目標設定で将来を明るく!40代からの目標の決め方6選

将来明るく過ごす為に必要な40代からの目標
教養を身につけたい

40代になって先行きに不安だらけ・・・将来を明るく過ごす為に必要なことは何?

こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津@yazusui)です。

このように、40代になると将来への不安で心身が疲弊しがちですよね・・・そんなものだとして我慢するにしても限界がある。

将来に不安を感じたら、目標設定をすれば将来を明るく感じられるように。

弥津
弥津

長年高齢者の相談業務にあたってきた私がその経験から、今回は40代から考えておきたい『将来を明るく過ごすポイント』をお答えします。

将来に不安を感じる一因は、『将来の見通しを自分が把握していないから』

それほど難しい話しではありませんので、40代にさしかかって不安を抱えている方、目標設定の仕方が分からずに悩んでいる方に、ぜひ読んでいただきたい記事です。

40代からの目標設定で将来を明るく過ごせる!

喜んでゴールテープを切る人

まず最初に、40代から目標設定をすると、なぜ将来が明るく過ごせるのかについて解説します。

  1. 目標設定で将来を明るく過ごせる理由
  2. 高齢者が語る「40代からの心の準備」の必要性

①目標設定で将来を明るく過ごせる理由

40代からの目標設定となると・・・

『晩年』の落ちぶれた自分をイメージするので嫌だだなぁ。

そう思う方がいるかと思います。

それは理解できます!・・・私自身がそう思っていましたから。


でも、実際のところ・・・違いました。

シニア世代になる自分を消極的に思っていると、逃げ腰に。

晩年になる自分をイメージするからつらくなるのではなく、イメージすることから逃げるから将来がつらくなるのです。

若い時に現実逃避しても、人は必ず年を取ります。

心身が疲れて疲弊しやすい40代だからこそ、将来の目標設定で、『安心』、『覚悟』をキメることが重要。

それによって、以下のような効果が期待できますよ。

  • 不透明な将来に迷うことがなくなる
  • 時間を有効的に使えるようになる
  • 行動力が高まる
  • 心に迷いがなくなる
弥津
弥津

結論、40代になったら晩年に向けての目標をたてれば、充実した人生を過ごせるようになる!

②高齢者が語る「40代からの心の準備」の必要性

私は長年、施設や在宅高齢者の介護・相談支援をしてきましたが、多くの高齢者の方から

あなたくらいの年代(40代)から、年を取るまでの準備をしておいた方が良いよ。

と助言を受けてきました。


その理由は

年を取ってから気付いても遅いから。

これも私は理解できます。

体が衰え、家族が思うように協力してくれない状況で、『四面楚歌状態』のお年寄りは数多くいます。


体を思いのままに動くうちに、将来設計をしているかどうか。

それによって、晩年の豊かさが決まる。


『晩年』にやってくる現実から逃げ、心の準備を怠った人に容赦なく訪れる苦悩・・・後戻りできず、苦悩の中にいる高齢者から聞かれる経験談はとても重いものがあります。

私たちミドル世代の教訓にすべき経験談だと思います。


関連記事好かれるシニアになる為に心がけるべき40代からの準備10選』(※別ウィンドウで開きます)

目標を設定する際の8つのポイント

ポイントを示す赤いダルマ

じゃあ、目標を設定する重要性が分かったにしても、設定する際のポイントが気になりますよね。

以下の8点を心掛ければ、大丈夫です。

  1. 親に人生の教訓を聞く
  2. 他人との競争意識をなくす
  3. 手が届きそうな目標にする
  4. お金・仕事・家庭それぞれの目標を持つ
  5. 目標と手段を分けて考える
  6. どう生き、どう死にたいか考える
  7. 目標達成と関係のないことを併せて取り組む
  8. 新たな人間関係を構築する

