こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津（@yazusui）です。
今回は、「良質かつ安いメーカーはどこがおすすめ？」という疑問に、私が中年の経験&調べた結果からお答えします。
『アイリスオーヤマ』と『テスコム』は、とくにおすすめ！
これで、大手家電メーカーへのこだわりから解放されますよ。
なぜ大手家電メーカーは価格が高い？
私が昔から感じていた疑問。
大手メーカーの家電って、価格が数割増しで高けぇなぁ〜。
良い部品使ってコストでもかかってるのかな？
私と同じように、「知名度のある大手家電メーカー製を選べば間違いなし」と思われている方、多いのではないでしょうか。
では本当に、製品の質が大手メーカーは格段にいいのか。
しかし、実際は質というよりは、「戦略」によって価格が高めに出来ているだけ。
各社（大手電機メーカー）が、製品戦略、価格戦略（低価格から高価格のものまで、すべての製品群を揃え、価格が高くなるほど豊富な機能を搭載する戦略）を採用しているのは、高い単価で製品を販売したいからである。
引用：アイリスオーヤマが「革命的価格」でテレビを販売できる舞台裏
消費者はできるだけ安い製品を買いたいが、安い製品には欲しい機能がほとんどない。
一方、欲しい機能が入っている製品は価格が高く、自分にとっては不要な機能も含まれている。
だが安い製品では、十分にニーズを満たせないので、消費者は渋々高い製品を購入する。
こちらの参考記事『アイリスオーヤマが「革命的価格」でテレビを販売できる舞台裏』（※別ウィンドウで開きます）に家電の裏事情が詳しく書かれていますので、参考にしてみて下さい。
う〜ん・・・なんか大手家電メーカーに騙されている感じ。
では、大手以外は戦略的に不足しているのであれば、製品の質としても満足出来るものではないのでしょうか？
家電にも「ジェネリック」があり、新興会社の中には大手を上回る質と低価格を実現しているメーカーがあります。
安い製品を作れる家電メーカーにはワケがある
最近では家電量販店やディスカウントストアで見かける機会が増えた「アイリスオーヤマ」や「テスコム」などの家電メーカー。
一般的には、「ジェネリック家電メーカー」とされているようですが、wikipediaでその詳細についての説明がありましたので引用させていただきました。
【ジェネリック家電（ジェネリック医薬品になぞらえた造語）】
引用：Wikipedia ジェネリック家電
大手家電メーカーは商品開発のサイクルは短く、一世代前の部品や技術などを安くジェネリック家電メーカーに売却する。
ジェネリック家電メーカーはそれらを使用することで安価な製品を作るため品質に問題がないとされる。
ジェネリック家電メーカーは大手メーカー以上に客のニーズを徹底的に調査し、付加機能の可否、コスト削減を行うことで顧客の要求に応える。
ジェネリックは『後発』という意味。
簡単に言えば、「大手メーカーの技術を貰って作っている」のがジェネリック。
ジェネリック家電メーカーでは定年やリストラなどで大手メーカー退職した技術者を即戦力として雇用し、開発に関するノウハウを短期間で取得している。
引用：Wikipedia ジェネリック家電
そのため大手メーカーと技術的には遜色なく、また大手メーカーのウィークポイントも知り尽くしているがゆえ、別角度からの製品開発が可能である。
ジェネリック家電の方が安価なのは、開発までのコストが節約できるからなんだ。
しかも、製品のウィークポイントを改善できる意味では、ジェネリック家電の方が優秀かも。
良質で安い家電メーカーおすすめ2社
ここからは「ジェネリック家電」で超おすすめメーカーご紹介。
紹介のあとに「製品ランキング」をまとめていますので、そちらもチェックしてください。
- アイリスオーヤマがおすすめな理由
- テスコムがおすすめな理由
①アイリスオーヤマがおすすめな理由
最近は、アイリスオーヤマの勢いの凄さがメディアに取り上げられています。
製品の質はＧＯＯＤ。
うちにあるアイリスオーヤマのシュレッダーは、15年たった今でも現役で働いてくれています。
しかも、アイリスオーヤマ製は大手メーカーより安価。
その理由は何か。
アイリスオーヤマの製品は、当初から適性水準の利益を載せた価格設定。
引用：アイリスオーヤマが「革命的価格」でテレビを販売できる舞台裏
大手みたいに妙な戦略的上乗せはしていないので、「だから安い」ということ。
最初から、購入するお客様目線で考えてくれてるんですね。
また、技術も確かだと裏付ける記事がありました。
アイリスオーヤマではパナソニックやシャープなどの大手メーカー出身の技術者を採用し、開発センターを立ち上げている。
引用：Wikipedia ジェネリック家電
技術を得るだけではなく、大手でバリバリ働いていた定年・リストラ組の技術者を積極的に雇用しているようです。
②テスコムがおすすめな理由
テスコムは「一芸家電メーカー」としてメディアに紹介されることもあります。
とくに、ドライヤーを50年以上製造している老舗家電メーカー。
プロ用に展開されているドライヤー『Nobby』は、全国の美容室70％のシェアを誇る超売れ筋商品。
