こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
気付く人だと言われると嬉しいですが、果たしてどうすればなれるのでしょうか?
経験豊富さが「気付く能力」を養います。
過去のつらい経験を活かしましょう。
気付く人、気が利く人になるためにどうすればいいのか、仕事で対人援助を行ってきた私がお答えします。
簡単なポイントを意識するだけでOK。
私と一緒に、気が付く人になるには何が必要なのか考えてみましょう。
よく気付く人とはどのような人?
あなたの身近に「よく気付く人」はいますよね。
例えば
- 他者のつらい心境を読み取り、気遣いの言葉をかけられる人
- 仲間のピンチを察知し、さりげなく助けてくれる人
- 良い言動や悪い言動を見逃さずに褒める・指摘するが上手にできる人
気付く人は、気配りができるので、周囲の人たちからは尊敬のまなざし。
憧れますよね。
では、どうすれば自分が「気付く人」になれるのでしょうか?
その秘訣は、逆に「気付かない人」の特徴を知れば見えてきます。
気付かない人が持っている4つの悪い特徴
まずは、気付かない人になってしまう要因にを見ていきましょう。
自己中心的な傾向が強い人は、気付かない人になるリスクあり。
- 過度な自信がある
- 気が付かなくても支障がない生活だった
- スルーによって身を守ってきた過去がある
- 気付いたからといって褒められる事がなかった
気付かない人が持つ悪い特徴4点を説明します。
①過度な自信がある
幼い頃から厳しい指摘や指導を受けた経験が少ないと、自分を疑うことが身に付かず、過度な自信を持ってしまいます。
そうなると
私は完璧!
自分の完璧さに心酔し、他者への関心が薄くなります。
「完璧な自分は何の問題もない。私が周囲に対して悪影響を与えているはずがない!」
という考えが基本となり、他者への気遣いが身に付きにくい。
失敗を失敗と思わないので、他者の苦しみに寄り添うための経験値が不足しています。
関連記事『完璧を追い求めて自滅する人の特徴と完璧主義をやめる方法』(※別ウィンドウで開きます)
②気が付かなくても支障がない生活だった
人は過去の経験にもとに、判断して行動を起こします。
過去に辛い経験をしたら、二度と同じ目にあわないように、当時の記憶を引き出し、回避行動をとります。
その経験は他者にも応用されます。
他者の危機を察知して適切な助言が出来たり、苦しい心境を共有出来たりします。
その一方で、つらい経験から逃げてばかりいると、判断材料が蓄積できず、「気付きの能力」が養えません。
親などに判断を依存し続け、気付く必要がない生活を送ってきた人も、気付きの能力は低いままです。
関連記事『仕事に慣れてきた時に陥る自信過剰な「勘違い期」を乗り切るには』(※別ウィンドウで開きます)
③スルーによって身を守ってきた過去がある
誰しも持っている「自己防衛本能」。
危険を感知し、自分の身を守る行動を取りながら、人は暮らしています。
身を守る行動には、反発や回避がありますが、時に「気付かないふり」という方法が用いられます。
スルーによって自己防衛を繰り返してきた人は、スルー回避が習慣化し、条件反射的に行うようになってしまいます。
ようするに、「周囲に関心がない」状態を常に作って身を守っているのです。
そのため、気付きの力を持てません。
④気付いたからといって褒められる事がなかった
他者に配慮しても褒められた経験がないと、「気付き」自体を諦めてしまいます。
周囲が認めてくれないと、「二度とするか!」となりますもんね。
優しさが評価されないと、その脱力感から「もう二度と優しくしない」と思ってしまう人も。
自分だけ損している気分になると、他者への嫌悪感に繋がる可能性もあり。
周囲への諦めがもとで、気付きの能力獲得を放棄しているパターンです。
気付く人が持っている良い特徴
それでは、気付かない人の特徴をふまえて、「気付く人の特徴」は何かも見ていきましょう。
「気付かない人が持っている傾向」と反対の傾向を持っている人が、それに当たると思います。
- 自信過剰ではない
- 責任感がある
- 自己防衛本能が適度
- 他者に配慮することの良さを知っている
以上のスキルと持っている人は、気付きの能力を獲得している可能性があります。
「気付かない人が持っている傾向」が自分にないかを振り返ってみましょう。
また、周囲の人たちの感情を察知する能力をつけるために、他者への関心を持つようにしましょう。
目の前にいる人の感情をコピーしてみると、「共感スキル」が上がりますよ。
たとえば、相手が怒っているようなら一緒に怒ってみる、または笑っているようなら一緒に笑ってみるとか。
他者の喜怒哀楽に合わせられる人は、その場の空気や他者の変化に気付きやすくなれます。
気付く人になる為に必要な事とは
では、他者に対して気付く人に変わるには何が必要でしょうか。
- 過去のつらい経験を活かそう
- 自分軸で生きることで余裕を得よう
以上、2点に分けて説明していきます。
①過去のつらい経験を活かそう
他者への共感スキルを身につけるには、それ相応の「経験」が必要。
過去のつらい経験は、「他者共感」に役立ちます。
相手に強い印象を与える共感は、嫌なことや苦しいことを理解してくれた時。
自分のつらい経験を例に出して話せば、相手は心を開いてくるでしょう。
それによって、相手の本音を知ることもできる。
他者の本音は、「気付き」の経験材料となります。
つらい経験が自分を育てると思い、逃げずに挑戦する意識を持ちましょう。
つらい経験の積み重ねの先に、気付く人への進化があります。
関連記事『仕事やプライベートで逃げ癖が出る原因と「逃げ癖」克服法3選』(※別ウィンドウで開きます)
②自分軸で生きることで余裕を得よう
人は自分のことで精一杯になると、他者のことに気付く余裕がなくなりますよね。
人間不信、劣等感、孤独、退屈、貧乏等・・・不安は尽きないものです。
こういった不安は自分自身のことを詳しく知らないことから起こります。
自分を知ることで、自信をつけて心に余裕を持たせる方法があります。
自分の心が充実して余裕が出れば、自然と他者に気が付く人になれます。
他者と自分を比べる事で起こる不安を取り除く為に、『自分軸』で生きる方法を身につけましょう。
自分に集中できるようになることで、心にゆとりを持てるように。
そのためには、自己覚知に有益なツールが必要。
私がオススメする下記ツールを活用すれば、『自分軸』で生活出来るようになります。
これにより、これまであまり意識できていなかった自分の「理想の未来」や「潜在的な欲求」が見えてきます。
ジャマな『他人軸』を排除して他に影響を受けずに自分にまっすぐに生きられるようになりましょう。
新しい自分に生まれ変わりたい方は、是非お試しを。
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【まとめ】
今回は「気付く人と気付かない人の違いは何か?気付く人になる為に必要な事」と題して説明しました。
【この記事のまとめ】
自分の嫌なことから逃げるのではなく、失敗すると分かってチャレンジする勇気を。
つらい経験の積み重ねが『気付く力』を育む。
それに気付く人になる為には、「自分への意識」と「他者への配慮」のバランスが大切ですよね。
私と共に意識していきましょう。
それでは。
以上、弥津でした。
「気が付かない」、「気が利かない」と言われるけど、何が足りないの?
どうすれば、気が付く人になれる?