こんにちは、社会福祉士兼業ブロガー・弥津(@yazusui)です。
学校や仕事、家事のやる気がゼロ・・・

そんなあなた・・・いや、私も同じなのですが『無気力症候群』かもしれませんよ。
この記事で分かること
- 無気力症候群の原因となりやすい人。
- 無気力症候群を改善する4つの方法。

最近何をしても気力がないとお感じの方に向けて、同じ症状に悩まされた経験のある私がお答えします。

というわけで、今回は『無気力症候群とは何か、そしてその解決法』について説明していきます。
無気力症候群だと感じたら、無理してでも休息を!!

無気力になるのは『気合が足りないから』ではないですよ。
うつ病になったら大変!!
改善法を実践して早めに対処を。
無気力症候群の可能性について
実のところ、私も

無気力症候群なのかな・・・
という時期が時折あります。
仕事はしたくないのですが、ブログをせっせと編集するのは何時間でも出来たり・・・。
毎度、質の悪い記事ばかり垂れ流している私なのですが、それでも集中出来る時は今でもできる・・・気の入る時と入らない時が顕著に分かれているんですよね。
それでは、無気力症候群について正しい知識を学ぶことから始めていきましょう。
学校や仕事、家事にやる気が出ない!無気力症候群って何だ
まずは、『無気力症候群』とは何かについて。
そして、無気力症候群になりやすい人の傾向についても理解しておきましょう。
無気力症候群の原因
たとえば、先ほど挙げましたような「学校」や「仕事」、「家事」がそれです。
逃れたくても逃れられないものに対して、大きく気力を失ってしまいます。
無気力症候群(むきりょくしょうこうぐん)
引用:厚生労働省 eヘルスネット
/ アパシー・シンドローム / apathy syndrome /
意欲が低下したり、自発性が低下したり、感情の起伏が小さくなったり、周囲に無関心になったりするような無気力な症状を呈することを「無気力症」「無気力症候群」「アパシー・シンドローム」といいます。
これらの反応は、強いストレスから心を守るための逃避行動だとも言われています。
この言葉は、厳しい受験を乗り越えてきた大学生に多く見られる「五月病」の症状として広く知られるようになりました。
最近では学生だけではなく社会人でもこの症状を呈するひとたちがいることが報告されています。

強いストレスに対して、脳は「生命の危険」を感じます。
これは「怠けぐせ」とは意味が違い、「頑張りすぎ」による『燃え尽き症候群(バーンアウト)』の結果とも言われています。
一直線にのめり込みやすい人が陥りやすいと言えます。
私は頑張り屋さんだとは思いませんが、「できる自分を周囲に見せたい」と自分の能力以上の働きをしてしまうのでバーンアウトしやすいかもしれません。
私の無気力症候群経験
私の無気力症候群は今回が初めてではありません。
初めては約15年前・・・介護士の仕事を初めて8年が経過したときでした。
自分で言うのもお恥ずかしいのですが、一度取り組むと無理してしまう私は介護士の仕事に対しても「正しい」考えや技術習得に真剣でした。
それがゆえに、他の職員から反感も受けましたが・・・。
ただ、8年目辺りから徐々に仕事への気力が出なくなり、高齢者や職員に元気に接することができない自分に気づきました。
これが、私の人生最初の無気力症候群かもしれません。
そして、10年目に限界を感じ、高齢者施設介護から在宅高齢者の支援業務への転換を決心したのでした。
しかし、それからさらに10年が経過・・・再度無気力症候群と思われる症状に悩まされた私。
このように、ある程度の周期で燃え尽きてしまう傾向の私なのです。
無気力にならずに一直線にひたすら突き進める人ってある意味『稀』なのかなと思いますね。
無気力症候群になりやすいのはこんな人
それでは私のような『無気力症候群』になりやすい人にはどのような傾向があるのか見ていきましょう。
以下に挙げてみましたので自分に当てはめてみましょう。
- 真面目で一生懸命な人
- 完璧主義な人
- 勝ち負けを気にする人
一般的に、上記のような傾向のある方が無気力症候群になりやすいようです。
私の場合、勝ち負けを気にするという点に関しては、当てはまるなって思いますね。
自分より頑張っていない人が評価されたりすると、無性に腹立たしく感じますし。
周りばっかり気にしてマイペースで仕事に取り組めていないんでしょうね。
無気力症候群の解決法4選
それでは、無気力症候群を改善する方法について考えてみましょう。
以下の点に気をつけて生活すると改善が見込めます。
義務感から心を解放する
無気力症候群になりやすい人は、ただでさえ真剣に取り組みすぎるので、手を抜く意識をもったとしても人並みにこなせると思いましょう。

睡眠の質と時間を高める
心身が乱れるとき、睡眠の質が低下している可能性があります。
短時間でも深い睡眠が獲得できれば、翌日の活力を得られるでしょう。
ミネラルの不足を補う
ミネラル不足は、イライラや攻撃的言動を招く要因と言われています。
毎日頑張りすぎるあまりに、栄養の面に気配りが足りない人は多いでしょう。
心のケアに必要な栄養素「ミネラル」が足りずに、無気力症候群に陥ったケースも否定できませんよね。
症状が長く続く時は医療機関へ
心持ちや生活習慣を見直しても改善しない場合、そのまま放置すれば悪化するだけです。
進行すれば、「うつ病」に至る危険性も。
また、無気力症候群は「自律神経失調症」、「甲状腺機能低下症」、「更年期障害」などの病気が原因になる場合があります。
また、若い方でも「認知症」を発症している可能性はゼロではありません。
そんな私ですが、ただいま自律神経失調症の診断を受けて、服薬治療中です。
症状は軽くなっていますが、良かったり悪かったりで・・・長い目で治療に取り組む必要があるとお医者さんから説明がありました。
一度陥ると改善までに結構時間がかかるので、そこに至るまでにどうにかしときたいとこですね。

【まとめ】
いかがでしたか?
頑張りすぎると誰でも陥ってしまう『無気力症候群』。
無気力になることは怠け心が出ているわけでもなく、甘えているわけでもないのです。
心が悲鳴を上げているサインと考え、休息と栄養を心がけましょう。
【この記事のまとめ】
無気力症候群は心身が疲れているサイン。
休息と栄養で日頃から対処を。
自分ひとりで悩まずに、誰かに相談するだけでも気持ちが和らぐもの。
改善に向けて、自分のできることからアクションを起こしてみましょう。
それでは。
以上、弥津でした。