きづらさを克服する方法5つ』(※別ウィンドウで開きます)
③ストレスに弱い体質
過保護に育てられると、自分から困難にぶち当たっていく経験を積めないまま大人になってしまうことも。
『過保護』の弊害として、『ストレスに弱い体質』になってしまいます。
ストレスに弱いと、自分にとってやっかいな状況を「避けるスイッチ」が入りやすくなります。
自らがストレスで崩れないように、退避することでメンタルを守ろうとする防衛反応が起きていると言えます。
関連記事『ストレスフリーになりたい!心の疲れで悩む私が考える有効な対処法』(※別ウィンドウで開きます)
④スルーすることで逃げられた経験をしてしまったから
過去に、スルーすることで逃げられた経験を運よく(運悪く?)重ねてしまうと、「何でもスルーすればどうにかなる」と錯覚してしまいます。
苦手なことから逃れ続けられると、『逃げ』が病みつきに。
脳は一番楽な方法を選択しようとします。
それゆえに、「逃げればOK」とインプットされれば、無意識に逃げ行動を起こすようになってしまうのです。
⑤自己愛が強すぎる
人は誰でも、自分のことが大好き。
なので、いざとなると自分を守ろうとする本能が働きます。
自己愛が強すぎる人は、きつい状況に置かれると、自分が被害者のような視点になってしまいます。
つらい状況にいる自分を「可哀想」だと思い、その場から逃げて当然だと考えるように。
人によっては、堂々と他者の責任だと主張します。
関連記事『自己愛が強すぎる人の良い点・問題点と8つの対処法』(※別ウィンドウで開きます)
⑥責任ある仕事をした経験がない
たとえば職場において、新人当時から
- 「まだ早いから見ているだけでいい」
- 「難しい仕事だから先輩に任せればいい」
といったように充分な経験を積ませてもらえないままだと
分からない状況になると、役割を他者に譲るのが当たり前になってしまいます。
新人の時から責任感を持たせて仕事をさせないと、そのうち経験年数だけで勝負する中身のない人になる可能性が。
失敗する自分を他者に見せたくなくて、無難な仕事だけ選んでするようになります。
「逃げ癖」克服法4選
以上のような傾向がある人は、他者からの信頼を得ることが難しくなります。
では、逃げ癖はどのような点に気をつければ克服できるのでしょうか?
- 人から見られていると意識する
- 「一人だけ置いていかれる」という危機感を持つ
- できなかった事ができるようになる経験を積む
- 自分軸で生きるようにする
この4点に気を付ければOKです。
①人から見られていると意識する
逃げ癖のある本人は、周りがその「ズルさ」に気付いていないと思い込んでいます。
「うまく逃げられた」と自己満足に浸ってしまいます。
そこで、「みんな気付いていない」ということではなく、
「全員から見られている」と意識するように考え方を転換しましょう。
その場では気が付かないふりをしていて裏では愚痴をいうこと、みなさんもありませんか?
その場で反応がないからといって、うまく逃げられているとは限らない。
自分が知らないところで、低評価を受けている可能性があります。
常に他者の目は自分に向けられていると、考えるようにしましょう。
②「一人だけ置いていかれる」という危機感を持つ
逃げてばかりいると、仕事や人間関係における『スキル』が上がりませんよね。
できる仕事が増えない。または、人と仲良く話す方法が分からないまま・・・といった進歩のない状態に。
一方、好奇心旺盛で物事に積極的な人は、多くのスキルと会得し、成長していくでしょう。
逃げ癖を発揮している間に、周りは進化していきます・・・そして、自分はいつまでも停滞したまま。
孤独な状況になるのは、他者のせいというよりは、自分の努力が足りずに置いて行かれているから。
「逃げてばかりだと、置いて行かれてしまう」という危機感を持ち、難しい状況を克服する経験を積むようにしましょう。
③できなかった事ができるようになる経験を積む
逃げ癖を克服する方法として、最も重要なのは『成功体験を積むこと』。
自分で考え行動し、成功した経験が、行動の原動力になります。
脳に刻まれた成功体験が行動を起こす自信となり、逃げる必要がなくなるのです。
また、まだ自分が持てないという人は
身近で小さな事からでいいので、挑戦して成功体験を積み重ねましょう。
一日で届かないような目標をたてるのではなく、その日のうちに達成できる目標を考えるようにしましょう。
それに、イヤな事に無理やり挑戦するのではなく、リラックスして取り組める『小さな挑戦』なら何でもOK。
例えば
- 仕事であれば「同僚全員と何でもいいので会話をする」
- プライベートであれば「知らない人に挨拶してみる」
といった感じです。
達成した時の「できた」という爽快感が逃げ癖克服に役立ちます。
挑戦心こそが、逃げ癖克服には必要な要素なのです。
心のモヤモヤ・イライラが改善できるサービスを、こちらの記事で提案しています。
心をすっきりさせたい方は参考にしてみて下さい。
関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)
④自分軸で生きるようにする
嫌なことから逃げたくなるのは他者や周りの環境から大きな影響を受けているからです。
逃げ癖を直すのであれば、自分を軸にした生き方に転換が必要。
他人軸ではなく、自分軸での生き方にシフトしましょう。
自分に自信がつけば、逃げる必要がなくなります。
自分に集中できるようになることで、心にゆとりを持てるように。
そのためには、自己覚知に有益なツールが必要。
私がオススメする下記ツールを活用すれば、『自分軸』で生活出来るようになります。
これにより、これまであまり意識できていなかった自分の「理想の未来」や「潜在的な欲求」が見えてきます。
ジャマな『他人軸』を排除して他に影響を受けずに自分にまっすぐに生きられるようになりましょう。
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【まとめ】
今回は、『仕事やプライベートで逃げ癖が出る原因と「逃げ癖」克服法3選』と題してお話しさせていただきました。
- 「逃げ癖」克服法4選
- ①人から見られていると意識する
- ②「一人だけ置いていかれる」という危機感を持つ
- ③できなかった事ができるようになる経験を積む
- ④自分軸で生きるようにする
仕事や家庭、友人関係にがんじがらめになっている方は、自分の時間を作るところから始めてみるのもいいでしょう。
ストレスを抱えていると挑戦する気持ちが出てこないものです。
私も、逃げずに「何事にも挑戦だ!」と思って、毎日を送るように心がけたいと思います!
それでは。
以上、弥津でした。
苦手な状況になるとつい逃げてしまう。
逃げ癖を克服する方法を知りたい。