クラクションを気安く鳴らすな!むやみに使用すると道交法違反に

2017年11月14日

こんにちは。大学生当時、「あの鐘を鳴らすのはあなた」がカラオケの十八番だった弥津です。

鳴らすと言えば、みなさんは車のクラクションを合図代わりに鳴らしてませんか?

今回は気安くクラクション鳴らしてると、あなたは道交法違反ですよ」というお話です。

最近はあおり運転が原因でトラブルが多発していますね。

逮捕者が出ているというニュースが多く取り上げられているにも関わらず、あおり運転はあとを絶ちません。


あおりのように威嚇行為で使用されがちなのが「車のクラクション」です。

昔はクラクションの音をカスタマイズしている車を多く見かけたものです。


そのような事から、車の装飾の一部と勘違いされそうなクラクションですが、本来は「ほとんど使用することがない」のが普通。


まずは、私が「絶対やめて欲しい」と思う不快なクラクション使用例についてお話します。

絶対やめて欲しい勘違いクラクション3つ

みなさんも長く運転していると、腹のたつクラクションに出会ったことありますよね。


クラクションは、基本的に「威圧的」なものです。

「クラクションは車に付いてる機能なんだから自由に使ってOK」なんて考えがある人は、今日から改めましょう。


特に、以下のようなクラクションの使用法は絶対にやめてもらいたいです!!

「青信号だぞ!」でクラクション鳴らす人の多さ

私が最も気になるクラクションの使用例が、青信号になって3秒も待てずに「早く発進しろ」とばかりに、後方車がクラクション鳴らしてくるパターンです


私は基本、安全運転。
信号停止中もしっかりと信号見るし、いつ青になるか分からないので、スマホは手にしません。


私は普通の常識レベルで反応して青信号発進してると思うのですが、なかには青信号になったら「即」というくらいの早さで、「青信号になってるぞ!早く行け!」と言いたげにクラクション鳴らす人がいます。

このようなクラクションの使用法は、「威嚇行動」以外に感じないんですよね。


何も悪い事していないのに、なぜ!!
すごくムカつく行為です。


また、このような「急げクラクション」を鳴らしてくる人には、ある年齢的傾向があると、私は感じています。


鳴らした運転手をバックミラーで観察すると、ほとんどの場合が年配の運転手

決めつけはよくありませんが、私の経験上では、「おじさんおばさん」が多いんですよ。


それに時折、サングラスかけた若い男性、眉間にしわ寄せてる若い女性も含まれますが、年配の人ほど数が多くないです。

うちの県は交通マナーが悪いで有名な県ではありますが・・・。


そんな方は長年、クラクションの意味を知らずに、未熟な運転意識でやってきたという感じがしてなりません。

自分に当てはまらないか、振り返ってみましょうね。

クラクションで左折車を威嚇しながら右折する車

クラクションを鳴らされる場所で多いのが「交差点」。


交差点に右折車が無理やり侵入してきたにも関わらず、左折している私に向ってクラクションを鳴らしてくるパターンがあります。


みなさんはご存知と思いますが、交差点では「左折優先です。

左折車が途切れてから、注意しながら右折車が交差点に侵入するのが基本。


それなのに、おいおい!俺が右折できねぇだろ!早くどけよとばかりに、対抗にいる左折車にクラクションを鳴らす人がいます。

交差点の真ん中にいる右折車は「早く右折したい!」という焦りの心理が働くのは分かります。


でも、本来優先である左折している車に向って「急げよ!」と、クラクションで怒りを表現するのは運転スキルが未熟だと思いませんか?


私は、大型ワンボックスカーやスポーツタイプの車に乗っている人に、この傾向が多いと感じます。

大きな車や速い車に乗っていると、自分自身も大きくなった錯覚をするのでしょうか?


