こんにちは、身近に栄養ドリンク中毒疑いの先輩がいる社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
結果、栄養ドリンクの常用は体に大きな悪影響を及ぼすらしいですよ。
栄養ドリンクで手っ取り早く「栄養が摂れる」と勘違いしちゃいけません!
毎日飲み続けるのはやめましょう。

栄養ドリンク中毒になっている先輩がいる私が、詳しく調べてみましたので解説していきます。
それでは、栄養ドリンクを毎日飲み続けることで、体にどのような影響があるのかをみていきましょう。
毎日栄養ドリンクを飲まずにいられない人は要注意!

私の勤務先に『栄養ドリンクを毎日出勤時、欠かさずに飲む人』がいます。
彼はすでに栄養ドリンク依存なのか、「毎日飲まないと不安になる」といつも話しています。

毎朝、栄養ドリンクで栄養補給しないと、一日体に力が入らなくてね~。
飲まないと不安になっちゃうというか。

毎朝?!
もしかして、栄養ドリンク依存では・・・。
そこで、栄養ドリンクが体に与える影響について調べてみたくなりました。
栄養ドリンクは、長期にわたって飲用するものではありません。
引用:DIAMOND ONLINE
慢性的に栄養ドリンクを飲む、1日に何本も飲む、持続的、継続的に飲むというのは絶対に避けたほうがいいでしょう。
毎日栄養ドリンクを飲まずにいられない人は要注意!
長期飲用によって、やめられなくなっている可能性があります。
なぜ栄養ドリンクは長年愛用されているのか

そもそも栄養ドリンクとは何のためにあるのでしょうか?
また、なぜこれほどの多くのメーカーから売られ、人気商品であり続けているのでしょうか?
栄養ドリンクが売れ続けている理由は「簡単にパワーを得たい」という人の心理・欲求にあります。
忙しすぎて疲れを十分に取る時間がない人にとっては、手っ取り早く「元気」を得られるとなれば、法に触れるもの以外なら何でも手を出したくなりますよね。

栄養ドリンクはそのニーズに応えてくれる『覚醒飲料』としての魅力を感じている人が多いのではないでしょうか。
「元気」を手軽にゲットしたいという疲れた大人のニーズを満たしているからこそ、大人気商品であり続けているのでしょう。
関連記事『私が疲れやすい理由は何?40代に必要な食材・栄養を調べてみた』(※別ウィンドウで開きます)
そもそも栄養ドリンクで健康になるのか(なりません!)

前述の栄養ドリンク依存に陥っていると思われる私の先輩は

日頃、食事内容が偏っているから、栄養ドリンクで栄養のバランスを整えてるんよ。
とも話していました。
しかし、栄養ドリンクで日常生活の栄養不足が補えるなんて聞いたことない話で・・・驚愕した私。

青汁と同じ感覚か!?
そういえば、私も少年期にオロ◯ミンCには凄い栄養が大量に含まれていて、これさえ飲んでいれば筋肉がつくし、身長も伸びるって勘違いしていた時期がありましたっけ。
オロ◯ミンC は黄色くて甘い上に小瓶に入った特別感で、何か魔法のポーションのような印象を持っていました。
ただ間違いないのは、栄養ドリンクは「これを飲んでいれば健康になる」というものではないこと。

あくまで、『その場しのぎ飲料』のなのです。
それでは次に、具体的に栄養ドリンクにはどのような問題が潜んでいるのか見ていくことにしましょう。
栄養ドリンクを常用すべきでない6つの理由

栄養ドリンクの「栄養」という言葉に騙されて、飲めば健康になると勘違いしている方がいるのではないでしょうか?
実際、栄養ドリンクには、多くのリスクがあるのです。
- 栄養ドリンクは化学物質の宝庫
- アルコールが危ない
- 濃いカフェインが入っている
- 糖分がヤバイ
- 中毒性がある
- タウリンが肝臓に負担をかける
ここでは、6つの危険要素について説明します。
①栄養ドリンクは化学物質の宝庫

栄養ドリンクの成分表示を確認したことがありますか?
何やら難解なカタカナ成分のオンパレード。
これら栄養ドリンクの成分ほとんどが「化学物質」。

「栄養補給だ!」と意気揚々と飲んでも、実際は化学物質を体内に流し込んでいるという現実。
その中でも、特に気になるのが「保存剤」。
保存剤とは、常温でも傷まないようにと添加されている化学物質です。
保存剤ですが、腸内細菌への悪影響が指摘されており、栄養ドリンクを継続摂取することは大変危険とのこと。
「栄養」だと思って体に入れているものが、化学物質の塊だったという衝撃の事実は理解しておきたいですね。
②アルコールが危ない