以下で、それぞれについてお話ししていきますね。

①親に人生の教訓を聞く

人生計画をたてるには、『経験談』は絶対的に必要です。

まずは、身近にいる「生ける経験」に教訓を聞きましょう。

とくに、失敗談は重要です。

40代の時に心がけるべき心得は、メモを持ってでも逃さざる情報。


もっとも取材しやすい親から、『材』を得ることから始めましょう。

②他人との競争意識をなくす

40代以降の目標を設定するには、他者との競争意識を排除する必要があります。

自分の目標を設定するにあたって、『自分に集中する』必要があります。

競争したくなる相手は、たいがいは手の届かない理想です。

それでは、高い理想を追っかけるばかりで、自分のレベル向上が疎かになってしまいます。

他者へのあこがれや、競争意識をなくし、「なりたい将来の自分」に集中して考えましょう。

③手が届きそうな目標にする

目標設定をするにしても、今の自分が到達できそうにないレベルのものは避けましょう。

届きそな目標達成を積み重ねることで、自信が身につきます。

「一年後に一億稼ぐ」なんて無謀な目標では、届かない可能性が高く、早期挫折の要因に・・・。

成長の階段を一歩一歩上がって、「これなら届く!!」と最初から思える目標でないと、やる気すらでないですよね。


それゆえに、手の届きそうな目標設定を行うことがポイントと言えます。

④お金・仕事・家庭それぞれの目標を持つ

上昇していく矢印

自分の将来の安心のために、生活で重要な分野の目標を考えましょう。

『お金』・『仕事』・『家庭』の3つ目標を設定。

たとえば

  • 10年後に所得を月10万円上げる
  • 10年後に企業、あるいはフリーランスとして独立する
  • 5年以内に家を建てる

このような感じです。

⑤目標と手段を分けて考える

それでは、目標を実現するために、その『手段』を考えましょう。

目標をたてたら、実現するための行動が必要。

どのような手段を講じて、ステップアップしていくのか、具体的な方法を検討しましょう。

目標を決めただけで、今と同じ取り組みを継続していては何も変わりません。

新たな目標を設定したら、それを実現するための手段も新しいものを。


目標と手段は連動しているものですが、基本は違う事だと解釈しましょう。

⑥どう生き、どう死にたいか考える

将来を明るく過ごすためなのに、死ぬことを考えるなんて矛盾しているように思えますよね。

しかし、私の高齢者との関わり経験から、「自分がどう死にたいのか」と想定していない人ほど、生きている時に死への恐怖におののくように思えます。

人生の折り返しを回り、ここから先のつらく苦しい道に自分がどう向かい合うのかを想像する。

どう生きるか、どう死ぬかを考えるだけで、『決心・覚悟』が出来ます。

私が長年担当している高齢女性がいますが、若い時から年をとるまでの計画をたてていたといいます。

計画通りにいかないこともあれば、成功したこともある・・・「その全ては楽しかった。なぜなら、常に自分の目標を見て生きてきたから」と言われています。


また、死ぬことすら最終的な目標だと言います。

この揺ぎない心は、「何をして良いのか分からない」、「これからどこに行けばいいのか」・・・と、目標なしに迷いながら生きていた人とは違う、揺れ動かずにブレなく生きてきた証拠のように感じた私です。

⑦目標達成と関係のないことを併せて取り組む

目標を決めて一直線に突き進むのは、長期間続くものではありません。

また、上手くいかず軌道修正を必要とすることもあるでしょう。

一つのことだけに目を向けていると、思考が偏ってしまいます。

目標への取り組みの集中力を高めるために、目標達成と関係のない活動でリフレッシュしましょう。

いっけん関係のない趣味活動でも、仕事や家庭で役立つことはいくらでもあります。

気分転換の意味だけでなく、「何をしても必ず役に立つものだ」と考えてみましょう。

心のモヤモヤ・イライラが改善できるサービスを、こちらの記事で提案しています。

心をすっきりさせたい方は参考にしてみて下さい。

関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)

⑧新たな人間関係を構築する

目標達成があれば、生きがいが生まれます。

しかし、一人で情報収集し、実行しつづければ、必ず行き詰まりを起こします。

目標に突き進むためには、人間関係の構築が重要です。

自分が今まで交流することのなかったジャンルの知人を作り、新たな知識を吸収するようにしましょう。

仕事やプライベートで自分の欲しい能力を持っていそうな人を見つけたら、紹介してもらうか、自らでアプローチをかけて交流の機会を作る。

限られた世界の中だとどこかで壁に・・・その壁を破るきっかけは違う世界にあるかもしれません。


関連記事信頼関係構築には何が必要?コミュニケーション上手のコツ3選』(※別ウィンドウで開きます)

40代からの目標の決め方6選

3つ並んだドアとその先にあるトロフィー

では、ここからが主題とも言うべき、『40代からの目標の決め方』を紹介していきます。

  1. 長期目標・短期目標を考える
  2. 節目ごとに区切って設定する
  3. 確認しやすいツールに記録する
  4. モニタリング(経過観察)をする
  5. 自己評価
  6. 短期目標の修正

以下に順を追ってお話ししていきますね。

①長期目標・短期目標をたてる

まずは、目先の目標だけ見つめても将来への不安は拭えません。

目標は『長期目標』と『短期目標』に分けて考えるようにしましょう。

長期目標は1年後〜10年後に自分がどうなっていたいかを想像して設定します。

また、短期目標は長期目標を達成するために、数ヶ月〜1年程度コツコツと何に取り組んでいくのかを決めます。


より具体的に目標を設定する方法として、『ベーシック法』が役に立ちます。

  • STEP1:目標項目(なにを)
  • STEP2:達成基準(どれくらい)
  • STEP3:期限設定(いつまでに)
  • STEP4:達成計画(どうやって)