俺様が通るんだ!どけよという意味でしか捉えられないクラクションなので、これも止めてもらいたいですね。

トラック同士の「挨拶クラクション」

最近はだいぶ少なくなったようですが、依然と見られるのがトラック仲間同士の「挨拶クラクション」。


自分の知人の乗っているトラックや同じ会社のトラックとすれ違った時に、挨拶代わりのクラクションを鳴らす行為です。

「挨拶クラクション」はホントに迷惑。


ただでさえ大音響なトラックのクラクションが、突然近場で鳴るんですから驚かないわけがありません。


「自分に向けてのクラクションだったのかな?」
必ず一度はそう思って、心拍数が上がります。


仕事中は対抗車とか気にせずに、目の前を注視して走ってくれよって思ってしまいます。

自分達のことしか考えていない行動とも言えますね。


自分たち中心ではなく、一般車の中に自分たちがおじゃましているくらいの感覚で運転して欲しいですね。

むやみなクラクション使用は道交法違反で罰則あり

クラクションは、車に当たり前に付いている機能なので、合図代わりに使っていいなんて考えは大きな間違いです。


先程、私がお話した例のようなクラクション使用は「違反」なのです。

・・・ということは、私はあちこちで「道交法違反」を目にしているという事ですね。


実際に、感情的なクラクションについては、下記の記事で『違反』だと説明されています。

『道交法54条2項には、原則としてクラクションは鳴らしてはいけないという記載があります。鳴らす場合も、使える場所や機会が限られているのです。ですので、前の車の速度が思ったよりも遅い、前の車の発進が遅いといったことに感情的になってクラクションを鳴らしてしまうと違反になってしまうのです。また、歩行者に対して鳴らすのも違反になるので注意。』

引用:夜間のロービームは違反? 鍵のつけっ放しも? 意外と知らない交通違反(Amebaニュース)

今まで「クラクション」と言ってきましたが、道交法上では警音器といいます。

ご覧のように、警音器は道交法54条2項で明確に原則としてクラクションは鳴らしてはならない」とされています。


むやみに警音器を鳴らすと警音器使用制限違反になってしまうのです。


では、「やむを得ず」鳴らしてもいい状況とはどのような時なのか。

以下の記事をご覧ください。

【警音器を使用してもいい時】

クラクションはいつでもどこでも使えるというわけではなく、使える場所や機会が限られています。どこで使用できるかは道交法54条で決められています。

(警音器を)使用できる場所を要約すると
①左右の見通しのきかない交差点
②見通しのきかない道路の曲がり角、又は見通しのきかない上り坂の頂上で道路標識等により指定された場所
③山地部の道路その他曲折が多い道路について道路標識等で指定された区間における①②に該当する場合
④危険を防止するためやむを得ないときが挙げられます。

引用:警音器使用制限違反 | 行政書士うえだ事務所

上記引用で分かるように、衝突などの危険を回避する為であれば、逆に「鳴らさないといけない」時もあるとされています。

山間部で以下のような標識を見たことがありますよね。

【山地部の警笛鳴らせの標識】

この標識があるところでは、周辺に自分の存在を示す為にクラクションを鳴らす事が定められています。見通しの悪い山道などでこの標識をよく目にしますね。

この山地部の警笛鳴らせの標識」標識がある場所では、「鳴らさないと違反」になってしまいます。

衝突事故の危険性の高い場所で、対抗車に注意を促す意味があるんですね。


では、先程から認められていないクラクションは「違反」と言っていますが、具体的にどんな「罰則」があるのでしょうか。


それには、「使用する場所で使用しなかった場合」と、「使用してはいけない場所で使わなかった場合」の2通りの罰則があります。

警音器の使用をすべき場所でしなかった場合には5万円以下の罰金、警音器を使用してはならない場所で使用した場合には2万円以下の罰金又は科料が科せられます。(道交法120条1項の8、121条1項の6)
むやみやたらとクラクションを鳴らすことは周りに迷惑が掛かるだけでなく、罰金刑を科させる可能性があるので注意が必要です。

引用:警音器使用制限違反 | 行政書士うえだ事務所

上記のように、クラクションは使うべきところ(山地部の警笛鳴らせの標識)で使わない方が罰則がキツイという意外な事実が分かります。

でも、危険回避でも何でもない、自分の意思表示や合図代わりに使用するのでも、「2万円の罰金」ですからね。
白バイなどに見つかれば、違反切符ですね。


それでも、「でも、現行犯じゃなければ大丈夫」なんて思っている方もいるのでは?


最近は「みんながカメラマン」の時代ですよ。

悪質でしつこい場合だけでなく、成り行きで行った行為も、ドライブレコーダーで全て記録されかねません。


最近は、自己防衛のために、ドライブレコーダーを設置する一般の車が増えていますからね。


ネットでチェックしてみたら、価格は3000円程度から手に入れられるようになっていますよ。

しかし、鮮明に記録したいのであれば、1万円クラスの商品を選ぶようにした方が良さそうです。

いかがでしたか?

今回は「クラクションを気安く鳴らすな!むやみに使用すると道交法違反に」というお話をしてきました。


自分の運転が相手に優しいか。

当たり前にやっていいと思う行動が実は違反ではないか。


自分本位で他者に厳しい運転はやめていきましょうね。

私も一層気を引き締めて運転していこうと思います。


それでは!
以上、弥津でした。

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