栄養ドリンクを飲んで体の疲れが軽く感じるのにはワケがあります。
それは、「アルコール」が入っているからです。

えっ?!
アルコール入っていたら、飲酒運転になるでしょ?!
と思う方がいるかもしれませんが、含有しても違反にならない程度の微量のアルコールです。

体は極微量のアルコールでも敏感に反応します。
アルコールの興奮作用で、体の疲れが麻痺します。
でも、アルコールでテンションが上がったあとはどうなりますか?
副作用として、眠気や重い疲労感がやってきます。
③濃いカフェインが入っている

また、これが入っていないと栄養ドリンクじゃない!!と言えるべき代表成分「カフェイン」。
多くの栄養ドリンクに、『無水カフェイン』という濃いカフェインが使用されています。
カフェインには覚醒作用があり、取り込むことでシャキッ!!となります。
でも、あくまで一時的。
高濃度のカフェインは、活動前には逆効果と言われています。
濃いカフェインを摂取することで「発汗・利尿作用」があるからです。
いざ「ハイパフォーマンスを発揮するぞ」という時に、発汗・利尿作用によって脱水を起こし、実力が出せなくなると言われています。
④糖分がヤバイ

「甘くない栄養ドリンクにはなかなかお目にかかれない」ってくらい、大半がアマアマドリンクですよね?
栄養ドリンクが甘いのには理由があります。
がっつりと『糖分』含んでいるからです。
人は疲労が溜まってくると血糖値が下がりがちになります。
そこで糖分を補給することで、一気に血糖を上げて疲労感を解消させます。
糖分補給という面だけなら、特段問題はないのですが、ここでヤバいのは「量」です。
栄養ドリンク1本に含まれている糖分は、一日の糖質最低必要量の1/5にあたります。
その後の食事で炭水化物や甘い物を抑えないと、一日の目安をオーバーさせてしまう大変多い量です。

栄養ドリンクの常用は「糖尿病にまっしぐら」といってもいい、危険な習慣なのです。
⑤中毒性がある

このように、アルコールとカフェイン、糖分で一時的に疲れをごまかしているわけですが、この3つには共通した重要な問題点があります。
それは、アルコールとカフェイン、糖分の持つ『中毒性』です。
栄養ドリンクを飲み続けると、止められなくなるのは、脳が中毒症状を起こしているからかもしれません。
中毒を起こしてしまうと、毎日飲まないとやってられなくなります。
そして、飲み続けることで、その他の化学物質の影響も重なって体がボロボロ・・・なんてことが。

アルコールとカフェイン、糖分は刺激物なので、知らず知らずのうちに病みつきになってしまいます。
⑥タウリンが肝臓に負担をかける

また、「タウリン」関しても誤解があります。
「タウリン○○mg配合!!!」って書いていると、すごく効果がありそうだと思いますよね。
実際に、うちの栄養ドリンク中毒疑いのある先輩は

今日の栄養ドリンクはタウリンが3000入っているから、かなり効くぜ~。
と、タウリンの量が多いドリンクを飲むと喜んでしましたから。
しかし、タウリンには直接的な疲労回復効果は認められていません。
では、どうしてCMで「タウリン○○mg配合!!!」と大きくアピールするのか。
それは、タウリンをカフェインや糖分と共に取り込むことで、運動エネルギーが増すという根拠から。
多少なりカフェイン、糖分との相互効果で一時的な疲労感軽減に役立つことは間違いありませんが、実際はタウリンを多くしておけば売れるからというのが最大の理由。
しかし、タウリンも継続摂取は危険なようです。
タウリンの摂取を続けることで、肝臓への負担が慢性化し、活動への意欲や体力に悪影響を及ぼすと言われています。
栄養ドリンクは毎日飲むと危険!

今回は、「栄養ドリンクの常用は良くないことだらけ」というお話でした。
栄養ドリンクには危険がたくさん。
飲み続けることで「毒」になる危険をはらんでいるのでした。
【この記事のまとめ】
栄養ドリンクにはあなたを健康にはしない!
常用は止めよう!
そもそも体にしっかり吸収されているのであれば、トイレにいってもあれだけ濃い尿が出ませんから。
あれは、一度に体に取り込めない無駄な成分が多い証拠。

かさねがさね、栄養ドリンクを過信するのは危険ですね。
みなさんも、安易に活力をゲットしようとせずに、日頃の生活習慣や食事を見直し、栄養ドリンクいらずな生活を送るようにしましょう。
それでは。
以上、弥津でした。
栄養ドリンクを飲み過ぎると危険?
毎日飲まない方がいい理由を知りたい。