こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
頑張る気持ちはあるのにやる気が出ない方、もしかしたら「無気力症候群」かもしれません。
無気力症候群だと感じたら、早期に解決法を実践して改善しましょう。
最近何をしても気力が出ない方に向けて、同じ症状に悩まされた経験のある私が解決法をお答えします。
無気力症候群を放置していると、うつ病に移行する危険性大。
早めに対処すれば直りますので、実践しましょう。
無気力症候群に陥った私
「やらないといけない」という気持ちはあるのに、学校や仕事、家事に気力が出ない。
もしかしたら、あなたは「無気力症候群」に陥っている可能性があります。
実のところ、私も過去に
あ〜、何してもダルくて逃げ出したい。
仕事したくない。
という時期が不定期に訪れます。
仕事への意欲が突如出なくなり、仕事中に「家に帰って昼寝したい」と思う日々が続きました。
一ヶ月前までは意欲モリモリだったのに、急に人に会う事自体が嫌に感じて。
心も体も脱力して、頑張ろうとしても何も湧いてこない状態でした。
無気力症候群とは何だ?
ここからは、「無気力症候群とは何か」について説明します。
- 無気力症候群の原因
- 私の無気力症候群経験
①無気力症候群の原因
「意欲が低下」、「自発性が低下」する原因は主に「(義務付けられて)無理してでもやらなければならないこと」にあります。
学校や仕事、家事のような「逃れたくても逃れられないもの」に対して、大きく気力を失ってしまいます。
無気力症候群(むきりょくしょうこうぐん)
引用:厚生労働省 eヘルスネット
/ アパシー・シンドローム / apathy syndrome /
意欲が低下したり、自発性が低下したり、感情の起伏が小さくなったり、周囲に無関心になったりするような無気力な症状を呈することを「無気力症」「無気力症候群」「アパシー・シンドローム」といいます。
これらの反応は、強いストレスから心を守るための逃避行動だとも言われています。
この言葉は、厳しい受験を乗り越えてきた大学生に多く見られる「五月病」の症状として広く知られるようになりました。
最近では学生だけではなく社会人でもこの症状を呈するひとたちがいることが報告されています。
参考リンク『無気力症候群(むきりょくしょうこうぐん)』
人は強いストレスに対して、「生命の危険」を感じます。
脳は、これ以上ストレスを溜めないようにと回避行動をとります。
この回避行動が「無気力」なのです。
無気力は怠け癖とは意味合いが違い、頑張りすぎによる「燃え尽き症候群(バーンアウト)」の結果とも言われています。
私は「できる自分を周囲に見せたい」と自分の能力以上の頑張りをしてしまうのでバーンアウトしやすいのかもしれません。
②私の無気力症候群経験
私の無気力症候群の最初は約15年前・・・介護士の仕事を初めて8年が経過したときでした。
当時の私は、介護士としての「正しい」考えや技術習得に真剣でした。
それがゆえに、他の職員から反発を受け、ストレスがたまっていきました。
そして、8年目辺りから徐々に仕事への気力が出なくなり、高齢者や職員に明るく、丁寧に接することができない自分に気づきました。
頑張っても頑張っても、投げやりな自分から抜け出せず。
10年目に限界を感じ、高齢者施設介護から在宅高齢者の支援業務への転換を決心したのでした。
しかし、それからさらに10年が経過・・・再度無気力症候群と思われる症状に、不定期に悩まされ続けている私。
無気力に陥った時は、さらにエンジンをかけようとしたら逆効果。
自らの傾向の理解と、解決策の実行が必要となります。
無気力症候群になりやすいのはこんな人
それでは「無気力症候群」になりやすい人には、どのような傾向があるのか見ていきましょう。
以下に挙げてみましたので、自己チェックしてみて下さい。
一般的に、自分に厳しい方が無気力症候群になりやすいようです。
私の場合、勝ち負けを気にするという点に関しては、当てはまるなって思いますね。
自分より頑張っていない人が評価されたりすると、無性に腹立たしく感じますし。
周りばかり気にして、マイペースで仕事に取り組めていないんでしょう。
無気力症候群の解決法5選