この4つのSTEPを使用して、長期目標と短期目標を設定しましょう。


短期目標は、軌道修正することがあるのは仕方ないこと。

しかし、長期目標は変えないようにするのが注意点です。

②節目ごとに区切って設定する

節目というのは、5の倍数の年数や10年といった『数字』で区切るのもいいすが、家庭生活の中で欠かせない大きな時期ってありますよね。


たとえば、子どもの高校受験、大学受験がそれに当たるでしょう。

または、働きながら受ける資格試験。


暮らしにおいては、車のローン返済開始、終了・・・これらは、生活に影響を与える乗り切らればならない節目でしょう。

大きなお金が必要な節目までに、どれくらいの準備が必要なのかを考えます。

そして、それを達成するための長期目標と短期目標をたてるようにします。

この先、自分たちに何が待ち受けているのかが明確になります。

そして、それに向かって待ったなしで取り組まねばならない状況だと分かれば、集中力が増すでしょう。

③確認しやすいツールに記録する

ただ、頭の中で設定しても忘れるのは時間の問題。

常日頃、目標を確認できるようなツールに記録しましょう。

コンピューター全盛の時代ですが、目で見ながら手で記入し、口づさんで耳にも情報を取り込む・・・ノートや手帳といったアナログツールは意識づけに大いに役立ちます。

パソコンの文章ソフト、表計算ソフトで管理するのもいいのですが、私は自分の手で書き示すという行動の意味を大切にしたいと思います。

④モニタリング(経過観察)をする

目標をたてて、短期的に実行する手段が決まったら、やりっぱなしで辞めてしまうのは避けたいところ。

1ヶ月おき〜3ヶ月おきに進み具合を、事実だけを淡々と記載してみましょう。

「できた」、「できない」だけではなく、実際に取り組めた時間と日数など。

そして、開始当時から比べて上昇しているものがあるのか、または低下してしまったものはあるのか。

自分が思ったほど出来なかったのであれば、力を入れなければならないところが見えてきますからね。

順調ならプラン継続でOK。


経過観察で、早い段階で客観的な成果・改善すべき点が見えてきます。

⑤自己評価

短期目標の期限が来たら、その都度『自己評価』をしましょう。

甘え抜きにして、目標の達成度を点数化してみます。

そして、マイナスの理由を箇条書きで挙げていきましょう。

かりに、マイナスが多くなっても悲観的にならないように。

改善点が見つかったということですから、それが出来るようになればジャンプアップの可能性が。


目標達成を妨害する自分自身の中にある要因を怖がらずに見つけていきましょう。

⑥短期目標の修正

また、進捗状況が上手くいかないことの方が多いかと思います。

だからこそ、重要なのはその次の対策。

長期目標は変更しないのが原則ですが、短期目標は進み具合やその時の自分の体調や能力に応じて、変更してOK。

ただし、大目標(長期的になりたい自分)はぶれないように!

定期的に前向きな新たな短期目標が出来上がることで、気分がリフレッシュし、取り組み意欲の維持ができるようになります。


関連記事職場で尊敬されたい!40代からやめておきたい職場での言動12選』(※別ウィンドウで開きます)

不安を感じやすい年代だからこそ目標設定をしよう!

山の頂上にあるゴール

今回は、『目標設定で将来を明るく!40代からの目標の決め方6選』を紹介しました。

記事の要約
  • 40代からの目標の決め方6選
    • ①長期目標・短期目標をたてる
    • ②節目ごとに区切って設定する
    • ③確認しやすいツールに記録する
    • ④モニタリング(経過観察)をする
    • ⑤自己評価
    • ⑥短期目標の修正

もう一度、40代から目標設定の効果について。

心と体のストレスで自信喪失に陥りやすい40代・・・目標をもって取り組む習慣が出来れば、短期目標の評価ごとに達成感が味わえます。

それによって、ネガティブに傾いていた心が、ポジティブに転換。

さらには、様々な経験ができるので、知識も充填効果も。


よって、将来を明るく過ごせる基盤が出来るのです。

無目標でただ同じことの繰り返しのような生活では、先が見えずに不安になるのが当然。

不安に襲われやすい40代だからこそ、自分がどういった最期を迎えたいかを含めて、長期目標をたててみてはどうでしょうか。

きっと先が見えるようになっただけでも、心の重しが軽くなったと感じるはず。

目標設定意識は誰しもあるようで、意外にないもの。

私も40歳の誕生日の段階で、まったくの無目標でしたから。


でも、50歳までの目標をたて、そして老後にしたい・なりたい自分も設定したことで、気分が楽になりましたから。

とにかく、将来を明るく過ごす為に必要なものは『先の見通し(目標)を持つこと』。

みなさんも、不安な将来に目をそらさず、明るい目標をたててみましょう。

自分で自分の背中を押す効果は絶大です。


それでは。
以上、弥津でした。

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