現在は一般家庭向けの『Nobby』も発売されており、こちらも売れ筋ランキングの上位にある人気商品です。
私自身、その他の製品においても性能や耐久性に特段問題は感じておりません。
うちはテスコム製のミル＆ミキサーを10年程使用していますが、ブレードが劣化している様子は感じませんし。
より品質の良い製品を作るために時間をかけ、研究と細かいテストを繰り返す大手電機メーカーに負けない熱意を持っているメーカーだと思います。
おすすめ家電メーカー2社の製品ランキング
ここでは『価格.com』の売れ筋ランキングを参考に、私セレクトで「アイリスオーヤマ」と「テスコム」の製品ベスト5をご紹介します。
- アイリスオーヤマ製品ランキング【弥津セレクト】
- テスコム製品ランキング【弥津セレクト】
①アイリスオーヤマ製品ランキング【弥津セレクト】
1日最大6.5リットル（60Hz）の除湿能力で湿気を吸い取るコンプレッサー式衣類乾燥除湿機。電気代は1時間あたり約5円（衣類乾燥モード）と経済的。止め忘れの心配がない切タイマー付き。
取り付け工事不要で設置できるポータブルクーラー。エアコン配管穴がない場所や、一時的に涼しくしたい場所に移動して使用できる点が特徴だ。運転モードは「冷風」のほか、「除湿」や「送風」も搭載し、スポットクーラーとしても活用できる。
特殊形状「スパイラルグリル」を採用し、適用畳数が従来品（PCF-C15T）の8畳から18畳にパワーアップしたサーキュレーター。
エアコンと併用して1年中使える。夏は涼しく冷気を部屋全体へ、冬は暖かく暖かい空気を足元へ。
立体ツインノズルで、2組の布団の温めや乾燥を同時に行えます。1枚布団なら足元から胸元まで温風がハイスピードで行きわたります。
さらにヒーター出力も従来比率約36％アップしているので、暖かい空気をすみずみまで行きわたらせることができます。
圧力調理でいつもの調理時間を短縮、本格料理も簡単に調理できる電気圧力鍋です。6種類の自動メニュー搭載で普段作る料理が、ボタン1つで簡単に作れます。6種類の手動メニューも搭載しているので、メニューに合わせて手動メニューを選び、時間・温度などを設定し調理ができます。
②テスコム製品ランキング【弥津セレクト】
35～230度の温度設定で、オーブン調理、トースト、ノンフライ、発酵、乾燥、低温調理が可能な1台6役のマルチオーブン。食パンは同時に4枚調理可能。
トースターのオフタイムで、甘酒の発酵やドライフルーツ、ローストビーフなどの低温調理が可能。タイマーは最長12時間（低温モード時）まで対応。
1台でマルチに使えるミル＆ミキサー。ミルはドライ＆ウェット対応で、乾物はもちろん、離乳食やドレッシングも作れ、フタ付きなのでそのまま保存ができる。
ミキサーボトルは1～2人分にちょうどいい分量で、飲みきりサイズの新鮮スムージーが作れる。お茶を粉末にできる、茶葉専用のお茶カップが付属する。
プロ用モデル「Nobby」をベースに開発したヘアードライヤー。サロン仕様の風速はそのままに使いやすさを追求し、従来モデルを約20％軽量化している。
マイナスイオンとプラスイオンを同時に放出する「プロテクトイオン」の搭載により、静電気を抑制して髪の広がりを抑え、まとまりのある艶髪へ導く。
足裏と足側面、足首からふくらはぎなど、それぞれ温めてほぐす、ヒーター機能を搭載したフットマッサージャー。
合計4枚の可動もみ板が足を両側から包み込み、手もみ感覚のマッサージを行う。独立して回転する合計12個の指圧ローラーは足裏や土踏まずを刺激する。
「つぶす、まぜる、きざむ、おろす、泡立てる」の1台5役で、マルチに活躍するスティックブレンダー。
誤使用を防ぐ高機能モーター保護装置を搭載。連続使用や過負荷時にモーターが高温になると保護装置が働いて停止し、エラーランプの点灯で知らせる。
【まとめ】家電も医薬品同様にジェネリックの時代へ
大手メーカーの価格設定が割高な理由と、「ジェネリック家電」の存在。
そして、ジェネリック家電メーカーが、確かな技術で製品開発をしているという事実。
色々と調べてみて、私も家電について勉強になりました。
ジェネリック家電メーカーが大手にとってかわる時代がくるかもしれないね。
- 大手の名前だけで信用して家電を買うのは損かも！
- 『ジェネリック家電メーカー』と言われる中堅家電メーカーにも確かな技術がある！
- 今後は「アイリスオーヤマ」と「テスコム」の家電に注目！
「聞いた事のないメーカーだからダメだろう」という偏見は、家電選びに関しては、自分の首を絞めているだけなのかもしれません。
そのうち家電メーカーの「スタンダード」が変わるかも。
その他、お家の整備に関してはこちらの記事も参考になりますので、チェックしてみて下さい。
関連記事『部屋の雰囲気を明るくする北欧雑貨の特徴と人気の理由３選』（※別ウィンドウで開きます）
関連記事『害虫対策にはエアコンパテ！水回りの隙間を実際に埋めてみた感想』（※別ウィンドウで開きます）
それでは。
以上、弥津でした。
何で大手家電メーカーの製品は価格が高い？
大手に負けない良質なメーカーは、他にないの？