それでは、無気力症候群の解決法を考えてみましょう。
以下の点に気をつけて生活すると改善が見込めます。
- 義務感から心を解放する
- 睡眠の質と時間を高める
- ミネラルの不足を補う
- ストレスを発散する
- 症状が長く続く時は医療機関へ
①義務感から心を解放する
まずは、ストレスの原因となっている「学校」、「仕事」、「家事」に対して「義務として課せられている」という感覚を無くすようにしましょう。
「最低限度のことだけしていればOK」と気楽に考えるように。
また、「頑張った人にはサボる権利がある」とも考えましょう。
周囲が認めてくれるかどうかに囚われず、休みたい時に休むのは「当たり前」だと自分や家族、同僚に言い聞かせる勇気を持てば無気力知らずになれます。
②睡眠の質と時間を高める
心身が乱れると、睡眠の質が低下してきます。
睡眠の質を高めて気力回復に努めましょう。
短時間でも深い睡眠が獲得できれば、翌日の活力を得られます。
手軽に入手できる製品の中にも効果が期待できるものがありますので、試してみて下さい。
③ミネラルの不足を補う
ミネラル不足は、イライラを招く要因と言われています。
心と栄養に関係があるという意識がある方は少ないかもしれません。
ミネラルを十分に摂取するように心がけましょう。
参考リンク『ミネラル(みねらる)』
食事で十分に摂取する自信のない方は、サプリを利用するのもひとつの方法です。
④ストレスを発散する
オーバーヒートの原因となるストレスを、日頃から上手に発散するようにしましょう。
心のモヤモヤ・イライラが改善できるサービスを、こちらの記事で提案しています。
心をすっきりさせたい方は参考にしてみて下さい。
関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)
⑤症状が長く続く時は医療機関へ
無気力症候群を放置すれば悪化するだけ。
進行すれば、「うつ病」に至る危険性が。
自分なりに解決法を試みても無気力が改善しない時は、医療機関に相談を。
私も自律神経失調症の診断を受けて、服薬治療経験があります。
症状は軽くなっていますが、良かったり悪かったりで・・・長い目で治療に取り組む必要があると医師からは説明を受けています。
一度陥ると改善までに結構時間がかかるので、本格的な症状が出る前にどうにかしておきたいとこです。
関連記事『心と体の不調が治らないので心療内科に行ってみた①【受診編】』(※別ウィンドウで開きます)
関連記事『心と体の不調が治らないので心療内科に行ってみた②【治療編】』(※別ウィンドウで開きます)
自分軸に変えて自信を持てるようになろう
気力が出ないという事は、自分への自信を喪失している状態といえます。
他人を主体として生きていると自信を無くしやすくなるため、自分を見つめなおす必要があります。
他人から影響を受けてしまう『他人軸』ではなく、『自分軸』で生きてみる方法を身につけて自らを変えてみてはどうでしょうか。
自分を軸とした生き方に変えて自信をつけましょう。
自分に集中できるようになることで、心にゆとりを持てるように。
そのためには、自己覚知に有益なツールが必要。
私がオススメする下記ツールを活用すれば、『自分軸』で生活出来るようになります。
これにより、これまであまり意識できていなかった自分の「理想の未来」や「潜在的な欲求」が見えてきます。
ジャマな『他人軸』を排除して他に影響を受けずに自分にまっすぐに生きられるようになりましょう。
新しい自分に生まれ変わりたい方は、是非お試しを。
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【まとめ】
今回は、『学校や仕事でやる気が出ないのはなぜ?無気力症候群の解決法5選』について説明しました。
頑張りすぎると誰でも陥る可能性がある「無気力症候群」。
【この記事のまとめ】
無気力は、心が悲鳴を上げているサインと思い、考え方の転換、休息、栄養補給を心がけましょう。
自分ひとりで悩まずに、誰かに相談するだけでも気持ちが和らぐもの。
改善に向けて、自分のできることからアクションを起こしてみましょう。
それでは。
以上、弥津でした。
学校や仕事、家事のやる気がどうしても出ない。
無気力を直す方法を知りたい。